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スペースシャトルのミッション一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スペースシャトル > スペースシャトルのミッション一覧
STS-73を終えて着陸したアメリカスペースシャトルコロンビア号

スペースシャトルのミッション一覧(スペースシャトルのミッションいちらん)は、2011年の引退までのアメリカスペースシャトル有人宇宙飛行ミッション一覧である[1][2]

フライトナンバー

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ミッションごとに付番されたフライトナンバー(Flight number)は当初、スペースシャトル計画の公式名称である「宇宙輸送システム」(Space Transportation System)の略称「STS」を接頭辞として打ち上げの順序を示す連続番号を付けるアポロ計画と同様の方式を採っており、STS-91983年11月28日打ち上げ)までがこの形でミッションを実施した。

しかし1981年にNASA長官に就任したジェームス・モンゴメリー・ベッグスは、1970年アポロ13号事故以降、個人的に数字の「13」に極度の恐怖感を抱いていて、1984年に打ち上げ予定の「STS-13」(改称後のSTS-41-C、1984年4月6日打ち上げ)の付番を嫌がったため、NASAは同年から数字とアルファベットの組み合わせによるコード付番方法に変更した。

具体的には、ミッション予算が認められた連邦会計年度(1980年代は年度の末尾1桁、1990年代は年度の末尾1桁に10を加えた2桁)と射場コード (1=ケネディ宇宙センター、2=ヴァンデンバーグ空軍基地)を組み合わせた数字に、当該会計年度における射場別の計画順を示すアルファベットをAから順に付した。コード制によってSTS-11から改称したSTS-41-B(1984年2月3日打ち上げ)の場合、「1984年度連邦会計予算においてケネディ宇宙センター発射の2番目に計画されたフライト」を意味した。これらのコードは打ち上げが最初に計画されたときに割り当てられ、ミッションが遅延または再スケジュールされたときにも変更されなかった。

コード制はチャレンジャー爆発事故をもたらしたSTS-51-L1986年1月28日打ち上げ)まで使用され、STS-51-Lの直前に打ち上げられたSTS-61-C(1986年1月12日打ち上げ)が計画順における最後の実行されたミッションとなった。

チャレンジャー事故に伴うベッグスの長官辞任(1986年2月)に伴い、NASAは1988年のミッション再開以降、連続番号を付番するフライトナンバー方式に戻した。しかし打ち上げ順序に従っていた初期の方式とは異なり、番号は当初の計画順に基づいて割り当てられ、実際の打ち上げ順序とは一致しなかった。コード制への変更前にSTS-33までフライトナンバーがいったん付番されていたことから、再開以降のSTS-26からSTS-33まではかつてのフライトナンバーと区別するため、当初は「再飛行」を意味する接尾辞「R」を付加していたが、のちに表記を取りやめている[2]

即応ミッションのフライトナンバー

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2003年STS-107におけるコロンビア号空中分解事故を受けて、NASAは飛行中のスペースシャトルが故障や損傷によって安全に帰還できない場合に備えた救助任務の即応ミッション(Space Shuttle Launch on Need : LON)体制を採ることになり、事故後の初飛行になるSTS-1142005年)以降、この即応ミッションに300番代のフライトナンバー(STS-3xx)を与えた。STS-114およびSTS-1212005年)にはSTS-1152006年)で飛行予定のアトランティスがSTS-300に、STS-115にはSTS-116(同)で飛行予定のディスカバリーがSTS-301に指定された。

さらにSTS-116以降の即応ミッションでは、本来のミッションのフライトナンバーの末尾2桁を付番することになり、STS-116の場合、次のSTS-117で飛行予定のアトランティスがSTS-317に指定された。このほか、ハッブル宇宙望遠鏡の最後の整備ミッションとなったSTS-1252008年)の即応ミッションは、軌道傾斜角の違いから国際宇宙ステーションを一次避難場所とする通常の即応ミッションとは異なる対応が必要となったことから、STS-400のフライトナンバーが与えられた。

