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いてまえ打線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

いてまえ打線(いてまえだせん)とは、大阪近鉄バファローズ打線に付いた愛称である。

概要

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「いてまえ」とは大阪弁で「やっちまえ」を意味し、打線の雰囲気と地域性を同時に表すネーミングである。

この名称は、近鉄選手が相手投手を打ち込んだ際に近鉄応援団が「いてまえ〜」と掛け声をしていたことに由来し、西本幸雄監督のもとでリーグ初優勝する1979年頃に、ファンの間で自然発生的したものであると、当時の応援団長佐野正幸が書籍に綴っている[1]。その後、1990年代前半にマスコミの間でも広く浸透[2]し、2004年の近鉄球団消滅まで使われ続けた。

そのため「いてまえ打線」と言えば特定の布陣を指し示すものではなく、メンバーは年度によって異なる。なお、応援団は掛け声だけでなく、スタンドに「豪打いてまえ猛牛打線」の横断幕を掲げ、親会社の近鉄本社と資本関係でつながるテレビ朝日[3]の『暴れん坊将軍』のオープニング曲を使ったチャンステーマの歌詞にも織り込んでいた。

近鉄は長年、クリーンナップの長打力を重視した布陣を敷くことが多く、チーム本塁打数200本以上を3度(1980年1985年2001年)記録している。特に2001年時はチーム防御率がリーグ最低にもかかわらず、打線の力でチームをリーグ優勝に導いた。しかし、ただ本塁打を重視するのではなく、1番打者には俊足の選手を、2番打者には巧打の選手を必ず置いており、「いてまえ打線」の真骨頂はクリーンナップによる本塁打のみではなく、集中打による得点と、クリーンナップ以外の打者による効果的な本塁打であるとする近鉄ファンは多い。

ただし、1992年1994年頃のいてまえ打線はラルフ・ブライアント石井浩郎らの長打力に、大石大二郎大島公一1996年オリックスへ移籍)を中心とした機動力をミックスして得点を挙げていたが、2001年〜2002年には、ほとんど機動力に頼らず、タフィ・ローズ中村紀洋らを中心とした長打力で得点を挙げることが多く、時代によって多少毛色が異なっている。

また1980年代半ばから球団消滅まで、近鉄は捕手について1名を正捕手として固定起用せず、ありなしコンビに象徴されるように2名あるいは3名の併用とし続けていた(打撃、守備それぞれで突出した存在がいなかった)ために、「いてまえ打線」において捕手は下位打線を打つのが基本である。

布陣

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太字はリーグトップ

1979年

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ファンの間で「いてまえ打線」と呼ばれ始めたとされる年(先述参照)。球団史上初のリーグ優勝を果たした。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 平野光泰 .279 18 51 21 ゴールデングラブ賞(外)
2 石渡茂 .281 11 45 10 ベストナイン(遊)
3 栗橋茂 .291 32 80 16 ベストナイン(外)
4 DH チャーリー・マニエル .324 37 94 0 シーズンMVP本塁打王ベストナイン(DH)
5 羽田耕一 .274 13 49 11
6 クリス・アーノルド .289 17 65 6
7 小川亨 .277 12 44 2
8 佐々木恭介 .320 18 46 14
9 梨田昌崇 .272 19 57 2 ベストナイン(捕)、ゴールデングラブ賞(捕)
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
有田修三 .271 8 24 0 梨田と併用
永尾泰憲 .310 3 40 12
藤瀬史朗 .385 0 1 27 この年の代走盗塁数25はプロ野球記録
  • 主なチーム記録
    • 打率.285(リーグ1位)
    • 本塁打195本(リーグ1位)
    • 得点641(リーグ1位)
    • 盗塁140(リーグ3位)

1980年

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2年連続のリーグ優勝を果たした。この年のチーム打率・本塁打数・得点数・打点数が近鉄バファローズとしての球団記録である。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 平野光泰 .284 23 68 13
2 小川亨 .323 15 55 1
3 佐々木恭介 .318 19 66 8
4 DH チャーリー・マニエル .325 48 129 0 本塁打王打点王ベストナイン(DH)
5 栗橋茂 .328 28 84 9 出塁率.406ベストナイン(外)
6 羽田耕一 .272 30 80 6
7 梨田昌崇 .292 15 55 1 ベストナイン(捕)
8 石渡茂 .265 9 47 5
9 吹石徳一 .249 12 36 6
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
有田修三 .309 16 37 2 梨田と併用
一/二 クリス・アーノルド .252 11 37 1
永尾泰憲 .233 1 15 4
島本講平 .351 5 26 1
藤瀬史朗 .241 3 8 22 代走要員
  • 主なチーム記録
    • 打率.290(当時パ・リーグ新記録[4]
    • 出塁率.363[5]
    • 長打率.501
    • OPS.864(プロ野球記録
    • 本塁打239本(当時プロ野球新記録、前後期65試合ずつ、合計130試合制での達成。現在はパ・リーグ記録[6]
    • 得点791(当時パ・リーグ新記録、130試合制での達成。[7]
    • 盗塁85(リーグ4位)

