Wikipedia:査読依頼/競技クイズ 20240510
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2021年12月11日に良質な記事認定をいただいた記事です。「Wikipedia:秀逸な記事」に提出する前に他の方のご意見を頂きたいと思い、査読に出させていただきます。--舌先現象になります(会話) 2024年5月10日 (金) 05:34 (UTC)
- 【査読】 ──専門家の方による審査結果。
- 【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
- 【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
- 【感想】 ──専門外の方による感想。
- なかなか楽しく読ませて頂きました。クイズに興味があるわけではない一般人としていくつか気になった点を。
- 1.冒頭に「日本で行われているマインドスポーツの一種」とあるのですが、日本限定とするのであれば出典が必要ではないでしょうか?最低でも英語圏においてはen:Quiz#As_competitionsが意味的には競技クイズのようでen:Quiz_bowlが大会も開いていて立項は2002年と歴史もある概念のようです。
- 2.内部リンクは貼られているのですが「伊沢拓司は」「北川宣浩達が」と説明無しに名前が出てくるのがちょっと不親切かなと思いました。「クイズグループ『QuizKnock』の」程度の短い説明であれば別に邪魔になるものでもないのではないでしょうか。
- 3.歴史「国営放送だった当時のラジオ放送が変更され」は何が変更されたのでしょうか?出典があるとはいえ、容易には確認出来ないので「国営から変更された」のか「番組が全て変更された」のか何が起きたのかわかりませんでした。
- 4.歴史「~民主主義を人々に浸透させる事を目的としていた」この辺りの一連の文章はかなり大ごとです。これの出典が1つしかついていないのですが、他の箇所のように「としている」「とされている」や「語っている」のような形ではなく、断定した形で書かれているのは、その唯一の出典がクイズは民主主義を浸透させる目的であったとする絶対信頼出来る何かがあるのでしょうか?(そもそもこの記述自体無くともよい気もします。どんな目的で行われたかという)
- 5.「1回目の冬の時代」とあるのですが「2回目」が無いので1回目は不要ではないでしょうか?注釈には2回目の事も記述されているのですが、本文に無いのでやはり不要かと思います。
- 6.問題の極端な難問化と競技人口の減少の項にだけ「ガチ系オープン大会」との言葉が出てきています。ガチ系って何なのでしょうか?この場での答えを求めているわけではなく「オープン大会」では意味が変わるのですか?
- 7.「テレビなどによる露出」唯一内容そのものに疑問を感じた、単純に素人としての疑問とただの印象の部分です。「高校生クイズ」が「知力の甲子園」になり競技人口が増えたとあるのですが、印象としては真逆で一気にクイズの文化が廃れたように感じてます。予選出場校減ったはずですが、あの方針で。出典が「伊沢」となっており、当の本人がその時代の出場者であり、それ以前の「盛り上がり」を知っての意見なのか。書籍でもネットでも過去の「高校生」のクイズ事情の調査は困難なはずで、伊沢以前の高校のクイズ研究会や高校生クイズの事をどれだけ研究しての意見なのか。出典があるとはいえ、個人的には実情とズレた意見だなと感じてます。高レベルなクイズプレイヤーは増えたのかもしれませんが。しっかりした統計データがあれば掲載してもらえれば私のように、あの時期に印象としては廃れたと思ってる人も納得すると思います。後は単純に「知力の甲子園」「知の甲子園」と両方検索して、圧倒的に後者の方が多い。私も「知の甲子園」と記憶していたので、ちょっと気になるポイントです。
- 8.用語の「"聞こえませんでした"」。「本当に聞こえなかった場合」とは誰が何を聞こえなかった場合なのか。「本当は聞こえていたけれど聞こえなかった」フリをする場面もあるのか。
- 9.用語の「ゾーンスラッシュ」。その後に説明されている「バカ押し」と説明に差が無い。というより雑多なこの用語集は必要なものなのでしょうか?最後の最後に蛇足な記述を見せられたというのが正直な感想です。
