Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/タイタン (衛星) 20190111
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選考終了日時:2019年1月25日 (金) 09:43 (UTC)→2019年2月8日 (金) 09:43 (UTC)→2019年2月22日 (金) 09:43 (UTC)
- (自動推薦)2018年12月の月間強化記事賞受賞記事。--Tribot(会話) 2019年1月11日 (金) 09:43 (UTC)
- まず、冒頭の翻訳直後テンプレートが除去される事が必須と判断します。謙遜で貼られているのかもしれませんが、翻訳直後テンプレートとは、修正を希望する場合に貼るものです。なお、私は加筆者Koki0118様の天文知識を信頼しておりますが、自信のない翻訳、違和感を感じた箇所はノートに全て書き出して頂ければ、私や他の方が査読する事もできます。--JapaneseA(会話) 2019年1月11日 (金) 10:42 (UTC)(プロジェクト天体メンバー:Sutepen angel momo)
- 賛成 やはり翻訳直後テンプレートは除去する方が良いと思いますが、内容的には問題ないと思います。地形のところで、湖と海と分かれているのは何か意味があるのだろうかと思ってしまったので、できればそこを補足するとありがたいです。水位とか書かれていても、実際は炭化水素の液体なわけですよね。そうなると水位という表現が正しいのかと思ってしまうのですが、他に適切な用語もなさそうですし…。--Tam0031(会話) 2019年1月16日 (水) 15:28 (UTC)
- 賛成 翻訳直後テンプレートはとりあえず記事自体の質に直接関わるわけではないので、現時点で十分な出来であると思います。確かに翻訳文にありがちな不自然さのある部分もありますが、意味が取れないような訳文の問題はないように見えます。--TEN(会話) 2019年1月20日 (日) 12:00 (UTC):
- 返信 (JapaneseAさん、Tam0031さん、TENさん宛) ご意見ありがとうございます。他の記事もそうですが、数万バイト増レベルの大規模な翻訳追記では翻訳が曖昧だったり、表現が難しかったるする部分がいくつかあるので、自分だけではどうも不安なため翻訳直後テンプレを付与させていただいています。文意が不自然なところは修正していきたいとは思っていますが分量が多く、見落としているところもあるかもしれません。「湖(Lacus)」と「海(Mare)」の差異については、あくまで主観ですが、記事に添付している画像を見る限りでは大きさによる区別が大きいと思われますし、現在、USGS Astronomy(現在は一時的にアクセスできないようですが)で海とされているのはリゲイア海・クラーケン海・プンガ海のみのようで、それ以外に「Mare」が使用されている地名も見受けられませんでした。「水位」という表現ですが、たしかに水ではなく炭化水素ではありますが、液体であることに変わりなく、またこれ以上の一言で表せる表現が浮かばなかったのでとりあえず「水位」と訳しました。違和感があるなら「湖面の高さ」といった表現に変えることはできるかもしれませんが、個人的にはなんかはっきりしない感じもします。--Koki0118(会話) 2019年1月24日 (木) 14:36 (UTC)
- コメント 選考終了時点で賛成2票のため、選考期間が2週間自動延長となります。--Tam0031(会話) 2019年1月25日 (金) 14:48 (UTC)
- 反対 読んでいて訳が分からない箇所や、出典が無い箇所が多くあります。文章の修正や出典の補強にはまだ膨大な時間がかかると考えられます。現時点ではとても良質な記事に賛成できる状態ではありません。--切干大根(会話) 2019年1月27日 (日) 11:06 (UTC)
- コメント 途中まで読みましたが、読破できませんでした。なのでコメントとします。
- 全体のボリュームを概観しただけで、翻訳だけでもかなりの労力が費やされていることはわかります。その労力に対しては賛辞を送りたいと思います。ですが「良質な選考」となると、苦労したからオッケーというわけにはいかないです。この記事に限らず翻訳記事ではいつもそうなのですが、原文と見比べてちゃんと訳されているという評価と、できあがった和文だけを読んでわかりやすいかというのは別問題です。改善すべき点を改善しようとすると翻訳前の原文と離れてしまうなら、それは良いことです。ただ、多くの場合には、原文と離れようとするときには原文で用いられている情報源を確認したくなるものです。出典リストを眺めるとかなりの部分がネットで検証可能なようですから、「翻訳」というより情報源をもとに書き下ろすほうが、総合的には近道かもしれません。
