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Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/エドワード七世の戴冠式 20220311

選考終了日時:2022年3月24日 (木) 18:10 (UTC)2022年4月21日 (木) 18:10 (UTC)

  • (自動推薦)2022年2月度の月間新記事賞受賞記事。--totti会話2022年3月10日 (木) 18:10 (UTC)[返信]
  • 賛成 映画史初期の話がわかって興味深いです。画像として貼られている新聞広告に、1万ドルで制作とあるようなのですが、制作費がわかっているなら追記した方が良いのではないでしょうか。フィルムを50ドルで販売とあるようですけど、当時は確立した映画配給システムがなくて、フィルムをこのように広告販売していたのだろうかと思って見ていました。そのあたりが補足できると良いですね。--Tam0031会話2022年3月23日 (水) 14:37 (UTC)[返信]
  • コメント ほぼ月間新記事賞の際の投票理由の繰り返しとなりますが、特定の出来事が現実の様に再現されるまでの背景や、公開後の批判も含めた受容のされ方が押さえられている点が良いです。特に映画に対する『プティ・ブルー』からの批判のコメント (「イギリス人のみなさん……」) は大変印象深いのですが、欲を申し上げればこの批判について対象とした分析が存在する場合、それの加筆が欲しいところです。批判が「再構成されたニュース映画」というジャンル自体が依然目新しい存在でその事に対する拒否反応から出たのか、それとも他国とはいえ王族を題材に再現映像を作る事に対する抵抗感から出たのか、はたまた全く異なる理由があった為であるのか。また注釈に回す形で構いませんので、「再構成されたニュース映画」 の需要 (最も望ましいものは記事対象自体のものですが、(発言撤回: Eryk Kij会話) 2022年3月24日 (木) 02:06 (UTC))このジャンル全般に関するものでも良いです) に関してももう一歩踏み込んだ言及があれば欲しいとも思えてしまいました。今回の記事の対象である映画の製作が如何なる需要に基づいたものであるのか。(発言撤回: Eryk Kij会話) 2022年3月24日 (木) 02:06 (UTC))読んでみてそれも知りたいと思えてきたのです。--Eryk Kij会話2022年3月23日 (水) 17:00 (UTC)[返信]
    • コメント 追記 この映画の製作に至った経緯は「製作」節冒頭に明記されていましたね、実際の戴冠式の撮影に許可が下りなかった為に再現映像の政策が依頼されたという旨が。発言を一部撤回致しますが、一方でこのジャンル全般への需要に対して注釈で触れてあれば望ましいという考えは依然変わりません。私は同じ内容がしつこくなり過ぎない程度に反復されている文を読みやすいと感じる性質ですので、導入部にも少しだけ加筆しておきました(Special:Diff/88353810/next)。こんなギリギリになって要求を突き付けるのは流石に悪いと思っておりますので、可能な範囲で『プティ・ブルー』による批判への分析が存在しないか探して参ります。--Eryk Kij会話2022年3月24日 (木) 02:06 (UTC)[返信]
      • 情報 Google Booksを検索致しましたところ、私が問題にしているものと同じものを指しているのかは未確認ですが、メリエスに関する『プティ・ブルー』の記者による記事を「この上なく奇怪」(des plus grotesques) と評している以下のフランス語文献を見つけました。--Eryk Kij会話2022年3月24日 (木) 02:51 (UTC)[返信]
        • Deslandes, J. & J. Richard (1968) Histoire comparée du cinéma II: Du cinématographe au cinéma, 1896–1906, Casterman, p. 461. NCID BA18172804
  • 返信 (Tam0031さん、Eryk Kijさん宛) コメントしていただきありがとうございます。
    • 製作費と、フィルムが50ドルで販売されていたことについては加筆しました。