以上です。--田村悠(会話) 2024年5月24日 (金) 13:36 (UTC)
- 返信 多数ご指摘していただきありがとうございました。指摘していただいたポイントを参考に、内容を部分修正しました。各ポイントについて返信しやすいように冒頭に数字を付けさせていただきました。拙い文章ではありますが、ご了承ください。(競技クイズ 2024年5月30日 (木) 00:27(UTC))
- 1.「競技クイズ」を海外のen:Quiz bowlやパブクイズまで含めるのかについてですが、現状そこまで定義している「信頼できる情報源」からの出典は存在していません。「競技クイズ」として定義している文章は「日本国内で」という前提が共通して存在しており、「Quiz bowl」を競技クイズと見なしているのは、Quiz bow側からの「この出典」のみです。ただ、意味的には競技クイズと似ているのもわかるので、記事名を「競技クイズ」から「日本の競技クイズ」として、変更してしまう方が記事名と内容が一致するのではないかと思います。
- 2.内部リンクがあるので、説明がなくても問題ないと思っていました。ちょっと不親切だと受け止められる可能性を考慮し、簡単な説明を人名の冒頭に付け足しました。
- 3.「国営放送番組から変更され、聴衆者参加型の放送番組に変更された」という意味合いでしたが、この文章だけでは分りづらいため、修正しました。
- 4.民主主義を広めるために「クイズ」だけを特別に扱ったわけではなく、国民を中心にした番組を作成するようCIEから指導があり、それから作られた番組の中に「クイズ」が扱われました。なので「クイズ」だけを特別に扱ったわけではないので、Wikipediaで書くには断定的すぎました。そのため、該当文章をコメントアウトしました。
- 5.この記事を執筆していた時期、別の時期を表す「冬の時代」が2個存在していることに気づき、便宜上1回目の「冬の時代」と2回目の「冬の時代」と定義して節を作成していました。その名残で残っていたため、「1回目」の部分を除去しました。
- 6.「良質な記事選考」で答えていますが、当時のオープン大会は大きく2種類に分けられていて、昔のクイズ番組と似た系統の問題を使用した「テレビバラエティを模したもの」とテレビ番組では出せない難しい問題を使用し、真剣勝負を行う「純粋なアマチュアクイズ大会」(ガチンコ系オープン大会)が存在していました。「テレビクイズの女王」と称されていた石野まゆみさんは、この「純粋なアマチュアクイズ大会」に参加するのが「第4回久保杯」で初めてだったそうなです。これを「本格的オープン大会」などにしてしまうと、どっちオープン大会のことなの?と分らなくなると思い、出典で使用されていた「ガチ系」をそのまま使用しています。
- 7.ここでいう競技人口は、狭義の意味の「競技クイズ」の人口のことを示しています。「高校生クイズ」の番組だけの人数を見ればテレビに出場する人口は減っていますが、当時のオープン大会などで扱うアマチュアクイズ(伊沢のいう「競技クイズ」)では、この「知力の甲子園」に入ったことで参加人数や参加校が増えていったと書かれています。「クイズを競技として捉える」広義の意味の「競技クイズ」の人口が減ったのかは確認のしようが無いですが、「クイズ愛好会など特定の団体が行う」狭義の意味の「競技クイズ」では競技人口は増えたの確かだそうです。オープン大会の参加人数など統計データは有るにはあるのですが、この頃の狭義の「競技クイズ」の情報は、同人出版や一次資料しかないため、このウィキペディアでは掲載できなかったため載せていません。(追加)「知力の甲子園」ではなく、「知の甲子園」ではないのかという点について、少なくとも番組側からは「知力」を重視しており、「知の甲子園」とすると現在存在する「MESE全国大会」のことを指しています。どうして2つ存在するのかは現時点で分かりません。
- 8.用語の「"聞こえませんでした"」。「本当に聞こえなかった場合」は、「正誤判定者がプレイヤーからの回答を聞き取れなかった場合」です。2023年出版の朝日新聞出版『クイズ用語辞典』でやっと「正誤判定者」と主語が付いて用語が説明されたので、修正しました。「『本当は聞こえていたけれど聞こえなかった』フリをする場面もあるのか。」についてですが、それは正誤判定者の裁量に任されるので分りません。そんなフリをする必要性を感じませんが、惜しい回答している際は「もう一回」というフレーズを使用するため、「チャンスをあげるから聞こえないふりするよ!」という意味合いでは使われません。