- 翻訳者ご自身が「翻訳直後」テンプレートを貼ったというのは、そういうところがあるからなのでしょう。
- 全体的な印象として、「体系的に書かれていない」と感じます。(これも大ボリュームの翻訳記事でありがちです。)
- まず基本的・初歩的・大区分の話をして、それから中区分、さらに小区分と叙述していくのが理想です。今は入り乱れています。おそらく、記述のかなりの部分が発見史的な編年体で書かれていることにも原因があります。
- 段落の半ばで話題が急に変わる、というようなことが頻繁です。これも原文由来なのでしょう。話題にあわせて段落の切り方を変えたり、並べ替えたほうが良いと思います。ただその場合には出典との兼ね合いを気をつけなければいけなくなりますね。
- 英語直訳に由来すると思いますが、文章の構成が不自然です。少なくとも自然な日本語の文章と感じません。そのために読みにくいです。英文の翻訳だとわかって読むので、まあしかたがないと思いながら我慢して読みますが、正直しんどいです。
- 関係節をそのままにして長大な文章にするのではなく、いくつかの単文に切り分ける。「Aであり、Bであり、CするところのDは、Mによってわかったことだが、Eとされる」→「DはEである。これはAである。Bでもある。根拠はCである。発見者はMである。」
- 受動態を能動態に訳す。「XはYによってVと計測された。」「YはXをVと計測した。」「XはVである。これはYによって計測されたものである。」
- 「かもしれない」などの語尾は百科事典的ではありません。英文では「possibly」だとかの副詞は文の早い段階で出現するので、読者は「これはpossiblyな話なんだ」とわかって読み進めますが、日本文では最後の最後に「かもしれない」と出てくると「ここまで読まされて結局『かもしれない』かい!」と思うかもしれない。
- 個別具体的な点をいくつか。ただしここから先は、私が天文学に疎いのでアホの感想文だと思ってください。私には、意味がわからない原因が訳文のせいなのか、知識がないからなのか、わからない箇所がたくさんありました。
まず冒頭部でいきなり「タイタン(Saturn VI)」とあり面食らいます。その後も冒頭部では「Saturn VI」に関する説明がないままで困惑します。- 冒頭部が未整理に思います。
1文目では「土星最大の衛星」といい、第2段落で「第6衛星」と出てきます。これらはセットで解説すべきでしょう。「1655年にホイヘンスが発見した」という話が2回出てきて、「6番目に発見」という話も2回出てきます。第一段落を冒頭部とし、第二段落以下を概要節とするならば、この点についてはひとまず解消されます。 第一段落の末尾部分の「○○できるだろう」というのは、記述スタイルとしてちょっとどうかなと思います。(「土星からタイタンを見た大きさは、地球から見た月の11倍である」のように改めれば解決します。このへんも要するに直訳に由来することなのでしょう。)- 「
命名」節にくるとようやく「タイタン(Saturn VI)」のモヤモヤが解消するのですが、これはそもそも土星がサターンであることを説明しなければ、「サターン6」の話が通じないでしょうね。また、(あら捜しのようですが)「公式には」というときの公式って一体何だろうと思います。たぶん○○学会では、とかそういうことなのでしょう。 冒頭文を「タイタン(Titan)は土星最大の衛星である。土星(Suturn)の第6衛星なので学術的には「Suturn VI」という。」とするとか。で、じゃあ逆に聞くけどどういうときに「タイタン」と言うんだ?という疑問も出ます。ちょっとググれば「タイタン」と書いてある信頼できる情報源はたくさん出てきますから、日本語文献では「タイタン」主流だということを示す必要があるでしょう。その後のくだりでは「サートゥルヌス」「ティーターン」と出てくるのですが、欧語表記なら「Sāturnus」と「Saturn」がすぐに繋がるのかもしれませんが、日本語の説明では「サートゥルヌス」と「サターン」、「ティーターン」と「タイタン」が同一事物の別表記であることを解説すべきでしょう。というか、変にギリシャ語にこだわらず、単に英語の「サターン」「タイタン」でいいと思いますよ。もしくは、最初のラテン語名「Saturni Luna」に「サートゥルニ・ルナ」とカナをふることで、後段の「サートゥルヌス」とのつながりが見えてきます。- 「タイタンは15日と22時間で土星を公転している。」 - ここの「1日」は地球時間の24時間のことでいいんですか?
