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エクスカリバー (1981年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エクスカリバー
Excalibur
監督 ジョン・ブアマン
脚本 ロスポ・パレンバーグ英語版
ジョン・ブアマン
原作 トマス・マロリー
アーサー王の死
製作 ジョン・ブアマン
製作総指揮 エドガー・F・グロス
ロバート・A・アイゼンシュタイン
出演者 ナイジェル・テリー英語版
ヘレン・ミレン
ニコル・ウィリアムソン
パトリック・スチュワート
リーアム・ニーソン
キアラン・ハインズ
音楽 トレヴァー・ジョーンズ
撮影 アレックス・トムソン
編集 ジョン・メリット英語版
製作会社 オライオン・ピクチャーズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 イギリスの旗 1981年4月10日
アメリカ合衆国の旗 1981年4月10日
日本の旗 1981年10月10日
上映時間 141分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $11,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $34,967,437[2]
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エクスカリバー』(Excalibur)は、1981年イギリスアメリカ合衆国冒険ファンタジー映画。監督はジョン・ブアマン、出演はナイジェル・テリー英語版ヘレン・ミレンなど。トマス・マロリーの『アーサー王の死』を基に、アーサー王の生涯を描いた作品である。

ストーリー

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鳥も獣も花も人もまだ現れず、死が夢に過ぎなかった太古に作られた王者の剣「エクスカリバー」。魔法使いマーリンを介して、湖の精より豪族ウーサーに授けられたエクスカリバーは、歳月を経て、ウーサーの遺児アーサーを新たな主として選ぶ。

王剣の持ち主、すなわち王たる運命を背負ったアーサーを幾多の冒険が待ち受ける。円卓の騎士たち、キャメロット城、愛と裏切り、王国の混迷……、いつしかアーサーは疲れ果てていた。しかし彼は、騎士パーシバルが持ち帰った聖杯に賦活され、王の責務を果たすべく再び立ち上がり、マーリンや騎士たちと共に戦い続ける。

王国の権力を掌握しつつあった異父姉モーガナと、モーガナとアーサーの息子モードレッドの野望を挫いたアーサーは、死に瀕して妖精の島「アヴァロン」にいざなわれる。持ち主を失ったエクスカリバーもまた、湖の精の元に還ってゆく。

キャスト

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役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日
アーサー王 ナイジェル・テリー英語版 堀勝之祐
モーガナ ヘレン・ミレン 藤田淑子
マーリン ニコル・ウィリアムソン 北村和夫
ランスロット ニコラス・クレイ 津嘉山正種
王妃グィネヴィア チェリー・ランギ英語版 小宮和枝
パーシバル卿 ポール・ジェフリー 石田太郎
レオデグランス王英語版 パトリック・スチュワート 加藤精三
ユリエンズ卿英語版 キース・バックレイ英語版 坂口芳貞
エクター卿 クライヴ・スウィフト英語版 阪脩
ケイ卿 ニオール・オブライエン英語版 筈見純
アボット イーモン・A・ケリー 大久保正信
モードレッド ロバート・アディ英語版 池田秀一
少年時代のモードレッド チャーリー・ブアマン 小宮山清
ロット キアラン・ハインズ 野島昭生
ガウェイン卿 リーアム・ニーソン 中田浩二
ウーサー王 ガブリエル・バーン 家弓家正
コーンウォール公ゴルロイス英語版 コリン・レッドグレーヴ 小林清志
イグレイン カトリン・ブアマン英語版
役不明又はその他 吉田理保子
郷里大輔
幹本雄之
笹岡繁蔵
山口健
大塚芳忠
大滝進矢
佐々木るん
翻訳 額田やえ子
演出 左近允洋
調整 山田太平
効果 PAG
選曲 東上別符精
担当 山田ゆみ子
制作 グロービジョン
初回放送 1986年4月27日
日曜洋画劇場

作品の評価

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Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「アーサー王の伝説に対するジョン・ブアマンのオペラ的で豪華に撮られた本作は、視覚的に注目に値するとともに、英国俳優のオールスターによるラインナップが力強い演技を見せている。」であり、92件の評論のうち高評価は73%にあたる67件で、平均点は10点満点中7.1点となっている[3]Metacriticによれば、10件の評論のうち、高評価は3件、賛否混在は7件、低評価はなく、平均点は100点満点中56点となっている[4]

出典

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  1. ^ Doyle, Rónán (2011年1月27日). “Boorman honoured as 'Excalibur' hits 30” (英語). Film Ireland. オリジナルの2011年7月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110722014518/http://www.filmireland.net/2011/01/27/boorman-honoured-as-excalibur-hits-30/ 2022年10月3日閲覧。 
  2. ^ Excalibur” (英語). Box Office Mojo. 2011年12月29日閲覧。
  3. ^ "Excalibur". Rotten Tomatoes (英語). 2022年10月3日閲覧
  4. ^ "Excalibur" (英語). Metacritic. 2020年10月13日閲覧。

外部リンク

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