Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/名古屋モスク 20220501
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選考終了日時:2022年5月15日 (日) 03:06 (UTC)→2022年5月29日 (日) 03:06 (UTC)→2022年6月12日 (日) 03:06 (UTC)
- (推薦)自薦です。日本にあるモスクの記事です。小ぶりな記事ですが、設立の経緯から活動など必要であろう記述はある程度網羅され、これ以上の大きなブラッシュアップは難しいと考えたので推薦いたします。--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月1日 (日) 03:06 (UTC)
- 賛成 :推薦者票。--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月1日 (日) 03:06 (UTC)
- 個別のモスクの記事で良質な記事や秀逸な記事に選ばれている記事が日本語版にはおそらくないと思われるため、英語版のen:Category:GA-Class Mosque-related articlesに掲載されている記事を目次と大まかな分量だけざっと見てみましたが、立地->歴史->建築という構造も分量も概ね選考対象の記事と同等のようでした。実際これ以上の大幅な改稿は難しそうです。その上で気になる点を何点かあげます。
- キリスト教会だと個々の教会は大雑把に言えばカトリックかプロテスタント(か正教会系)に属すると思いますが、モスクではスンニ派またはシーア派(あるいは他の派閥)に属するということはあるのでしょうか。
- 建築の節はもう少し膨らませても良いと思います。世界的には一般にムスリム建築というとドーム型の天井やアーチが特徴的かと思いますが、それと比べてどうか、あるいは日本の他の(居抜きではない)モスクと比べてどうか、というところが気になります。
- 細かい話ですが、導入部に2008年から岐阜モスクを運営している旨を書くのであれば、本文中にも2008年からであることを記すべきと思います。
- これも細かい話ですが、初出の専門用語には簡単な説明をつけるともう少しわかりやすさが増すと思います。例えば、「イマーム」は「イスラム教(特にスンニ派)における指導者にあたるイマーム」などと前置きをすると良いのではないでしょうか。もちろん程度の問題がありますのでどこまでやるかは難しいところですが。
- イスラーム、というか宗教学については全くの門外漢ですので的外れかもしれませんが、ご検討いただけると幸いです。--Karasunoko(会話) 2022年5月1日 (日) 16:37 (UTC)
- 返信 ありがとうございます。
- 宗派関係なく利用されている旨を活動節に加筆しました。
- ビル型のモスクは日本特有であるという旨を加筆しました。しかし、国内の他のモスクと直接比較したものは見つかりませんでした。
- 追加しました。
- 用語について説明を追加しました。
- 以上になります。いかがでしょうか。--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月2日 (月) 04:32 (UTC)
- 賛成 改稿ありがとうございました。良質な記事の目安を満たすものと判断して賛成いたします。--Karasunoko(会話) 2022年5月2日 (月) 10:21 (UTC)
- 返信 ありがとうございます。
反対ざっと一読した印象では、まあこんなもんかな、とも思ったのですが、参考文献として提示されている論文、特に(クレシ 2021)、(クレシ 2020)、(子島、服部 2019)などを読むと、少々厳しい言いかたですが、正直申し上げて、これだけの貴重な資料を確保している割には資料の読み込みが浅過ぎる、という印象を受けました。
- 少なくとも(1).設立の経過、(2).運営主体の変遷、(3).礼拝所としての機能以外の活動について特徴、の3点についてはまだまだ書くべきことがあると感じました。もちろん資料がなければ仕方無いし、そこまでの要請はしませんが、参考文献として掲げられている論文、特に(クレシ 2021)、(クレシ 2020)などの資料には、設立の経過や運営主体の変遷に関してまだまだ解説すべき重要な内容が多く書かれています。※もっとも、クレシ氏は当モスク設立当事者の一人でもある((クレシ 2021)での主役である「自営業のパキスタン人ムスリムA の日本人妻」ご本人らしい(子島、服部 2019, p. 60))ので、クレシ氏の論文の内容については、その点を考慮して多少は割引いて読む必要はあるでしょうが。
- また、礼拝所としての機能以外の活動の特徴についてのまとめが必要です。たしかに、礼拝所としての機能以外に当モスクで行われている主要な活動については§5「活動」節に一通り解説されているのですが、その意義というか、特徴としての解説が必要です。参考文献をいくつか読んだ限りでは、「一般的にモスクは本来は礼拝のため場所であり、地域交流活動やコミュニティとしての機能は目的としておらず、そういう活動も活発にしているモスクはいくつもない、見学者を受け入れているモスクもほとんどない。(子島、服部 2019)」ということですから、これらの活動こそ、当モスクの他地域のモスクとの違いを特徴付ける(Wikipedia流に言うならば当モスクの「特筆性」を保証する)活動と考えられます。活動の内容を列記しただけでは、そういう当モスクならではの特徴がわかりません。ムスリムのことを知らない者としては、何も説明がなければ、そういったコミュニティ活動も一般的なモスクの機能の一つなのだろうと思ってしまいます。