この直後の「土星がいつも頭上に直接ぶら下がっているように見える地点」というのがよくわかりませんでした。誰がどこから見ているのかよくわかりません。地球から見てそう見えるのか、タイタンからみてそう見えるのか?表現からするとタイタンからみて、のような気もします。「いつも」とあるのですが、地球から月を見た場合には見えないときもありますから、「いつも」は見えるというのはどういうことなんでしょう?土星とタイタンの間柄では、いつも見えるのでしょうか?「直接」というのは理解不能でして、つながってみえるのでしょうか?「直上」的な感じでしょうかね。タイタンの経度は…部は、要するに上の「sub-Saturnian point」が経度起算のゼロ地点だということですよね。主述関係を直して自然な表現にしたほうがよいでしょう。関係節は単文に、受動態を能動態に。「○○をsub-Saturnian pointという。これはほにゃららである。経度をあれする場合にはsub-Saturnian pointを起点とする。」とかなんとか。その次に急に「ヒペリオン」が出てきて困惑します。「第7衛星の」程度の説明は必要でしょう。- 「モデルに基づくと…進化は起こりそうにない」の部分は意味がわかりませんでした。
「物理学的特徴」では、「直径が5149kmだ」という説明と、「直径3400kmでその周りは氷」という説明が離れていることが不自然に思います。まずは基礎的説明として、全体で5149km、そのうち3400が岩、その外側が氷と説明し、それから「水星の何倍だ」とか、「かつては最大と思われていた」とかの話をするのが自然です。今は「直径」(サイズ)の話の真ん中に「質量」(重さ)の話が混ざっているのでややこしいです。カッシーニの観測の話も、「表面の特徴は…」以下の話がちょっと何言ってるかわかりませんでした。これも、「Aである。Bである。これらのことからCと推測される。」となどのように文章を切り分けるとよいのでは。「Cと推測される。その根拠はA、Bである」でもOK。気候節でも、第4段落の1文目が長すぎます。「Aである。Bである。Cという仮説がある。」- 「フライバイしている」?「軌道上からの観測では」みたいに意訳するとよいのでは。
「表面の特徴」節の最終段落では、まず「明るい地形と暗い地形に2分される」と出てきます。これはよいです。ところが次に「ザナドゥも含まれる」とくるのですが、ザナドゥが明るいのか暗いのかわかりません。次に「入り組んだ領域」が登場します。これも唐突です。最後に「2番めに大きなリゲイア海」が出てきます。が、ふつう読者は「1番でかいのはどうした?」と思います。クラーケン海について言及がないのはヘンでしょう。ふつうは、「1番でかいのはクラーケン海である。これはほにゃららである。2番めに大きいのはリゲイア海という。これはほにゃららである。」という順番で解説するのが自然でしょう。衝突クレーター節では、最初に「クレーターがほとんど存在しない」と言ったそばから「これらのクレーターは…」となっていて、ヘンです。「激しい浸食の証拠」「変化している兆候」というのもヘンです。激しい浸食の証拠があるならそれはもう兆候ではありません。「大気による遮蔽」というのもなにかヘンです。「遮蔽」されると浸食は起きにくいように思います。要するに「大気」があり、大気が動くことによってクレーターの浸食が促進されると言いたいのでしょうけれど。「水の氷」云々。わかりにくいです。ここも要するに、地殻が氷である場合、そこに天体が衝突してクレーターができると、クレーター内に水が貯まるということですよね。しかし、「それは」(この「それ」が何を指すのかはふわっとしていてよくわからない)生命誕生の可能性があるというのですが、水が液体を維持するのは「何百年」でしかないんですよね?天文学の分野で、たった数百年の期間で生命が誕生するというのはちょっと無理があるのでは。少なくとも百万年単位でないとアレなんじゃないでしょうかねえ。- 「氷の火山と山」では、科学者は「長い間考えてきた」というのですが、どのぐらい「長い」のでしょう。見当もつかないのですが、発見が17世紀でしょう?天文学のこういう分野では、「長い」といっても数十年だったりしますか?
