Wikipedia:良質な記事/良質な記事の選考/アッシジのフランチェスコ 20130225
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アッシジのフランチェスコ - ノート
[編集]選考終了日時:2013年3月11日 (月) 11:21 (UTC)
前回の選考では賛成2票で見送りになりましたが、その後、選考で論点となっていた出典が精査され、全体にわたってより根拠付けられた記述に修正されています。明らかに良質な記事として問題のないレベルに達していると思われますので推薦いたします。
- 賛成 推薦者票。なお、「初期の活動」の最初の段落の「森を放浪したともいわれているし[29]、サン・ダミアノ教会に住んでいたこともあり[30]、後には修復を行うことになるポルツィウンクラの小聖堂近くに住んだ[31]。」という部分は文章のつながりがおかしくないでしょうか。「森を放浪したともいわれているし(・・・)小聖堂近くに住んだともいわれている」とかでは。この点は見直しをお願いしたく思います。--頭痛(会話) 2013年2月25日 (月) 11:21 (UTC) 追記--頭痛(会話) 2013年2月25日 (月) 11:49 (UTC)
条件付賛成前回の選考の際も、とりあえず良質な記事としてはこの水準でも問題ないと述べましたが、その後の改良でさらに良くなっていると思います。ただ、記事の加筆改良に大きく貢献されているおーたさんが自ら要出典を貼ったところが残っています。これを除去するか出典を補う必要があるかと思います。この点が改良されれば賛成します。そのほか、頭痛さんの指摘していることは私も感じました。「死」の節で突然『太陽の賛歌』というのが代表作として出てくるので、これは詩であるということを明記した方がよいかと思います。「出典」と「参考文献」節が別になっている状態は前回と変わっていないようです。また現行の内容からは離れますが、ほぼ同時代に日本に明恵という人物がいて同様の厳しい戒律と清貧を特徴としてフランチェスコとよく似ていることから、栂尾高山寺と聖フランチェスコ聖堂がブラザーチャーチの盟約を結んでいるという話を高山寺参詣時に聞いてなるほどと思ったので、そのあたりをちょっと触れられると面白いかもしれません。--Tam0031(会話) 2013年3月1日 (金) 15:35 (UTC)- 賛成 要出典箇所に出典が補われたことを確認しました。対処ありがとうございました。--Tam0031(会話) 2013年3月4日 (月) 14:15 (UTC)
- 賛成 わかりやすい良い記事だと思います。ただ、以下の3点は参考文献にはなり得ないので、「6.3 の文学」のところに移した方が良いと思います。
- G・K・チェスタトン『アシジの聖フランチェスコ』石本正昭訳、中央出版社〈ユニヴァーサル文庫〉、1970年。
- アベル・ボナール 著、大塚幸男 訳『聖性の詩人フランチェスコ』白水社、1976年。ASIN B000J9B29U。
- ジュリアン・グリーン 著、原田武 訳『アシジの聖フランチェスコ』人文書院、1984年10月。ISBN 4409140248。
- また、以下の参考文献は概説書なのでしかるべき研究書に変更されるか、一般書は思い切って削除された方が良いと思います。
- 堀米庸三『世界の歴史3 中世ヨーロッパ』中央公論社〈中公文庫〉、1974年12月。
- 今野國雄編訳 編『世界を創った人びと7 聖フランチェスコ-万物への愛と福音の説教者』平凡社、1978年1月。ISBN 4-582-47007-6。
- 今野國雄 著「フランチェスコとキアラ」、野上毅(編) 編『朝日百科世界の歴史53 13世紀の人物 マルコ・ポーロ、聖フランチェスコほか』朝日新聞社、1989年11月。
- 藤沢道郎「聖者フランチェスコの物語」『物語イタリアの歴史』中央公論新社〈中公新書〉、1991年10月。ISBN 4-12-101045-0。
- ピーター・ミルワード 著、中山理(訳) 訳『素朴と無垢の精神史』講談社〈講談社現代新書〉、1993年12月。ISBN 4-06-149179-2。
- 佐藤彰一・池上俊一『世界の歴史10 西ヨーロッパ世界の形成』中央公論社、1997年5月。ISBN 4-12-403410-5。
- その他、Tam0031 さんがご指摘の「要出典」のあるシモーヌ・ヴェイユによるフランチェスコへの共感に関しては、André Devaux の論文に“Simone Weil et François d’Assise ” in Cahiers Simone Weil X-2 et 3, juin et septembre 1987. があり、そのなかでペラン神父への書簡が引用されていて、「アッシジのフランチェスコを知ってから彼に夢中です」とあります。また、他にもデオダ・ロシェへの手紙(Simone Weil, Lettre à Déodat Roché, 1941, in Pensées sans ordre concernant l’amour de Dieu, Gallimard, coll. Espoir, 1962, p. 66)にあるもので、暴力を否定し清貧を理想としたカタリ派と通じるものがあるとした個所です。Tizizano(会話) 2013年3月1日 (金) 23:57 (UTC)
賛成のみ3票の状態が48時間継続のため、早期終了・通過となります。--Tam0031(会話) 2013年3月6日 (水) 14:54 (UTC)