ギ酸カリウム
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ギ酸カリウム[1] | |
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ギ酸カリウム | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 590-29-4 |
PubChem | 2735122 |
ChemSpider | 11054 |
UNII | 25I90B156L |
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特性 | |
化学式 | CHKO2 |
モル質量 | 84.12 g mol−1 |
外観 | 無色の潮解性結晶 |
密度 | 1.908 g/cm3 |
融点 |
167.5 °C, 441 K, 334 °F |
沸点 |
分解 |
水への溶解度 | 32.8 g/100 mL (0 °C) 331 g/100 mL (25°C) 657 g/100 mL (80 °C) |
溶解度 | 水に可溶 エーテルに不溶 |
塩基解離定数 pKb | 10.25 |
危険性 | |
GHSピクトグラム | |
GHSシグナルワード | Warning |
Hフレーズ | H335, H319, H315 |
Pフレーズ | P261, P302+352, P280, P305+351+338 |
半数致死量 LD50 | 5500 mg/kg (oral, mouse) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ギ酸カリウム(英: Potassium formate)はギ酸のカリウム塩である。
性質
[編集]利用
[編集]還元剤として用いられる。
酢酸カリウムの代替品として滑走路の融雪剤として用いられるほか[3]、道路で使用する環境に優しい融雪剤としての利用が研究されている[4]。
ギ酸カリウム溶液は他の液体冷却材よりも腐食性があり、特に亜鉛とアルミニウムに対しては高い腐食性を示すが、優れた熱伝導を示すことから不凍液に使用されることがある[5]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Olsen, J C (editor), Van Nostrand's Chemical Annual, Chapman and Hall, London, 1934
- ^ “安全データシート”. 富士フイルム和光純薬. 2024年10月11日閲覧。
- ^ “Potassium Formate for Runway Deicing” (英語). BASF Aerospace Materials and Technologies. 2024年10月11日閲覧。
- ^ Hellstén, Pasi P.; Salminen, Jani M.; Jørgensen, Kirsten S.; Nystén, Taina H. (2005-07-01). “Use of Potassium Formate in Road Winter Deicing Can Reduce Groundwater Deterioration” (英語). Environmental Science & Technology 39 (13): 5095–5100. doi:10.1021/es0482738. ISSN 0013-936X .
- ^ “Brines and antifreeze” (英語). Hydratech. 2024年10月11日閲覧。