- この節の最後に急に、山と丘の命名の話が飛び出してきます。これもちょっと脈絡がない。これはどちらかというと概要向きの記述です。(具体例の記述がないので。)
原文がそうなっていないので翻訳ではしょうがないのですが、私だったらこういうふうに書いてほしいです。「一番大きい海はクラーケン海という。これはどこにある。2番めにおおきな海はリゲイア海という。これはどこにある。(段落かわる)クラーケン海はほにゃらら。(段落かわる)リゲイア海はほにゃらら。」- 私の反省としていつも思うのですが、長大な記事なので、指摘事項を列記すると長大になるのですが、そうすると長すぎて鬱陶しいですよね。--柒月例祭(会話) 2019年1月28日 (月) 14:41 (UTC)--改稿による解消部に取り消し線を引きました--柒月例祭(会話) 2019年2月4日 (月) 01:18 (UTC)
- (追記)おそらく専門知識がある方と、私のようなシロウトでは関心の向き方が違うのだろうと思います。
- この記事では多くの記述が、「発見史/研究史」と「事実」が一緒になっています。シロウトとしては、そこは分けてもらったほうがわかりやすいです。
- (シロウト)タイタンの氷の厚さは500メートルある。
- (専門家)上空10000メートルをフライバイするカッシーニの超高性能レーダーに3年間の計測データをスペクトル解析して2013年にNASAのスミス博士が三次元で行ったところ、S波の波動が300ミリの振幅をもって有機的にあれしていて、2014年の論文で氷の厚さが500メートルだと発表した。
- 先端分野では、そうイージーに「端的な事実」と言うわけにはいかないのだろうとは思いますが・・・。--柒月例祭(会話) 2019年1月28日 (月) 14:55 (UTC)
- 冒頭部を少し修正しました。「Saturn VI」は御推察の通り、土星の衛星の6番目という意味です。理科年表によると、「土星 VI」は番号で、衛星名が「Titan」となっています。国立天文台では確定番号が「VI」で名称が「Titan」との事です。次に、「タイタン」という名称に出典は付けれるでしょうが、天体プロジェクトのノートでコメントしたように、衛星には確定した和名がないようで、「タイタン」が主流なのかどうか私にはわかりません。次に、「土星がいつも頭上に直接ぶら下がっているように見える地点」の「頭上に直接ぶら下がって」の原文は「hang directly overhead」ですが、天文学的に解釈すると、常に天頂に土星が見える地点、という事だと思います。自転と公転が同期しているのであれば、タイタンのある地点から見た土星は常に同じ位置であり、全く見えない、天頂、地平線、など様々な場所があるでしょう。なお、プラネタリウムソフトで確認しましたが、常に土星が80°以上(ほぼ天頂)に見える場所もありました。なぜか、どの場所でも数度程度は土星の位置がずれました(自転軸と公転軸のずれなのか、完全に同期していないのか、秤動なのか、歳差なのか、土星の重力の影響なのか)。--JapaneseA(会話) 2019年1月28日 (月) 17:24 (UTC)(プロジェクト天体メンバー:Sutepen angel momo)
- 報告 シロウトがやったことなので気に食わないかもしれないのですが、細部をちょこちょこいじりました。いくつかの箇所で文章を切り分けたりしましたし、話題にあわせて文章の順番を入れ替えたりしました。「原文」からは遠ざかるのですが・・・。どうしても気に入らない場合には差し戻しされてもOKです。
- 冒頭の「タイタン(Suturn VI)」はどうしても気になるので、他の衛星の記事を参考に修正しました。
- 微細ですが出典を追加して加筆しました(「命名」周辺。)その辺りを読んで気づいたというか、気になったことなのですが、「第6衛星」とは呼ぶものの、現代の天文学の成果からいえば、実際には6番目ではないのですね。土星の衛星をみると、内側にたくさんの小さな衛星が発見されていることがわかります。でもまあ、コトバンクで見つかる程度の初歩的な事典類では「第6衛星」と書いているし、まあいいのでしょうね?本当は、「『第6』というけど現代ではもっと内側にたくさん見つかっているけど、番号はもう固定で」的な説明があるとベターと思います。コメントアウトされていた未訳部もあわせて訳出してみました(だいぶ意訳です)。--柒月例祭(会話) 2019年1月29日 (火) 22:35 (UTC)
- 日本語表記の「主流」についてですが、イージーな検索では、「タイタン」のほかは「ティタン」「チタン」等の表記もみられました。ただこれらはいずれもTitanの表記ゆれであり、大問題ではないでしょう。(A文献では「タイタン」、B文献では「巨人星」、C文献では「ホゲホゲ」みたいに分かれているなら困りますが、そういうのではないです)--柒月例祭(会話) 2019年1月29日 (火) 22:42 (UTC)
- 御指摘の箇所を少し修正しました。なお、日本語の「第〇衛星」という表記ですが、一般向け/学術向け天文書で見た事がなかったのですが、「天文年鑑に記載されている」との事でした(数年前の話なので、何方のコメントか忘れました)。表記揺れについては、よほどおかしなものでなければ良いと思っています。私は「タイタン」派ですが、天文辞事典等では仰るように「ティタン」「チタン」などの表記もあります。--JapaneseA(会話) 2019年1月30日 (水) 12:40 (UTC)(Sutepen angel momo)