1981年

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主砲のマニエルがヤクルトに復帰したのに加え、現有勢力が軒並み数字を落とし、前年から一転して最下位となる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 平野光泰 .259 10 50 12
2 小川亨 .295 9 35 5
3 ビクター・ハリス .268 22 74 13
4 栗橋茂 .263 11 41 6
5 梨田昌崇 .273 17 48 5 ベストナイン(捕)
6 島本講平 .270 11 34 5
7 吹石徳一 .245 10 48 13
8 DH アイク・ハンプトン .230 15 32 5
9 羽田耕一 .234 17 39 3
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
佐々木恭介 .261 4 21 14
捕/DH 有田修三 .245 7 31 0 梨田先発時にもDHとしての起用あり
石渡茂 .191 2 13 6
白仁天 .227 4 23 2
  • 主なチーム記録
    • 打率.253(リーグ最下位)
    • 本塁打149本(リーグ1位)
    • 得点557(リーグ5位)
    • 盗塁121(リーグ2位)

1982年

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入団2年目の大石が二塁に定着。栗橋と羽田が復調し、打棒復活の兆しを見せる。一方、佐々木恭介はこの年限りで現役を引退した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 平野光泰 .245 15 43 4
2 大石大二郎 .274 12 41 47 新人王
3 ビクター・ハリス .272 9 35 10
4 栗橋茂 .311 22 79 8 ベストナイン(外)
5 羽田耕一 .277 22 85 9 ウルフが三塁で先発の場合は一塁
6 DH 島本講平 .264 11 40 5 ハリス欠場時は3番・右翼
7 小川亨 .301 6 42 3
8 梨田昌崇 .290 10 35 6
9 石渡茂 .228 4 20 3
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
有田修三 .223 12 30 4 梨田と併用
三/DH ラリー・ウルフ .224 14 45 1 前半は三塁で先発出場
森脇浩司 .208 2 8 3 石渡と併用
小田義人 .271 7 29 0
吹石徳一 .187 3 13 3
  • 主なチーム記録
    • 打率.258(リーグ3位)
    • 本塁打151本(リーグ1位)
    • 得点594(リーグ2位)
    • 盗塁126(リーグ2位)

1983年

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外国人選手がいずれもシーズン通しての活躍ができず、再び得点力が低下。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .287 10 46 60 盗塁王ベストナイン(二)
2 谷真一 .232 3 39 7
3 仲根正広 .267 14 44 8
4 DH 栗橋茂 .294 23 72 8
5 羽田耕一 .266 14 66 6
6 平野光泰 .292 10 48 6
7 小川亨 .269 8 27 1
8 梨田昌崇 .268 8 42 7
9 マイク・エドワーズ .291 1 10 8 故障での欠場多し
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
有田修三 .232 17 33 0 梨田と併用
ビクター・ハリス .198 4 23 6 仲根と併用
テリー・リー .319 10 29 1 故障での欠場多し、出場時は主に5番
島本講平 .224 2 17 1 マイクと併用
吹石徳一 .212 2 20 4
  • 主なチーム記録
    • 打率.262(リーグ最下位)
    • 本塁打134本(リーグ4位)
    • 得点581(リーグ3位)
    • 盗塁139(リーグ2位)

1984年

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広島から加藤英司が移籍し、鳴り物入りで新外国人2名が加入。ところがその新外国人が2名とも途中退団という事態に見舞われるが、代役として途中入団したデービスが4番に定着を果たす。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .282 29 65 46 盗塁王ベストナイン(二)
2 平野光泰 .251 10 53 5
3 DH 加藤英司 .253 14 72 1 マネー退団までは一塁
4 リチャード・デービス .310 18 45 0 6月入団
5 栗橋茂 .281 14 55 9
6 羽田耕一 .272 16 50 8
7 小川亨 .234 6 23 0 この年限りで現役引退
8 有田修三 .207 14 43 1
9 吹石徳一 .249 5 20 5
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
梨田昌孝 .249 7 29 4 有田と併用
谷真一 .167 1 13 3 吹石と併用
仲根正広 .274 11 39 0 デービス加入までは右翼
DH ドン・マネー .260 8 23 0 5月まで4番、途中退団
  • 主なチーム記録
    • 打率.257(リーグ5位)
    • 本塁打174本(リーグ1位)
    • 得点609(リーグ4位)
    • 盗塁91(リーグ5位)