- 結論としては、もう一度、参考文献として確保された資料(特に論文)を掘り下げて読み込んだ上で、当モスクの歴史や特徴についての重要なポイントがわかるように全体をまとめ直す必要があると感じました。少なくともそういう意味で、ブラッシュアップの余地がないどころか大いに加筆が必要な状態であると思われます。
- その他細かい点です。
- 冒頭部分
- 名古屋イスラミックセンターは2008年には岐阜県に岐阜モスクを設立した。
- 岐阜モスクは、名古屋イスラミックセンターが設立した、という点以外は名古屋モスクとの関連はないのですよね。主題にあまり関係のないそのような話題は(書くなとは言いませんが)冒頭や概要に書く必要はないと思います。冒頭部に書くべき話題は、本文でも詳しく説明されているような特筆性のある話題だけに絞るべきです。
- § 2.3 名古屋モスクの設立
- 完成記念式典ではサウジアラビア国王からカアバのキスワの一片が贈られた
- § 4 運営
- 名古屋モスクは名古屋イスラミックセンターによって運営されている
- 最初に述べたように、当モスクが名古屋イスラミックセンターにより運営されるようになるまでの過程についての解説すべきことはまだまだ多くあります。例えば、当初は個人名義での運営であったこと、そしてモスクは本来は個人所有であるべきでないためモスクを法人化する必要があったこと、活動実績が揃ったため宗教法人として認可されたこと、特に戦後のモスクとして宗教法人の認可を受けた初めての例であったこと等々です(クレシ 2020)。
- クレシ サラ好美「名古屋におけるムスリムコミュニティの様相 ―モスクの活動および日本人女性による自主活動の展開―」『グローバル・コンサーン』第3巻、2021年、244-264頁、doi:10.34594/globalconcern.3.0_244、2022年5月5日閲覧。
- クレシ サラ好美「名古屋におけるムスリムコミュニティの様相 -戦前期と現代のモスク設立の動きを中心に-」『人間科学研究』第33巻第1号、早稲田大学人間科学学術院、2020年、27-38頁、hdl:2065/00080641、ISSN 1880-0270、2022年5月5日閲覧。
- 子島進、 服部美奈「在日ムスリムによる地域交流─モスクでの聞き取り調査から」『アジア文化研究所研究年報』第53巻、アジア文化研究所、2019年、54-66頁、ISSN 1880-1714、CRID 1050845763804091392、2022年5月5日閲覧。
- --Loasa(会話) 2022年5月5日 (木) 06:03 (UTC)
- 加筆により反対票は取り消し:--Loasa(会話) 2022年5月18日 (水) 08:17 (UTC)
- 設立の経過について、具体的にどのような点が欠けているか示してくださればありがたいですが、とりあえず、「名古屋モスクプロジェクト責任委員」などを中心に加筆しました。
- 運営主体の変遷について、これは「その他細かい点」にあるように個人名義から法人化された経緯ということでよろしいでしょうか。運営についてのご指摘と合わせてその旨加筆しました。
- 礼拝所としての機能以外の活動についての特徴、またそのまとめについて、子島&服部 (2019) には「コミュニティとしての機能は目的として」いないということは一言も書かれていないように見受けられるほか、見学者についても「ほとんどいない」とまでは書かれていないように思いますが、とりあえず、地域交流(特に見学)についてクレシ (2020) と店田 (2015)、桜井 (2004) をもとに加筆しました。
- 冒頭部について、岐阜モスクについての記述を削除しました。
- キスワについて、キスワは毎年交換され、使用済みのものは裁断されて各地へ配られる旨を加筆しました。ただし、これが意味することについては記せておらず、現状ではLoasaさんが望まれる説明にはなっていないと思うので、より良い資料が見つかれば差し替えます。
- 運営について、上記の通り加筆しました。ただし、クレシ (2020) の「戦後設立されたモスクとしては初めての宗教法人の認可取得である。」という記述は筆者の誤解であるように思います。記事内の注釈にある通り、名古屋モスクより早く宗教法人化したモスクは神戸モスクと大塚モスクですが、そのうち大塚モスクは第二次世界大戦後である1999年の設立です。大塚モスクの設立については子島&服部 (2019) にも書いてあります。
- 以上になります。いかがでしょうか。--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月5日 (木) 09:25 (UTC)
- @Loasaさん 私の返信から1週間が経ち、また、選考終了日時も迫っています。ご多忙中にも関わらず急かすようで大変恐縮ではありますが、ご無理のない範囲で、お暇な時にでも返信いただければ幸いです。--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月12日 (木) 05:17 (UTC)
- 報告 まだ議論進行中のようですので、ひとまず2週間延長します。--4th protocol(会話) 2022年5月14日 (土) 00:05 (UTC)