- コメント 柒月例祭さんの指摘にある「表面の特徴」節は日本語の出典ベースにちょっと書き換えてみました。別の指摘にある「記述のかなりの部分が発見史的な編年体で書かれている」件ですが、仮にこれを変えようとすると結構大規模な工事が必要そうな気がします。この15年くらいの間にデータが激増したために、新発見に合わせて情報量を増やし続けると現在のような形に落ち着くのだと思います。確かに、§湖にある「同年12月21日(中略)湖の水位が3mm以上変化しないことを示した」や、§大気の「2013年4月3日~」以降の情報などは、「ニュース」の羅列ではあるので、記事として綺麗にまとめるならいっそ削除するのもありなのかもしれませんがいかがなものでしょう(あんまり自信をもって主張するものではないですが)。--TEN(会話) 2019年1月31日 (木) 15:50 (UTC)
- コメント ちょっと連投気味ですが、同じく柒月例祭さんの指摘にある「『表面の特徴は…』以下の話がわからない」について、これも自信はないのですが出典から乖離しているように見えたので、書き換えました。原文の記述は「Surface features were observed by the Cassini spacecraft to systematically shift by up to 30 kilometers (19 mi) between October 2005 and May 2007, ...」ですが、30 kilometersという距離は出典とされているTitan’s changing spin hints at hidden ocean にはなく、自転のズレがが言及されています。この記事を見る限りは出典が言いたいことは、「タイタンの自転と公転は同期しているが、完全に同期していると想定した場合よりもズレていて、自転速度は揺らいでいる(速くなっている)。内部に液体の層があって地表がそれに浮いているような構造の場合、大気の影響も受けて自転速度の揺らぎが発生しやすくなるので、このズレは地下の海の層の存在を示唆する(ただしこの仮説には批判もある)。」というようなことであるようです。日本語のAstroArtsの記事土星の衛星タイタンで、地殻の下に海が存在か の記述だと「地殻の移動」となっているのですが、前者では最初から最後まで自転速度の話になっており、地殻や表面の特徴がズレているわけではないと思うのでそのように修正しました(...数年のうちに地表が移動するレベルで30㎞も地殻がズレるというのは途方もない天変地異のように思え、何かAstroArtsの記述はおかしいような気がします...)。--TEN(会話) 2019年1月31日 (木) 15:50 (UTC)
提案 記事はいまも検証&改善が進行中です。一度2週間の自動延長が行われていますが、もう2週間選考期間を伸ばしましょう。--柒月例祭(会話) 2019年2月4日 (月) 00:56 (UTC)
- 報告 特に問題ないと思いますので、2週間延長しました。--TEN(会話) 2019年2月4日 (月) 16:52 (UTC)
- フライバイ。接近飛行、接近通過のように訳しますが、接近中に~の実験をやった、という事なのでしょう。
- 1日。普通に考えれば24時間ですが、出典には何の特記もありません。
- モデルに~。出典の概要見てもわからず、中身見てもわからずで、教えてもらってやっと理解しました(ノート参照)。ノートでの御指摘通り、ヒペリオンに記載すべき内容だと思います。
--JapaneseA(会話) 2019年2月6日 (水) 15:10 (UTC)(Sutepen angel momo)
- 返信 ありがとうございます。「フライバイ」については、そのまま通用する語ではないと思いますが、でもまあ文脈からだいたいわかりそうな感じでもあり、大問題ではないでしょう。
- 記事の修正は一段落というところでしょうか。選考開始時点と比べてだいぶよくなったように思いますが・・・
- 冒頭の[[tl|翻訳直後}}は、どこかのタイミングで除去してよいように思います。問題は誰がどのタイミングで踏み切るか・・・
- 文中に数件「要出典」が残っています。GAの選考を通すという意味では、要出典が1つでもあったらダメというものでもないですが、解消することが理想的です。いっそ除去する(ノートに移す)という手もあります。詳しい方からみて怪しい感じではないなら、このまま残しておくという選択肢もありますが、その場合GA選考をどうするか。
- 各節(小節も)の題名ですが、英語版の辞書的直訳になっていて、もう少しこなれた表現にしてはどうでしょう。
- 正直、通読しても私の能力では意味がわからない(記事が悪いのではなく私の知識不足)ところがあり、「賛成」していいものかどうか逡巡しております。--柒月例祭(会話) 2019年2月18日 (月) 01:44 (UTC)
