ケープクロス
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ケープクロス | ||||||||||||
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ゴドルフィンの勝負服 | ||||||||||||
欧字表記 | Cape Cross | |||||||||||
品種 | サラブレッド | |||||||||||
性別 | 牡 | |||||||||||
毛色 | 黒鹿毛 | |||||||||||
生誕 | 1994年3月13日 | |||||||||||
死没 | 2017年4月21日[1] | |||||||||||
父 | Green Desert | |||||||||||
母 | Park Appeal | |||||||||||
母の父 | Ahonoora | |||||||||||
生国 | アイルランド | |||||||||||
生産者 |
Sheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum | |||||||||||
馬主 | Godolphin | |||||||||||
調教師 |
John H.M.Gosden(イギリス) Saeed bin Suroor (UAE) | |||||||||||
競走成績 | ||||||||||||
生涯成績 | 19戦5勝 | |||||||||||
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ケープクロス (Cape Cross) は、アイルランド生まれの競走馬、および種牡馬。おもな勝ち鞍は1998年のロッキンジステークス。名前の由来はナミビアにある岬の名前である。
競走馬時代
[編集]3歳までは条件戦を2勝するほどの成績しか上げられなかった。
4歳時にドバイに移籍。ドバイ国内でダートのレースを2戦するがこれといって活躍できず、ふたたびイギリスにもどってロッキンジステークスに出走。10頭立ての9番人気とブービー人気であったが、クビ差ながらに勝利をおさめ、久々の勝利がG1初制覇となった。その後、年内は1勝も挙げることはできなかった。日本のタイキシャトルが勝利したジャック・ル・マロワ賞では3着に入っている。
明けて5歳、ドバイのダート競走に再び出走するも惨敗。芝路線で立て直しを図り、クイーンアンステークス、セレブレーションマイルとG2競走を連勝する。そして、G1競走アットマイルステークスで6着と惨敗しこれを最後に引退した。
種牡馬時代
[編集]産駒は世界各国で活躍している。シーザスターズ・ゴールデンホーンの2頭の凱旋門賞馬やカルティエ賞年度代表馬に2度も選ばれたウィジャボードなど、自身や父が短距離馬であったにもかかわらずクラシックディスタンスでの超一流馬も輩出し、種牡馬としての評価を上げている。2009年には、シーザスターズが凱旋門賞を制する等の活躍によって仏リーディングサイアーに輝いた。
2016年、生殖能力低下のために種牡馬を引退した[2]。2017年4月21日に安楽死された[1]。
主な産駒
[編集]- 2001年産
- Ouija Board - オークス、愛オークス、BCフィリー&メアターフ×2、プリンスオブウェールズS、ナッソーS、香港ヴァーズ
- Mikki Street - ザビールクラシック
- 2002年産
- Seachange - ニュージーランド1000ギニー、マッジウェイS×2、ストーニーブリッジS、テレグラフH、ワイカトドラフトスプリント
- Able One - チャンピオンズマイル、香港マイル
- Gaze - ニュージーランドS
- Kindacross - マナワツサイアーズプロデュースS
- 2006年産
- 2007年産
- 2009年産
- I'm Your Man - エプソムハンデキャップ
- Nayarra - グランクリテリウム
- 2011年産
- オールステイ(日本で種牡馬入り)
- 2012年産
- Golden Horn - ダービー、エクリプスS、愛チャンピオンS、凱旋門賞
- Guignol - バーデン大賞
- 2013年産
- Awtaad - 愛2000ギニー
- 2014年産
- Walton Street - カナディアンインターナショナルステークス
主な本馬が母父である競走馬
[編集]- 2006年産
- ロジユニヴァース(父:ネオユニヴァース、母:アコースティクス) - 東京優駿
- Serious Attitude(父:Mtoto、母:Zameyla) - チェヴァリーパークS、ニアークティックS
- 2009年産
- 2015年産
- 2016年産
- 2017年産
- Russian Camelot(父:Camelot、母:Lady Babooshka)- サウスオーストラリアンダービー、アンダーウッドS
- Thundering Nights(父:Night of Thunder、母:Cape Castle)- プリティーポリーS
- Alfareeq(父:Dark Angel、母:Urjuwaan)- ジェベルハッタ2回
- 2018年産
- Lucky Vega(父:Lope de Vega、母:Queen of Carthage)- フェニックスS
- Victor The Winner(父:Toronado、母:Noetic)- センテナリースプリントカップ
- 2019年産
- Fonteyn(父:Farhh、母:Luzia)- サンチャリオットS
- Dunkel(父:Dundeel、母:Kudamm)- サウスオーストラリアンダービー
- Duke De Sessa(父:Lope de Vega、母:Dark Crusader)- コーフィールドカップ
- 2020年産
- Tahiyra(父:Siyouni、母:Tarana)- モイグレアスタッドS、愛1000ギニー、コロネーションS、メイトロンステークス
血統表
[編集]ケープクロスの血統(ダンジグ系 / The Phoenix 5×5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 Green Desert 1983 鹿毛 |
父の父 Danzig1977 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Pas de Nom | Admiral's Voyage | |||
Petitioner | ||||
父の母 Foreign Courier1979 鹿毛 |
Sir Ivor | Sir Gaylord | ||
Attica | ||||
Courtly Dee | Never Bend | |||
Tulle | ||||
母 Park Appeal 1982 黒鹿毛 |
Ahonoora 1975 栗毛 |
Lorenzaccio | Klairon | |
Phoenissa | ||||
Helen Nichols | Martial | |||
Quaker Girl | ||||
母の母 Balidaress1973 芦毛 |
Balidar | Will Somers | ||
Violet Bank | ||||
Innocence | *Sea Hawk | |||
Novitiate F-No.14-c |
- 主な近親はプリティーポリー#シスターサラ系を参照
脚注
[編集]- ^ a b “Godolphin sire Cape Cross euthanized at 23 - Daily Racing Form”. drf.com. 2019年2月16日閲覧。
- ^ ケープクロスが種牡馬引退(アイルランド)【生産】ジャパンスタッドブックインターナショナル、2016年9月21日閲覧
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post