スティーヴン・ウーリー
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スティーヴン・ウーリー Stephen Woolley | |||||||||
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2015年撮影 | |||||||||
生年月日 | 1956年9月3日(68歳) | ||||||||
出生地 | イングランドロンドン | ||||||||
職業 | 映画プロデューサー | ||||||||
活動期間 | 1980年 - | ||||||||
配偶者 | エリザベス・カールセン | ||||||||
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スティーヴン・ウーリー(Stephen Woolley、1956年9月3日 - )は、イギリスの映画プロデューサー。
来歴
[編集]ロンドン出身[1]。1976年にロンドンの映画館で案内係として働き始め、その後“The Scala Cinema”という映画館の運営を始める。1981年に、アート系・カルト系映画の配給会社“Palace Video”を設立(後に“パレス・ピクチャーズ”(Palace Pictures)と改名)する[2][3]。配給した映画に、『イレイザーヘッド』、『戦場のメリークリスマス』、『パリ、テキサス』などがある。
1984年にニール・ジョーダン監督の『狼の血族』で初の映画プロデュースを行い、以降ニール・ジョーダン監督作品のプロデュースを主に行う。
2002年に、妻のエリザベス・カールセンと共にインディペンデント映画製作会社ナンバー9・フィルムズを設立[4][5]。2005年に、『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』で映画監督デビューした[6][7]。
2019年の第72回英国アカデミー賞で特別功労賞を受賞した(エリザベス・カールセンと共に)[8]。
主な作品
[編集]- 狼の血族 The Company of Wolves (1984) 製作総指揮も
- ドラゴン・シンジケート Chinese Boxes (1984) 製作総指揮
- リヴァプールから手紙 Letter Letter to Brezhnev (1985) 製作総指揮
- ビギナーズ Absolute Beginners (1986)
- モナリザ Mona Lisa (1986)
- シャグ Shag (1988)
- プランケット城への招待状 High Spirits (1988)
- スキャンダル Scandal (1989)
- ブライダルシャワー Dancin' Thru the Dark (1990) 製作総指揮
- スピリット/傷だらけの栄光 The Big Man (1990)
- ハードウェア Hardware (1990)
- スターダスト The Miracle (1991)
- レイジ・イン・ハーレム A Rage in Harlem (1991)
- 法王さまご用心 The Pope Must Die (1991)
- ダスト・デビル Dust Devil (1992) 製作総指揮
- 秘密 Waterland (1992) 製作総指揮
- クライング・ゲーム The Crying Game (1992)
- バック・ビート Backbeat (1994)
- インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア Interview with the Vampire: The Vampire Chronicles (1994)
- ネオン・バイブル The Neon Bible (1995) 製作総指揮
- マイケル・コリンズ Michael Collins (1996)
- ぼくのプレミアライフ Fever Pitch (1997) 製作総指揮
- ウープ・ウープ Welcome to Woop Woop (1997) 製作総指揮
- ブッチャー・ボーイ The Butcher Boy (1997)
- トゥエンティフォー・セブン TwentyFourSeven (1997) 製作総指揮
- ダウンタイム Downtime (1997) 製作総指揮
- ディボーシング・ジャック Divorcing Jack (1998)
- リトル・ヴォイス Little Voice (1998) 製作総指揮
- Bモンキー B. Monkey (1998)
- IN DREAMS/殺意の森 In Dreams (1999)
- ロスト・サン The Lost Son (1999) 製作総指揮
- スパイゲーム History Is Made at Night (1999) 製作総指揮
- ことの終わり The End of the Affair (1999)
- シーズンチケット Purely Belter (2000) 製作総指揮
- ギャンブル・プレイ The Good Thief (2002)
- ダブリン上等! Intermission (2003)
- プルートで朝食を Breakfast on Pluto (2005)
- ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男 Stoned (2005) 監督も
- セレブ・ウォーズ 〜ニューヨークの恋に勝つルール〜 How to Lose Friends & Alienate People (2008)
- ファクトリー・ウーマン Made in Dagenham (2010)
- ビザンチウム Byzantium (2012)
- ダーク・ブラッド Dark Blood (2012) 製作総指揮
- 大いなる遺産 Great Expectations (2012)
- ハイエナ Hyena (2014)
- キャロル Carol (2015)
- グランドフィナーレ Youth - La giovinezza (2015) 共同製作
- 切り裂き魔ゴーレム The Limehouse Golem (2016)
- 人生はシネマティック! Their Finest (2016)
- 追想 On Chesil Beach (2017)
- コレット Colette (2018)
- 帰らない日曜日 Mothering Sunday (2021)
- 生きる LIVING Living (2022)[9]
脚注
[編集]- ^ Clarke, Donald. “How a cinema ticket-tearer teamed up with Neil Jordan and helped save an industry” (英語). The Irish Times 2019年3月18日閲覧。
- ^ Woolley, Stephen (2010年8月5日). “Beyond B-movies: Recreating The Scala's movie mecca” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2019年3月18日閲覧。
- ^ “BFI Screenonline: Woolley, Stephen (1956–) Biography”. www.screenonline.org.uk. 2019年3月18日閲覧。
- ^ Gritten, David (16 September 2010). “Made in Dagenham: interview with producers Stephen Woolley and Elizabeth Karlsen”. The Daily Telegraph. 25 April 2016閲覧。
- ^ Mitchell, Wendy (5 December 2013). “Karlsen named new chair of WFTV”. Screen Daily. 18 October 2017閲覧。
- ^ “Sex and drugs and Brian Jones”. The Telegraph (11 November 2005). 13 July 2016閲覧。
- ^ “「ブライアン・ジョーンズ」スティーブン・ウーリー監督に直撃”. 映画.com. (2006年8月1日) 2025年1月2日閲覧。
- ^ “Elizabeth Karlsen & Stephen Woolley – Outstanding British Contribution to Cinema” (英語). www.bafta.org (2019年2月8日). 2019年3月18日閲覧。
- ^ “黒澤明監督の名作『生きる』を今リメイクした意味とは”. シネマトゥデイ. (2023年3月31日) 2025年1月2日閲覧。