- 返信 ありがとうございます。「フライバイ」については、そのまま通用する語ではないと思いますが、でもまあ文脈からだいたいわかりそうな感じでもあり、大問題ではないでしょう。
- 2点
- 要出典箇所の質量比と直径比の箇所を修正しました。翻訳元の英語版では「gas giant」と限定しているように、(冥王星が惑星から落ちた今は、)地球と月が最大となるペアです。直径は理科年表(平成25年版。第86冊)を元に手計算すると、月、トリトン、タイタンの順となりました。海王星の残りの衛星と火星は計算するまでもない小さなものですし、木星と天王星の一番大きい衛星はこの比には及ばないようです。質量比は惑星に対する比が載っていたので、それから「〇分の1」形式に計算しました。これも月、トリトン、タイタンの順でした。なお、トリトンもタイタンも母星に比べればザコです、地球と月や冥王星とカロンが異常なのかもですが。
- 節名。気になったのは「暗赤道地形」(暗い赤道の地域、とかの方が良いのでは?)、「提案と概念的計画」(違和感)、「前生物的条件と生命」(違和感)、「障害」(簡潔すぎ)です。「提案と概念的計画」節には、「概念的なミッション」「初期の概念的な作業」「ランダーの概念的な設計」とありますが、(意図はわかりますが)違和感を感じるのは私だけでしょうか?([1])。前生物的も同様です。
- --JapaneseA(会話) 2019年2月18日 (月) 07:09 (UTC)(Sutepen angel momo)
- 修正ありがとうございます。節名は、私も具体的に書けばよかったのですが、「違和感」のある部分はJapaneseAさんと一緒です。
- 「フライバイ」は日本語出典のなかに「フライバイ(接近通過)」とあったので、修正しました。
- 原文の字面から離れて節の中身をもとにすると、「暗赤道地形」→「砂丘(状)地形」、「提案と概念的計画」→「さまざまな探査構想」、「前生物的条件と生命」→「生命誕生の可能性」とか「生命は存在するか」、「障害」→「生命の存在を阻む要素」とか。
- 「概念的なんちゃら」は、実現に至っていない(実現しないことが決まっているものと今後実現するかもしれないものがある)ということで「構想」くらいでどうでしょう。「計画」よりはもうちょっとフワッたした表現で。また、いっそ「表面の特徴」→「地形」でいいようにも思います。
- 「氷の火山」はなんだかファンタジー世界みたいですね(“炎の雪原”とか“封印の洞窟”みたいな)。天文学分野でこういう用語があるならそれでいいのですが。コトバンクさんに訊いたら氷火山がヒットしました。なんとなく、「氷の火山」よりは「氷火山」のほうが「一語の専門術語」ぽい印象がします。ということで直してしまいました。
- この「氷の火山」節はわりあいボリュームがあります。そしてどうも、中身が入り乱れている感じで、アタマから順に読んでいくと急に違う話が始まっているのに文末にいくまでそのことがわからない感じでした。最初の頃指摘したことですが、「一段落」のなかに内容が異なる2つの話が盛り込まれていたり。年代もいったりきたり。そこで小見出しをつけ、少し順番を整理しました。
- ここに登場する固有名詞「ガネーシャ」「トルトラ」「ソトラ」「ホテイ」なんですが、{{訳語疑問点}}を付与しました。単純な話、「ガネーシャ黒斑」でググってもさっぱりヒットしません。たぶん、そもそも「Ganesa Macula」を日本語で紹介した事例が少ないのだろうと思います。また、「ホテイ弧状の地形」はどうなんでしょう。「Arcus」は確かに弧状の地形を指すのでしょうけれど、固有名詞の日本語化としては怪しい気がします。いっそ「ホテイ・アークス」のほうが清々しい。なんとなーく、記事ホテイ弧状の地形の記事名自体が怪しいと思うのですが・・・。(英:Hote Arcus)とあるけど英語なのか?ってところから。デタラメだけど「ホテイ大弧」とかでもしておいたほうがそれっぽい。なんとなく創作しちゃった事案ではないか、と感じました。ここらへんは天文分野に明るい方ならば「ガネーシャ黒斑でOKですよ」などの見識をお持ちかもしれません。
- 「山地状地形」の4段落目の「赤道付近のベルト状の高標高地帯」=1段落目の「ミスリム山脈」、なんじゃないかなー、と思うのですが、そこの出典を読む限りでは結び付けられませんでした。
- 私が触る前は「花崗岩」とかあったのですが、出典には花崗岩(granite)とは書いておらず、rock・crust・upper mantleぐらいの表現しかありません。(地殻やヒマラヤ形成の話ならば花崗岩に拘る必要はない。)fluid layersとウォーターベッドのたとえ話は、まあ「粘度」といえばそうなのかもしれませんが、そこらへんの語はスポイルしちゃいました。(割とどうでもいいですが、出典には「more than 5 miles (nearly 9 kilometers) tall」という表現がありました。これはヒマラヤ山脈のことを言っていて、「5マイル(8045m)」と「9000m」は結構違いますし、エベレスト(8848m)は確かに「nearly 9キロ」と言えるのですが、「8000m級」としました。)--柒月例祭(会話) 2019年2月18日 (月) 11:38 (UTC)
