「芦屋町」の版間の差分
編集の要約なし |
|||
182行目: | 182行目: | ||
*[[間下隼人]] (プロレスラー) |
*[[間下隼人]] (プロレスラー) |
||
*[[吉田磯吉]] (衆議院議員) |
*[[吉田磯吉]] (衆議院議員) |
||
== 映画 == |
|||
下記の映画作品の撮影がこの町で行われた。 |
|||
*[[トラ・トラ・トラ!]] |
|||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
2009年7月4日 (土) 16:36時点における版
あしやまち 芦屋町 | |
---|---|
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 福岡県 |
郡 | 遠賀郡 |
市町村コード | 40381-4 |
法人番号 | 4000020403814 |
面積 |
11.58km2 |
総人口 |
12,508人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) |
人口密度 | 1,080人/km2 |
隣接自治体 |
北九州市若松区 遠賀郡岡垣町・遠賀町・水巻町 |
町の木 | 黒松 |
町の花 | はまゆう |
他のシンボル | - |
芦屋町役場 | |
町長 | 波多野茂丸 |
所在地 |
〒807-0198 福岡県遠賀郡芦屋町幸町2番20号 |
外部リンク | 芦屋町 |
ウィキプロジェクト |
芦屋町(あしやまち)は福岡県遠賀郡・遠賀川河口に位置する町で北九州都市圏を構成する自治体である。周辺市町と比べ交通の便が悪く2002年に過疎地域に指定されたが、近年は遠賀川東岸で北九州市のベッドタウン化が進む。
地理
遠賀川の河口両岸に町域があり西岸に町役場など町の中心街があるが、それ以外の西岸地域は大半が航空自衛隊芦屋基地の敷地とそれに隣接する芦屋競艇場の敷地で占められている。また遠賀川の水域面積も広く実質的な可住区域は狭い。そのため、中高層住宅地区もあり市街地の集積度は人口比に対しては高い方である。町の北側は玄海国定公園に指定されている響灘に面しており、夏には海水浴客で賑わう芦屋海水浴場などがある。冬は強い北西の季節風が吹き、福岡県内でも風の強い地域である。寒波の時でも強風によりほとんど積雪しない地域であるが、その代わりに暴風や波浪に注意が必要な日もある。
隣接する自治体
町勢
隣接する北九州市との密接な繋がりがあり、同市のベッドタウンとなっている。遠賀川を挟み西岸地区には古くからの市街地が形成されており、開発できる土地が限られるため中高層住宅街の緑ヶ丘地区を除き人口は減少している。近隣の遠賀町や若松区高須地区などへの転出も多い。いっぽう遠賀川の東岸では2000年代に入り約480戸の分譲団地が開発された。分譲はほぼ完了したが人気の高い高須・青葉台地区と隣接するため、団地周辺で今後も更なる発展が見込まれる。町全体としては人口は微減傾向である。
人口
芦屋町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
- 20代の男性が突出して多い。これは航空自衛隊の隊員が基地内に定住しているためである。
歴史
沿革
町の歴史は古く、平安時代中期から芦屋津(港)として記録に残る。江戸時代には廻船問屋なども立ち並び活況を呈した。1939年に旧日本陸軍が芦屋町内に飛行場を建設し飛行場が戦後米軍により接収され米空軍芦屋基地となり、経済的な面で町に多大な影響を与え町は活気に満ちた。1961年、米軍が芦屋基地から撤退したのち跡地に航空自衛隊が移駐した。
行政区の変遷
市町村合併
合併をめぐる経緯
かつては競艇場の収入と自衛隊の交付金等で苅田町と並んで非常に裕福な町であった。その甲斐あり豪華な町庁舎や大規模な町営住宅群が建設され、下水道も全国トップ水準に整備された(全世帯の99%以上)。また敬老補助や教育補助も手厚かった。
そのため当然住民、行政とも合併には消極的であった。しかしその後競艇事業が低迷し財政の悪化とともに合併推進派が現れ、次第に町を二分する大論争となり住民投票が実施された。結果、合併賛成票が逆転で上回り遠賀郡4町での法定協議会に参加した。新市名・遠賀市となる方向で準備は進んでいたが、隣の岡垣町で行われた住民投票で反対意見が上回ったため同町が離脱し法定協議会は解散した。
