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クロイチゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クロイチゴ
クロイチゴ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キイチゴ属 Rubus
: クロイチゴ R. mesogaeus
学名
Rubus mesogaeus Focke var. mesogaeus[1]
和名
クロイチゴ

クロイチゴ(黒苺、学名Rubus mesogaeus Focke var. mesogaeus[1])は、バラ科キイチゴ属分類される落葉低木の1[2]

特徴

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[3] [4] 直立性の落葉低木で、茎はツルのように伸び、高さは1〜1.5mほど。

掌状の三出複葉互生し、冬には落葉する。小葉は一対で、稀にについの奇数羽状複葉になる。葉身の長さは8〜25cm。葉柄は6〜7cm。頂小葉側小葉より大きくなり、長さは5~12cm 、幅は4~8cmの広卵形もしくは三角状卵円形になる。
6-7月に淡紅色の花を咲かせる[2]。実は最初は赤いが、熟すると黒くなり食べることができる。日本全国の山野に広く分布する。

キイチゴ属の中でも木質化した果床から集合果が分離するラズベリー類であり、果床が木質化せず、集合果もろとも収穫されるブラックベリー類とは、果実の色が類似するものの縁は少々遠い。

分布と生育環境

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中国台湾日本に分布する[2]

日本では北海道本州四国九州に分布する[2]

山地に生育する[2]

脚注

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  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2012年5月12日). “クロイチゴ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2020年7月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e 林 (2011)、270頁
  3. ^ https://www.weblio.jp/content/%E9%BB%92%E8%8B%BA
  4. ^ https://elm3.web.fc2.com/top/ha-no-kaisetu/kuroitigo.html

参考文献

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  • 林弥栄『日本の樹木』(増補改訂新版)山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、2011年11月30日。ISBN 978-4635090438 

外部リンク

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