- 修正ありがとうございます。節名は、私も具体的に書けばよかったのですが、「違和感」のある部分はJapaneseAさんと一緒です。
- 2点
- 修正ありがとうございます。
- フライバイは、なぜかスイングバイのリダレイクトでした。加筆されたように説明があった方が良いですね。
- 節名は御提案ので良いと思います(「生命誕生の可能性」に1票)。「構想」は良いですね。
- 特に天文学用語という程ではないので、表記揺れの範囲で氷火山でも良いと思います。「氷の火山」は私の知る限りではここを1996年に見たのが最初です。「こういう物もある」程度には認知されていると思います(このサイトはインターネット黎明期の数少ない天文サイトなので、天文マニアなら見た人は多いと思います)。
- ノート:火星の地域一覧でも指摘がありますが、Wikipedia日本語版の惑星・衛星の地形名は実はかなり怪しく(アルベド地形とか)、白斑や黒斑が定訳かどうかわかりかねます。多分、日本の天文学会では正式な訳語の整備が追いついていないのだと思います。訳語を整備せずとも、「Ganesa Maculaが~」と会話すれば済む話なのでしょう。
- 次に固有名詞部分は独自で読み仮名をつけていないか、という問題もあります。固有名詞部分のHoteiは布袋の意なので「ホテイ」で良いと思います。ガネーシャも同様に問題ないと思います。トルトラ、ソトラは、わかりかねます。
- faculaは白斑と訳しますが、太陽の用語なので、これが惑星や衛星にも該当するのかわかりかねます。
- Maculaの天文学としての訳はわかりかねます。黒班といえば海王星[2]ですが、en:Great Dark Spotを見てもMaculaとは記載されていないようです。
- ホテイ弧状の地形は、「ホテイという固有名詞のついた弧状の地形」という意図だと思いますが、これでは「ホテイ弧状の地形」という固有名詞に見えますね。
- で、固有名詞部分も地形名も両方正しかったと前提して、それを合体させて良いのかどうかは、やはりこれもわかりかねます。
- --JapaneseA(会話) 2019年2月18日 (月) 13:47 (UTC)
- 修正ありがとうございます。
- (段落戻します)何度もの修正や変更等による改善作業、お疲れ様です。要出典タグがつけられていた文章のうち1つにとりあえず出典をつけていただきました。名称についてですが、これらの名称の日本語名がどこから来ているのかは編集時に思いましたが、とりあえずタイタンの地形一覧に記載されている名称や他記事での名称に統一させました。「白斑」についてですが、手持ちの天文図鑑(渡辺潤一『ビジュアル 宇宙大図鑑 太陽系から130億光年の果てまで』日経ナショナル ジオグラフィック社、2012年、166頁。ISBN 978-4-86313-143-9。)には「小さな白い地形はファキュラ(白斑)と呼ばれる。」という記述が見られます。また、こちらのAstroArtsの記事にも「ソトラ白斑(Sotra Facula)」という記述が使用されているので、訳語疑問点タグは残しつつも、この名称を用いていることを示す出典として付与しました。このことから「白斑」は基本的には太陽の表面の模様に使われる用語ではあるが、惑星や衛星にも適用可能な言葉ではないかとも思っています。でも、黒斑(どこかでガネーシャ黒斑という記述を見たような記憶がありますが、ひょっとしたら只の思い違いかもしれません・・・)等については調べても適切な日本語訳が見当たらず、もう少しそのあたりの有効な訳が欲しいところです。--Koki0118(会話) 2019年2月18日 (月) 14:35 (UTC)・誤字修正--Koki0118(会話) 2019年2月18日 (月) 14:39 (UTC)
- 返信 JapaneseAさん、Koki0118さん、ありがとうございます。まあ原語の「Ganesa Macula」などを併記しておけば大きな問題ではないでしょう。
- 選考という観点では、「要出典」がいくつかあるのが課題ですね。
- このうち、「物理的特徴」節に2ヶ所。
- (A)「この組成はディオネやエンケラドゥスに似ているが、重力圧縮(英語版)によりタイタンの方が高密度になっている」
- (B)「その内部は、氷Ih(Ice Ih)の地殻と…十分高温になっているかもしれない」
- Aについては、なんなら一文を除去してしまっても大勢に影響はないでしょう。
- Bについては、すぐ後に続く文章にアンモニアの言及があるほか、「液体のアンモニアの上に氷の地殻がある」ことが他のさまざまな節での記述の基礎になっているのて、残したほうがいいはずです。文章としては「かもしれない」なので、「誰それによれば」「という仮説がある」のような表現をしながら残せないでしょうか。そのための情報源がほしいです。
- 「軌道と自転」節に1ヶ所。ただし対象部分は比較的長いです。わりと基礎的なことだと思うので、これはぜひ出典をつけて残したいです。
- (C-1)「自転周期と公転周期は同じ」
- (C-2)「タイタンの「1日」はその公転周期と等しい」
- (C-3)「土星直下点(sub-Saturnian point)」
