コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

さよなら、小津先生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さよなら小津先生から転送)
さよなら、小津先生
ジャンル テレビドラマ
企画 石原隆
鈴木吉弘
脚本 君塚良一
演出 平野眞
河野圭太
西谷弘
出演者 田村正和
ユースケ・サンタマリア
瀬戸朝香
西田尚美
京野ことみ
小日向文世
谷啓
音楽 大島ミチル
エンディング aikoおやすみなさい
製作
プロデューサー 関口静夫
制作 フジテレビ
共同テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2001年10月9日 - 12月18日
放送時間火曜日 21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ火曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報
スペシャル
プロデューサー関口静夫
出演者財前直見
木村多江
森田彩華
上野樹里
大久保綾乃
貫地谷しほり
邑野未亜
竹下恭平
放送期間2004年11月26日
放送時間金曜日 21:00 - 22:52
放送枠金曜エンタテイメント
放送分112分
回数1

特記事項:
初回は10分拡大(21:00 - 22:04)
第3話は60分繰り下げ(22:00 - 22:54)
テンプレートを表示

さよなら、小津先生』(さよなら、おづせんせい)は、2001年10月9日から12月18日まで、フジテレビ系列火9ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演は田村正和

概要

[編集]

職、名声、家族、財産を失った元エリート銀行マン・小津が再就職までの仕事として私立高校の臨時教師となり、若者たちと交流する様を描く学園ドラマ。

また、大人が子供に教えられ、成長していく姿を描いた作品でもある。

当初はコメディー色が強くなる予定だったが、脚本の君塚良一が第2話を執筆中に9・11事件が発生。衝撃を受け、「再生」をテーマに盛り込んだ、よりシリアスな内容に変更した。

3年後の2004年11月26日には、「金曜エンタテイメント」枠で女子バスケ部を舞台にした続編が放映された。

あらすじ

[編集]

キャスト

[編集]

※生徒役で当時はまだそれほど知名度を獲得していなかったが、後に第一線で活躍する事になる若手の俳優・女優達が多数出演している。

小津南兵〈51〉
演 - 田村正和
政治経済教師、バスケ部のコーチ。
東京都立日比谷戸塚山高校、慶應義塾大学経済学部卒の元エリート銀行マン[1]
加藤賢〈29〉
演 - ユースケ・サンタマリア
通称「カトケン」、英語教師、バスケ部の顧問。
足利みゅー〈26〉
演 - 瀬戸朝香
体育教師、前の学校で体罰でクビになる。怒ると手がでやすい。
鹿松まなび〈28〉
演 - 西田尚美
国語教師、続編では父が故人になり学園長になる。
横森一葉〈24〉
演 - 京野ことみ
美術教師、続編では産休中。
佐野宗男〈49〉
演 - 小日向文世
数学教師、2年の学年主任で生活指導担当。
鹿松哲郎〈58〉
演 - 谷啓
校長、まなびの父、続編では故人。
井本浩二
演 - 森山未來
2年1班生徒、バスケ部の部長。
秋本光
演 - 脇知弘
2年1班生徒、バスケ部員。
松沢淳
演 - 忍成修吾
2年1班生徒、バスケ部員、横森先生に好意を寄せていた。
長瀬健太
演 - 勝地涼
1年3班生徒、バスケ部員で父親から虐待されている。
大久保章夫
演 - 池田貴尉
演 - 2年1班生徒、バスケ部員。
三上剛
演 - EITA(現:永山瑛太
2年1班生徒、バスケ部員。
神田未句
演 - 中川愛海
2年1班生徒、三上の彼女。
大野遙
演 - 一戸奈未
2年1班生徒、バスケ部員。
松沢孝正
演 - 中丸新将
淳の父。
篠田絵理
演 - 水川あさみ
小津の娘。
篠田静香〈45〉
演 - 余貴美子
小津の元妻。
島谷〈51〉
演 - 大杉漣
小津の銀行の元同僚。
柳沼
演 - 渡辺いっけい
演 - 他校教員、バスケ部顧問、チームの勝利のためには手段を選ばない。

続編のみ出演のキャスト

[編集]
郷田静子
演 - 財前直見
元銀行員で、一葉の代わりに赴任してきた新米の美術教師。
森本クミの母親
演 - 木村多江
森本クミ
演 - 森田彩華
バスケ部員。
小山サヤカ
演 - 上野樹里
バスケ部員。
安田アヤコ
演 - 大久保綾乃
バスケ部員。
田口ユリア
演 - 貫地谷しほり
バスケ部員。
佐伯ワカナ
演 - 邑野未亜
バスケ部員。
恭一郎
演 - 竹下恭平

スタッフ

[編集]

番組の最後で、スポンサーであるアサヒ飲料の缶コーヒー「WONDA」のスペシャルCMがオンエアされた。内容はスタッフが登場し、ドラマの感想や撮影裏話を語っているものであった。このシリーズの演出は、当時共同テレビCM部に所属していた小林義則が担当。

放送日程

[編集]
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 2001年10月09日 ふさわしくない男 平野眞 14.9%
第2話 10月16日 おかしな二人 12.7%
第3話 10月23日 小津先生、走る 河野圭太 15.8%
第4話 10月30日 子供たちを信じる 平野眞 10.6%
第5話 11月06日 先生と生徒の恋 河野圭太 10.2%
第6話 11月13日 体罰を認めるのか 平野眞 9.6%
第7話 11月20日 禁じられた遊び 河野圭太 9.8%
第8話 11月27日 小津先生、怒る 平野眞 10.8%
第9話 12月04日 小津先生、キレる 河野圭太 9.9%
第10話 12月11日 さよなら、小津先生 平野眞 11.1%
最終話 12月18日 本当のさよなら 11.7%
平均視聴率 11.6%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)
スペシャル 放送日 タイトル 演出 視聴率
2004年11月26日 さよなら、小津先生 待望の新作!
親子の愛情が消えた…
両親に無視という虐待を受けた少女
西谷弘 11.5%

受賞歴

[編集]

ロケ地

[編集]
  • 光蔭高等学園 - 品川エトワール女子高等学校(東京都品川区)
  • 小津南兵と加藤堅が同居したアパート - 東京都新宿区高田馬場

脚注

[編集]
  1. ^ さよなら小津先生第1話 29:43より

外部リンク

[編集]
フジテレビ 火曜21時台(連続ドラマ枠
前番組 番組名 次番組
救命病棟24時(第2シリーズ)
(2001年7月3日 - 9月18日)
さよなら、小津先生
(2001年10月9日 - 12月18日)
初体験
(2002年1月8日 - 3月19日)