チャンピオンズ&チャターカップ
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チャンピオンズ&チャターカップ Champions & Chater Cup | |
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2023年優勝馬ロシアンエンペラー | |
競馬場 | 沙田競馬場 |
創設 | 1870年 |
距離 | 芝2,400m |
格付け | G1[1] |
賞金 |
1着賞金684万香港ドル 賞金総額1200万香港ドル |
出走条件 | サラブレッド3歳以上 |
負担重量 | 4歳以上126ポンド(約57kg)、牝馬4ポンド減 |
チャンピオンズ&チャターカップ[2](冠軍暨遮打盃[3]、Champions & Chater Cup[4])とは、毎年5月末に香港の沙田競馬場の芝2400mで開催される3歳以上の競馬の競走である。
格付けは2013-2014年シーズンまでは香港の国内G1であったが、2014-2015年シーズンより国際G1へ昇格される。1月の香港スチュワーズカップ(芝1600m)、2月の香港ゴールドカップ(芝2000m)から続く香港三冠競走の最終競走であり、香港競馬のシーズンを締めくくる競走である。
なお、本競走を優勝するとオーストラリアのG1コーフィールドカップへの優先出走権が与えられることになっている。
歴史
[編集]- 1870年 レース名「チャンピオンステークス」としてハッピーバレー競馬場で創設。
- 1872年 レース名が有名な馬主であるポール・チャター卿にちなみ「チャターカップ」に変更。
- 1926年〜1954年まで開催休止。
- 1955年 「香港チャンピオンズ&チャターカップ」として再開。
- 2008年 「チャンピオンズ&チャターカップ」として実施[5]。
近年の勝ち馬
[編集]回数 | 開催年 | 調教国・優勝馬名 | 日本語読み
(カタカナ名) |
性齢 | タイム | 騎手 | 調教師 |
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1992年5月9日 | 翠河 (River Verdon) | リヴァーヴァードン | 騸5 | 2:16.20 | |||
1993年 | 翠河 (River Verdon) | リヴァーヴァードン | 騸6 | 2:15.80 | |||
1994年 | 翠河 (River Verdon) | リヴァーヴァードン | 騸7 | 2:16.00 | |||
1995年 | 有性格 (Makarpura Star) | マカープラスター | 騸5 | 2:30.60
(同着) |
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開心人 (Survey King) | サーベイキング | 騸6 | |||||
1996年 | 百勝威 (Privilege) | プリヴィリッジ | 騸5 | 2:26.10 | |||
1997年 | 原居民 (Indigenous) | インディジェナス | 騸4 | 2:28.20 | |||
1998年 | 原居民(Indigenous) | インディジェナス | 騸5 | 2:31.40 | |||
1999年 | 奔騰 (Oriental Express) | オリエンタルエクスプレス | 騸6 | 2:28.30 | |||
2000年 | 掌門 (Housemaster) | ハウスマスター | 騸4 | 2:27.40 | |||
2001年 | 奔騰 (Oriental Express) | オリエンタルエクスプレス | 騸8 | 2:28.10 | |||
2002年 | 豪情快勝 (Cheers Hong Kong) | チアーズホンコン | 牡5 | 2:35.00 | |||
2003年 | 計得精彩 (Precision) | プレシジョン | 騸5 | 2:30.40 | |||
2004年 | 風雲小子 (Super Kid) | スーパーキッド | 牡5 | 2:28.10 | |||
2005年 | 爪皇凌雨 (Vengeance of Rain) | ヴェンジャンスオブレイン | 騸5 | 2:29.90 | |||
2006年 | 爆冷 (Viva Pataca) | ヴィヴァパタカ | 騸4 | 2:29.70 | |||
2007年 | 爆冷 (Viva Pataca) | ヴィヴァパタカ | 騸5 | 2:24.60 | |||
2008年 | 包裝大師 (Packing Winner) | パッキングウィナー | 騸6 | 2:27.30 | |||
2009年 | 爆冷 (Viva Pataca) | ヴィヴァパタカ | 騸7 | 2:27.34 | |||