全飛行統計

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シャトル 飛行回数 飛行日数 周回数 最長飛行 初飛行(飛行ミッション) 最終飛行(飛行ミッション) ドッキング
ミール/ISS
OV-101 エンタープライズ 大気圏内 5回 19分[注 1] 5分 1977年_8月12日 ALT-12 1977年10月26日 ALT-16
OV-102 コロンビア[注 2] 28回 300日17時間47分15秒 4,808 17日15時間53分18秒 1981年_4月12日 STS-1[注 3] 2003年_1月16日 STS-107[注 2] 0 / 0_
OV-099 チャレンジャー[注 4] 10回 _62日_7時間56分15秒 995 _8日_5時間23分33秒 1983年_4月_4日 STS-6 1986年_1月28日 STS-51-L[注 4] 0 / 0_
OV-103 ディスカバリー 39回 364日22時間39分29秒 5,830 15日_2時間48分_8秒 1984年_8月30日 STS-41-D 2011年_2月24日 STS-133 1 / 13
OV-104 アトランティス 33回 306日22時間39分29秒 4,848 13日20時間12分44秒 1985年10月_3日 STS-51-J 2011年_7月_8日 STS-135[注 5] 7 / 12
OV-105 エンデバー 25回 296日_3時間34分_2秒 4,677 16日15時間_8分48秒 1992年_5月_7日 STS-49 2011年_5月16日 STS-134 1 / 12
総計 135回 1330日18時間9分44秒 17,808 9 / 37
注釈
  1. ^ 5回のテストフライト合計。2012年4月30日の最終展示飛行は含まない[3]
  2. ^ a b 2003年2月1日の再突入時に空中分解コロンビア号空中分解事故
  3. ^ スペースシャトル計画最初のミッションであると同時にシャトル計画試験飛行[4]
  4. ^ a b 打ち上げ73秒後に爆発チャレンジャー号爆発事故
  5. ^ スペースシャトル計画最後のミッション[5]
出典
  1. ^ NASA (2008年). “Space Shuttle Mission Archives”. NASA. November 25, 2008閲覧。
  2. ^ a b Jenkins, Dennis R. (2007). Space Shuttle: The History of the National Space Transportation System. Voyageur Press. pp. 524 pages. ISBN 0963397451 
  3. ^ AFPBB NEWS (2012年4月30日). “スペースシャトル試験機「エンタープライズ」、マンハッタン上空をラストフライト”. フランス通信社. 2015年10月17日閲覧。
  4. ^ Mission Archives STS-1” (英語). NASA. 2015年10月17日閲覧。
  5. ^ STS-135: The Final Voyage” (英語). NASA (2011年7月28日). 2015年10月17日閲覧。
参考文献

飛行回数

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1
2
3
4
5
6
7
8
9
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
2015
  •   エンタープライズ
  •   コロンビア
  •   チャレンジャー
  •   ディスカバリー
  •   アトランティス
  •   エンデバー

その他のシャトル

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シャトル 飛行日時 周回数 距離
-mi-
距離
-km-
飛行 最長飛行
-日-
乗員および
訪問者
EVA ミール/ISS
ドッキング
衛星
放出
エンタープライズ 0.014 0 不明 不明 0 0.004 >3 0 0 / 0 0