    • Eryk Kijさんが挙げられた文献ですが、私も確認しました。本作の『プティ・ブルー』紙の批判と同じものといえるようで、著者は「フランスのジャーナリストが、この上なく奇怪な記事を『プティ・ブルー』に掲載した」と述べていますが、この批判記事の何がどう奇怪なのかがよくわからないので、批判の分析の情報としては物足りない感じがします。
ほかの指摘(『プティ・ブルー』の批判の分析を含む)に関して、できる限りで調べてみようと思います。ですので、選考期間の4週間延長を希望します。ただ、初期映画は『月世界旅行』や『大列車強盗』のような有名すぎる作品でない限り、1本ずつ十分に研究し尽くされているとは言い難く、情報源の数とそこに言及されている内容もかなり限られるため、十分な情報を見つけることは難しいかもしれません。また、私事ですが、この数日で対応するのはちょっと難しく、出典に使用した日本語文献等の確認もしたいので、回答するまでには日数がかかってしまいます。ご了承ください。--石川太郎左ヱ門会話2022年3月24日 (木) 14:12 (UTC)[返信]
返信 (石川太郎左ヱ門さん宛) 4週間分の期間延長、承知致しました。そして資料の提示が急であったにもかかわらず迅速なご反応ありがとうございます。典拠とするには残念ながら曖昧な内容であった模様ですね……。今回の記事の主題に関して研究され尽くしている訳ではないという事情も把握致しました。コメントを投下するタイミングが酷かった事を差し引いても無理難題を突き付けていはしないか、という自覚はございました。今は時世が時世ですので、無理のない範囲で取り組んで頂ければ幸いに存じます。--Eryk Kij会話2022年3月24日 (木) 15:08 (UTC)[返信]
  • コメント 4週間後は4月21日ですので選考期間を修正いたしました。--アリシア-jawiki会話 - 投稿記録2022年3月25日 (金) 00:33 (UTC)[返信]
  • 報告 上記指摘について対応しましたので報告します。
    • 映画史初期のフィルムの販売事情について、注釈で補足しました。
    • 再構成されたニュース映画は、注釈ではなくて背景節内にサブセクションを設けて、このジャンルの内容や背景について少し詳しく説明しました。その中で当時の観客がニュース的な題材を求めていたというような内容を記述しましたので、これが需要の話に結び付くものになるかと思います。
    • 『プティ・ブルー』の批判の分析は、ジョルジュ・サドゥールの本に競争相手のネガティブ・キャンペーンによるものだとする見解が書かれていましたので、それを記述しました。
とりあえずは手に入る情報源でひと通りの指摘に対応することはできたかと思っていますが、情報が限定されるのでこれ以上調べあげるのは難しいといえます。このような内容でいかがでしょうか?--石川太郎左ヱ門会話2022年4月5日 (火) 12:46 (UTC)[返信]
@石川太郎左ヱ門さん ありがとうございます、加筆分まで拝読しました。この作品のジャンルである「再構成されたニュース映画」がフィクションとノンフィクションとの中間に位置する存在であり、どの様な需要に基づいて形成されていったかが補強され、更にこの作品を理解しやすくなったと存じます。『プティ・ブルー』による批判は真意が文面とは別の、極めて低劣なところにあったとする見方も存在するという事がよく分かりました。また私はこれまで気を払っておりませんでしたが、フィルムの扱いについてもそれ専門の業者がかつては存在したという点は、よくよく考えれば歴史というものを感じさせる面白い要素です。お疲れ様です。この記事を「良質な記事」とする事に 賛成 致します。--Eryk Kij会話2022年4月10日 (日) 07:19 (UTC)[返信]
  • コメント 映画にも歴史にも詳しくないもので素朴な疑問なのですが、「エドワード七世の戴冠式」というタイトルで実際の戴冠式との混同は起こらないのでしょうか?内容を読めばすぐに分かることではありますが、検索するときなどはタイトルで映画であることが分かった方が便利ではないかと思いました。英語版に対応したタイトルになっているとは認識していますが、「エドワード七世の戴冠式(映画)」などの方が勘違いは起こりづらいと思います。とはいえ、史実よりも映画の方が有名で、「エドワード七世の戴冠式」といえば映画のことを指すということであれば問題ないです。--Rrrwrrrrrw会話2022年4月10日 (日) 05:38 (UTC)[返信]
