コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「精神障害者」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
28行目: 28行目:
* [[1808年]]、イギリスにて[[州立アサイラム法]]が成立、精神障害者の入院環境を改善する多くの規定が盛り込まれる<ref>精神障害者をどう裁くか [[岩波明]] [[光文社]] ISBN 9784334035013 p75</ref>
* [[1808年]]、イギリスにて[[州立アサイラム法]]が成立、精神障害者の入院環境を改善する多くの規定が盛り込まれる<ref>精神障害者をどう裁くか [[岩波明]] [[光文社]] ISBN 9784334035013 p75</ref>
** [[1884年]]、'''(参考:発達障害)'''[[ルドルフ・ベルリン]](''Rudolf Berlin'')によって[[ディスレクシア]](読字障害)が報告される
** [[1884年]]、'''(参考:発達障害)'''[[ルドルフ・ベルリン]](''Rudolf Berlin'')によって[[ディスレクシア]](読字障害)が報告される
* [[1852年]]、フランスの精神科医[[ベネディクト・モレル]] (''[[:en:Bénédict Morel|Bénédict Morel]]'') によって統合失調症は初めて公式に記述され、[[フランス語|仏]]'''[[:fr:Démence précoce|Démence précoce]]'''(「早発性痴呆」)と呼ばれた
* [[1852年]]、フランスの精神科医[[ベネディクト・モレル]] (''Bénédict Morel'') によって統合失調症は初めて公式に記述され、[[フランス語|仏]]'''[[:fr:Démence précoce|Démence précoce]]'''(「早発性痴呆」)と呼ばれた
* [[1871年]]、ドイツの[[エヴァルト・ヘッカー]] (''[[:en:Ewald Hecker|Ewald Hecker]]'') が「破瓜病」(''Hebephrenie'') を著す
* [[1871年]]、ドイツの[[エヴァルト・ヘッカー]] (''[[:en:Ewald Hecker|Ewald Hecker]]'') が「破瓜病」(''Hebephrenie'') を著す
* [[1874年]]、ドイツの[[カール・カールバウム]] (''[[:en:Karl Ludwig Kahlbaum|Karl Ludwig Kahlbaum]]'') が「緊張病」(''Katatonie'') を著す
* [[1874年]]、ドイツの[[カール・カールバウム]] (''[[:en:Karl Ludwig Kahlbaum|Karl Ludwig Kahlbaum]]'') が「緊張病」(''Katatonie'') を著す
* [[1899年]]、ドイツの[[エミール・クレペリン]] (''[[:en:Emil Kraepelin|Emil Kraepelin]]'') が[[ドイツ語|独]]'''Dementia Praecox'''(「[[早発性痴呆]]」)を著し、[[破瓜|破瓜病]]、[[緊張病]]に[[妄想病]]を加えてまとめる
* [[1899年]]、ドイツの[[エミール・クレペリン]] (''Emil Kraepelin'') が[[ドイツ語|独]]'''Dementia Praecox'''(「[[早発性痴呆]]」)を著し、[[破瓜|破瓜病]]、[[緊張病]]に[[妄想病]]を加えてまとめる
* [[1911年]]、スイスの精神科医[[オイゲン・ブロイラー]](''[[:en:Eugen Bleuler|Eugen Bleuler]]'') は、必ずしも若年時に発症するとは限らず、又、必ずしも痴呆に到るとは限らず、この病気の本性は[[観念連合]]の弛緩にあるとして、独'''Dementia Praecox'''(「早発性痴呆」)を独'''Schizophrenie'''(旧称「精神分裂病」)と改名し疾患概念をかえた
* [[1911年]]、スイスの精神科医[[オイゲン・ブロイラー]](''Eugen Bleuler'') は、必ずしも若年時に発症するとは限らず、又、必ずしも痴呆に到るとは限らず、この病気の本性は[[観念連合]]の弛緩にあるとして、独'''Dementia Praecox'''(「早発性痴呆」)を独'''Schizophrenie'''(旧称「精神分裂病」)と改名し疾患概念をかえた
;[[1918年]]、[[第一次世界大戦]]終戦
;[[1918年]]、[[第一次世界大戦]]終戦
* [[1935年]]、ポルトガルの神経科医[[エガス・モニス]]、外科医の[[ペドロ・アルメイダ・リマ]](''Pedro Almeida Lima'')が[[ロボトミー]]を創始する
* [[1935年]]、ポルトガルの神経科医[[エガス・モニス]]、外科医の[[ペドロ・アルメイダ・リマ]](''Pedro Almeida Lima'')が[[ロボトミー]]を創始する
* [[1938年]]、イタリアの[[U.ツェルレッティ]](''[[:en:Ugo Cerletti|Ugo Cerletti]]'')と[[ルシオ・ビニ]](''[[:en:Lucio Bini|Lucio Bini]]'')が[[電気けいれん療法]]を開発
* [[1938年]]、イタリアの[[U.ツェルレッティ]](''[[:en:Ugo Cerletti|Ugo Cerletti]]'')と[[ルシオ・ビニ]](''[[:en:Lucio Bini|Lucio Bini]]'')が[[電気けいれん療法]]を開発
