アウト・オブ・ジ・アフタヌーン
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『アウト・オブ・ジ・アフタヌーン』 | ||||
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ロイ・ヘインズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1962年5月16日(#1, #6, #7)、5月23日(#2, #3, #4, #5) ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | インパルス!レコード | |||
プロデュース | ボブ・シール | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ロイ・ヘインズ アルバム 年表 | ||||
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『アウト・オブ・ジ・アフタヌーン』(Out of the Afternoon)は、アメリカ合衆国のジャズ・ドラマー、ロイ・ヘインズが1962年にインパルス!レコードから発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]ヘインズはジャズ・クラブ「ファイヴ・スポット」において、対バンとして出演していたローランド・カークとジャム・セッションを行い、それに感銘を受けて、インパルス!のプロデューサーであるボブ・シールに本作の企画を持ちかけた[2]。なお、ヘインズは本作の録音に先立つ1962年4月、カークのリーダー・アルバム『ドミノ』の録音に参加している[1]。
「スナップ・クラックル」のイントロで「ロイ!」「ヘインズ!」と叫んでいるのはトミー・フラナガンで、当初はカークに叫ばせる案もあったという[2]。「スナップ・クラックル」と「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、45回転シングル用に編集されたヴァージョンも存在する[1]。
スティーヴン・マクドナルドはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ミュージシャン全員が物凄い仕事をして、編曲と演奏の両方のテクニックを小気味よくミックスさせた」と評している[3]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はロイ・ヘインズ作。
- ムーン・レイ - "Moon Ray" (Artie Shaw, Paul Madison, Arthur Quenzer) - 6:42
- フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン - "Fly Me to the Moon" (Bart Howard) - 6:40
- ラウール - "Raoul" - 6:02
- スナップ・クラックル - "Snap Crackle" - 4:13
- イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー - "If I Should Lose You" (Leo Robin, Ralph Rainger) - 5:50
- ロング・ウォーフ - "Long Wharf" - 4:43
- サム・アザー・スプリング - "Some Other Spring" (Irene Kitchings, Arthur Herzog Jr.) - 3:29
参加ミュージシャン
[編集]脚注・出典
[編集]- ^ a b c “Roland Kirk Discography”. Jazz Discography Project. 2017年10月15日閲覧。
- ^ a b Kahn, Ashley (2005年11月1日). “Roy Haynes: Snap Crackle”. JazzTimes. 2017年10月15日閲覧。
- ^ McDonald, Steven. “Out of the Afternoon - Roy Haynes”. AllMusic. 2017年10月15日閲覧。