今後の合併への意見
- 単独町制論
- 現状を維持して小さくてもキラリと光る町を守ろうという意見。
- 北九州市との合併論
- 経済的繋がりの大きい北九州市との合併を目指そうとする意見。
- 中遠1市4町合併論(中間市・遠賀郡)
- ごみ処理や行政機関での繋がりのある1市4町で15万都市を作ろうという意見。
- 遠賀郡4町合併論
- 一度は破談となったが、もう一度合併を目指そうという意見。
経済
産業
漁業
商業
- 昭和30~50年代までは芦屋橋から南へ伸びる本町通り商店街が栄えており、近隣市町からの買物客も多数いた。また映画館も存在していた。
- 航空自衛隊芦屋基地が進出すると町の中心部は次第に正門通り地区へ移り片屋根式アーケード付きの商店街が形成された。昭和50年代から近隣市町に続々と駐車場を持つ大型店が進出したことから町外からの買物客が減少するとともに町内の買い物客も町外へ流出することとなり2007年には商店街の核となっていたスーパーが撤退、客離れが深刻化している。
親善・姉妹都市
教育
町内には町立の小中学校のみ存在する。公立高校普通科の学区は福岡県第4学区である。
- 小学校
- 芦屋小学校
- 芦屋東小学校
- 山鹿小学校
- 中学校
航空自衛隊基地があり、演習時にはかなりの騒音が発生する。一部防音施工されているが各学校教室の冷房設備等は基本的にはない。
交通
空港・鉄道・高速道路
町内に空港・鉄道・高速道路はいずれも存在しない。
- 最寄りの空港
- 最寄り駅
- 最寄りの高速道路・インターチェンジ
バス
- 主に町内各地から近隣の鉄道駅を結んでいる。中心部から折尾駅までは約6kmでありかつては市営バス、西鉄バスともに当時の最短距離で自家用車と大差ない18~25分程度で結んでいたが西鉄バスは撤退、市営バスは沿線郊外の宅地化により年々経路が遠回りになり現在では約35分を要す。また自家用車では昭和50年代に県道26号線が開通したため12分程度で到達できるようになった。そのため通勤客を中心に利用者の減少が止まらず、町全体の衰退の要因ともなっている。その対策としてJRに接続を考慮した芦屋町タウンバスや折尾行き快速バス、芦屋急行線を新設しているがどれも決定打にはなっていない。
- 西鉄バス北九州・北九州市交通局共同運行
- 北九州市交通局
- 芦屋町タウンバス - 町が運営する道路運送法第78条の2による白ナンバー路線バス(北九州市交通局に運行委託)
- 芦屋町~遠賀町(遠賀川駅)
廃止されたバス路線
道路
- 折尾警察署管轄
- 芦屋交番
国防
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- アクアシアン(町営レジャープール)
- 芦屋海水浴場 - 毎年8月下旬に『砂浜の美術展』があり、毎年メイン砂像など巨大な砂像が造られる(現在は財源不足のため休止中)。
- 芦屋釜の里 - 鎌倉時代から江戸時代初期にかけて作られた芦屋釜の研究、復元保存、展示を実施している。
- 神武天皇社
- 岡湊神社
- 狩尾神社
- 須賀神社
- 麻生神社
- 秋葉神社
- 千光院大蘇鉄(日本三大蘇鉄)
- 芦屋歴史の里(歴史民俗資料館)
- 筑前芦屋 朴鶏の郷
- 夏井ヶ浜(はまゆう群生地)
- 狩尾岬(千畳敷)
- 堂山・洞山
- 国民宿舎マリンテラスあしや
公営競技
祭事・催事
- 鉄供養(岡湊神社・千光院大蘇鉄) - 2月8日
- 人形感謝祭(岡湊神社) - 4月末日
- なんじゃもんじゃ開花(岡湊神社) - 4月末日~5月上旬
- 芦屋祗園山笠(岡湊神社・狩尾神社) - 7月中旬
- あしや花火大会(芦屋町観光協会) - 8月下旬
- 精霊流し - 8月15日
- 八朔行事 - 9月1日。芦屋歴史の里が主体となって行なっている
- 芦屋ロードレース - 9月
- 芦屋基地航空祭(航空自衛隊芦屋基地) - 10月
以下は現在中止している。
- 砂浜の美術展(芦屋海水浴場)- 8月下旬
- 芦屋サンバフェスティバル
芦屋町出身の有名人
映画
下記の映画作品の撮影がこの町で行われた。