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ネイト・マクラウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネイト・マクラウス
Nate McLouth
ナショナルズ時代(2014年7月9日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシガン州マスキーゴン郡マスキーゴン
生年月日 (1981-10-28) 1981年10月28日(43歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2000年 MLBドラフト25巡目(全体749位)でピッツバーグ・パイレーツから指名
初出場 2005年6月29日 ワシントン・ナショナルズ
最終出場 2014年8月1日 フィラデルフィア・フィリーズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ネイサン・リチャード・マクラウスNathan Richard McLouth, 1981年10月28日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州マスキーゴン郡マスキーゴン出身の元プロ野球選手外野手)。右投左打。

経歴

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プロ入りとパイレーツ時代

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2000年MLBドラフト25巡目(全体749位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され、プロ入り。

2005年6月29日ワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビューを果たした。

2006年は4人目の外野手として出場していたが、8月11日に足首を痛め故障者リスト入り[1]。このままシーズンを終えた。

2007年シーズン後半からは1番打者としての出場が増え、かつて非力と言われたが長打力をつけ、13本塁打を記録[2]

2008年スプリングトレーニングナイジャー・モーガンと中堅手のレギュラー争いを制し、初めて開幕から先発出場を果たした[3]。 開幕戦からの19試合連続安打は過去35年間のナショナルリーグで3番目の長さとなった[4]オールスターにも選出され、打率・本塁打・打点・盗塁でチームトップの成績を残し、46二塁打はランス・バークマンとともにリーグ最多タイ。また、守備面では、1失策に抑えたものの、守備防御点-23という最悪な数値にもかかわらず、ゴールドグラブ賞に選出されている。

パイレーツ時代(2009年)

ブレーブス時代

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2009年6月3日チャーリー・モートンゴーキース・ヘルナンデスジェフ・ロックとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[5]

パイレーツ復帰

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2011年12月7日FAで古巣パイレーツへ復帰。しかし、34試合で打率.140と結果を残せずに2012年5月25日DFAとなった[6]

オリオールズ時代

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2012年6月5日ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結ぶ。メジャー昇格後はOPS.777・12盗塁と活躍した。シーズン終了後の10月29日にFAとなったが、12月5日に年俸200万ドルと出来高50万ドルの1年契約で残留が決まった[7]

2013年10月31日にFAとなった。

ナショナルズ時代

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2013年12月6日、ナショナルズと2年総額1075万ドルで契約に合意し[8]12月12日に球団が公式発表した[9]

2014年は、レギュラーの座から陥落した。79試合に出場したが、打率.173・1本塁打・7打点という低レベルな打撃成績に終わり、不振を極めた。また、持ち前の走力も不発で、盗塁は4個だけだった。守備面では、左翼手を守ったのが最多(28試合)で、無失策DRS0と無難にこなした。次いで右翼手(16試合)では不安定であり、1失策を犯してDRSも - 3だった。中堅手(9試合)では、右翼手と同じく失策が1個あったが、DRS + 2は3ポジション中で最高の数値だった。

2015年は、メジャー・マイナー共に試合出場はなかった。オフの11月4日にFAとなった[10]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2005 PIT 41 120 109 20 28 6 0 5 49 12 2 0 2 1 3 0 5 20 3 .257 .305 .450 .755
2006 106 297 270 50 63 16 2 7 104 16 10 1 3 1 18 0 5 59 7 .233 .293 .385 .678
2007 137 382 329 62 85 21 3 13 151 38 22 1 3 2 39 2 9 77 2 .258 .351 .459 .810
2008 152 685 597 113 165 46 4 26 297 94 23 3 5 6 65 11 12 93 5 .276 .356 .497 .853
2009 45 195 168 27 43 7 1 9 79 34 7 0 0 2 21 0 4 29 2 .256 .349 .470 .819
ATL 84 396 339 59 87 20 1 11 142 36 12 6 3 2 47 1 5 70 6 .257 .354 .419 .773
'09計 129 591 507 86 130 27 2 20 221 70 19 6 3 4 68 1 9 99 8 .256 .352 .436 .788
2010 85 288 242 30 46 12 1 6 78 24 7 2 6 2 33 2 5 57 3 .190 .298 .322 .620
2011 81 321 267 35 61 12 2 4 89 16 4 2 7 0 44 4 3 52 4 .228 .344 .333 .677
2012 PIT 34 62 57 4 8 2 0 0 10 2 0 0 0 0 5 0 0 18 0 .140 .210 .175 .385
BAL 55 236 209 35 56 12 1 7 91 18 12 1 2 1 22 1 2 43 2 .268 .342 .435 .777
'12計 89 298 266 39 64 14 1 7 101 20 12 1 2 1 27 1 2 61 2 .241 .314 .380 .694
2013 146 593 531 76 137 31 4 12 212 36 30 7 4 1 53 1 4 86 7 .258 .329 .399 .728
2014 WSH 79 162 139 10 24 6 0 1 33 7 4 1 1 1 16 1 5 35 0 .173 .280 .237 .517
通算:10年 1045 3737 3257 521 803 191 19 101 1335 333 133 24 36 19 366 23 59 639 41 .247 .332 .410 .742
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

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背番号

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  • 59 (2005年)
  • 49 (2006年 - 2007年途中)
  • 13 (2007年途中 - 2009年、2011年 - 2012年途中)
  • 24 (2010年)
  • 9 (2012年途中 - 2013年)
  • 15 (2014年)

脚注

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  1. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2007』廣済堂出版、2007年、374頁頁。ISBN 978-4-331-51213-5 
  2. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、391頁頁。ISBN 978-4-331-51300-2 
  3. ^ 田尻賢誉 「MLB30球団レポート&全選手個人成績 ピッツバーグ・パイレーツ/PIT 新リードオフの勢いは止まらず」『月刊スラッガー』2008年6月号、日本スポーツ企画出版社、2008年、雑誌 15509-6、85頁。
  4. ^ PITTSBURGH (ESPN.com news services) (2008年4月21日). “McLouth extends hit streak to MLB-best 20 games; Marlins pound Morris” (英語). ESPN.com. 2009年1月6日閲覧。
  5. ^ http://atlanta.braves.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20090603&content_id=5127838&vkey=pr_atl&fext=.jsp&c_id=atl
  6. ^ Pirates DFA One-Season Wonder Nate McLouth
  7. ^ Orioles To Sign Nate McLouth MLBTradeRumors.com
  8. ^ Nationals agree to deal with McLouth, adding depth MLB.com
  9. ^ Nationals sign outfielder Nate McLouth to two-year contract MLB.com
  10. ^ Fordin, Spencer (2015年11月4日). “Janssen, McLouth hit free-agent market”. MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/156456204/nate-mclouth-casey-janssen-are-free-agents 2016年10月4日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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