シャトルの飛行一覧

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任務 日にち ミッション シャトル 乗員 継続期間 着陸地点 内容
テスト飛行
(1) 8月12日 1977年 ALT-12[1] エンタープライズ 2 5分 エドワーズ空軍基地 初のスペースシャトルの大気圏内自由飛行
(2) 9月13日 ALT-13 2回目の大気圏内自由飛行
(3) 9月23日 ALT-14 3回目の大気圏内自由飛行
(4) 10月12日 ALT-15 2分 4回目の大気圏内自由飛行、初の尾翼覆いなし(Tailcone off)での飛行
(5) 10月26日 ALT-16 最終大気圏内自由飛行
実施されたミッション
1 4月12日 1981年 STS-1 コロンビア 2 2日+6時間 エドワーズ 初のスペースシャトル有人宇宙飛行のフライト。コロンビア号の初飛行
2 11月12日 STS-2 2日+6時間 燃料電池の故障により5日間から2日間に飛行を短縮。初のカナダアーム・ロボット・アームのテスト
3 3月22日 1982年 STS-3 8日 ホワイトサンズ シャトル試験飛行における初の、そして1回のみのニューメキシコ州ホワイトサンズへの着陸。
4 6月27日 STS-4 7日+1時間 エドワーズ 最後のシステムテスト試験飛行、初のアメリカ国防総省DoD機密ミッション
5 11月11日 STS-5 4 5日+2時間 初の実用飛行。複数の静止通信衛星アニク3cとSBS-Cを軌道に放出。初の宇宙遊泳EVAを予定するも宇宙服のトラブルのために中止
6 4月4日 1983年 STS-6 チャレンジャー 5日 チャレンジャー号の初飛行、追跡データ通信衛星TDRSを放出、初のスペースシャトルでの宇宙遊泳EVA
7 6月18日 STS-7 5 6日+2時間 初のアメリカ人女性宇宙飛行士サリー・ライドの宇宙飛行、複数のコムサット衛星放出、初のSPAS衛星の放出
8 8月30日 STS-8 5 6日+1時間 初の夜間打ち上げ、夜間着陸。ペイロード内にある重量物移送のためのロボット・アームのテスト。朝日新聞社の人工雪実験を実施。初のアフリカ系アメリカ人宇宙飛行士ガイオン・ブルフォード
9 11月28日 STS-9 コロンビア 6 10日+7時間 初の宇宙実験室スペースラブミッション。初のヨーロッパ宇宙機関ESA宇宙飛行士。日本のオーロラ実験SEPACを実施。
10 2月3日 1984年 STS-41-B チャレンジャー 5 7日+23時間 ケネディ コムサット放出、初の有人機動ユニット(Manned Maneuvering Unit)を使用した命綱なしのブルース・マッカンドレス2世の宇宙遊泳、初のケネディ宇宙センター(KSC)への着陸、次回ソーラー・マックス救出のための設備試験
11 4月6日 STS-41-C 6日+23時間 エドワーズ 太陽観測衛星ソーラー・マックスを回収・修理・放出(初の宇宙飛行士による軌道上修理作業)、長期暴露実験衛星LDEFの放出
12 8月30日 STS-41-D ディスカバリー 6 6日+0h ディスカバリー号の初飛行、複数のコムサット放出; OAST-1ソーラー・アレイ(太陽電池集合体)のテスト、初の民間人PS、
13 10月5日 STS-41-G チャレンジャー 7 8日+5時間 ケネディ 地球放射観測衛星 (Earth Radiation Budget Satellite) 放出、初の2人の女性ライドとサリバンの飛行、キャサリン・D・サリバンによる初のアメリカ人女性の宇宙遊泳EVA
14 11月8日 STS-51-A ディスカバリー 5 7日+23時間 複数のコムサット放出、初の衛星回収・地球へ持ち帰り(パラパB2ウェスターVIの2つのコムサット)
15 1月24日 1985年 STS-51-C 3日+1時間 アメリカ国防総省(Department of Defense, DoD)機密ミッション、マグナム衛星放出、初の日系アメリカ人宇宙飛行士エリソン・オニヅカ
16 4月12日 STS-51-D 7 6日+23時間 複数のコムサット放出、初の政治家ジェイク・ガーン米上院議員の宇宙飛行、シンコム衛星(リーサット3号)を放出するも軌道投入失敗(51Iで修理)
17 4月29日 STS-51-B チャレンジャー 7日 エドワーズ 宇宙実験室スペースラブ3ミッション
18 6月17日 STS-51-G ディスカバリー 7日+1時間 複数のコムサット放出、フリフラヤー(スパルタン1)の放出、サウジアラビアアルーサウド王子が搭乗
19 7月29日 STS-51-F チャレンジャー 7日+22時間 宇宙実験室スペースラブ2ミッション、生命科学、プラズマ物理、天文学実験など
