アルディート (駆逐艦・3代)
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アルディート | |
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基本情報 | |
建造所 |
イタルカンティエリ カステッランマーレ・ディ・スタービア造船所 |
運用者 | イタリア海軍 |
艦種 | 駆逐艦 |
級名 | アウダーチェ級 |
モットー | Nihil obest - Nulla può fermarmi |
艦歴 | |
起工 | 1968年7月19日 |
進水 | 1971年11月27日 |
就役 | 1973年12月5日 |
退役 | 2005年9月28日 |
要目 | |
排水量 |
基準 3,600t 満載 4,550t |
全長 | 140.7m |
最大幅 | 14.7m |
吃水 | 4.5m |
機関 |
蒸気タービン方式、2軸推進 フォスター・ホイーラー ボイラー×4缶+CNR=ウェスティングハウス タービン ×2基(73,000HP) |
速力 | 最大速 33ノット |
航続距離 | 巡航25ノットで4,000海里 |
乗員 | 380名 |
兵装 |
54口径127mm単装砲 × 1基 62口径76mm単装砲 × 3基 Mk.13 単装ミサイル発射機×1基 (スタンダードMR SAM×40発) Mk.29 8連装ミサイル発射機×1基 (アルバトロス短SAM×16発) テセオSSM 単装発射筒×4基 ※ テセオMk.2では連装発射筒×4基 ILAS-3 3連装短魚雷発射管 × 2基 |
搭載機 | AB-212 ASW哨戒ヘリ × 2機 |
C4ISTAR |
NTDS(リンク 11/14) SADOC-1 戦術情報処理装置 Mk.74 mod.13 ミサイルFCS ブレダ ダルドCIWS用システム |
レーダー |
AN/SPS-52 3次元対空捜索 RAN-3L 2次元対空捜索 SPQ-2 低空警戒/対水上捜索 3M20 航法 AN/SPG-51 射撃指揮 ×2 RTN-10x 射撃指揮 ×3 |
ソナー | CWE610 艦首装備式 |
電子戦・ 対抗手段 |
SCLAR チャフ・フレア発射機 AN/SLQ-25対魚雷曳航デコイ |
アルディート(イタリア語: Ardito, D 550)は、イタリア海軍のアウダーチェ級駆逐艦2番艦。艦名は勇敢、大胆、斬新、独創的を意味するイタリア語に由来する。
同名を冠する軍艦としては、インドミト級駆逐艦4番艦、チクローネ級水雷艇2番艦に続き、3代目となる。
艦歴
[編集]「アルディート」は、イタルカンティエリのカステッランマーレ・ディ・スタービア造船所で1968年7月19日に起工し、1971年11月27日に進水、1973年12月5日就役。同造船所で建造された軍艦としては最後になる。
1987年から1990年にかけて兵装の改修工事が行なわれ、ターターシステムからスタンダードSM-1MRに、127mm単装砲2番砲を撤去しアルバトロス個艦防空ミサイル・システムの8連装発射機への交換、ヘリコプター格納庫の拡大などの近代化が図られた。
アルディートは「F564 ルポ」と共に1979年7月18日から1980年2月4日まで世界一周航海を行い33の港に寄港した。1980年6月27日にイタビア航空870便事件発生のため「553 アンドレア・ドーリア」と共にウスティカ島付近にて捜索活動に従事する。
1983年7月2日から1984年2月26日にかけてレバノン内戦に対応してITALCONが編成されてレバノン領海ベイルート沖合いにて合計198日間に渡る警戒任務に従事。その後乗組員は、アレッサンドロ・ペルティーニ共和国大統領の観閲の下でリヴォルノで開催されたフォルゴーレ落下傘旅団のパレードに参加した。