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グラフィケーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

グラフィケーション(GRAPHICATION)はかつて富士ゼロックス(現:富士フイルムビジネスイノベーション)が発行していたPR誌である。誌名はGraphic Communicationを基にした造語[1]

沿革

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概要

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写真、イラストレーションから漫画に至るまで様々なグラフィックアートと、各界の知識人、文化人による対談やコラムとを軸に構成された「読むグラフ誌[2]であった。

編集は有限会社ル・マルスが行い、編集責任者は1969年から2017年まで田中和男、2017年から2018年までを菊田彰紀が務めている。

スタッフ

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編集 ル・マルス(田中和男、菊田彰紀、高田英子、他)

発行責任者 桜井正三(1967-1970)堀越秀憲(1971-1985)大西康敬(1986-1991)岡野雄治(1991-1998)

服部隆二(1998-2002)小布施均(2002-2007)坂田政一(2007-2010)中島康光(2010-2018)

主な寄稿者

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写真家

児玉房子[3] 石黒健治 東松照明 河西喜也 荒木経惟[4] 篠山紀信

小瀧達郎 中川道夫 大島洋

イラストレーター

下谷二助 和田誠 湯村輝彦 味戸ケイコ 小野トモコ やまもとちかひと

グラフィックデザイナー

横尾忠則[4] 粟津潔 マッド・アマノ

美術家

岡本信治郎 赤瀬川原平[4] 

絵本作家

長新太[4] 長谷川集平 スズキコージ 土橋とし子 山口マオ

漫画家

梅田英俊 山藤章二 佐々木マキ つげ義春[4] 楳図かずお 水木しげる[4]

秋竜山 赤塚不二夫[4] 長谷邦夫 松本零士[4] 園山俊二 古谷三敏 谷岡ヤスジ

杉浦茂 永島慎二 岩本久則 滝田ゆう

作家

筒井康隆 星新一 小松左京 花田清輝[5] 小島信夫[5] 埴谷 雄高[5] なだいなだ[4] 井上光晴

吉岡忍 片岡義男 いいだもも 杉浦明平[5] 佐野美津男 灰谷健次郎 小関智弘 水上勉

高田勝

劇作家 演出家

佐藤信 別役実 木下順二[5] 寺山修司 東由多加

詩人

関根弘 富岡多恵子 松永伍一 鈴木志郎康 

評論家

佐藤忠男 海野弘[5] 多木浩二[5] 戸井田道三[5] 藤枝晃雄[5] 脇坂一郎 坂崎重盛

植草甚一 江藤文夫 粉川哲夫[5] 田川律 柏木博 佐高信

ジャーナリスト コラムニスト

田原総一郎 室謙二 天野祐吉[4] 桐島洋子

学者

河合隼雄 名取弘文 森毅 吉村作治

映画監督 映像作家

大島渚[4] 羽仁進 篠田正浩 萩原朔美 鈴木清順

作曲家

武満徹 一柳慧

音楽家

遠藤賢司[6] タージ・マハル旅行団

タレント

米倉斉加年 岩崎宏美(表紙写真モデル)

対談

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北杜夫(作家)

小野耕世(評論家)

金子光晴(詩人)

谷川俊太郎(詩人)

浅川マキ(歌手)

嵐山光三郎(編集者・作家)

山田洋次(映画監督)

植村直己(探検家)

澤地久枝(作家)

山中恒(児童文学作家)

赤塚不二夫(漫画家)

高橋悠治(作曲家)

三橋一夫(音楽評論家)

向田邦子(作家)

養老孟司(解剖学者)

別冊

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  • グラフィケーション別冊号(1969)
  • 複製時代の思想(1971)[7]
  • 続・複製時代の思想(1973)

イベント

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  • 『創刊50周年記念 高橋敏夫×武内涼 トークショウ2017』 毎日メディアカフェ 2017年2月2日(木)特集記事

リンク

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脚注

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  1. ^ a b c d GRAPHICATIONとは - コトバンク”. web.archive.org (2020年6月9日). 2020年6月9日閲覧。
  2. ^ https://twitter.com/lemars_g2”. Twitter. 2020年6月13日閲覧。
  3. ^ 児玉房子「criteria」(The Third Gallery Aya)”. 美術手帖. 2020年6月11日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k 「考える力」を鍛えるツール:雑誌文化を未来に継承する電子マガジン『GRAPHICATION』”. Newsweek日本版 (2017年9月29日). 2020年6月11日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j 展覧会「ゼログラフィーと70年代」 図録:富士ゼロックス発行
  6. ^ WEB雑誌「グラフィケーション(2)」電子版14号・2018年2月号”. 遠藤賢司秘宝館 (2018年2月16日). 2020年6月11日閲覧。
  7. ^ 複製時代の思想 国立国会図書館 書誌詳細”. 2020年6月13日閲覧。