** [[1943年]]、'''(参考:知的障害)'''アメリカの精神科医[[レオ・カナー]](''[[:en:Leo Kanner|Leo Kanner]]'')が「早期幼児自閉症」として[[自閉症]](カナー症候群)を報告する
** [[1943年]]、'''(参考:知的障害)'''アメリカの精神科医[[レオ・カナー]](''Leo Kanner'')が「早期幼児自閉症」として[[自閉症]](カナー症候群)を報告する
** [[1944年]]、'''(参考:発達障害)'''オーストリアの小児科医[[ハンス・アスペルガー]](''[[:en:Hans Asperger|Hans Asperger]]'')が自閉的精神病質([[アスペルガー症候群]])を報告する
** [[1944年]]、'''(参考:発達障害)'''オーストリアの小児科医[[ハンス・アスペルガー]](''Hans Asperger'')が自閉的精神病質([[アスペルガー症候群]])を報告する
;[[1945年]]、[[第二次世界大戦]]([[大東亜戦争]]、[[太平洋戦争]])終戦
;[[1945年]]、[[第二次世界大戦]]([[大東亜戦争]]、[[太平洋戦争]])終戦
* [[1952年]]、フランスの精神科医[[ジャン・ドレー]] (''[[:fr:Jean Delay|Jean Delay]]'') と[[ピエール・ドニカー]] (''[[:en:Pierre Deniker|Pierre Deniker]]'') が[[クロルプロマジン]]の統合失調症に対する治療効果を初めて正しく評価し、精神病に対する精神科薬物療法の時代が幕を開けた。
* [[1952年]]、フランスの精神科医[[ジャン・ドレー]] (''[[:fr:Jean Delay|Jean Delay]]'') と[[ピエール・ドニカー]] (''[[:en:Pierre Deniker|Pierre Deniker]]'') が[[クロルプロマジン]]の統合失調症に対する治療効果を初めて正しく評価し、精神病に対する精神科薬物療法の時代が幕を開けた。
* [[1957年]]、ベルギーの薬理学者[[パウル・ヤンセン]] (''[[:en:Paul Janssen|Paul Janssen]]'') がクロルプロマジンより優れた[[抗精神病薬]][[ハロペリドール]]を開発。
* [[1957年]]、ベルギーの薬理学者[[パウル・ヤンセン]] (''[[:en:Paul Janssen|Paul Janssen]]'') がクロルプロマジンより優れた[[抗精神病薬]][[ハロペリドール]]を開発。
* [[1963年]]、アメリカにて「[[精神病及び精神薄弱に関する大統領教書]]」(Special Message to the Congress on Mental Illness and Mental Retardation、ケネディ教書)精神医療における脱入院化が掲げられる<ref>[http://www.arsvi.com/2000/0906mk.htm アメリカにおける脱入院化――ケネディ教書以前とその後] 三野宏治 [[立命館大学]]大学院 2009年</ref>
* [[1963年]]、アメリカにて「[[精神病及び精神薄弱に関する大統領教書]]」(Special Message to the Congress on Mental Illness and Mental Retardation、ケネディ教書)精神医療における脱入院化が掲げられる<ref>[http://www.arsvi.com/2000/0906mk.htm アメリカにおける脱入院化――ケネディ教書以前とその後] 三野宏治 [[立命館大学]]大学院 2009年</ref>
* [[1967年]]、イギリスの精神科医[[デヴィッド・クーパー]] (''[[:en:David Cooper (psychiatrist)|David Cooper]]'') は[[反精神医学]] (''[[:en:Anti-psychiatry|Anti-psychiatry]]'') を唱え、精神分裂病は存在しないと主張。その理論は大方の承認を得るまでには至っていない<ref>現代精神衛生学ノート 村田忠良 サンパウロ 122~123頁</ref>。
* [[1967年]]、イギリスの精神科医[[デヴィッド・クーパー]] (''David Cooper'') は[[反精神医学]] (''[[:en:Anti-psychiatry|Anti-psychiatry]]'') を唱え、精神分裂病は存在しないと主張。その理論は大方の承認を得るまでには至っていない<ref>現代精神衛生学ノート 村田忠良 サンパウロ 122~123頁</ref>。
** [[1981年]]、'''(参考:発達障害)'''イギリスの医師[[ローナ・ウィング]](Lorna Wing)がアスペルガー症候群の発見を紹介<ref name="lw">Wing, Lorna. [http://www.mugsy.org/wing2.htm Asperger syndrome: a clinical account.]</ref>
** [[1981年]]、'''(参考:発達障害)'''イギリスの医師[[ローナ・ウィング]](Lorna Wing)がアスペルガー症候群の発見を紹介<ref name="lw">Wing, Lorna. [http://www.mugsy.org/wing2.htm Asperger syndrome: a clinical account.]</ref>
* [[1984年]]、[[非定型抗精神病薬]]の[[リスペリドン]]が開発される。
* [[1984年]]、[[非定型抗精神病薬]]の[[リスペリドン]]が開発される。

