RAN-3L
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種別 | 2次元式 パルス・ドップラー・レーダー[1] |
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目的 | 対空捜索用 |
開発・運用史 | |
開発国 | イタリア |
就役年 |
1966年(開発開始) 1975年(艦隊配備) |
別名 | MM/SPS-768 |
送信機 | |
周波数 | Lバンド[1] |
パルス幅 |
78.4マイクロ秒 ※1.6マイクロ秒にパルス圧縮[1] |
送信尖頭電力 | 135kW |
アンテナ | |
形式 | リフレクタアンテナ |
直径・寸法 | 幅7.56m×高さ3.65m[1] |
アンテナ利得 | 30dB[1] |
ビーム幅 | 2.15°×9°[1] |
走査速度 | 6rpm |
方位角 | 全周無制限 |
探知性能 | |
探知距離 | 150 nmi (280 km)[1] |
精度 |
角度:0.4° 距離:70m[1] |
RAN-3Lは、イタリアのセレニア社が開発した2次元レーダーである。イタリア海軍ではMM/SPS-768の名称で制式採用され、主として対空捜索用として搭載された。
RAN-3Lは、それまでイタリア海軍が使用してきたアメリカ合衆国製のAN/SPS-12やAN/SPS-40の後継として開発され、高効率化のためのパルス圧縮機能や、移動目標識別(MTI)機能付与やクラッター抑圧のためのパルス・ドップラー機能など、新技術を搭載した[1]。
RAN-3Lは主に大型の駆逐艦などに搭載されたが、フリゲートに搭載するには重過ぎたため、同様の技術を用いながらも周波数をSバンドに変更するなどして小型軽量化を図ったRAN-10Sが新たに開発された。
搭載艦
[編集]- アウダーチェ級駆逐艦
- デ・ラ・ペンネ級駆逐艦(2008年からの近代化改修時に撤去)
- ヘリコプター巡洋艦「ヴィットリオ・ヴェネト」
- 軽空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」
参考文献・サイト
[編集]- ^ a b c d e f g h i Norman Friedman (1997). The Naval Institute guide to world naval weapon systems 1997-1998. Naval Institute Press. pp. 301. ISBN 9781557502681