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アウト・オブ・ジ・アフタヌーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アウト・オブ・ジ・アフタヌーン』
ロイ・ヘインズスタジオ・アルバム
リリース
録音 1962年5月16日(#1, #6, #7)、5月23日(#2, #3, #4, #5) ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル インパルス!レコード
プロデュース ボブ・シール
専門評論家によるレビュー
ロイ・ヘインズ アルバム 年表
ジャスト・アス
(1960年)
アウト・オブ・ジ・アフタヌーン
(1962年)
クラックリン
(1963年)
テンプレートを表示

アウト・オブ・ジ・アフタヌーン』(Out of the Afternoon)は、アメリカ合衆国ジャズドラマーロイ・ヘインズ1962年インパルス!レコードから発表したスタジオ・アルバム

解説

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ヘインズはジャズ・クラブ「ファイヴ・スポット」において、対バンとして出演していたローランド・カークジャム・セッションを行い、それに感銘を受けて、インパルス!のプロデューサーであるボブ・シールに本作の企画を持ちかけた[2]。なお、ヘインズは本作の録音に先立つ1962年4月、カークのリーダー・アルバム『ドミノ』の録音に参加している[1]

「スナップ・クラックル」のイントロで「ロイ!」「ヘインズ!」と叫んでいるのはトミー・フラナガンで、当初はカークに叫ばせる案もあったという[2]。「スナップ・クラックル」と「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、45回転シングル用に編集されたヴァージョンも存在する[1]

スティーヴン・マクドナルドはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ミュージシャン全員が物凄い仕事をして、編曲と演奏の両方のテクニックを小気味よくミックスさせた」と評している[3]

収録曲

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特記なき楽曲はロイ・ヘインズ作。

  1. ムーン・レイ - "Moon Ray" (Artie Shaw, Paul Madison, Arthur Quenzer) - 6:42
  2. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン - "Fly Me to the Moon" (Bart Howard) - 6:40
  3. ラウール - "Raoul" - 6:02
  4. スナップ・クラックル - "Snap Crackle" - 4:13
  5. イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー - "If I Should Lose You" (Leo Robin, Ralph Rainger) - 5:50
  6. ロング・ウォーフ - "Long Wharf" - 4:43
  7. サム・アザー・スプリング - "Some Other Spring" (Irene Kitchings, Arthur Herzog Jr.) - 3:29

参加ミュージシャン

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脚注・出典

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  1. ^ a b c Roland Kirk Discography”. Jazz Discography Project. 2017年10月15日閲覧。
  2. ^ a b Kahn, Ashley (2005年11月1日). “Roy Haynes: Snap Crackle”. JazzTimes. 2017年10月15日閲覧。
  3. ^ McDonald, Steven. “Out of the Afternoon - Roy Haynes”. AllMusic. 2017年10月15日閲覧。