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イバン・ラベネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イバン・ラベネル
Evan Ravenel
新潟アルビレックスBB  No.30
ポジション PF/C
基本情報
愛称 イー
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1989-11-24) 1989年11月24日(35歳)
出身地 フロリダ州タンパ
身長 203cm (6 ft 8 in)[1]
体重 113kg (249 lb)[1]
キャリア情報
大学 ボストンカレッジ
オハイオ州立大学
NBAドラフト 2013年 / ドラフト外
経歴
2013-2014リルスキ・スポルティストBC
2014-2015ポルファーマ・スタロガルド・グダニスキ
2015-2016琉球ゴールデンキングス
2016マッカビ・ハイファBC
2016リエージュ
2017秋田ノーザンハピネッツ
2017-2018リルスキ・スポルティストBC
2018-2019福島ファイヤーボンズ
2019-2020クイムサ
2020-2021熊本ヴォルターズ
2021-2023アルティーリ千葉
2023-2024香川ファイブアローズ
2024-新潟アルビレックスBB
受賞歴
  • bjリーグ ファイナルズMVP(2016)
  • ブルガリア・カップ優勝 (2018)
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

イバン・ラベネルEvan Ravenel1989年11月24日 - )は、アメリカ合衆国のプロバスケットボール選手。フロリダ州タンパ出身。ポジションはパワーフォワード/センター[1]B3.LEAGUE新潟アルビレックスBBに所属している。

bjリーグ2015-16シーズンにおいて琉球ゴールデンキングスに所属し、ファイナルズのMVPを受賞した。

来歴

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大学まで

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2008年にボストンカレッジに入学し、2010年まで在籍。その後オハイオ州立大学に転籍する。規定によって2010-11シーズンは出場できなかったが、2011-12シーズンはビッグ・テン・カンファレンス優勝とNCAAトーナメントベスト4、2012-13シーズンはカンファレンス準優勝とNCAAトーナメントベスト8に貢献した[2][3]

プロ選手として

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2013年のNBAドラフトで指名を受けなかったラベネルはアメリカの独立リーグUBAの試合に7試合出場し[4]、その後ブルガリアのリルスキ・スポルティストBC英語版と契約する。リルスキではレギュラーシーズンとユーロリーグ合わせて32試合に出場し、一試合平均13.12得点を挙げた。

2014-15シーズンはポーランドポルファーマ・スタロガルド・グダニスキ英語版と契約し、12試合で平均18.5得点の記録を残した。

2015年10月、日本のbjリーグに所属する琉球ゴールデンキングスと契約する[2]。琉球では2015-16レギュラーシーズン52試合中50試合に出場し、1試合平均17.3得点と10.8リバウンドを挙げた。琉球はファイナルで富山グラウジーズと対戦し、ラベネルは両チームを通じて最多の22得点を挙げ勝利に貢献、ラベネルはMVPを受賞した[5]。2016年6月21日、琉球はラベネルの退団を発表した[6][7]

2016年8月4日、ラベネルはイスラエルマッカビ・ハイファBC英語版と2年契約を結んだ[8]。しかし10月13日、チームはジャリッド・フェイマスと契約し、ラベネルとの契約を解除した[9]。2016年11月にはベルギーリエージュ・バスケット英語版と契約するが[10]、4試合に出場しただけで12月に解雇された。2017年1月16日、Bリーグ1部の秋田ノーザンハピネッツと契約した[1]。秋田では、トラベリングを取られることが多かった。

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

大学

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2008-09 ボストンカレッジ 14 0 10.3 32.1 - 58.8 1.36 0.36 0.21 0.57 0.71 2.00
2009-10 ボストンカレッジ 25 0 10.5 49.2 - 71.4 2.44 0.40 0.08 0.36 0.68 3.28
2010-11 オハイオ州立大学
2011-12 オハイオ州立大学 39 4 10.2 54.1 - 69.5 2.15 0.26 0.26 0.23 0.74 3.41
2012-13 オハイオ州立大学 37 12 16.8 51.4 0.00 64.9 4.16 0.32 0.35 0.73 0.78 4.89

プロ選手

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2013-14 リルスキ 32 31 26.3 50.5 28.6 71.3 7.06 1.62 0.88 0.78 2.31 13.12
2014-15 スタロガルド・グダニスキ 12 12 30.3 50.7 26.9 82.7 9.33 0.92 1.00 0.25 3.25 18.50
2015-16 琉球 50 50 27.2 58.8 20.0 81.3 10.5 1.7 0.9 0.4 2.2 17.3
2016-17 リエージュ 4 3 21.8 41.0 20.0 80.0 3.75 0.75 0.50 0.00 2.25 11.25
2016-17 秋田 31 5 18.8 40.8 22.0 79.1 5.4 1.7 0.4 0.2 1.9 8.7

参考資料

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  1. ^ a b c d 選手契約締結のお知らせ』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2017年1月16日https://northern-happinets.com/news/17903.html2017年1月17日閲覧 
  2. ^ a b 選手契約基本合意のお知らせ』(プレスリリース)琉球ゴールデンキングス、2015年8月25日。オリジナルの2015年10月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20151009145741/http://goldenkings.jp/archives/1182017年1月10日閲覧 
  3. ^ Evan Ravenel Bio” (English). OhioStateBuckeys.com. オハイオ州立大学. 2017年1月10日閲覧。
  4. ^ David Walls (2015年9月10日). “Evan Ravenel (ex GIE Maile Matrix) joins Ryukyu Golden Kings Okinawa” (English). USBasket.com. 2017年1月17日閲覧。
  5. ^ “【バスケ】琉球、史上最多4度目V!bj最後のMVPはラベネル”. スポーツ報知. (2016年5月15日). https://web.archive.org/web/20160518001630/http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20160515-OHT1T50206.html 2017年1月16日閲覧。 
  6. ^ 選手退団のご報告』(プレスリリース)琉球ゴールデンキングス、2016年6月21日https://goldenkings.jp/news/3755.html2017年1月16日閲覧 
  7. ^ “バーンズ、ラベネルが退団 琉球ゴールデンキングス”. 琉球新報. (2016年6月22日). http://ryukyushimpo.jp/news/entry-302653.html 2017年1月16日閲覧。 
  8. ^ "Maccabi Hunter Haifa sign center/power forward Evan Ravenel For Two Seasons" (Press release). マッカビ・ハイファBC. 4 August 2016. 2017年1月16日閲覧
  9. ^ "Maccabi Hunter Haifa sign center Jarrid Famous, release Evan Ravenel" (Press release). マッカビ・ハイファBC. 13 October 2016. 2017年1月16日閲覧
  10. ^ Florian Holsbeek (2016年11月2日). “Evan Ravenel signe à Liège Basket”. Sportsactu. http://www.sportsactu.be/basket-ball/lis/2016-11-02/evan-ravenel-signe-a-liege-basket 

外部リンク

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