ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー
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「ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー」 | |
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ジョアン・メリルの楽曲 | |
英語名 | There Will Never Be Another You |
出版 | 1942年 |
作詞者 | 作曲:ハリー・ウォーレン 作詞:マック・ゴードン |
言語 | 英語 |
「ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー」(There Will Never Be Another You) は、ソニア・ヘニーとジョン・ペインが主演した20世紀フォックスのミュージカル映画『アイスランド (Iceland)』(1942年)のために、ハリー・ウォーレンが作曲し、マック・ゴードンが作詞したポピュラー音楽の楽曲。映画の中では、ジョアン・メリルがサミー・ケイと彼の楽団の演奏で歌っている[1]。1942年に出版されたこの曲は、1950年代には既にジャズのスタンダード曲となっており、1954年のチェット・ベイカーの演奏は最もよく知られた録音のひとつである[2]。
おもな録音
[編集]インストゥルメンタルは、「歌手」欄に「*」を表示している。
年 | 名義 | 歌手 | アルバム名、注記 |
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1942年 | ジョアン・メリル、サミー・ケイと彼の楽団 | ジョアン・メリル | 20世紀フォックスのミュージカル映画『アイスランド』より[1]。ブルーバード (Bluebird #11574[3]) |
1942年 | テディ・パウエルと彼の楽団 | * | 1942年7月17日録音、ブルーバード (Bluebird #11568[3] |
1942年 | ウディ・ハーマンと彼の楽団 | * | 1942年7月24日録音、デッカ (Decca[4]) |
1942年 | トミー・タッカー | トミー・タッカー | 1942年7月31日録音、Okeh #6702[5]。 |
1943年 | サミー・ケイと彼の楽団 | ナンシー・ノーマン | |
1940年代 | ゴードン・ジェンキンスと彼の楽団 | * | キャピトル (Capitol #119[6]) |
1950年 | アンドリューズ・シスターズ、ゴードン・ジェンキンスと彼の楽団 | アンドリューズ・シスターズ | B面曲であるが、しばしばベスト・アルバムに収録されている。デッカ (Decca #9-27115) |
1950年 | ライオネル・ハンプトン・クインテット | * | 1950年1月16日録音、デッカ (Decca[7]) |
1950年 | ソニー・スティット・カルテット | * | 1950年6月28日録音、1958年のコンピレーション・アルバム『Stitt's Bits』に収録。 |
1952年 | レスター・ヤング、オスカー・ピーターソン・トリオ | * | 『en:Lester Young with the Oscar Peterson Trio』 |
1953年 | アート・テイタム | * | 1953年12月28日/29日録音、『The Tatum Solo Masterpieces』などいくつかのコンピレーション・アルバムに収録。 |
1954年 | チェット・ベイカー | チェット・ベイカー | 『チェット・ベイカー・シングス』(1956年) |
1955年 | ナット・キング・コール、ネルソン・リドル | ナット・キング・コール | 『Nat King Cole Sings for Two in Love』:このバージョンは、1982年の映画『ガープの世界』で使用された。 |
1955年 | ソニー・スティット | *(アルトサックス) | 『Sonny Stitt Plays』 |
1955年 | ジェイムズ・ムーディ | (instrumental) | 『Hi Fi Party』 |
1956年 | カウント・ベイシーとジョー・ウィリアムス | ジョー・ウィリアムス | 『The Greatest!! Count Basie Plays, Joe Williams Sings Standards』 |
1956年 | ドリス・デイ、ポール・ウェストン | ドリス・デイ | 1956年9月17日-20日録音、編曲・指揮ポール・ウェストン。『Day by Day』 (Columbia CL-942) |
1956年 | ドナルド・バード、ハンク・モブレー | * | 『The Jazz Message of Hank Mobley』- LP盤は『The Jazz Message』 |
1956年 | リタ・ライス | リタ・ライス | 『The Cool Voice of Rita Reys』 |
1956年 | スタン・ゲッツ・カルテット | * | 『The Steamer』 |
1957年 | ルー・ドナルドソン | *(バラード) | 『Swing and Soul』 |
1957年 | バディ・コレット・カルテット | * | 『Nice Day with Buddy Collette』 |
1957年 | フォー・フレッシュメン | フォー・フレッシュメン | 『Four Freshmen and Five Trumpets』 |
1957年 | ジャッキー・アンド・ロイ、ビル・ホルマン楽団 | ジャッキー・アンド・ロイ | 『Free and Easy!』 |
1958年 | マックス・ローチ・クインテット(ブッカー・リトル) | * | 『Deeds, Not Words』 |
1958年 | ピーター・ネロと彼のトリオ | * | 『Our Love Is Here to Stay』(B面には、Mike Di Napoli の The Magic Rhythms を収録) |
1958年 | ルイ・スミス | * | 『Smithville』 |
1959年 | ソニー・ロリンズ・トリオ | * | 『St Thomas - Sonny Rollins Trio in Stockholm 1959』(1984年) |
1959年 | キーリー・スミス、(オーケストラ編曲と指揮:ネルソン・リドル) | キーリー・スミス | 『Swingin' Pretty』 キャピトル (Capitol #T 1145) |