    • 返信 (Rrrwrrrrrwさん宛) コメントありがとうございます。その点については私も気にしたのですが、『エドワード七世の戴冠式』は邦題の正式表記であり、史実の方の記事名を英語版に対応して「エドワード7世とアレクサンドラの戴冠式」とすれば記事名が競合せず、また{{Otheruses}}で混同を回避するようにしているので、現状の記事名でも大丈夫なものだと認識していました。ただ、映画も史実も知らない一般の方々が「エドワード七世の戴冠式」と聞けば、その字面通りに実際にあった式典のことだと判断するのは必然だろうと思われ、また映画の方はメリエスや初期の映画を知っている人じゃないと知らないようなマニアックな作品のような感じがするので、「エドワード七世の戴冠式」といえば映画を指すとは言い難く、検索した時の都合のよさを考えると改名した方がいいのかもしれません。--石川太郎左ヱ門会話2022年4月10日 (日) 15:42 (UTC)[返信]
      賛成 返信をいただきありがとうございます。その辺りの記事名の慣習などにも詳しくないので、石川太郎左ヱ門さんなどでご判断いただければと思います。
      記事の内容についてですが、制作の背景や経緯、反応など必要な内容が出典とともに書かれており、良質な記事の基準を満たしていると思いますので賛成票を投じたいと思います。細かい点について、いくつかコメントします。
      • 「背景」の二・三段落目(「フランスの映画製作者ジョルジュ・メリエスは、〜」)にも何か見出しがついていた方が分かりやすそうです(製作者の背景みたいな感じでしょうか)。あとは、「本作の監督である、フランスの映画製作者ジョルジュ・メリエスは」のように本作での立ち位置を最初に書いてあると読みやすそうです。
      • 「公開と反応」について、色々な内容が書かれているので、できれば事実と反応を分けたいところですが少し難しいでしょうか。
      • 「式典を再構成した再現映像であると自由に認められた」という文について、「自由に認められた」という表現に馴染みがないのですが、出典の原文のままの表現なのでしょうか。--Rrrwrrrrrw会話2022年4月10日 (日) 16:09 (UTC)[返信]
      わかりました、とりあえず混同回避策は取っているので、記事名はこのままにしておきます。指摘された点の対応については以下の通りです。
      • 背景節に「本作の製作者について」のサブセクションを入れました。「本作の監督である~」などの表現も追加しました。
      • 公開と反応節は、上映の事実とその反応が一緒になっている文章があるので、下手にこれ以上分けない方がいいと思います。
      • 「自由に認められた」は出典の原文を確認することはできないのですが、英語版の文章の翻訳によるものですので、その表現自体は変えられないものの、文全体をもう少し正確な翻訳にやり直し、修正はしました。--石川太郎左ヱ門会話2022年4月11日 (月) 01:47 (UTC)[返信]
      返信 ご対応いただきありがとうございます。なるほど、「自由に認められた」は英語版から翻訳された部分でしたか。「freely admitted」はおそらく「喜ばしくないが真実として認められている」のような意味だと思われます(freelyのこの辞書の四番目の意味「without trying to avoid the truth even though it might be unpleasant or embarrassing」)。あと、この文のbutの訳し方が不自然でしょうか(「not ~, but」だと「しかし」みたいな意味ではないので、「〜ないが」よりも「〜なく」くらいが自然だと思います)。まとめると、「In all cases, it was not advertised as actual footage of the ceremony, but freely admitted to be a staged simulation of the event.」について、freelyを日本語で簡潔に訳す方法が分からないので無視して「どのリリースの場合も、実際の式典の映像であると宣伝されたわけではなく、イベントの演出による再現映像であると認められていた」くらいが自然な訳ではないかと思います。--Rrrwrrrrrw会話2022年4月11日 (月) 06:14 (UTC)[返信]
      なるほど、そうなんですね。確かにその方が適切ですね。というわけで、その通りに修正しました。--石川太郎左ヱ門会話2022年4月11日 (月) 07:51 (UTC)[返信]

賛成票のみ3票以上の状態が48時間継続したため、早期終了・通過となります。--アリシア-jawiki会話 - 投稿記録2022年4月13日 (水) 08:27 (UTC)[返信]