1985年

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前年加入のデービスの活躍に加え、村上の台頭やバンボの加入もありチーム200本塁打を記録するが、投手陣が崩壊し3位に終わる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .308 11 45 19
2 栗橋茂 .267 18 56 10
3 羽田耕一 .266 18 62 2
4 リチャード・デービス .343 40 109 1 ベストナイン(一)
5 DH 加藤英司 .286 26 78 2
6 柳原隆弘 .249 8 34 0
7 バンボ・リベラ .244 31 69 8
8 梨田昌孝 .247 11 51 3
9 村上隆行 .274 16 46 8
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
二/遊 吹石徳一 .243 12 29 8 大石欠場中は二塁
仲根政裕 .201 9 23 0 柳原と併用
有田修三 .259 4 17 0 梨田と併用
慶元秀章 .273 0 9 1
  • 主なチーム記録
    • 打率.272(リーグ3位)
    • 本塁打212本(リーグ1位)
    • 得点678(リーグ3位)
    • 盗塁71(リーグ5位)

1986年

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加藤、有田が移籍でチームを去る一方、新井と淡口が加入。加えて金村の台頭もあり前半は首位を走るが、後半西武との争いに敗れ2位に終わる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .290 16 55 24
2 新井宏昌 .288 12 51 6 ベストナイン(外)
3 DH 栗橋茂 .270 16 56 1
4 リチャード・デービス .337 36 97 3
5 淡口憲治 .297 8 38 3 終盤は6番起用
6 デビッド・グリーン .270 10 39 2 終盤は7番起用
7 金村義明 .275 23 67 3 終盤は5番起用
8 村上隆行 .267 22 57 5
9 梨田昌孝 .216 6 25 2
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
羽田耕一 .219 8 34 3
山下和彦 .178 4 12 1
バンボ・リベラ .228 6 17 0 グリーンと入れ替わりに途中退団
鈴木貴久 .236 9 15 0
  • 主なチーム記録
    • 打率.271(リーグ4位)
    • 本塁打183本(リーグ2位)
    • 得点611(リーグ4位)
    • 盗塁56(リーグ最下位)

1987年

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オグリビーが加入し、新井が首位打者を獲得するが、終盤にデービスが長期離脱したうえ、新井や鈴木を除いた日本人選手が軒並み数字を落とし、投手陣の崩壊も相まって最下位に終わる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石第二朗 .265 5 42 41 盗塁王
2 新井宏昌 .366 13 67 5 首位打者ベストナイン(外)
3 リチャード・デービス .337 16 49 2
4 DH ベン・オグリビー .300 24 74 5 栗橋の先発時はレフト
5 鈴木貴久 .262 21 54 4
6 淡口憲治 .240 6 30 0
7 金村義明 .243 14 61 4
8 村上隆行 .240 13 39 6
9 山下和彦 .217 6 24 0
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
栗橋茂 .298 6 19 2 スタメン出場の際は5番DH(故障での欠場多し)
羽田耕一 .211 4 17 0 デービス離脱時は先発出場
真喜志康永 .148 2 6 2
梨田昌孝 .234 2 7 1
  • 主なチーム記録
    • 打率.270(リーグ2位)
    • 本塁打135本(リーグ3位)
    • 得点528(リーグ3位)
    • 盗塁81(リーグ3位)

1988年

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主砲のデービスが不祥事により途中退団。得点力低下が懸念されたが、中日から移籍のブライアントがブレイク。後半戦に西武を猛追し「10.19」へともつれ込むが、最終戦で力尽き2位となる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石第二朗 .252 5 34 16
2 新井宏昌 .286 8 54 2 ブライアント加入以前と羽田先発時は外野
3 ラルフ・ブライアント .307 34 73 1 6月に中日から移籍
4 DH ベン・オグリビー .311 22 65 1 デービス退団までは3番
5 鈴木貴久 .246 20 54 1
6 金村義明 .288 14 48 2
7 村上隆行 .248 15 34 1
8 山下和彦 .226 8 29 2
9 真喜志康永 .190 3 14 3
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
リチャード・デービス .303 7 22 2 6月まで4番、不祥事により退団
淡口憲治 .218 5 18 1 村上、羽田と併用
羽田耕一 .269 4 17 1 村上、淡口と併用
吹石徳一 .263 2 10 1 金村欠場中は三塁
安達俊也 .154 1 1 3
  • 主なチーム記録
    • 打率.253(リーグ5位)
    • 本塁打154本(リーグ3位)
    • 得点515(リーグ4位)
    • 盗塁46(リーグ5位)

