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トム・ハルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トム・ハルス
Tom Hulce
Tom Hulce
2006年撮影
本名 Thomas Edward Hulce
生年月日 (1953-12-06) 1953年12月6日(70歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト[1]
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ミシガン州アナーバー[2]
身長 169cm
職業 俳優
ジャンル 舞台、テレビ、映画
活動期間 1975年 -
主な作品
アニマル・ハウス
アマデウス
バックマン家の人々
映写技師は見ていた
フランケンシュタイン
ノートルダムの鐘
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トム・ハルス (Tom Hulce1953年12月6日 - ) は、映画・舞台の俳優アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身。『アマデウス』でのヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役で有名。同作でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。

略歴

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ウィスコンシン州ホワイトウォーター英語版で生まれたとする情報もあるが、実際はミシガン州デトロイトの病院で生まれ[1]、同州アナーバーで育つ[2]。4人きょうだいの末っ子[3]。15歳のときに家を離れ、Interlochen Arts AcademyやUniversity of North Carolina School of the Artsで学ぶ[4]

1975年に『エクウス』でブロードウェイ・デビュー。1970年代、1980年代は舞台俳優として活躍した。1984年の映画『アマデウス』でヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを演じ、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。

その後も舞台で活躍し、プロデュースも手がけている。

私生活

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妻との間に娘がいるとの情報が流れたこともあるが、2008年に『シアトル・ゲイ・ニュース英語版』とのインタビューで公にこの情報を否定し、「(ゲイの俳優の)リストに連なることを満足に思う」と述べ、ゲイであることをカミングアウトしている[5]

主な出演作品

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1977 ジェームズ・ディーンにさよならを
September 30, 1955
ハンリー
1978 アニマル・ハウス
Animal House
ラリー
1984 アマデウス
Amadeus
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
1986 エコーパーク
Echo Park
ジョナサン
1987 スラムダンス
Slam Dance
C.C. Drood
1988 ニッキーとジーノ
Dominick and Eugene
ニッキー
1989 バックマン家の人々
Parenthood
ラリー・バックマン
ブラック・レインボウ
Black Rainbow
ゲイリー・ウォレス
1990 マーダー・イン・ミシシッピ/炎の十字架
Murder in Mississippi
ミッキー テレビ映画
1991 映写技師は見ていた
The Inner Circle
イヴァン
1993 フィアレス
Fearless
ブリスティーン
1994 フランケンシュタイン
Frankenstein
ヘンリー
1995 ハイジ・クロニクル/明日を信じて
The Heidi Chronicles
ピーター テレビ映画
1996 ノートルダムの鐘
The Hunchback of Notre Dame
カジモド 声の出演
2006 主人公は僕だった
Stranger Than Fiction
カイリー
2008 ジャンパー
Jumper
Mr. Bowker

出典

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  1. ^ a b Blank, Ed (2004年8月13日). “Where have you been, Tom Hulce?” (英語). TribLIVE.com. https://archive.triblive.com/news/where-have-you-been-tom-hulce/ 2022年3月30日閲覧。 
  2. ^ a b JULIE (2011年11月7日). “さらりとゲイをカミングアウト! 飄々と生きる『アマデウス』のトム・ハルス”. サイゾーウーマン. https://cyzowoman.jp/2011/11/post_4522_1.html 2022年3月30日閲覧。 
  3. ^ Stark, John (December 10, 1984). “With Amadeus, Tom Hulce Finds His Career Crescendoing” (英語). People. オリジナルの2010年11月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101116190211/http://www.people.com/people/archive/article/0,,20089375,00.html 2022年3月30日閲覧。 
  4. ^ “Hulce Found His Calling in Ann Arbor's Theater Community” (英語). Detroit Free Press. (April 18, 2010). http://m.freep.com/news.jsp?key=635333&rc=ent 
  5. ^ Andrews-Katz, Eric (2008年10月3日). “SGN Exclusive Interview: The Incredible Hulce” (英語). Seattle Gay News. オリジナルの2021年4月21日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210421163246/http://www.sgn.org/sgnnews36_40/page21.cfm 2022年3月30日閲覧。 

外部リンク

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