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アイドルワイルド・サウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『アイドルワイルド・サウス』
オールマン・ブラザーズ・バンドスタジオ・アルバム
リリース
録音 ジョージア州メイコン Capricorn Sound Studios
フロリダ州マイアミ Atlantic South-Criteria Studios
ニューヨーク Regent Sound Studios
ジャンル ブルースロックサザン・ロック
時間
レーベル アトコ・レコード
カプリコーン・レコード
プロデュース トム・ダウド
ジョエル・ドーン(B2)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 38位(アメリカ[1]
  • オールマン・ブラザーズ・バンド アルバム 年表
    オールマン・ブラザーズ・バンド
    (1969年)
    アイドルワイルド・サウス
    (1970年)
    フィルモア・イースト・ライヴ
    (1971年)
    テンプレートを表示

    アイドルワイルド・サウス』(Idlewild South)は、アメリカ合衆国ロックバンドオールマン・ブラザーズ・バンド1970年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

    解説

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    本作のプロデューサーに起用されたトム・ダウドは、その後もオールマン・ブラザーズ・バンドの多数のアルバムを手掛けていく。ただし、「プリーズ・コール・ホーム」のみジョエル・ドーンがプロデュースした[2]

    本作よりディッキー・ベッツの書いた曲も収録されるようになる。ベッツが作曲したインストゥルメンタル「エリザベス・リードの追憶」はライブでも頻繁に演奏されて、『フィルモア・イースト・ライヴ』(1971年)等のアルバムにライブ音源が収録された。「ミッドナイト・ライダー」と「プリーズ・コール・ホーム」は、グレッグ・オールマンのソロ・アルバム『レイド・バック』(1973年)でセルフ・カバーされた。「フーチー・クーチー・マン」はウィリー・ディクスンマディ・ウォーターズのために書き下ろした曲のカバーで、音楽評論家のBruce Ederはallmusic.comにおいて「白人としては最高の"Hoochie Coochie Man"のカバー」と評している[3]

    オールマン・ブラザーズ・バンドは本作で初の全米トップ40入りを果たし、最高38位に達した[1]。また、1971年には本作からのシングル「リヴァイヴァル」がBillboard Hot 100で92位に達した[1]

    収録曲

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    Side 1

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    1. リヴァイヴァル - Revival (Dickey Betts) - 4:03
    2. キープ・ミー・ワンダリン[4] - Don't Keep Me Wonderin' (Gregg Allman) - 3:28
    3. ミッドナイト・ライダー - Midnight Rider (Allman, Robert Kim Payne) - 2:57
    4. エリザベス・リードの追憶 - In Memory of Elizabeth Reed (Betts) - 6:55

    Side 2

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    1. フーチー・クーチー・マン - Hoochie Coochie Man (Willie Dixon) - 4:54
    2. プリーズ・コール・ホーム - Please Call Home (Allman) - 3:59
    3. マイ・ブルース・アット・ホーム - Leave My Blues at Home (Allman) - 4:17

    参加ミュージシャン

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    アディショナル・ミュージシャン

    脚注

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    1. ^ a b c The Allman Brothers Band - Awards : AllMusic
    2. ^ CD英文ブックレット内クレジット
    3. ^ Idlewild South - The Allman Brothers Band : AllMusic - Review by Bruce Eder
    4. ^ 本作の日本盤CDの曲名表記に準拠。他のアルバムに収録されたライブ音源は、原題に準じた「ドント・キープ・ミー・ワンダリン」と表記されていることもある

    外部リンク

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