- 大雑把にわけるとこの3項目についての出典がほしです。ノート:タイタン_(衛星)#軌道と自転で話題になった「論文」でカバーできるのではないかと予想するのですが、私には全然わかりません。--柒月例祭(会話) 2019年2月20日 (水) 03:46 (UTC)
- 返信 JapaneseAさん、Koki0118さん、ありがとうございます。まあ原語の「Ganesa Macula」などを併記しておけば大きな問題ではないでしょう。
- 提案 「要改訳」テンプレートの除去を提案します。(このテンプレートの設置や除去に毎回「合意」が要るとは思っていませんが、選考中というタイミングであることや多くの方が関わっていることから、ねんのため。)個人的にはまだ「翻訳」に不満がある部分はあるものの、選考開始時点と比べれば大幅に改善が進んでいますし、全体としては「おおもとの出典にあたっての改稿」が行われ、もはや「翻訳元と比較しての訳文の良し悪し」を云々するものでもないと考えます。--柒月例祭(会話) 2019年2月20日 (水) 03:06 (UTC)
- Koki0118様。ソトラ白斑については、ロクに調べもせずに大変失礼致しました。御提示の出典で十分と判断します。柒月例祭様。C-1とC-2は同じ事なのでまとめました。意外に出典が見つからず、ちょっと苦しいのを出しました。あるいは27番の出典を使用しても良かったと思います。要改訳テンプレは除去するかどうかは一任します。恐らく謙遜も含んで貼られていると思いますが。--JapaneseA(会話) 2019年2月20日 (水) 11:46 (UTC
- コメント 改訳テンプレートの除去は問題ないと思います。既に原文と構成が違ってしまっていますし、翻訳部分で不信な部位があれば個別に訳語疑問点を使用した方が良いと思います。柒月例祭さんが整理してくれた要出典箇所のうち、Aについては『太陽系と惑星』のp. 105に「氷を重要な構成物質とする衛星は氷衛星(icy satellites)と呼ばれる。氷衛星間の密度の違いは、組成に氷が占める割合の違いと自己重力による内部の圧縮の効果による。」とあり、一応参考資料とはなるかなと思います。また、タイタン・ディオネ・エンケラドゥスの組成が似ている、という話は『惑星地質学』のp. 230にあります。両者の情報を合わせると、「組成はディオネやエンケラドゥスに似ているが、重力圧縮(英語版)によりタイタンの方が高密度になっている。」という文章とは整合的ですし論理的に考えても正だと思うのですが、果たしてこれら2つを合わせて出典として良いものでしょうか。C-3:sub-Saturnian pointについてはこの用語を使用している文書はいくつか見つけたので用語の存在自体は間違いないのですが、それを解説しているものが見当たらないですね・・・。--TEN(会話) 2019年2月21日 (木) 16:41 (UTC)
- 良き出典を御提示頂きありがとうございました。「組成はディオネやエンケラドゥスに似ているが[出典]、重力圧縮(英語版)によりタイタンの方が高密度になっている[注釈]。」とし、注釈に[出典〇〇には~と記載されており・・・」としても良いかもしれません。--JapaneseA(会話) 2019年2月21日 (木) 22:53 (UTC)(Sutepen angel momo)
- コメント 返信ありがとうございます。上記ご意見を参考に、注釈形式でAに出典を追加してみました。--TEN(会話) 2019年2月23日 (土) 10:41 (UTC)
- ありがとうございます。良き文献をお持ちのようで羨ましい限りです。--JapaneseA(会話) 2019年2月23日 (土) 10:56 (UTC)
- コメント 返信ありがとうございます。上記ご意見を参考に、注釈形式でAに出典を追加してみました。--TEN(会話) 2019年2月23日 (土) 10:41 (UTC)
- 良き出典を御提示頂きありがとうございました。「組成はディオネやエンケラドゥスに似ているが[出典]、重力圧縮(英語版)によりタイタンの方が高密度になっている[注釈]。」とし、注釈に[出典〇〇には~と記載されており・・・」としても良いかもしれません。--JapaneseA(会話) 2019年2月21日 (木) 22:53 (UTC)(Sutepen angel momo)
- 賛成 賛成票とします。ちょっとタイミング的には滑り込みですが。選考当初よりはずいぶんよくなったと思います。上に書いたように、要改善点はいくらか残されており、賛成とするかはちょっと迷うところもありますが、最初からこの状態で見せられていたらそう迷わず賛成していたようにも思います。今回は期限のことがあるのでこの時点で賛成としますが、引き続きさらなるブラッシュアップが行われることを期待したいです。--柒月例祭(会話) 2019年2月22日 (金) 07:53 (UTC)
選考終了時点で賛成3票、反対1票のため、通過となります。--Tam0031(会話) 2019年2月22日 (金) 14:29 (UTC)
一旦ここはクローズとしましょうか。修正しきれていない箇所等は、引き続きノート:タイタン (衛星)にてコメント頂ければ幸いです。--JapaneseA(会話) 2019年2月23日 (土) 10:56 (UTC)(Sutepen angel momo)