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ストリートセンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ストリートセンス
欧字表記 Street Sense
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2004年2月23日(20歳)
Street Cry
Bedazzle
母の父 Dixieland Band
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 James Tafel(アメリカ)
馬主 James Tafel LLC
調教師 Carl Nafzger(アメリカ)
競走成績
生涯成績 13戦6勝
獲得賞金 4,383,200USドル
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ストリートセンス (Street Sense) は、アメリカ合衆国競走馬種牡馬2006年エクリプス賞最優秀2歳牡馬。

戦績

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2歳

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2戦目で勝ち上がり、その後2戦は惜敗続きだったがアメリカの2歳チャンピオン決定戦のブリーダーズカップ・ジュヴェナイルに出走し、8番人気の伏兵的な存在ながら2着のホープフルステークス勝ち馬のサーキュラーキーに10馬身差をつける圧勝で2歳チャンピオンの座を勝ち取った。

3歳

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翌年初戦のタンパベイダービーを2着とハナ差ながらもコースレコードで勝利したが、ケンタッキーダービーのプレップレースであるブルーグラスステークスでは、今度は逆にドミニカンにハナ差屈する事となった。が、本番のケンタッキーダービーでは逃げたハードスパンを2と4分の1馬身差し切って優勝し、見事に自国のダービー馬となった。続く二冠目のプリークネスステークスでは、カーリンにアタマ差敗れた。その後は三冠最終戦のベルモントステークスを回避し休養、復帰戦のジムダンディステークス (G2) を快勝し、目標としていたトラヴァーズステークスでもグラスホッパーとの一騎討ちを制して優勝した。その後はブリーダーズカップ・クラシックを最大目標にし、引退後はダーレーで種牡馬入りすることが決定されていた。そしてブリーダーズカップ・クラシックに出走して4着となり、このレースを最後に予定通り現役引退が発表された。

競走成績

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出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2006.07.09 チャーチルダウンズ 未勝利 D6f 2着 C.ボレル 4馬身 Unbridled Express
2006.08.19 アーリントンパーク 未勝利 D6.5f 1着 C.ボレル 1 1/4馬身 (Izzies Halo)
2006.09.10 アーリントンパーク アーリントンワシントンBCF G3 D8f 3着 C.ボレル 1 3/4馬身 Officer Rocket
Got the Last Laugh
2006.10.07 キーンランド レーンズエンドBフューチュリティS G1 AW8.5f 3着 C.ボレル 1 3/4馬身 Great Hunter
2006.11.04 チャーチルダウンズ BCジュヴェナイル G1 D8.5f 1着 C.ボレル 10馬身 (Circular Quay)
2007.03.17 タンパベイダウンズ タンパベイダービー G3 D8.5f 1着 C.ボレル ハナ (Any G1ven Saturday)
2007.04.14 キーンランド ブルーグラスS G1 AW9f 2着 C.ボレル ハナ Dominican
2007.05.05 チャーチルダウンズ ケンタッキーダービー G1 D10f 1着 C.ボレル 2 1/4馬身 (Hard Spun)
2007.05.19 ピムリコ プリークネスS G1 D9.5f 2着 C.ボレル アタマ Curlin
2007.07.29 サラトガ ジムダンディS G2 D9f 1着 C.ボレル 1 1/2馬身 (C.P.West)
2007.08.25 サラトガ トラヴァーズS G1 D10f 1着 C.ボレル 1/2馬身 (Grasshopper)
2007.09.25 ターフウェーパーク ケンタッキーCクラシックS G2 AW9f 2着 C.ボレル 1 1/4馬身 Hard Spun
2007.10.27 モンマスパーク BCクラシック G1 D10f 4着 C.ボレル 10馬身 Curlin

種牡馬時代

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2008年よりアメリカ・ケンタッキー州レキシントンジョナベルファームで種牡馬入り。初年度の種付料は7万5000ドル(約860万円)。2013年日本ダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで供用されたが[1]、北米での産駒成績が好調だったことから、翌2014年から再びジョナベルファームで供用される[2]。日本国内では持ち込み馬フリートストリートがストリートセンス産駒の重賞初制覇となった。

主な産駒

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太字はGI・JpnI競走を示す

グレード制重賞勝ち馬

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斜体は地方重賞を示す

地方重賞優勝馬

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母父としての主な産駒

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エピソード

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  • ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル優勝馬が翌年のケンタッキーダービーを制したのは本馬が初めてであり、また、前年の2歳チャンピオンが翌年のケンタッキーダービーを制したのも、1979年スペクタキュラービッド以来28年振りのことであった。
  • 本馬が優勝したケンタッキーダービーは、訪米中のエリザベス2世女王が観覧していた。

競走成績

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  • 2006年(5戦2勝)
    • ブリーダーズカップ・ジュヴェナイル (G1)
  • 2007年(6戦4勝)
    • ケンタッキーダービー (G1) 、タンパベイダービー (G3) 、ジムダンディステークス (G2) 、トラヴァーズステークス (G1)

血統表

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ストリートセンス血統ミスタープロスペクター系 / Natalma4×5=9.38%、Native Dancer5×5=6.25%) (血統表の出典)

Street Cry
1998 黒鹿毛
父の父
Machiavellian
1987 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Coup de Folie Halo
Raise the Standard
父の母
Helen Street
1982 鹿毛
Troy Petingo
La Milo
Waterway Riverman
Boulevard

Bedazzle
1997 鹿毛
Dixieland Band
1980 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Mississippi Mud Delta Judge
Sand Buggy
母の母
Majestic Legend
1985 鹿毛
His Majesty Ribot
Flower Bowl
Long Legend Reviewer
Lianga F-No.22-b


脚注

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外部リンク

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