タテヤマリンドウ
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タテヤマリンドウ | ||||||||||||||||||||||||
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タテヤマリンドウ (北アルプス 2006年8月)
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Gentiana thunbergii (G. Don) Griseb. var. minor Maxim. | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
タテヤマリンドウ |
タテヤマリンドウ(立山竜胆、学名:Gentiana thunbergii var. minor )は、リンドウ科リンドウ属の越年草。ハルリンドウの高山型変種。高山植物。
特徴
[編集]高さは10cmくらいになる。茎につ対生し、幅3mm、長さ7mmほどの披針形で茎に寄り添う。花期にも根元に卵形の根出葉が残る。花期は6-8月で[1]、漏斗状の淡青紫色の花を、茎の上部に1個、上向きにつける。花は日があたっている時だけ開き閉じている。白花の種をシロバナタテヤマリンドウ(学名:Gentiana thunbergii var. minor f. ochroleuca)という[1]。
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花期に根元に残る根出葉
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シロバナタテヤマリンドウ
分布と生育環境
[編集]北海道、本州の中部以北の日本海側に分布し、高山や亜高山の湿原や湿り気のある場所に自生する。田中澄江が、『新・花の百名山』の著書で八幡平を代表する花の一つとして紹介した[2]。母種のハルリンドウは東アジアに広く分布する[1]。
種の保全状況評価
[編集]日本では以下の都道府県でレッドリストの指定を受けている[3]。
近縁種
[編集]- ハルリンドウ(春竜胆、学名:Gentiana thunbergii )
- フデリンドウ(筆竜胆、学名:Gentiana zollingeri )
- コケリンドウ(苔竜胆、学名:Gentiana squarrosa )
- ミヤマリンドウ(深山竜胆、学名:Gentiana nipponica )
脚注
[編集]- ^ a b c 日本の高山植物 (1988)、213頁
- ^ 新・花の百名山 (1997)、68-71頁
- ^ “日本のレッドデータ検索システム「タテヤマリンドウ」”. (エンビジョン環境保全事務局). 2013年3月31日閲覧。 - 「都道府県指定状況を一覧表で表示」をクリックすると、出典の各都道府県のレッドデータブックのカテゴリー名が一覧表示される。
参考文献
[編集]- 豊国秀夫『日本の高山植物』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1988年9月。ISBN 4-635-09019-1。
- 田中澄江『新・花の百名山』文藝春秋、1995年6月10日。ISBN 4167313049。
外部リンク
[編集]- タテヤマリンドウの標本(群馬県の至仏山で1948年7月10日に採集) (千葉大学附属図書館)