Wikipedia:私論
私論(英: Essay)は、ウィキペディアの執筆者によって用いられるような、1人以上のウィキペディアの寄稿者による助言や意見が述べられています。大きく2種類あり、ウィキペディアの私論と利用者の私論です。
私論の種類
[編集]ウィキペディアの私論
[編集]ウィキペディアにおける作業上の一部の状況で一般的に用いられるのですが、これらはコミュニティ全体で公式に方針やガイドラインとして採用しているものではありません。ですが、方針やガイドラインについて解説しているものも多く含まれます。
利用者の私論
[編集]これは私論に似ていますが、プロジェクトの名前空間には配置されていません。多くの場合はただ1人によって執筆されていて、ウィキペディアについて完全に個人的な観点で説明されているでしょう。通常は、許可なく他の利用者の私論を編集しないでください。
ウィキペディアの解説ページ
[編集]ウィキペディアの解説は、方針やガイドライン自体ではなく、実際にコミュニティに合意されている、ウィキペディアのやり方、ガイドライン、方針、あるいは他のウィキペディアの規範と慣習を、補足したり明確にすることを目的としています。私論のページではある観点を介して助言や意見を提示し、解説ページでは特定の観点に偏ることなくコミュニティの合意を補足したり明確にします。
ウィキプロジェクトの助言ページ
[編集]ウィキプロジェクトは、共同で作業がしたい執筆者のグループです。このようなグループによって書かれた助言ページ は、他の人によって書かれたページと同様であると公にみなされており、コミュニティ全体のガイドラインや方針として公式に採用されない限りは、私論となります。
歴史的な私論
[編集]ウィキメディア財団のメタウィキは、ウィキペディアについて意見交換し議論する執筆者のための、初期の場所として構想されていました。しかし「ウィキペディア」プロジェクトの空間が、その役割の大部分を引き継いでいます。Meta:Category:Essaysにて、多数の歴史的な私論をいまだ探し出すことができます。
テンプレート
[編集]{{私論}}
が用いられた記事は、ウィキペディアの名前空間であれば、Category:ウィキペディアの私論に分類され、利用者ページにあるものはCategory:利用者の私論になります。
なお、ウィキペディア英語版にはさらに細分したテンプレートが存在しますが、現在日本語版では使われていません。
関連項目
[編集]- Wikipedia‐ノート:私論#私論に関する英語版指針
- 随筆
- 公論
- Wikipedia:About essay searching - 私論を探す
- Wikipedia:The value of essays - 私論の価値
- Wikipedia:The difference between policies, guidelines and essays - 方針、ガイドラインと私論の違い