ヴァドゥル人
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(ツンドラ・ユカギールから転送)
総人口 | |
---|---|
700人以上[1] | |
居住地域 | |
ロシアサハ共和国 | |
言語 | |
ロシア語 - ユカギール語(ツンドラ・ユカギール語) | |
宗教 | |
ロシア正教 - シャーマニズム - アニミズム | |
関連する民族 | |
ユカギール人 |
ヴァドゥル人(ヴァドゥルじん、ロシア語: ваду, 英語: Vadul)とは、ロシア連邦のサハ共和国に居住するユカギール人。
概要
[編集]ヴァドゥル人はサハ共和国のニジネコリムスキー地区にあるアンドリュシュキノに暮らすユカギール人。
ロシア語とユカギール語(ツンドラ・ユカギール語)を話す。主にトナカイの放牧に従事している。
「北部ユカギール」「ツンドラ・ユカギール」とも呼ばれる。
ユカギール人との関係
[編集]17世紀にロシアの植民地化が始まるまでに、ユカギール人は12の部族に別れていた。
それ以外にも、コンギエニシ人やシェラギ人といった部族がいたとされるが[2]、このうち、チュバン人を除く殆どの部族が伝染病や植民地政策によって絶滅した。
ロシアで行われた2002年の国勢調査では、ユカギール人の一派として、オモック人、アライ人、ヴァドゥル人、オドゥル人(コリマ・ユカギール語の話者)、ハンガイト人、デトキル人が確認された[3]、2010年時点で生き残った3つの部族はヴァドゥル人、オドゥル人、そしてチュヴァン人の3部族のみとなっている。
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Всероссийская перепись населения 2002 года”. 2008年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月24日閲覧。
- ^ “ユカギール人(上) : W. ヨヘリソンのユカギール民族誌より”. 遠藤史(和歌山大学) (2009年11月1日). 2023年1月30日閲覧。
- ^ Всеукраїнський перепис населення 2001. Русская версия. Результаты. Национальность и родной язык.