1989年

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9年ぶり、3度目のリーグ優勝を果たしたときの布陣。なお、ブライアントはこの年だけで1試合3本塁打を4回記録した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .277 8 33 14
2 新井宏昌 .302 7 47 6
3 ラルフ・ブライアント .283 49 121 5 シーズンMVP本塁打王ベストナイン(外)
4 ハーマン・リベラ .260 25 79 4 金村欠場時は三塁
5 DH 淡口憲治 .229 3 27 2
6 鈴木貴久 .286 20 57 1
7 金村義明 .225 7 30 0
8 山下和彦 .262 6 35 1 ベストナイン(捕)
9 真喜志康永 .254 7 30 2
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁
DH 中谷忠己 .274 1 13 0
DH 中根仁 .236 10 21 2
羽田耕一 .256 1 17 1
村上隆行 .306 5 25 2
古久保健二 .171 2 6 0
安達俊也 .205 1 9 2
  • 主なチーム記録
    • 打率.261(リーグ5位)
    • 本塁打157本(リーグ3位)
    • 得点606(リーグ4位)
    • 盗塁45(リーグ最下位)

1990年

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トレーバーや石井の加入で打線は厚みを増すが、野茂英雄を除いた先発投手陣が振るわず、3位に終わる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石第二朗 .314 20 69 20 ベストナイン(二)
2 新井宏昌 .292 6 34 4
3 ラルフ・ブライアント .245 29 73 4
4 ジム・トレーバー .303 24 92 2
5 金村義明 .274 17 51 7
6 鈴木貴久 .270 22 71 4
7 DH 石井浩郎 .300 22 46 1 後半は5番
8 光山英和 .301 12 33 1
9 安達俊也 .218 0 10 6
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
山下和彦 .236 4 22 0 光山と併用
村上隆行 .327 10 37 1
中根仁 .217 3 23 3
加藤正樹 .285 3 24 0
米崎薫臣 .243 2 20 3
中谷忠己 .304 3 20 2
  • 主なチーム記録
    • 打率.275(リーグ1位)
    • 本塁打181本(リーグ2位)
    • 得点678(リーグ2位)
    • 盗塁67(リーグ5位)

1991年

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球団新記録の77勝を挙げ一時は首位に立つも、終盤西武との優勝争いに敗れ2位に終わる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .268 6 42 12
2 新井宏昌 .309 3 44 2
3 ジム・トレーバー .272 29 92 11 打点王ベストナイン(一)。ブライアント離脱後は4番
4 ラルフ・ブライアント .238 22 43 3 7月に故障で長期離脱
5 DH 石井浩郎 .290 21 55 0
6 鈴木貴久 .269 18 63 2
7 金村義明 .270 16 60 2
8 古久保健二 .226 3 11 1
9 吉田剛 .255 4 23 14
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
ジェシー・リード .275 10 34 0 ブライアントの代役として入団、後半の3番
中根仁 .291 6 18 7 新井、村上と併用
村上隆行 .262 13 36 2 新井、中根と併用
安達俊也 .264 1 19 3 吉田と併用
光山英和 .207 3 9 1 古久保、山下と併用
山下和彦 .129 0 4 0 古久保、光山と併用
  • 主なチーム記録
    • 打率.265(リーグ2位)
    • 本塁打157本(リーグ1位)
    • 得点592(リーグ2位)
    • 盗塁62(リーグ5位)

