トヨタ・VDエンジン
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トヨタ・VDエンジンは、トヨタ自動車の水冷V型8気筒ディーゼルエンジンの系列である。
トヨタ初のV型8気筒ディーゼルエンジン。2007年3月に大幅マイナーチェンジされたランドクルーザー70系のオーストラリア仕様に初搭載。さらに2008年発売の200系にも搭載され、こちらはツインターボ仕様もある。
なお、2011年(平成23年)に発売されたトヨタのプレジャーボート「PONAM-35」に搭載される「M1VD-VH」エンジンは本エンジンをマリン用に仕様変更したものである[1]。
系譜
[編集]- エンジン型式一覧の自動車用エンジンの系譜を参照。
型式
[編集]1VD-FTV
[編集]- 生産期間
- 2007年3月 -
- 種類:V型8気筒DOHC 32バルブ インタークーラーターボディーゼル
- 排気量:4.461L
- 内径×行程:86.0×96.0(mm)
- 圧縮比:16.8
- 参考出力:151kW(205ps)/3,400rpm <欧州LC200 210kW 650N>
- 参考トルク:430Nm(43.8kgm)/1,200rpm
ツインターボ仕様(現在は200系のみ)
- 種類:V型8気筒DOHC 32バルブ 可変ジオメントリー式コモンレール式ダイレクトインジェクションインタークーラー付ツインターボディーゼル
- 排気量: 4461 cc
- 圧縮比: 16.8:1
- 参考出力: 195 kW (265 PS) 3,400rpm
- 参考トルク: 650 N·m (65.8 kgm) 1,600-2,800rpm
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “PONAM-35sw マリンエンジン(ディーゼル)”. トヨタマリン. 2020年10月4日閲覧。
- ^ 自動車用エンジン(乗用車・RV車用) - 豊田自動織機