カペラ賞
表示
カペラ賞 | |
---|---|
開催国 | 日本 |
主催者 | 佐賀県競馬組合 |
競馬場 | 佐賀競馬場 |
第1回施行日 | 2013年12月7日 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート1800m |
格付け | 重賞 |
賞金 |
1着賞金600万円 |
出走条件 | サラブレッド系2歳、佐賀所属 |
負担重量 | 定量(55kg、牝馬1kg減) |
出典 | [1] |
カペラ賞(カペラしょう)は、佐賀県競馬組合が佐賀競馬場ダート1800mで施行する地方競馬の重賞競走である。正式名称は「エフエム福岡杯 カペラ賞」。
概要
[編集]2013年に佐賀所属2歳馬限定の重賞(S2)競走として創設された。なお、第1回よりJRA認定競走としても行われている。
2018年度の番組改編において、重賞格付け制度変更により重賞(それまでのS1に相当)に格上げされ、佐賀競馬の2歳チャンピオン決定戦に位置づけられた[2]。
距離は創設時が1750m、2014年から2016年までは1400m、2017年は1750mで行われた。2018年からは現行の1800mとなっている。
2020年から高知・佐賀スタリオンシリーズに指定されている。対象種牡馬は2020年がグァンチャーレ[3]、2021年がレインボーライン、2022年がストロングリターン[1]、2023年がインティ[4]、2024年はオメガパフューム[5]。
条件・賞金(2024年)
[編集]- 出走条件
- サラブレッド系2歳オープン、佐賀所属
- 負担重量[1]
- 定量(55kg、牝馬1kg減)
- 賞金額
- 1着600万円、2着210万円、3着120万円、4着90万円、5着60万円、着外12万円[5]
- 副賞[5]
- エフエム福岡社長賞、JBC協会賞(オメガパフューム賞)、大分県馬事畜産振興協議会会長賞、佐賀県馬主会会長賞、佐賀県競馬組合管理者賞
歴史
[編集]- 2013年 - 2歳馬によるS2の重賞として創設。施行距離は1750m。
- 2014年 - 距離が1400mに短縮。
- 2017年 - 距離が1750mへ戻される。
- 2018年
- 重賞(旧S1に相当)に昇格。
- 距離が1800mに延長。
- レース名が「エフエム福岡杯 カペラ賞」となる。
- 2020年 - 高知・佐賀スタリオンシリーズに指定される。
歴代優勝馬
[編集]回数 | 施行日 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 2013年12月7日 | 1750m | マツノヴィグラス | 牝2 | 佐賀 | 1:58.4 | 田中直人 | 東眞市 | 藤木敏則 |
第2回 | 2014年11月29日 | 1400m | ダイリンザン | 牡2 | 佐賀 | 1:29.7 | 真島正徳 | 真島元徳 | 廣松一義 |
第3回 | 2015年11月28日 | 1400m | ドンプリムローズ | 牝2 | 佐賀 | 1:31.6 | 真島正徳 | 真島元徳 | 光安了 |
第4回 | 2016年11月19日 | 1400m | ハクユウロゼ | 牝2 | 佐賀 | 1:28.7 | 山口勲 | 東眞市 | (株)H.Iコーポレーション |
第5回 | 2017年11月4日 | 1750m | エリザベスセーラ | 牝2 | 佐賀 | 1:58.1 | 兒島真二 | 北村欣也 | 藤井陸治 |
第6回 | 2018年11月25日 | 1800m | ニュールック | 牝2 | 佐賀 | 2:00.1 | 山口勲 | 東眞市 | 原久美子 |
第7回 | 2019年11月24日 | 1800m | リバイブ | 牝2 | 佐賀 | 1:58.1 | 山口勲 | 東眞市 | 原久美子 |
第8回 | 2020年11月23日 | 1800m | プリマステラ | 牝2 | 佐賀 | 1:59.6 | 石川慎将 | 渡辺博文 | 原久美子 |
第9回 | 2021年11月14日 | 1800m | タケノサイコウ | 牡2 | 佐賀 | 2:00.5 | 飛田愛斗 | 古賀光範 | 竹原孝昭 |
第10回 | 2022年11月13日 | 1800m | ネオシエル | 牡2 | 佐賀 | 2:03.9 | 石川倭 | 真島元徳 | 瓜生和彦 |
第11回 | 2023年10月22日 | 1800m | ウルトラノホシ | 牡2 | 佐賀 | 1:58.4 | 石川倭 | 真島元徳 | 中野香代子 |
第12回 | 2024年10月6日 | 1800m | ポリスヴィークル | 牝2 | 佐賀 | 2:08.2 | 川島拓 | 北村欣也 | (株) 本城 |
各回競走結果の出典
[編集]- カペラ賞 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
- JBISサーチ
同名の競走
[編集]大井競馬場[6]、川崎競馬場[7]、盛岡競馬場[8]において同名の条件特別競走が施行されている。
出典
[編集]- ^ a b c “重賞競走一覧”. 佐賀競馬. 2024年10月5日閲覧。
- ^ 上妻輝行. “web Furlong 2018【未来優駿特集】第29回 九州ジュニアチャンピオン”. 地方競馬全国協会. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “令和2年度「JBC協会協賛 高知・佐賀スタリオンシリーズ」の実施について” (PDF). 高知県競馬組合・佐賀県競馬組合. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “令和5年度第13回佐賀競馬番組〔概定〕” (PDF). 佐賀競馬. 2023年10月19日閲覧。
- ^ a b c “令和6年度第13回佐賀競馬番組〔概定〕” (PDF). 佐賀競馬. 2024年10月5日閲覧。
- ^ “カペラ賞競走|2019年12月4日”. netkeiba.com. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “カペラ賞|2023年6月12日”. netkeiba.com. 2024年4月6日閲覧。
- ^ “カペラ賞|2023年8月6日”. netkeiba.com. 2024年4月6日閲覧。