1992年

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この頃から「いてまえ打線」の名称がマスコミでも広く使われるようになった。ブライアントが復帰し、石井が4番に定着した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .269 6 47 39
2 [8] 新井宏昌 .220 3 25 2 通算2000本安打を達成。この年限りで現役引退。
3 DH ラルフ・ブライアント .243 38 96 6 シーズン198三振のプロ野球新記録(当時)を達成。
4 石井浩郎 .290 29 89 4
5 金村義明 .260 13 44 5
6 ジェシー・リード .232 10 37 0
7 村上嵩幸 .250 20 59 15
8 古久保健二 .207 4 17 0
9 吉田剛 .257 3 30 27
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
光山英和 .267 8 22 1 古久保と併用。野茂英雄が先発投手の際は光山が出場。
一/DH アルビン・デービス .275 5 12 1 リードと併用
安達俊也 .250 1 13 2
鈴木貴久 .186 9 26 3
  • 主なチーム記録
    • 打率.247(リーグ5位)
    • 本塁打155本(リーグ2位)
    • 得点580(リーグ2位)
    • 盗塁112(リーグ3位)

1993年

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1993年6月5日のダイエー戦で9回裏に一挙7点をとって逆転サヨナラ勝ち。最終回での6点差逆転は日本記録。なお、この年は外野手の規定打席到達者なし。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大石大二郎 .257 10 49 31 盗塁王(プロ野球史上最年長記録)
2 大島公一 .280 1 11 10
3 DH ラルフ・ブライアント .252 42 107 4 ベストナイン(DH)、シーズン204三振の世界新記録樹立
4 石井浩郎 .309 22 80 0 ベストナイン(一)、最多安打者[9]
5 ロバート・レイノルズ .298 18 50 12
6 鈴木貴久 .210 10 37 0
7 村上嵩幸 .269 11 39 7
8 光山英和 .263 9 20 1
9 吉田剛 .224 1 21 18
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
古久保健二 .227 5 17 2 光山と併用
金村義明 .221 3 28 1 故障での欠場多し
内匠政博 .255 1 12 10
中根仁 .263 8 35 18 主にレイノルズ、鈴木と併用
  • 主なチーム記録
    • 打率.258(リーグ3位)
    • 本塁打145本(リーグ1位)
    • 得点562(リーグ1位)
    • 盗塁124(リーグ2位)

1994年

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打線の爆発により7月26日から8月10日にかけて球団記録の13連勝(引き分けを挟む)を記録。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大島公一 .285 5 29 6
2 水口栄二 .272 5 43 1
3 DH ラルフ・ブライアント .293 35 106 0 本塁打王ベストナイン(DH)
4 石井浩郎 .316 33 111 1 打点王ベストナイン(一)
5 鈴木貴久 .263 19 73 1
6 リー・スチーブンス .288 20 66 3
7 金村義明 .299 8 28 2
8 光山英和 .243 5 20 0
9 中根仁 .291 10 42 12
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
古久保健二 .202 6 26 1 光山と併用
大石大二郎 .270 2 33 11 スタメン出場の際は2番セカンド(故障での欠場多し)
中村紀洋 .281 8 36 0 シーズン後半にレギュラー定着
内匠政博 .243 2 20 17 シーズン前半は1番打者としてスタメン出場
  • 主なチーム記録
    • 打率.274(リーグ4位)
    • 本塁打169本(リーグ1位)
    • 得点701(リーグ1位)
    • 盗塁75(リーグ3位)

1995年

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6月にブライアントと石井が戦線を離脱、安定したオーダーが組めず貧打に苦しんだシーズン。4月から下位になり、7月には最下位転落。そのままシーズン終了まで最下位だった。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大村直之 .270 3 19 15
2 内匠政博 .277 2 17 12
3 DH ラルフ・ブライアント .194 10 22 0 6月に故障で戦線離脱、シーズン終了後退団
4 リー・スチーブンス .246 23 70 0
5 鈴木貴久 .253 16 50 1
6 中村紀洋 .228 20 64 0
7 水口栄二 .268 2 26 6
8 古久保健二 .191 3 35 2
9 大石大二郎 .241 4 21 11
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
光山英和 .200 2 11 0 古久保と併用
石井浩郎 .276 6 17 1 6月初旬まで4番起用(故障で戦線離脱)
大島公一 .192 0 20 1 6月初旬まで1番起用
村上嵩幸 .236 8 32 7 大村と併用
藤立次郎 .232 2 7 0 8月から3番起用が増えた
  • 主なチーム記録
    • 打率.234(リーグ最下位)
    • 本塁打105本(リーグ3位)
    • 得点457(リーグ最下位)
    • 盗塁65(リーグ最下位)

