吉岡忍 (作家)
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吉岡 忍 | |
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誕生 |
1948年7月6日(76歳) 日本・長野県佐久市 |
職業 | 小説家、評論家 |
最終学歴 | 早稲田大学政治経済学部中退[1] |
ジャンル | ノンフィクション |
代表作 | 墜落の夏 -日航123便事故全記録- |
ウィキポータル 文学 |
吉岡 忍(よしおか しのぶ、1948年7月6日[2] - )は、日本のノンフィクション作家。2017年から2021年まで日本ペンクラブ会長を務めた。日本BS放送番組審議会委員。サテライト・サービス放送番組審議会委員。 株式会社インタラクティーヴィ放送番組審議会委員。次兄はオルタスジャパン専務取締役兼ディレクターの吉岡攻[3]。
来歴・人物
[編集]長野県佐久市出身[1]。長野県野沢北高等学校卒業。早稲田大学政治経済学部在学中に、ベトナム反戦運動「ベ平連」に参加し、米軍脱走兵の逃亡支援活動に従事。また「ベ平連ニュース」の編集長も務める。1969年には、新宿駅西口地下広場で「新宿フォークゲリラ」を企画した。
その後、ノンフィクション作家となり、1985年の日本航空123便墜落事故を題材にした『墜落の夏 -日航123便事故全記録-』(1987年)で第9回講談社ノンフィクション賞を受賞する。
日本ペンクラブ常務理事、放送倫理・番組向上機構放送倫理検証委員会委員なども務め、言論の自由・報道の自由に関して積極的発言を続ける。大学時代に『べ平連ニュース』の編集に参加[1]。
2008年11月から、ライターの古木杜恵らとともに、地方テレビ局の報道番組を東京で上映する「ドキュメンタリー酒場」を開始した。
2017年6月、日本ペンクラブ会長に就任した[5]。2021年5月25日、会長を桐野夏生に交代する。
著作
[編集]- 『教師の休日 ルポルタージュ』教育研究社 1980年 朝日文庫 1992年
- 『街の夢学校の力』日本書籍 1981年
- 『もう学校にはいられない 聖職を去る教師たちの証言 ルポルタージュ』リブロポート 1983年 朝日文庫 1993年
- 『ガリバーと巨人の握手』中央公論社 1985年 『散るアメリカ』と改題 中公文庫 1990年
- 『墜落の夏 日航123便事故全記録』新潮社 1986年 新潮文庫 1989年
- 『技術街道をゆく ニッポン国新産業事情』現代企画室 1987年 講談社文庫 1993年
- 『「事件」を見にゆく』文藝春秋 1988年 文春文庫 1992年
- 『島国へ帰る』内山英明写真 徳間書店 1989年
- 『死よりも遠くへ』新潮社 1989年 新潮文庫 1992年
- 『日本人ごっこ』文藝春秋 1989年 文春文庫 1993年
- 『鏡の国のクーデター ソ連8月政変後を歩く』文藝春秋 1991年
- 『学校の力 ルポルタージュ』朝日新聞社(朝日文庫) 1992年
- 『女たちの地球』潮出版社 1993年
- 『新聞で見た町』朝日新聞社 1993年
- 『放熱の行方』講談社 1993年 『放熱の行方 尾崎豊の3600日』講談社文庫 2001年
- 『エイズの表情』アドバンテージサーバー 1993年
- 『都市は浮遊する』内山英明写真 講談社 1993年
- 『いつか晴れた海で エイズと平田豊の道程』内山英明写真 読売新聞社 1994年
- 『路上のおとぎ話』朝日新聞社 1998年
- 『月のナイフ』理論社 1999年
- 『M/世界の、憂鬱な先端』文藝春秋 2000年 文春文庫 2003年
- 『フリーランス・ライターになる方法』日本放送出版協会(生活人新書) 2003年
- 『奇跡を起こした村のはなし』[6]筑摩書房(ちくまプリマー新書) 2005年
- 『ある漂流者のはなし』ちくまプリマー新書 2005年
- 『ニッポンの心意気 現代仕事カタログ』ちくまプリマー新書 2007年
共編著
[編集]- 『フォーク・ゲリラとは何者か』編著 自由国民社 1970年
- 『帰ってきた脱走兵 ベトナムの戦場から25年』鶴見俊輔, 吉川勇一と共編 第三書館 1994年
- 『脱走の話--ベトナム戦争といま』鶴見俊輔共編著 編集グループSURE 2007
- 『バカにならない読書術』養老孟司,池田清彦共著 朝日新書 2007 「世につまらない本はない」文庫
- 『米原万里を語る』井上ユリ,小森陽一編著 井上ひさし,金平茂紀共著 かもがわ出版 2009
映画出演
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 不透明な時代を見る作法
- ^ 吉岡忍氏が語る安倍政権と共謀罪 「日本は権力観が欠落」8p日刊ゲンダイ公式ホームページ
- ^ G540. 吉岡忍さんのご尊父逝去。(2009/06/25掲載) べ平連ニュース
- ^ マガジン9とは?
- ^ “注目の人 直撃インタビュー 吉岡忍氏が語る安倍政権と共謀罪 「日本は権力観が欠落」”. 日刊ゲンダイ. (2017年7月24日) 2017年7月29日閲覧。
- ^ Kiseki o okoshita mura no hanashi. Shinobu Yoshioka, 忍 吉岡. Tōkyō: Chikuma Shobō. (2005). ISBN 4-480-68710-6. OCLC 676406903
- ^ 映画「戦車闘争」公式HP