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のしろ (護衛艦・初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
のしろ
呉港に停泊中の「のしろ」 右は「よしの」(1986年)
基本情報
建造所 三井造船 玉野事業所
運用者  海上自衛隊
艦種 護衛艦(DE)
級名 ちくご型
艦歴
計画 昭和48年度計画
発注 1973年
起工 1976年1月27日
進水 1976年12月23日
就役 1977年6月30日
除籍 2003年3月13日
要目
基準排水量 1,500トン
満載排水量 1,900トン
全長 93.0m
最大幅 10.8m
深さ 7.0m
吃水 3.6m
機関 マルチプル・ディーゼル方式
主機 三井 12V28Nディーゼルエンジン × 4基
出力 16,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 24.8ノット
燃料 274トン
航続距離 20ノットで5,500海里
乗員 160名
兵装 68式50口径3インチ連装速射砲 × 1基
Mk.1 40mm連装機関砲 × 1基
74式アスロック8連装発射機 × 1基
68式3連装短魚雷発射管 × 2基
FCS FCS-1B (3インチ砲用)
Mk.51 (40mm機関砲用)
SFCS-4 水中攻撃指揮装置
レーダー OPS-14 対空
OPS-17 対水上
ソナー OQS-3A 艦首装備式
電子戦
対抗手段
NOLR-5 ESM
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のしろローマ字JDS Noshiro, DE-225)は、海上自衛隊護衛艦ちくご型護衛艦の11番艦。艦名は米代川の下流域の別称、能代川に由来し、この名を受け継いだ日本の艦艇としては、旧海軍阿賀野型軽巡洋艦能代」に続き2代目にあたる。

艦歴

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「のしろ」は、第4次防衛力整備計画に基づく昭和48年度計画警備艦1225号艦として、三井造船玉野事業所で1976年1月27日に起工され、1976年12月23日に進水、1977年6月30日に就役し、横須賀地方隊第33護衛隊に編入された。

1979年7月5日第4護衛隊群第35護衛隊に編入され、定係港が大湊に転籍。

1982年3月27日、第35護衛隊が大湊地方隊隷下に編成替え。

1985年3月27日呉地方隊第38護衛隊に編入され、定係港がに転籍。

1998年4月15日、呉地方隊第22護衛隊に編入。

2003年3月13日、除籍。就役期間中の総航程は54万1,588.9浬、地球約25周に達した[1]

脚注

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  1. ^ 海上自衛新聞・2003年(平成15年)3月21日(金)第6面

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)
  • 『世界の艦船 第610集 』(海人社、2003年5月号)