1996年

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石井が2年連続で長期離脱となった一方、ローズとC・D、山本の加入に加えて、中村が成長したことにより打棒が復活。8月まで3位と善戦していたが、9月に入って調子を落とし、4位に終わる。なお、石井はこのシーズンを最後に巨人へ移籍した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 中根仁 .244 8 23 0
2 二/遊 水口栄二 .281 8 28 5 大石の起用時は遊撃手
3 DH 山本和範 .266 14 43 1
4 タフィ・ローズ .293 27 97 11
5 中村紀洋 .273 26 67 4 ベストナイン(三)
6 C・D .281 20 53 3
7 鈴木貴久 .268 9 50 3
8 光山英和 .241 2 15 4
9 吉田剛 .239 2 19 9
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
古久保健二 .207 4 18 0 光山と併用
大石大二郎 .219 2 19 11 主に吉田と併用
大村直之 .232 3 13 5 中根、内匠と併用
内匠政博 .241 5 16 6 中根、大村と併用
DH/外 荒井幸雄 .222 5 23 8 山本と併用
DH/外 藤立次郎 .309 9 21 1 右の代打 代打三打席連続ホームランを記録
  • 主なチーム記録
    • 打率.255(リーグ4位)
    • 本塁打146本(リーグ1位)
    • 得点555(リーグ2位)
    • 盗塁76(リーグ3位)

1997年

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1997年8月24日のロッテ戦でプロ野球史上3度目の10点差逆転勝利を記録。この日を境にチームは最下位争いを脱出し、最終的には3位に浮上した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1[10] 武藤孝司 .282 0 29 26
2 水口栄二 .284 7 50 10 犠打リーグ1位
3 タフィ・ローズ .307 22 102 22 ベストナイン(外)
4 フィル・クラーク .331 23 93 1 ベストナイン(一)
5 鈴木貴久 .261 10 53 9
6 DH 山本和範 .264 12 37 1
7 中村紀洋 .240 19 68 3
8 的山哲也 .197 4 22 4
9 大村直之 .281 1 30 15
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
古久保健二 .287 2 11 0 的山と併用
一/三/外 村上嵩幸 .270 4 12 3
中根仁 .188 1 9 2
  • 主なチーム記録
    • 打率.274(リーグ2位)
    • 本塁打112本(リーグ3位)
    • 得点603(リーグ2位)
    • 盗塁112(リーグ3位)

1998年

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9月初めまでチームは優勝争いを繰り広げていたが、先発投手陣が安定しないためいまいち波に乗れず、最終的に借金1でリーグ5位。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大村直之 .310 4 40 23 ベストナイン(外)、ゴールデングラブ賞(外)
2 武藤孝司 .250 0 32 16
3 タフィ・ローズ .257 22 70 15
4 DH フィル・クラーク .320 31 114 0 ベストナイン(一)[11]
シーズン二塁打48本のプロ野球新記録(達成当時)
5 中村紀洋 .260 32 90 1
6 [12] 礒部公一 .291 4 31 2
7 吉岡雄二 .268 13 32 1
8 的山哲也 .230 4 18 4
9[13] 水口栄二 .233 2 36 6
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
吉田剛 .240 1 11 2
安部理 .250 1 12 2 吉岡と併用
鈴木貴久 .273 5 36 4 礒部が捕手の場合には先発出場
一/三/外 村上嵩幸 .262 5 18 0
  • 主なチーム記録
    • 打率.267(リーグ3位)
    • 本塁打126本(リーグ3位)
    • 得点593(リーグ2位)
    • 盗塁80(リーグ4位タイ)

1999年

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5試合連続2桁失点のワースト記録を樹立するなど投手陣崩壊のためチームは最下位であったが、ともにプロ野球史上初となるリーグ最下位チームからのベストナイン3人選出、本塁打・打点の二冠王誕生を記録した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大村直之 .259 2 36 7
2 武藤孝司 .280 1 19 7
3 中村紀洋 .261 31 95 3 ベストナイン(三)、ゴールデングラブ賞(三)
4 タフィ・ローズ .301 40 101 5 本塁打王打点王ベストナイン(外)
5 DH フィル・クラーク .287 29 84 4 ベストナイン(DH)
6 礒部公一 .232 4 27 1
7 吉岡雄二 .276 13 57 12
8 的山哲也 .235 8 39 7
9 高須洋介 .225 2 33 10
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
大久保秀昭 .305 2 11 1 左の代打の切り札
吉田剛 .235 0 17 12 武藤が故障離脱時のレギュラー
鈴木貴久 .218 4 16 0
川口憲史 .235 6 12 1
  • 主なチーム記録
    • 打率.257(リーグ5位)
    • 本塁打151本(リーグ1位)
    • 得点595(リーグ3位)
    • 盗塁73(リーグ3位)