2010年9月21日 (火) 15:51時点における版

精神障害者(せいしんしょうがいしゃ)とは、精神疾患(精神障害)を有する個人のことである。

日本での法律上の各定義

精神障害の日本の法律上の定義は、「統合失調症、精神作用物質[1]による急性中毒又はその依存症知的障害精神病質その他の精神疾患」(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第5条)とされる(「日本における法律上の定義に関する議論」を参照)。

障害者基本法での精神障害者の定義は「精神障害があるため、継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者(第2条)」である。

能力の障害

厚生省保健医療局長通知の「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」の「精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準の説明」によると概ね下記のような能力の障害がある。

  • 適切な食事摂取が難しい、または出来ない
  • 洗面入浴更衣清掃など身辺の清潔保持が難しい、または出来ない
  • 金銭管理および適切な買い物が難しい、または出来ない
  • 規則的な通院・服薬が難しい、または出来ない
  • 適切な意思伝達や協調的な対人関係の構築が難しい、または出来ない
  • 身辺の安全保持・危機対応が難しい、または出来ない
  • 社会的手続や公共施設の利用が難しい、または出来ない
  • 趣味娯楽等への関心が低く、それらの活動への参加が難しい、または出来ない

歴史

日本の現行法「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の対象となる知的障害発達障害の主な歴史も参考程度に記述した。

世界での歴史

1918年第一次世界大戦終戦
1945年第二次世界大戦大東亜戦争太平洋戦争)終戦

日本での歴史

1918年(大正7年)、第一次世界大戦終戦
1945年(昭和20年)、第二次世界大戦大東亜戦争太平洋戦争)終戦

福祉制度

精神障害者保健福祉手帳

障害年金

障害の程度など条件によっては障害年金の受給ができることもある。

障害者自立支援

自立支援医療の受給者証と自己負担上限額管理表の例(神奈川県川崎市)

2006年4月より障害者自立支援法による診察料・代といった精神疾患の治療に対する医療費負担、社会復帰支援事業の施設利用料の一部公的負担が適用となる。医療費全体の原則10%負担で、患者の世帯収入に応じた応益負担である。

  • 障害者自立支援法施行前の精神科通院医療費の負担は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)第32条の「通院医療費公費負担制度」で全体の5%負担であった。自治体によっては残りの自己負担分も負担し、無料であった。[16]
  • 2009年9月19日鳩山由紀夫内閣長妻昭厚生労働大臣は障害者自立支援法の廃止を明言している。

障害者雇用

2006年4月より精神障害者保健福祉手帳の所持者に限り障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)による法定雇用率の算定に加えることができるようになった。