1950年代 | ジョン・ダンクワース | * | 2010年のコンピレーションCD『Too Cool for the Blues』に収録 |
1960年 | ジョニー・グリフィン | * | 『Studio Jazz Party』 |
1961年 | フランク・シナトラ、(オーケストラ編曲と指揮:アクセル・ストーダール | フランク・シナトラ | 『Point of No Return』 キャピトル (Capitol #1676) |
1961年 | シャーリー・バッシー、ジェフ・ラヴと彼の楽団 | シャーリー・バッシー | 『Shirley』 |
1962年 | バド・パウエル | * | 『At The Blue Note Café Paris』 |
1963年 | ドク・セバリンセンと彼の楽団 | * | 『Torch Songs for Trumpet』 |
1963年 | ゲイリー・バートン、ソニー・ロリンズ、クラーク・テリー | * | 『3 in Jazz』 |
1965年 | ナンシー・ウィルソン | ナンシー・ウィルソン | 『Gentle Is My Love』 |
1965年 | サミー・デイヴィスJr. | サミー・デイヴィスJr. | 『When the Feeling Hits You!』 |
1965年 | ソニー・ロリンズ | * | 『There Will Never Be Another You』、1978年リリース |
1966年 | クリス・モンテス | クリス・モンテス | ヒット・シングル「The More I See You」とのカップリングでリリース後、同年のアルバム『The More I See You』に収録 |
1966年 | ドン・パターソン・トリオ | * | CD『Soul People』(1993年)としてリリース |
1967年 | アンディ・ウィリアムス | アンディ・ウィリアムス | 『Love, Andy』 |
1967年 | ジュリー・ロンドン | ジュリー・ロンドン | 『Nice Girls Don't Stay for Breakfast』 |
1973年 | アンドレ・プレヴィン & ピーター・ネロ (Peter Nero) | * | 『The Magic Moods of Andre Previn & Peter Nero』 |
1973年 | ジョージ・ベンソン、ジョージ・デュヴィヴィエ、アル・ヘアウッド、ミッキー・タッカー | * | 『Jazz on a Sunday Afternoon Vol. I』、1981年 |
1974年 | チェット・ベイカー、リー・コニッツ | * | 『In Concert』 - 1992年に拡大版CDでリリース |
1977年 | ブルー・ミッチェル | * | 『Stablemates』 - LP盤のタイトルは、『The Last Dance』 |
1970/80年 | ティト・ミーナ (Tito Mina) | ティト・ミーナ | サンバ風のフィリピン語のバージョンが、1970年代末から1980年代始めの時期にリリースされた。 |
1989年 | ザ・リアル・グループ | マルガリータ・ベンクトソン | 『Nothing But The Real Group』 - アカペラによるスタジオ録音。編曲はグループのメンバーであるアンダーシュ・エーデンロートとアンダーシュ・ヤルケウス。 |
1993年 | アレックス・チルトン | アレックス・チルトン | 『Clichés』 |
1994年 | ローズマリー・クルーニー | ローズマリー・クルーニー | 『Demi-Centennial』、別バージョンが 『The Rosemary Clooney Show Songs from the Classic Television Series』にも収録[8] |
1997年 | ザ・リアル・グループ | マルガリータ・ヤルケウス | 『Jazz: Live』 - 1989年のライブ録音 |
1997年 | フアレス・モレイラ | * | 『Samblues』 |
2004年 | カエターノ・ヴェローゾ | カエターノ・ヴェローゾ | 『A Foreign Sound』 |
2012年 | マット・ダスク、アルトゥーロ・サンドヴァル | マット・ダスク | 『My Funny Valentine: The Chet Baker Songbook』 |
2013年 | イリアーヌ・イリアス | イリアーヌ・イリアス | 『I Thought About You (A Tribute to Chet Baker)』 |
2013年 | Brownman Electryc Trio | Brownman Ali | 『Gravitation: A Study In Freefall’’』 |
2013年 | ポール・クーン | * | 『The L.A. Session』 |
2020年 | Tony Glausi | (instrumental) | 『My Favorite Tunes』 |
脚注
[編集]- ^ a b Joan Merrill at JazzStandards.com
- ^ "There Will Never Be Another You" at JazzStandards.com
- ^ a b Bluebird Records in the 11500 to 11590 series
- ^ Decca Records in the 18000 to 18499 series
- ^ Okeh Records in the 6500 to 6999 series
- ^ Capitol Records in the 100 to 499 series
- ^ Decca Records in the 27000 to 27495 series
- ^ 3/7/04 - The Rosemary Clooney: Show Songs from the Classic Television Series
- ^ The Mercury Labels: The 1945–1956 era.(p.533) "Transferred from Wing label (...) 12315 There will never be another you 12316 Wrap your troubles in dreams 12317 My kind of love 12318 That old devil called love"
外部リンク
[編集]- "There Will Never Be Another You" - JazzStandards.com:音楽学的記述、文献付き