2000年

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梨田昌孝監督の1年目のシーズン。4月から下位に低迷し、7月には最下位転落。その後も調子を落とし続け、2年連続の最下位に終わる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 水口栄二 .251 3 39 1
2 大村直之 .254 3 44 7
3 中村紀洋 .277 39 110 1 本塁打王打点王ベストナイン(三)、ゴールデングラブ賞(三)
4 タフィ・ローズ .272 25 89 6
5 DH フィル・クラーク .258 10 33 0 7月に故障で戦線離脱、シーズン終了後退団
6 礒部公一 .311 6 33 4
7 吉岡雄二 .290 18 65 2 クラーク離脱後は5番で起用
8 川口憲史 .251 5 28 3
9 武藤孝司 .311 1 41 20
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
的山哲也 .172 3 16 3 礒部と併用
一/三 山下勝充 .150 4 13 0 吉岡離脱時にスタメン起用
前田忠節 .196 0 9 6 9月からスタメン起用が増加
DH/外 鷹野史寿 .296 6 31 2 川口と併用、クラーク離脱後はスタメン起用が増加
平下晃司 .255 1 18 8 大村と併用
  • 主なチーム記録
    • 打率.262(リーグ3位)
    • 本塁打125本(リーグ3位)
    • 得点612(リーグ最下位)
    • 盗塁68(リーグ5位)

2001年

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12年ぶり4度目のリーグ優勝を果たしたときの布陣。なお、3番ローズ、4番中村の「二人で合計101本塁打」はプロ野球史上初。前年には梨田監督が機動力を向上させての得点力アップを図ったが、「いろいろ動かれたのでは打ちにくい」と主力選手から不満が出たため、この年からチーム盗塁数が激減した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大村直之 .271 16 53 5
2 水口栄二 .290 3 30 1 犠打リーグ1位
3 タフィ・ローズ .327 55 131 9 本塁打王シーズンMVPベストナイン(外)、シーズン本塁打タイ記録(当時)
4 中村紀洋 .320 46 132 3 打点王ベストナイン(三)、ゴールデングラブ賞(三)
5 礒部公一 .320 17 95 7 ベストナイン(外)、得点圏打率リーグ1位(.417)
6 吉岡雄二 .265 26 85 2
7 DH 川口憲史 .316 21 72 0
8 ショーン・ギルバート .267 6 24 3
9 的山哲也 .177 5 25 1
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
古久保健二 .140 0 8 0 的山と併用、岩隈久志との「親子バッテリー」
捕/一 北川博敏 .270 6 35 2 代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打を放つ
前田忠節 .182 1 8 0 ショートの守備固め要員
DH/外 鷹野史寿 .306 6 20 0 左投手が先発の際にスタメン出場
益田大介 .340 2 10 1 左の代打の切り札
  • 主なチーム記録
    • 打率.280(リーグ1位)
    • 出塁率.363(リーグ1位)[14]
    • 長打率.468(リーグ1位)
    • 本塁打211本(リーグ1位)
    • 得点770(リーグ1位)
    • 盗塁35(リーグ最下位)
    • チーム防御率リーグ最下位での優勝は史上初。なお、チーム防御率4.98は優勝チームのワースト記録。

2002年

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エースの前川勝彦や礒部、日本ハムから移籍のウィルソンの不振により、2位に終わる。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大村直之 .271 11 47 1
2 水口栄二 .255 5 23 0
3 タフィ・ローズ .272 46 117 5 打点王ベストナイン(外)
4 中村紀洋 .294 42 115 2 ベストナイン(三)、ゴールデングラブ賞(三)
5 DH 川口憲史 .288 13 46 1
6 吉岡雄二 .269 26 72 4
7 礒部公一 .270 3 30 6
8 阿部真宏 .210 6 29 0
9 的山哲也 .208 3 14 3
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
古久保健二 .175 3 10 0 シーズン中盤まで的山と併用
高須洋介 .255 2 16 3 水口と併用
前田忠節 .217 1 6 0 阿部と併用
DH/外 鷹野史寿 .317 6 20 0 礒部と併用
DH ナイジェル・ウィルソン .221 6 14 0 5月初旬まで7番打者として起用
  • 主なチーム記録
    • 打率.258(リーグ3位)
    • 本塁打177本(リーグ2位)
    • 得点598(リーグ3位)
    • 盗塁32(リーグ最下位)