公共交通機関での問題点

地域によってはバス鉄道など公共交通機関で割引を行う例は少ない。また行っているとしても割引率が低い等のサービスが低い例もある。収入・経済面で大きな足かせを負い、社会参加をすることや福祉施設・病院に通うことが難しい障害者にとって、負担を減少させる割引が身体・知的に比べ少ない。

日本における法律上の定義に関する議論

精神保健福祉法(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律)では精神障害を「統合失調症精神作用物質による急性中毒又はその依存症知的障害精神病質その他の精神疾患」と定義する。しかし、典型的な精神疾患である気分障害(感情障害)やいわゆる神経症性障害を例示することなく「その他の精神疾患」に一括りする一方で、先天性または乳幼児期・青年期早期からの障害又は通常からの偏りから生じ、通常の精神疾患とは別個に取り扱われる[17]精神遅滞知的障害)や精神病質[18]が、治療と社会復帰を目的とする精神保健福祉法に例示されていることについては、バランスを欠くとする批判もあるが、法改正の必要性の有無などについて議論が深まってはいない。

社会における精神障害者への偏見・差別

昔から精神障害者は「きちがい」と呼ばれ偏見の対象になっていた。現在では身体障害者・知的障害者と同様の障害者として扱うべきとされている。しかし、今でも根強い偏見は存在し、就職などでの不利益な扱いを嫌って障害を持つことを隠す例も珍しくない。実際の差別の具体例は千葉県障害福祉課が公開している『寄せられた「障害者差別」と思われる事例』[19]に詳しい。中には精神という呼称が差別だという意見もある。働いていたとしても本当の診断名を隠すように医師から指導されることもある[20]

リハビリテーション

長期闘病や入院などで生活能力の低下を改善するために精神科病院などにはデイケアナイトケアショートケアといった精神科外来リハビリテーションを設けている所もある。デイケアセンターの項も参照のこと。

薬物依存症者向けにはDARC(ダルク、Drug Addiction Rehabilitation Center)という民間の手によるリハビリ施設が設けられている。

アルコール依存症者向けには自助グループとして断酒会がある。

社会復帰・地域生活援助

行政が中心となり、精神障害者の社会復帰・地域生活援助事業を行っている。運営は主に医療法人社会福祉法人精神障害者家族会等が行っている。

関連団体等

患者会

患者の相互扶助を目的として組織された障害者団体もある。中には自ら地域社会での居場所を確保する目的で地域活動支援センターⅢ型(旧・小規模作業所、共同作業所や作業所とも呼ぶ)を運営する団体もある(→精神障害者患者会を参照)。全国精神障害者団体連合会(全精連)など。

家族会

統合失調症、気分障害などを対象とした精神障害者家族会と薬物依存症を対象にした薬物依存症者家族会がある。

精神障害者家族会

精神障害者のうち、統合失調症、気分障害などの者の家族らで作る相互扶助等を目的として組織された団体。地域活動支援センターⅢ型(旧・小規模作業所、共同作業所や作業所とも呼ぶ)の運営母体にもなっているところもある。かつては全国連合組織「全国精神障害者家族会連合会(全家連)」があった。現在は全国精神保健福祉会連合会(略称・全福連、愛称・みんなねっと)など。なお、日本国外にも同様の団体があり、アメリカNational Alliance on Mental Illness(略称・NAMI)など。

薬物依存症者家族会

精神障害者のうち、薬物依存症者の家族らで作る相互扶助等を目的として組織された団体。全国薬物依存症者家族連合会(薬家連)など。

天下り問題

全家連理事を勤めた荒井元傅らの資料では、1994年12月に全家連理事長が厚生省(現・厚生労働省)に呼び出され、天下りの受け入れを強要された。天下り先は全家連が運営していたホテル精神障害者授産施設等で構成される福祉施設「ハートピアきつれ川栃木県さくら市喜連川温泉)」である[21]