20 8月27日 STS-51-I ディスカバリー 5 7日+2時間 複数のコムサット放出、51Dで軌道投入に失敗したシンコムF3衛星(リーサット3号)の宇宙飛行士による軌道上修理。
21 10月3日 STS-51-J アトランティス 4日+1時間 アトランティス号の初飛行。2番目の国防総省DoD機密ミッション、防御衛星通信システム衛星放出。
22 10月30日 STS-61-A チャレンジャー 8 7日 西ドイツ専用のスペースラブミッション、チャレンジャーの最後の成功ミッション。
23 11月26日 STS-61-B アトランティス 7 6日+21時間 複数のコムサット放出、宇宙ステーション用構造材(EASE/ACCESS)の組み立て実験
24 1月12日 1986年 STS-61-C コロンビア 6日+2時間 コムサット放出、アメリカ議会委員ビル・ネルソン上院議員がPSとして搭乗
25 1月28日 STS-51-L チャレンジャー 73秒 N/A チャレンジャー号爆発事故、リフトオフ73秒後に爆発、搭乗員全員死亡、機体全損、追跡データ通信衛星TDRS放出の予定だった。日系人エリソン・オニヅカと、初の民間人教師クリスタ・マコーリフが搭乗していた。
26 9月29日 1988年 STS-26 ディスカバリー 5 4日+1時間 エドワーズ チャレンジャー号爆発事故以来2年8ヶ月ぶりの飛行再開、追跡データ通信衛星TDRS放出
27 12月2日 STS-27 アトランティス 4日+9時間 3番目の国防総省DoD機密ミッション、偵察衛星ラクロス1号放出
28 3月13日 1989年 STS-29 ディスカバリー 4日+23時間 追跡データ通信衛星TDRS-D放出
29 5月4日 STS-30 アトランティス 4日 金星探査機マゼラン放出
30 8月8日 STS-28 コロンビア 5日+1時間 4番目の国防総省DoD機密ミッション、衛星データシステム放出
31 10月18日 STS-34 アトランティス 4日+23時間 木星探査機ガリレオ放出
32 11月22日 STS-33 ディスカバリー 5日 5番目の国防総省DoD機密ミッション、マグナム衛星放出
33 1月9日 1990年 STS-32 コロンビア 10日+21時間 シンコムIV-F5衛星放出、41Cで放出された長期暴露実験衛星LDEFを回収
34 2月28日 STS-36 アトランティス 4日+10時間 7番目の国防総省DoD機密ミッション、ミスティ偵察衛星AFP-731放出
35 4月24日 STS-31 ディスカバリー 5日+1時間 ハッブル宇宙望遠鏡を初めて軌道上に放出。
36 10月6日 STS-41 4日+2時間 太陽極軌道探査機ユリシーズ放出
37 11月15日 STS-38 アトランティス 4日+21時間 ケネディ 7番目の国防総省DoD機密ミッション、マグナム衛星放出
38 12月2日 STS-35 コロンビア 7 8日+23時間 エドワーズ 紫外線・X線天文ミッションASTRO-1天文台を使用、広帯域X線望遠鏡BBXRT-1放出
39 4月5日 1991年 STS-37 アトランティス 5 5日+23時間 コンプトンガンマ線観測衛星GRO放出、宇宙ステーション計画準備のための船外活動
40 4月28日 STS-39 ディスカバリー 7 8日+7時間 ケネディ 初のSDI用アメリカ国防総省(DoD)ミッション、軍用化学科学実験
41 6月5日 STS-40 コロンビア 9日+2時間 エドワーズ 宇宙実験室スペースラブミッション、ライフサイエンス実験SLS-1実施
42 8月2日 STS-43 アトランティス 5 8日+21時間 ケネディ 追跡データ中継衛星TDRS放出、宇宙ステーション用関連技術実験
43 9月12日 STS-48 ディスカバリー 5日+8時間 エドワーズ 上層大気観測衛星UARS放出、地球観測MTPE計画の最初の主要計画
44 11月24日 STS-44 アトランティス 6 6日+22時間 アメリカ国防総省(DoD)ミッション、ミサイル早期警戒衛星DSP衛星放出
45 1月22日 1992年 STS-42 ディスカバリー 7 8日+1時間 宇宙実験室スペースラブミッション、「第一次国際微小重力実験IML-1」
46 3月24日 STS-45 アトランティス 8日+22時間 ケネディ ATLAS-1科学実験プラットフォーム
47 5月7日 STS-49 エンデバー 8日+21時間 エドワーズ エンデバー号初フライト、インテルサットVI号修理; 初の3人同時の宇宙遊泳により衛星回収・修理・放出
48 6月25日 STS-50 コロンビア 13日+19時間 ケネディ スペースラブミッション、「米国微小重力実験室USML-1」
49 7月31日 STS-46 アトランティス 7日+23時間 欧州回収型無人フリーフライヤーEURECA の放出とNASA/イタリア共同開発のテザーシステムTSS-1の展開