質問 決してLoasaさんから返信は来ないだろうと決めつける意図はなく、また、大変気が早いことも承知の上で、念のため確認です。良質な記事の選考の規定には「投票内容についての質問がなされ、2週間以内に返答がないとき、投票は無効となる場合があります。」という文章があります。これに従えば、私がLoasaさんの反対票への返信を行った2022年5月5日 (木) 09:25 (UTC)から2週間が経った2022年5月19日 (木) 09:25 (UTC)までに返信がなければ、Loasaさんの投票は無効になるということでよろしいのでしょうか。このような事態は初めてなので分かりかねています。--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月15日 (日) 07:12 (UTC)返信がいただけたので削除--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月16日 (月) 01:15 (UTC)
- コメントとりあえず応答が遅くなりましたことをお詫びいたします。さて、加筆していただいた2022-05-15T12:42:58版を読んで感じたことは、どうも私の指摘点がうまく伝わっていないようだ、ということでした。ただ、それは Takenari Higuchi さんの責任ではなく、私の説明が不足であったのだろうと思います。改めて意図するところを詳しく述べることも考えたのですが、どうも、自分でも不満足な点についてうまくまとめることができず、どう説明すれば私の感じた不足をうまく伝えられるのか考えあぐねておりました。ただ、うまく文言にまとめられないとはいえ、やはり良質な記事として不足と感じることには変わりなく、いっそそれならウェブでアクセスできる良い資料があるのだから、自分で加筆してみようと考えました。加筆のためには多少まとまった時間が必要なためそれも遅くなったことをお詫びいたします。 加筆により、とりあえず、(1).設立の経過、と、(2).運営主体の変遷についてはまあこんなものかな、という程度に(少なくとも当初の指摘において、私がこのくらいのことを書いて欲しいと考えていた程度には)加筆できたと思います。(3).礼拝所としての機能以外の活動について特徴、についてはまだブラッシアップの余地がありそうなので、こちらについても加筆するつもりです。しかし、まだそこまで論文を読み込めておらず、またしばらくはまとまった時間がとれないので、もう少しお待ちいただきたいと思います。少なくとも選考終了前には完了させるつもりですが、もちろん他の方による賛否の表明やコメントを妨げるものではありません。--Loasa(会話) 2022年5月15日 (日) 14:28 (UTC)
- 返信 ありがとうございます。Loasaさんのご助力のおかげで記事がより充実したものになりました。Loasaさんがお忙しいということなので活動節についてはこちらのほうで可能な限り加筆してみましたが、いかがでしょうか。もちろん、Loasaさんが求める水準に達しているかは分からないので、ご不満な点があれば容赦なく指摘・改稿してくださればと思います。--Takenari Higuchi(会話) 2022年5月16日 (月) 01:15 (UTC)
- コメント(3).礼拝所としての機能以外の活動についての特徴、について 加筆しました。新たに起した「地域交流と情報発信 」節の内容こそ、最初に各論文を読んで、私が、これこそ当モスクの大きな特徴であると読み取った部分であり、最初に指摘した際に、こんな感じでまとめて欲しいと想定していた内容です。「日本人に向けた発信に注力していることは名古屋モスクの大きな特色」というのは注釈に押し込むどころか冒頭に書いても良いくらいの重要な特性と思います。もちろんそう言っているクレシ氏は運営者の一人ですから、大言壮語の可能性もありますが、これくらい第三者の評価もあるのだからやはりこれは当モスクの重要な特徴と言ってもよいと考えられます。
- とまれ、一通り良質な記事の水準に達したと思われるので反対票は取り消します。もう大きな加筆が必要な問題はないと思いますが、もうちょっと見直したいのでもう少しお待ちいただきたいと思います。--Loasa(会話) 2022年5月18日 (水) 08:17 (UTC)
- 賛成 遅くなってすみません。だいたい必要な内容は書けていると思われるので賛成票といたします。--Loasa(会話) 2022年5月29日 (日) 05:18 (UTC)
- コメント
選考期間が過ぎています。ここまで色々と要求しながら一向に賛成とは言わず、不通過となった数時間後に無効票を投じるのはちょっと見識を疑います。--240B:C010:4E1:E94:8C5E:112C:13EC:6415 2022年5月29日 (日) 07:51 (UTC)勘違いしていたため取り消し。但しやはりこの段階での投票には疑義があるためコメント自体は残します。--240B:C010:4E1:E94:8C5E:112C:13EC:6415 2022年5月29日 (日) 10:41 (UTC)
- コメント
- コメント 選考期間終了時点で賛成票のみ2票かつ、一度も自動延長がされていないため、選考期間が2週間自動延長されます(Loasaさんの賛成票は選考期間終了後のものです)。--アリシア-jawiki(会話 - 投稿記録) 2022年5月29日 (日) 09:27 (UTC)
賛成のみ3票以上の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031(会話) 2022年6月2日 (木) 15:12 (UTC)