「障害者」呼称について

心的障碍

兵庫県芦屋市で提唱されている呼称として心的障碍がある。

警察用語との関係

警察用語にマルセイ(マル精)があるが、この言葉は精神異常者を指しており、精神障害者を指していない。また精神異常者と精神障害者は全く同じものとは言えない。

マスコミ

日本テレビでは精神障害者を「精神疾患のある人」と言い換えている。

精神障害者と犯罪

精神障害者で犯罪を起こした者を触法精神障害者と呼ぶ。特に殺人など重大な犯罪を犯した者に対して使われることが多い[22]。処遇の詳細については責任能力の頁を、保安処分導入の議論については保安処分#日本における保安処分導入の動きの項を、関連法令は心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律の項、医学については司法精神医学の頁を参照のこと。

精神障害者等の犯罪の数値を挙げると「精神障害者をどう裁くか」岩波明 光文社 2009年 ISBN 9784334035013の29頁「一般刑法犯検挙人数における精神障害者等の推移(平成9~18年)」によれば検挙人数総数に対する精神障害者等の割合は0.6~0.7%となっている。一方、同書30頁の「精神障害者等の一般刑法犯罪名別検挙人員(平成18年)」では殺人が全体の9.6%を占める。

この精神障害者と犯罪と処遇をテーマとして取り上げた作品として円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ「怪奇大作戦」第24話狂鬼人間がある。しかし公式には欠番扱いになっており、欠番理由も不明である。

参考文献

脚注

  1. ^ 厚生省保健医療局長通知「精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について」の「精神障害者保健福祉手帳障害等級判定基準の説明」によると有機溶剤などの産業化合物、アルコールなどの嗜好品麻薬覚醒剤コカイン向精神薬などの医薬品など
  2. ^ 精神障害者をどう裁くか 岩波明 光文社 ISBN 9784334035013 p67
  3. ^ 精神障害者をどう裁くか 岩波明 光文社 ISBN 9784334035013 p74
  4. ^ 精神障害者をどう裁くか 岩波明 光文社 ISBN 9784334035013 p74-75
  5. ^ 精神障害者をどう裁くか 岩波明 光文社 ISBN 9784334035013 p75
  6. ^ アメリカにおける脱入院化――ケネディ教書以前とその後 三野宏治 立命館大学大学院 2009年
  7. ^ 現代精神衛生学ノート 村田忠良 サンパウロ 122~123頁
  8. ^ Wing, Lorna. Asperger syndrome: a clinical account.
  9. ^ 養育院事業と歴史 都庁養育院支部
  10. ^ わが国の精神保健福祉 平成14年度版 精神保健福祉研究会 16頁
  11. ^ わが国の精神保健福祉 平成14年度版 精神保健福祉研究会 563頁
  12. ^ 現代精神衛生学ノート 村田忠良 サンパウロ 61頁
  13. ^ 財団法人川越病院「沿革」
  14. ^ わが国の精神保健福祉 平成14年度版 精神保健福祉研究会 16頁
  15. ^ 平成13年度に実施した評価の結果:中間・事後評価書(確定):精神障害者通院医療費 厚生労働省社会援護局障害保健福祉部精神保健福祉課 2010年4月24日閲覧
  16. ^ 賀茂精神医療センター「通院医療費公費負担制度」 2010年3月16日閲覧
  17. ^ DSM-IVでは通常の精神疾患は1軸に分類される一方、知的障害人格障害(精神病質)は2軸に分類されて区別されている。知的障害は療育や教育福祉の分野で議論されることが多く、日本の法律上も知的障害者福祉法等が別途規定されている。精神病質は、犯罪を犯した場合の犯罪精神医学司法精神医学)や刑事処遇論の領域で問題となる場合が多い。
  18. ^ 精神病質人格障害とほぼ同義である。
  19. ^ 寄せられた「障害者差別と思われる事例」 2004年(平成16年)募集 千葉県障害福祉課 2010年3月30日閲覧。この事例集は「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」の制定目的で千葉県民から募集したものである。
  20. ^ こころの病―私たち100人の体験 全国精神障害者団体連合会準備会、全国精神障害者家族会連合会編 中央法規出版 1993年 ISBN 9784805810873 p202~203
  21. ^ 霞ヶ関の犯罪「お上社会」腐蝕の構造 本澤二郎 リベルタ出版 2002年 ISBN 9784947637772 p168-169
  22. ^ 精神障害者をどう裁くか 岩波明 光文社 2009年 ISBN 9784334035013 24頁

関連項目

外部リンク


');