サイモン・マクバーニー
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サイモン・マクバーニー Simon McBurney | |
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2015年 | |
本名 | Simon Montagu McBurney[1] |
生年月日 | 1957年8月25日(67歳) |
出生地 | イングランド ケンブリッジ |
国籍 | イングランド |
職業 | 俳優、演出家 |
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 |
主な作品 | |
『クライシス・オブ・アメリカ』 『セックス・アンド・マネー』 『ラストキング・オブ・スコットランド』 『ある公爵夫人の生涯』 『ワールド・オブ・ライズ』 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 『裏切りのサーカス』 『マジック・イン・ムーンライト』 『博士と彼女のセオリー』 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 『死霊館 エンフィールド事件』 |
サイモン・マクバーニー(Simon Montagu McBurney、1957年8月25日 - )は、イギリスの俳優、演出家。
『ラストキング・オブ・スコットランド』『ライラの冒険 黄金の羅針盤』『ある公爵夫人の生涯』などの映画にも出演している[2]。
経歴
[編集]1983年、劇団テアトル・ド・コンプリシテ Complicite を立ち上げる[4]。
1997年、ロイヤル・コート劇場共同制作及び上演でイヨネスコ作《椅子》を上演して絶賛され、翌年のブロードウェイ巡演でも評判となりトニー賞もリヴァイヴァル演劇作品賞、演出賞、男優賞(リチャード・ブライアーズ)、女優賞(ジェラルディン・マキューアン)、美術賞(クエイ兄弟)、照明賞(ポール・アンダーソン)と6部門にノミネートされる。[1]
2008年、舞台『春琴』の演出を手がける[5]。これが評価され、第16回読売演劇大賞の最優秀演出家賞を受賞。[2]
2014年、ウディ・アレン監督の『マジック・イン・ムーンライト』に出演[6]。
2015年、クリストファー・マッカリー監督の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に出演[7]。
フィルモグラフィー
[編集]主な映画出演作
[編集]- 1991:KAFKA/迷宮の悪夢 Kafka
- 1994:恋の選択 A Business Affair (VHSスルー 後DVD化)
- 1994:Being Human (ビル・フォーサイス監督)
- 1994:愛しすぎて/詩人の妻 Tom & Viv
- 1994:Mesmer (ロジャー・スポティスウッド監督)
- 1996:魔王 The Ogre
- 1998:従妹ベット Cousin Bette
- 1999:オネーギンの恋文 Onegin
- 2000:エイゼンシュテイン Eisenstein(セルゲイ・エイゼンシュテイン役)
- 2002:仮面の真実 The Reckoning (DVDスルー)
- 2003:Bright Young Things (スティーヴン・フライ監督)
- 2004:クライシス・オブ・アメリカ The Manchurian Candidate
- 2006:セックス・アンド・マネー Friends with Money
- 2006:ラストキング・オブ・スコットランド The Last King of Scotland
- 2007:ライラの冒険 黄金の羅針盤 The Golden Compass
- 2008:ある公爵夫人の生涯 The Duchess
- 2008:ワールド・オブ・ライズ Body of Lies
- 2009:ギャラリーBoogie Woogie
- 2010:ロビン・フッド Robin Hood
- 2010:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1
- 2011:ジェーン・エア Jane Eyre
- 2011:裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy
- 2013:For Those Who Can Tell No Tales
- 2014:マジック・イン・ムーンライト Magic in the Moonlight
- 2014:博士と彼女のセオリー The Theory of Everything
- 2015:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション Mission: Impossible – Rogue Nation
- 2016:死霊館 エンフィールド事件 The Conjuring 2
- 2017:喜望峰の風に乗せて The Mercy
- 2022:ほの蒼き瞳 The Pale Blue Eye
原案・製作総指揮
[編集]主なテレビ出演作
[編集]- 1999:バーナビー警部 Midsomer Murders 第10話「絶望の最果て」Death of a Stranger
- 2011-2013:ボルジア家 愛と欲望の教皇一族 The Borgias
- 2015:カジュアル・ベイカンシー 突然の空席 The Casual Vacancy
- 2019 : カーニバル・ロウ Carnival Row
- 2023 : ハイジャック Hijack
主な舞台演出
[編集]- 1994:「ルーシー・キャブロルの三つの人生」The Three Lives of Lucie Cabrol (1原作:ジョン・バージャー) [3]
- 1997:ウジェーヌ・イヨネスコ作「椅子」The Chairs
- 1998:「ザ・ストリート・オブ・クロコダイル」(原作映画:クエイ兄弟)
- 1998:アーサー・ミラー作:『みんな我が子』All My Sons ブロードウェイ ジェラルド・ショーンフェルド劇場制作 (ケイティ・ホームズ、ジョン・リスゴー、ダイアン・ウィースト共演)
- 2003:エレファント・バニッシュ The Elephant Vanishes(原作:村上春樹著「象の消滅」)
- 2005:シェイクスピア作「尺には尺を」Measure For Measure
- 2008:春琴(原作:谷崎潤一郎著「春琴抄」「陰翳礼讃」)
- 2011:The Master and Margarita (原作:ミハイル・ブルガーコフ著「巨匠とマルガリータ」)
- 2015:The Encounter (2016年9月よりブロードウェイ ジョン・ゴールデン劇場上演)
オペラ演出
[編集]- アレクサンドル・ラスカトフ作曲:歌劇《犬の心臓》エピローグと2幕 A Dog's Heart
(原作:ミハイル・ブルガーコフ著「犬の心臓」)- DNO(オランダ国立歌劇場)委託
2010年オランダ・フェスティヴァル Holland Festival初演、イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)共同制作
2013年ミラノ・スカラ座上演、2014年リヨン歌劇場上演、2017年アムステルダム国立オペラ再演 [4]
- DNO(オランダ国立歌劇場)委託
- モーツァルト:歌劇《魔笛》Die Zauberflöte
- DNO(2012年・TV収録・2015年DVD/ブルーレイ化:Opus Arte)+ENO (2013年)共同制作
2014年エクサン・プロヴァンス音楽祭、2015年アムステルダム再演、2015年ENO再演
- DNO(2012年・TV収録・2015年DVD/ブルーレイ化:Opus Arte)+ENO (2013年)共同制作
受賞
[編集]- 1998年 - 第22回ローレンス・オリヴィエ賞 - 最優秀振り付け賞(『The Caucasian Chalk Circle』)[8]
脚注
[編集]- ^ O'Mahony, John (2005年1月1日). “Anarchy in the UK”. The Guardian. 2015年9月6日閲覧。
- ^ Jacques, Adam (2011年9月4日). “How We Met: Simon McBurney & Kathryn Hunter”. The Independent. 2015年9月6日閲覧。
- ^ “Simon McBurney”. AlloCiné. 2015年9月6日閲覧。
- ^ Costa, Maddy (2010年9月11日). “A life in theatre: Simon McBurney”. The Guardian. 2015年9月6日閲覧。
- ^ “谷崎文学、舞台に 村上春樹を手掛けた英演出家”. 朝日新聞 (2008年2月18日). 2015年9月6日閲覧。
- ^ Foundas, Scott (2014年7月17日). “Film Review: ‘Magic in the Moonlight’”. Variety. 2015年9月6日閲覧。
- ^ Chang, Justin (2015年7月24日). “Film Review: ‘Mission: Impossible — Rogue Nation’”. Variety. 2015年9月6日閲覧。
- ^ Wolf, Matt (1998年2月16日). “‘Lear,’ ‘Chicago’ top Olivier choices”. Variety. 2015年9月6日閲覧。