2003年

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中村が残留するも、ケガの影響で不振に陥り、チームも3位に終わる。前年までとは打って変わって盗塁が増加した。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大村直之 .300 16 61 27 ゴールデングラブ賞(外)
2 星野おさむ .274 12 51 10
3 タフィ・ローズ .276 51 117 7 本塁打王ベストナイン(外)
4 中村紀洋 .236 23 67 1
5 礒部公一 .288 12 72 9
6 吉岡雄二 .300 18 60 3
7 DH 川口憲史 .282 9 37 1
8 阿部真宏 .291 6 43 6
9 的山哲也 .200 5 26 0
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
藤井彰人 .193 1 13 2 的山と併用
一/DH 北川博敏 .309 13 50 5 吉岡や川口と併用
水口栄二 .289 5 38 0 星野と併用
外/DH 鷹野史寿 .230 5 11 0 右の代打の切り札 3打席連続本塁打を記録
外/DH 益田大介 .277 7 19 2 左の代打の切り札
  • 主なチーム記録
    • 打率.274(リーグ3位)
    • 本塁打187本(リーグ2位)
    • 得点718(リーグ2位)
    • 盗塁83(リーグ4位)

2004年

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ローズが巨人に移籍し、攻撃力は大幅に低下。近鉄最後のシーズンはリーグ5位に終わった。
打順 守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
1 大村直之 .303 2 34 22
2 水口栄二 .293 6 40 0 犠打リーグ1位
3 礒部公一 .309 26 75 7
4 中村紀洋 .274 19 66 0 ゴールデングラブ賞(三)
5 DH マリオ・バルデス .213 9 29 0
6 北川博敏 .303 20 88 7
7 大西宏明 .265 10 43 5
8 阿部真宏 .247 7 50 0
9 藤井彰人 .241 1 20 3
控え選手
守備 選手 打席 打率 本塁打 打点 盗塁 備考
的山哲也 .221 2 11 1 藤井と併用
星野おさむ .250 2 24 2 水口と併用
DH 川口憲史 .201 3 28 1 マリオ来日後はスタメンの機会が激減
外/DH 鷹野史寿 .293 5 24 0 大西と併用
外/DH 益田大介 .272 2 16 1 大西と併用
  • 主なチーム記録
    • 打率.269(リーグ5位)
    • 本塁打121本(リーグ5位)
    • 得点630(リーグ5位)
    • 盗塁59(リーグ4位)

脚注

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  1. ^ 『B.B.MOOK 169 スポーツ伝説シリーズ20 ホームランを知り尽くす 時代を超えてファンを魅了する"野球の華" --そのすべてを一冊まるごと徹底研究』ベースボール・マガジン社、2001年5月10日。雑誌コード:ISBN 4583611307。「1979年、80年近鉄バファローズ「いてまえ打線」」
  2. ^ 『感動の軌跡 大阪近鉄バファローズ創立50周年記念誌』編集・発行:大阪近鉄バファローズ。
  3. ^ 実際近鉄本社と資本関係にあるのはテレビ朝日の系列局かつ兄弟会社の朝日放送
  4. ^ 2003年に福岡ダイエーホークスが.297のプロ野球新記録を樹立し、更新。
  5. ^ https://www.baseball-reference.com/register/league.cgi?id=eb07c208
  6. ^ 2004年に読売ジャイアンツが259本(140試合制)のプロ野球新記録を樹立。このときチームで最も多い45本塁打を打ち、最多本塁打を獲得したのはタフィ・ローズ。
  7. ^ 2003年に福岡ダイエーホークスが822得点を記録し、更新した。ただしこちらは140試合制での達成で、試合数あたりで見ると依然パ・リーグ記録である。
  8. ^ 1992年、新井はセンターとしての起用が最も多かったが、村上が先発出場の際はライト。リードはレフトでの起用のみ。この年、近鉄の外野手の規定打席到達者は村上のみ。
  9. ^ 最多安打がタイトルとなったのは1994年からであり、当時はタイトルではなかった。
  10. ^ 1997年は一番打者としての起用は大村57試合、武藤51試合で大村が最も多いが、大村はレギュラー定着したのが5月下旬からで、武藤はシーズン通して一軍に定着し、規定打席にも到達している。
  11. ^ 1998年のベストナインは一塁手としての獲得だが、実態としてはDHのスタメン出場が半数を超えている。
  12. ^ 1998年、礒部は外野手と捕手との併用。
  13. ^ 1998年は武藤と水口で2番、9番をほぼ半分ずつスタメン出場。
  14. ^ https://www.baseball-reference.com/register/league.cgi?id=6d21c771

関連項目

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