アトムエネルゴプロム
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 | モスクワ |
設立 | 2007年 |
業種 | 原子力 |
事業内容 | 原子力事業など |
代表者 |
取締役会議長(会長)セルゲイ・キリエンコ 代表取締役社長ウラジーミル・トラヴィン |
関係する人物 |
第一副社長セルゲイ・オボゾフ 副社長ピョートル・シュドロヴィツキー |
外部リンク |
www |
アトムエネルゴプロム(ロシア語: OAO Атомэнергопром、ラテン文字表記の例:Atomenergoprom)は、ロシアの統一民間原子力企業体。ロシア連邦政府が100パーセントの株式を保有する持株会社である。
歴史
[編集]2007年4月27日大統領令によって設立された。これに先立ち同年1月19日ロシア連邦議会は関連する諸法を制定している。[1] 2007年7月7日定款の制定と取締役会の選出が行われた。[2]
組織
[編集]アトムエネルゴプロムは、原子力発電所運転企業ロスエネルゴアトム、核燃料制作供給企業TVEL、ウラン取引業テフスナブエクスポルト(Tenex)、核施設建設企業アトムエネルゴマシ、海外核計画建設企業アトムストロイエクスポルトを傘下に含む。[2]
統一企業体として以下の9つの研究機関は企業化され、株式が政府からアトムエネルゴプロムに譲渡された。[3]
- ノヴォシビルスク国立設計調査研究所(VNIPIET)
- ザルヴェズアトムエネルゴストロイ(全ロシア製造協会、モスクワ)
- レンアトムエネルゴストロイ(特別建設・設備部、レニングラード州ソスノヴィ・ボール)
- ニージニー・ノヴゴロド調査開発研究所
- ロスエネルゴアトム事業原子力サービス
- アトムテフエネルゴ(モスクワ州)
- 核機械建設調査開発研究所(VNIAEM、モスクワ)
- Isotop 全地域協会(モスクワ)
- アトムスペツトランス(モスクワ)
経営
[編集]アトムエネルゴプロム取締役会議長(会長)は、元首相でロスアトム社長のセルゲイ・キリエンコである。その他、経営陣には、社長ウラジーミル・トラヴィンロスアトム副社長、第一副社長セルゲイ・オボゾフロスエネルゴアトム前総支配人(社長)、副社長ピョートル・シュドロヴィツキー前ロシア核エネルギープラント操作研究所総裁らがいる。ウラジーミル・スミルノフテフスナブエクスポルト前支配人は相談役。さらにイーゴリ・ボロフコフ、タチアナ・エルフィモワ、イワン・カメンスキフらロスアトムの役員経験者が名を連ねている。[2][4]
関連事項
[編集]脚注
[編集]- ^ “Putin signs AtomEnergoProm decree”. World Nuclear News (2007年4月30日). 2007年7月15日閲覧。
- ^ a b c “AtomEnergoProm established, board named”. World Nuclear News (2007年7月10日). 2007年7月15日閲覧。
- ^ “Nine federal state unitary enterprises of civil nuclear sector reorganized into open joint stock companies”. Rosatom (2007年12月26日). 2008年1月5日閲覧。
- ^ “AtomEnergoProm appointments”. World Nuclear News (2007年9月19日). 2008年1月5日閲覧。