50 9月12日 STS-47 エンデバー 7日+22時間 日本の初のスペースラブミッション「ふわっと92(第一次材料実験)」、NASDA(現:JAXA)初の日本人宇宙飛行士毛利衛搭乗
51 10月22日 STS-52 コロンビア 6 9日+20時間 ラゲオスII号、米国微少重力実験
52 12月2日 STS-53 ディスカバリー 5 7日+7時間 エドワーズ 国防総省DoD機密衛星放出(最後のDoD専用ミッション)
53 1月13日 1993年 STS-54 エンデバー 5日+23時間 ケネディ 追跡データ中継衛星TDRS-F放出
54 4月8日 STS-56 ディスカバリー 9日+6時間 ATLAS-2科学実験プラットフォーム。打ち上げ後に2件の重要不具合発見。
55 4月26日 STS-55 コロンビア 7 9日+23時間 エドワーズ ドイツのスペースラブミッションD2
56 6月21日 STS-57 エンデバー 6 9日+23時間 ケネディ 初の商業宇宙実験室スペースハブ、STS46で放出した欧州回収型無人フリーフライヤーEURECA の回収
57 9月12日 STS-51 ディスカバリー 5 9日+20時間 次世代通信技術衛星ACTS放出
58 10月18日 STS-58 コロンビア 7 14日 エドワーズ スペースラブミッション「ライフサイエンス実験SLS-2」
59 12月2日 STS-61 エンデバー 10日+19時間 ケネディ 初のハッブル宇宙望遠鏡の補修ミッション(HST SM-01)
60 2月3日 1994年 STS-60 ディスカバリー 6 7日+6時間 商業宇宙実験室スペースハブ2、超々高真空実験装置Wake Shield Facility、スペースシャトルに初のロシア人宇宙飛行士搭乗
61 3月4日 STS-62 コロンビア 5 13日+23時間 米国微少重力実験USMP-2
62 4月9日 STS-59 エンデバー 6 11日+5時間 シャトル宇宙レーダー研究室SRL-1
63 7月8日 STS-65 コロンビア 7 14日+17時間 スペースラブミッション「第二次国際微小重力実験室(IML-2)」、日本人宇宙飛行士向井千秋搭乗
64 9月9日 STS-64 ディスカバリー 6 10日+22時間 エドワーズ 汎用科学実験施設SPARTANの放出と回収
65 9月30日 STS-68 エンデバー 11日+5時間 シャトル宇宙レーダー研究室SRL-2
66 11月3日 STS-66 アトランティス 10日+22時間 大気応用・科学実験室ATLAS-3プラットフォーム
67 2月3日 1995年 STS-63 ディスカバリー 8日+6時間 ケネディ 商業宇宙実験室スペースハブ3、ロシアの宇宙ステーションミールとランデブー、11mまで接近飛行
68 3月2日 STS-67 エンデバー 7 16日+15時間 エドワーズ 紫外線・X線天文観測ミッションASTRO-2
69 6月27日 STS-71 アトランティス 7/8 9日+19時間 ケネディ 初のシャトルとミールのドッキング:第1回シャトル-ミールミッション、アメリカの有人飛行100回目
70 7月13日 STS-70 ディスカバリー 5 8日+22時間 追跡データ中継衛星TDRS-G放出
71 9月7日 STS-69 エンデバー 10日+20時間 超々高真空実験装置Wake Shield Facility2、太陽観測衛星SPARTAN
72 10月20日 STS-73 コロンビア 7 15日+21時間 スペースラブミッション「米国微小重力実験USML-2」
73 11月12日 STS-74 アトランティス 5 8日+4時間 シャトル・ミールのドッキング:第2回シャトル-ミールミッション
74 1月11日 1996年 STS-72 エンデバー 6 8日+22時間 日本の宇宙実験フリフライヤー(SFU)の回収、日本人宇宙飛行士(ミッションスペシャリスト)若田光一搭乗
75 2月22日 STS-75 コロンビア 7 15日+17時間 テザーサテライトシステムTSS-1R、「米国微小重力実験USMP-3」
76 3月22日 STS-76 アトランティス 6/5 9日+5時間 シャトル・ミールのドッキング:第3回シャトル-ミールミッション
77 5月19日 STS-77 エンデバー 6 10日 商業宇宙実験室スペースハブ-HM SPARTAN
78 6月20日 STS-78 コロンビア 7 16日+21時間 スペースラブミッション「微小重力宇宙実験室LMS」
79 9月16日 STS-79 アトランティス 6/6 10日+3時間 シャトル・ミールのドッキング:第4回シャトル-ミールミッション
80 11月19日 STS-80 コロンビア 5 17日+15時間 超々高真空実験装置Wake Shield Facility、遠/超紫外線分光撮影機ASTRO-SPAS
