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トーセンホマレボシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トーセンホマレボシ
2012年京都新聞杯
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2009年3月23日(15歳)
登録日 2011年11月10日
抹消日 2012年9月21日[1]
ディープインパクト
エヴリウィスパー
母の父 ノーザンテースト
生国 日本の旗 日本北海道安平町
生産者 ノーザンファーム
馬主 島川隆哉
調教師 池江泰寿栗東
競走成績
生涯成績 7戦3勝
獲得賞金 1億1588万2000円
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トーセンホマレボシは、日本競走馬である。主な勝ち鞍は2012年京都新聞杯。名前の由来は冠名に誉れ星。

半兄天皇賞(秋)勝ち馬のトーセンジョーダンがいる。

経歴

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2009年のセレクトセール当歳に上場され、島川隆哉により1億5500万円(税別)で落札された[2]

2011年

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12月24日阪神の新馬戦芝1600mで1番人気に推されるも1/2馬身差及ばず2着に敗れる。

2012年

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次走の1月14日京都の未勝利戦も1番人気だったが直線伸びきれずまたも2着に敗れる。そして2月5日小倉の未勝利戦は後方から差しきって初勝利となった。3月の阪神の500万下のゆきやなぎ賞は5着に敗れるも中京の大寒桜賞は人気に応えて2勝目をあげる。続く京都新聞杯は6戦目にして初めて1番人気とはならなかったが、レースでは逃げたメイショウカドマツの2番手を追走し、直線抜け出して2着ベールドインパクトに2馬身半差をつけ優勝。3勝目を重賞初制覇で飾った。勝ち時計の2分10秒0はダンツシアトルの持っていた京都芝2200mのコースレコードを0.2秒更新。さらにコスモバルクがマークした芝2200mの日本レコードを0.1秒更新することとなった。

5月29日の第79回東京優駿では1000m通過59秒1のハイペースで逃げるゼロスの直後2番手を追走、直線で先頭に立ったもののディープブリランテフェノーメノに交わされ3着に敗れた。

東京優駿の後、秋競馬に備えて休養していたが、そのさなかに右前脚に屈腱炎を発症したことから9月2日、現役を引退することが管理する池江により明らかにされた[3]。9月21日付けで競走馬登録を抹消され、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬入りすることが発表された[4]

競走成績

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競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上がり3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2011.12.24 阪神 2歳新馬 芝1600m(良) 13 1 1 002.10(1人) 02着 R1:38.1(34.3) -0.1 0I.メンディザバル 55 ヤマニンファラオ 520
2012.01.14 京都 3歳未勝利 芝1800m(良) 16 1 2 002.10(1人) 02着 R1:47.9(35.6) -0.2 0C.ルメール 56 エキストラエンド 514
0000.02.05 小倉 3歳未勝利 芝2000m(良) 15 1 1 001.50(1人) 01着 R2:02.5(34.7) -0.0 0川須栄彦 56 (ブルータンザナイト) 510
0000.03.10 阪神 ゆきやなぎ賞 500万下 芝2400m(良) 12 2 2 002.80(1人) 05着 R2:34.5(35.3) -0.5 0川田将雅 56 ヤマニンファラオ 500
0000.03.24 中京 大寒桜賞 500万下 芝2200m(重) 12 7 9 002.70(1人) 01着 R2:19.5(37.8) -0.1 0吉田隼人 56 (ウインフロレゾン) 498
0000.05.05 京都 京都新聞杯 GII 芝2200m(良) 13 2 2 010.80(5人) 01着 R2:10.0(34.7) -0.4 0C.ウィリアムズ 56 (ベールドインパクト) 498
0000.05.27 東京 東京優駿 GI 芝2400m(良) 18 7 14 015.00(7人) 03着 R2:23.9(36.1) -0.1 0C.ウィリアムズ 57 ディープブリランテ 504

種牡馬成績

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引退後の2013年からブリーダーズ・スタリオン・ステーションで繋養された。種付け数は2013年134頭、2014年110頭、2015年135頭、2016年104頭、2017年22頭、2018年28頭と推移していた。

2016年に初年度産駒がデビューした。

2017年9月18日ミッキースワローセントライト記念を勝利し、中央・地方を通じ産駒の重賞初勝利を挙げた[5]

2019年からはプライベート種牡馬となり、白馬牧場で繋養され、2020年からはエスティファームで繋養されている[6]

主な産駒

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血統表

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トーセンホマレボシ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

ディープインパクト
2002 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 黒鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
Wind in Her Hair
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere

エヴリウィスパー
1997 栗毛
*ノーザンテースト
Northern Taste
1971 栗毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Lady Victoria Victoria Park
Lady Angela
母の母
*クラフティワイフ
Crafty Wife
1985 栗毛
Crafty Prospector Mr. Prospector
Real Crafty Lady
Wife Mistress Secretariat
Political Payoff
母系(F-No.) (FN:9-a) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5×3、Almahmoud 5×5、Lady Angela 5・4(母内) [§ 4]
出典
  1. ^ [7]
  2. ^ [8]
  3. ^ [7]
  4. ^ [7]

脚注

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  1. ^ トーセンホマレボシ引退、種牡馬に”. ラジオNIKKEI. 2022年7月10日閲覧。
  2. ^ JRA3歳戦を勝ったセール出身馬写真(3/24、トーセンホマレボシなど8頭)”. 馬市.com (2012年3月24日). 2021年11月7日閲覧。
  3. ^ トーセンホマレボシ 右前屈腱炎で現役引退」『スポーツニッポン』2012年9月3日。2021年11月7日閲覧。
  4. ^ トーセンホマレボシ号が競走馬登録抹消 日本中央競馬会、2012年9月21日閲覧
  5. ^ 【セントライト記念】ミッキースワロー 末脚一閃 皐月賞馬斬りで重賞初制覇」『netkeiba.com』2017年9月19日。2021年11月7日閲覧。
  6. ^ サラ系供用種牡馬一覧”. JBISサーチ. 2021年11月7日閲覧。
  7. ^ a b c 血統情報:5代血統表|トーセンホマレボシド”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2021年11月7日閲覧。
  8. ^ トーセンホマレボシの種牡馬情報”. 競馬ラボ. 2021年11月7日閲覧。

外部リンク

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