2010年 | 好先生 (Mr Medici) | ミスターメディチ | 牡5 | 2:38.49 | |||
2011年 | 火龍駒 (Mighty High) | マイティーハイ | 騸5 | 2:28.34 | |||
2012年 | 智多飛 (Liberator) | リベレーター | 騸5 | 2:30.84 | |||
2013年 | 加州萬里 (California Memory) | カリフォルニアメモリー | 騸7 | 2:26.46 | |||
2014年[6] | 將男 (Blazing Speed) | ブレイジングスピード | 騸5 | 2:28.11 | |||
2015年[7] | 喜蓮巨星 (Helene Super Star) | ヘレンスーパースター | 騸5 | 2:27.52 | |||
2016年[8] | 將男 (Blazing Speed) | ブレイジングスピード | 騸7 | 2:26.18 | |||
2017年[9] | 明月千里 (Werther) | ワーザー | 騸6 | 2:29.26 | |||
2018年[10] | 巴基之星 (Pakistan Star) | パキスタンスター | 騸5 | 2:27.42 | |||
2019年[11] | 時時精綵 (Exultant) | エグザルタント | 騸5 | 2:26.00 | |||
2020年 | 時時精綵 (Exultant) | エグザルタント | 騸6 | 2:26.01 | |||
2021年 | 勇戰神駒 (Panfield) | パンフィールド | 騸5 | 2:25.25 | |||
2022年5月22日 | 將王 (Russian Emperor) | ロシアンエンペラー | 騸5 | 2:26.67 | B.Shinn | D.Whyte | |
2023年5月28日[12] | 將王 (Russian Emperor) | ロシアンエンペラー | 騸6 | 2:26.87 | H.Bowman | D.Whyte | |
2024年5月26日[13] | 桀驁之戀 (Rebel's Romance) | レベルスロマンス | 騸6 | 2:25.62 | W.Buick | C.Appleby |
日本調教馬の成績
[編集]→詳細は「日本調教馬の日本国外への遠征 § チャンピオンズ&チャターカップ」を参照
脚注
[編集]- ^ 2013-2014年シーズンまでは香港G1だったが、2014-2015年シーズンより国際G1への昇格が発表されている。“Four Hong Kong races upgraded to International Group 1 status amid significant prize money increases”. 2014年7月10日閲覧。
- ^ チャンピオンズ&チャターカップ(G1) 2022/5/22(日) | 日程・結果 | JRA-VAN Ver.World 2022年7月23日閲覧
- ^ 渣打冠軍暨遮打盃 2022 - 香港賽馬會 2022年7月23日閲覧
- ^ Standard Chartered Champions and Chater Cup 2022 - The Hong Kong Jockey Club 2022年7月23日閲覧
- ^ 2008年結果 - 香港ジョッキークラブ 2022年7月22日閲覧
- ^ 2014年レース結果 - racingpost、2014年5月28日閲覧
- ^ 2015年結果 - racingpost、2015年7月1日閲覧
- ^ 2016年結果 - racingpost、2016年5月23日閲覧
- ^ 2017年結果 - racingpost、2017年5月28日閲覧
- ^ 2018年結果 - racingpost、2018年5月27日閲覧
- ^ “2019年レース結果”. レーシングポスト (2019年5月26日). 2019年5月26日閲覧。
- ^ 2023年チャンピオンズ&チャターカップレーシングポスト、2023年5月28日閲覧
- ^ 2024年チャンピオンズ&チャターカップレーシングポスト、2024年5月26日閲覧
関連項目
[編集]- 宝塚記念 - 芝2200mで施行される日本競馬の上半期を締めくくる上半期最強馬決定戦(GI)
- キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス - 芝11f211yで施行されるヨーロッパの上半期最強馬決定戦(G1)
- サンクルー大賞 - 芝2400mで施行されるフランスの上半期最強馬決定戦(G1)
- ベルリン大賞 - 芝2400mで施行されるドイツの上半期最強馬決定戦(G1)
- ミラノ大賞典 - 芝2000mで施行されるイタリアの上半期最強馬決定戦(G2)
外部リンク
[編集]- The Hong Kong Jockey Club - 主催者である香港賽馬會の英語ページ