81 1月12日 1997年 STS-81 アトランティス 6/6 10日+4時間 シャトル・ミールのドッキング:第5回シャトル-ミールミッション
82 2月11日 STS-82 ディスカバリー 7 9日+23時間 ハッブル宇宙望遠鏡第2回補修ミッション(HST SM-02)
83 4月4日 STS-83 コロンビア 3日+23時間 「第一次微小重力科学実験室MSL-1」、燃料電池のトラブルにて予定を12日間短縮して帰還
84 5月15日 STS-84 アトランティス 7/7 9日+5時間 シャトル・ミールのドッキング:第6回シャトル-ミールミッション
85 7月1日 STS-94 コロンビア 7 15日+16時間 スペースラブミッション、STS-83で中断された「第一次微小重力科学実験室MSL-1」の再実施、
86 8月7日 STS-85 ディスカバリー 6 11日+20時間 CRISTA-SPAS、日本実験棟用ロボットアームの実証試験MFD実施
87 9月25日 STS-86 アトランティス 7/7 10日+19時間 シャトル・ミールのドッキング:第7回シャトル-ミールミッション
88 11月19日 STS-87 コロンビア 6 15日+16時間 微少重力実験、日本人宇宙飛行士土井隆雄搭乗し、日本人初の船外活動EVAを実施
89 1月22日 1998年 STS-89 エンデバー 7/7 8日+19時間 シャトル・ミールのドッキング:第8回シャトル-ミールミッション、ISSで予定される同一軌道上を試験飛行
90 4月17日 STS-90 コロンビア 7 15日+21時間 スペースラブミッション、神経組織系のライフサイエンス実験「ニューロラブ」計画
91 6月2日 STS-91 ディスカバリー 6/7 9日+19時間 最後のシャトルとミールのドッキング:第9回シャトル-ミールミッション、超軽量外部燃料タンクを初めて使用
92 10月29日 STS-95 ディスカバリー 7 8日+21時間 スペースハブ; アメリカ人初の宇宙飛行士ジョン・H・グレンの再飛行(77歳で史上最高齢の宇宙飛行記録)、日本人宇宙飛行士向井千秋の2回目の搭乗
93 12月4日 STS-88 エンデバー 6 11日+19時間 ISS組立順序 フライト2A: ノード1ユニティ
スペースシャトルによる初のISSへのドッキング
94 5月27日 1999年 STS-96 ディスカバリー 7 9日+19時間 ISS補給
95 7月23日 STS-93 コロンビア 5 4日+22時間 X線観測衛星チャンドラX線観測衛星放出、初の女性船長E.コリンズ
96 12月19日 STS-103 ディスカバリー 7 7日+23時間 第3回ハッブル宇宙望遠鏡補修ミッション(HST SM-3A)
97 2月11日 2000年 STS-99 エンデバー 6 11日+5時間 合成開口レーダーShuttle Radar Topography Mission (SRTM)での地表観測、日本人宇宙飛行士毛利衛の2回目の搭乗
98 5月19日 STS-101 アトランティス 7 9日+21時間 ISS補給
99 9月8日 STS-106 11日+19時間 ISS補給
100 10月11日 STS-92 ディスカバリー 12日+21時間 エドワーズ ISS組立ミッション フライト3A: Z1トラス、日本人宇宙飛行士若田光一の2回目の搭乗、
101 11月30日 STS-97 エンデバー 5 10日+19時間 ケネディ ISS組立ミッション フライト4A: P6ソーラー・アレイ、ラジエーター
102 2月7日 2001年 STS-98 アトランティス 12日+21時間 エドワーズ ISS組立ミッション フライト5A: アメリカ実験棟デスティニー
103 3月8日 STS-102 ディスカバリー 7/7 12日+19時間 ケネディ ISS補給、多目的補給モジュールMPLM「レオナルド」の初使用、乗員交替
104 4月19日 STS-100 エンデバー 7 11日+21時間 エドワーズ ISS組立ミッション フライト6A: カナダアーム2
105 7月12日 STS-104 アトランティス 5 12日+18時間 ケネディ ISS組立ミッション フライト7A: クエスト・ジョイント・エアロック
106 8月10日 STS-105 ディスカバリー 7/7 11日+21時間 ISS補給、乗員交替
107 12月5日 STS-108 エンデバー 11日+19時間 ISS補給、乗員交替
108 3月1日 2002年 STS-109 コロンビア 7 10日+22時間 ハッブル宇宙望遠鏡補修ミッション(HST SM-3B)、STS-107以前のコロンビアの最後の成功ミッション
109 4月8日 STS-110 アトランティス 10日+19時間 ISS組立ミッション フライト8A: S0トラス
110 6月5日 STS-111 エンデバー 7/7 13日+20時間 エドワーズ ISS補給、多目的補給モジュールMPLM「レオナルド」、乗員交替、モバイル・ベース・システム
111 10月7日 STS-112 アトランティス 6 10日+19時間 ケネディ ISS組立ミッション フライト9A: S1トラス
112 11月23日 STS-113 エンデバー 7/7 13日+18時間 ISS組立ミッション フライト11A: P1トラス、乗員交替、STS-107以前の最後の成功ミッション。
113 1月16日 2003年 STS-107 コロンビア 7 15日+22時間 N/A (Ken.) コロンビア号空中分解事故スペースハブでの科学研究ミッション終了後の帰還直前に空中分解。乗員全員死亡。機体全損。コロンビア号28回目での最終飛行。
114 7月26日 2005年 STS-114 ディスカバリー 13日+21時間 エドワーズ コロンビア号空中分解事故後の最初の再開飛行。飛行の安全性評価・テスト、ISS補給・修理、MPLMラファエロ、日本人宇宙飛行士野口聡一の搭乗
115 7月4日 2006年 STS-121 ディスカバリー 7/6 12日+18時間 ケネディ ISSフライトULF1.1: 補給、乗員交替、MPLMレオナルド
116 9月9日 STS-115 アトランティス 6 11日+19時間 ISS組立ミッション フライト12A: P3/P4トラス
117 12月9日 STS-116 ディスカバリー 7/7 12日+21時間 ISS組立ミッション フライト12A.1: P5トラス & スペースハブ-SM、乗員交替
118 6月8日 2007年 STS-117 アトランティス 13日+20時間 エドワーズ ISS組立ミッション フライト13A: S3/S4トラス、乗員交替
119 8月8日 STS-118 エンデバー 7 12日+18時間 ケネディ ISS組立ミッション フライト13A.1: S5トラス & スペースハブ-SM & ESP3
First use of SSPTS (Station-to-Shuttle Power Transfer System)
120 10月23日 STS-120 ディスカバリー 7/7 15日+2時間 ISS組立ミッション フライト10A: アメリカ: ノード2ハーモニーモジュール、乗員交替
121 2月7日 2008年 STS-122 アトランティス 12日+18時間 ISS組立ミッション フライト1E: ヨーロッパ実験棟: コロンバス、乗員交替
122 3月11日 STS-123 エンデバー 15日+18時間 ISS組立ミッション フライト1J/A: 最初の日本モジュールJEM 船内保管室、カナダ特殊目的ロボットアーム「デクスター」、日本人宇宙飛行士土井隆雄搭乗
123 5月31日 STS-124 ディスカバリー 13日+18時間 ISS組立ミッション フライト1J: JEM - 日本のモジュールきぼう船内実験室 & ロボットアーム、日本人宇宙飛行士星出彰彦搭乗
124 11月14日 STS-126 エンデバー 15日+20時間 エドワーズ ISS組立ミッション フライトULF2: MPLMレオナルド、乗員交替
125 3月15日 2009年 STS-119 ディスカバリー 12日+19時間 ケネディ ISS組立ミッション フライト15A: S6トラス、ソーラー・アレイ、初の日本人長期滞在クルー若田光一搭乗
126 5月11日 STS-125 アトランティス 7 12日+21時間 エドワーズ 最後のハッブル宇宙望遠鏡サービスミッション (HST SM-04)。最後のISS関係以外でのフライト。
127 7月15日 STS-127 エンデバー 7/7 15日+16時間 ケネディ ISS組立ミッション フライト2J/A: きぼう JEMの船外実験プラットフォームと船外パレット。日本人長期滞在クルー若田光一帰還
128 8月28日 STS-128 ディスカバリー 13日+21時間 エドワーズ ISS組立ミッション フライト17A: MPLMレオナルド & 6人のISS乗員。
129 11月16日 STS-129 アトランティス 6/7 10日+19時間 ケネディ ISS組立ミッション フライトULF3: エクスプレス補給キャリア (ELC) 1 & 2。
130 2月8日 2010年 STS-130 エンデバー 6 13日+18時間 ISS組立ミッション フライト20A: ノード3「トランキュリティー(Tranquility)」&キューポラ
131 4月5日 STS-131 ディスカバリー 7 15日+1時間 ISS組立ミッション フライトUtility and Logistics Flight 4: MPLMラファエロ、日本人宇宙飛行士山崎直子搭乗
132 5月14日 STS-132 アトランティス 6 11日+18時間 ISS組立ミッション フライト19A: ロシア実験棟ミニ・リサーチ・モジュール1
133 2月24日 2011年 STS-133 ディスカバリー 5 12日+19時間 ISS組立ミッション フライトULF5、ELCs4、恒久的多目的モジュールPMMレオナルド。ヒト型ロボット宇宙飛行士「ロボノート2(R2)」ディスカバリーの最後の飛行。
134 5月16日 STS-134 エンデバー 6 15日+17時間  ISS組立ミッション フライトULF6、ELCs3、ROEU、Alpha Magnetic Spectrometer(AMS)エンデバーの最後の飛行。
135 7月28日 STS-135 アトランティス 12日+18時間  ISS組立ミッション フライトULF7、MPLMラファエロ。アトランティスの、そしてスペースシャトル最後の飛行、救援ミッションは用意されない。
特別ミッション[2]
* 飛行せず 2005年 STS-300 アトランティス 4/11 - 11日 STS-114ミッションでシャトル・ディスカバリーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* 2006年 STS-300 STS-121ミッションでシャトル・ディスカバリーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* STS-301 ディスカバリー 4/10 STS-115ミッションでシャトル・アトランティスが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* 2007年 STS-317 アトランティス 4/11 STS-116ミッションでシャトル・ディスカバリーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* STS-318 エンデバー STS-117ミッションでシャトル・アトランティスが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* STS-322 ディスカバリー STS-118ミッションでシャトル・エンデバーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* STS-320 アトランティス STS-120ミッションでシャトル・ディスカバリーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* 2008年 STS-323 ディスカバリー STS-122ミッションでシャトル・アトランティスが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション(元々はエンデバーが割り当てられていたが、STS-122がセンサートラブルで遅延したため、ディスカバリーに変更された)。
* STS-324 STS-123ミッションでシャトル・エンデバーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* STS-326 エンデバー STS-124ミッションでシャトル・ディスカバリーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* STS-400 STS-125ミッションでシャトル・アトランティスが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション
* 2010年 STS-335 アトランティス 10日 STS-133ミッションでシャトル・ディスカバリーが帰還不能のダメージを被った場合に行われる救援ミッション

関連項目

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参考文献

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  1. ^ エンタープライズによるアプローチ・着陸テストプログラムを含む16個の別々のテストで、輸送テストもカバーしており、無人および有人飛行を含む最終自由飛行テストをSCAで行った。
  2. ^ Chris Bergin (2007年). “NASA sets new launch date targets through to STS-124”. CSCS flight numbers. NasaSpaceflight.com. 2007年11月7日閲覧。

外部リンク

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英語