- 9.ある程度の用語は、説明のために残すべきだとは思います。ただ、雑多な用語集になっている状態なので、文章に出来る箇所と箇条書きでかける箇所を分け、雑多な印象にならないように改善していこうと思います。
- 以上になります。残ってる箇所は追々修正していきます。--舌先現象になります(会話) 2024年5月30日 (木) 00:36 (UTC)一部追加。--舌先現象になります(会話) 2024年5月30日 (木) 02:17 (UTC)
- 返信 多数ご指摘していただきありがとうございました。指摘していただいたポイントを参考に、内容を部分修正しました。各ポイントについて返信しやすいように冒頭に数字を付けさせていただきました。拙い文章ではありますが、ご了承ください。(競技クイズ 2024年5月30日 (木) 00:27(UTC))
- 細かい部分には立ち入らず、全体的な構成についてコメントさせていただきます。
- ・道具節にかなり違和感があります。道具として用いられるのが早押し機だけなのかと思うと、後ろのほうでボードクイズが出てくるので「じゃあボードも道具にあるんじゃないの?」みたいな。競技クイズだと早押しが一般的なのでしょうから、重要度としてはだいぶ落ちるのでしょうけれど。で、次に出てくるのが「問題」なのですが、問題って道具なんですかね?もしクイズの世界ではそのような捉え方が一般的だとするなら申し訳ないのですが、普通の感覚ではちょっと違わないか?と。
- ・で、おそらく「問題」の中身が薄い(裏取りと問題集の話しかない)のと、出題される問題に関しては記事の色んなところに色んな情報が出てくるのが、この記事のピンとこないポイントなんだと思います。クイズに関する記事である以上、どんな問題が出るのか?というのは最重要な着目点であるはずなのですが、それが歴史節だったり技術と用語節だったりに散らばっているのがいまひとつ整理されていない印象があります。田村悠さんが「雑多」とコメントしているのも理解できて、このあたりに原因があるのではないかという気がします。
- ・そこで、思いつきレベルなので適当に聞き流していただきたい提案なのですが、「問題」みたいな節を設けて、現在における競技クイズにおいてどんな問題が出題されるのか、それに対してプレイヤーがどんなテクニックで対応しているのか、みたいなことを整理できないものでしょうか。内容としては技術と用語節+αを文章化したようなものになるのかな、と思いますが。もっとも、相当に難しい要求だとは思いますので有識者の観点から上手く整理いただければ良いとは思います。
--Capsellanaut(会話) 2024年6月6日 (木) 14:36 (UTC)
- 返信 ご指摘いただきありがとうございます。内容のバランスが不自然だと言われるまで気づきませんでした。現在、歴史節以外の欄で使える信頼できる情報源を精査しているところです。すぐには反映できませんが、順次修正していこうと思います。この度はありがとうございました。--舌先現象になります(会話) 2024年6月23日 (日) 11:01 (UTC)
- おつかれさまです。少し読んだかぎりですが、「早押しクイズの歴史」を単に説明している記事であるかのような印象を受けました。「早押し」やそのほか種々のクイズ形式を内包する概念の呼称として「競技クイズ」があるのでしたら、早押し以外の形式に対しても説明を広げられるのではないかと思います。それと、「考察」のようなセクションは是非とも作らなければならないと考えます。ここは記事の中核部分ともいえ、資料が存在するということは前提にすると、個人的な感覚でいうと全体文量の少なくとも四分の一くらいは考察が占めていてほしいところです。主題について私はあまり詳しくないのですが、少し検索したところ、たとえば以下のような記事を見つけることができました。
- 競技クイズの場合は、過去の経験から得た知識を用いて問題に臨み、正答したときには「ピンポン!」という音で認めてもらえる。そうやって自分の過去の経験を肯定してもらえるのも、競技クイズの魅力のひとつだと思います。 — 小川哲、2022年
- --たけとう(会話) 2024年6月12日 (水) 06:10 (UTC)
- 失礼いたしました。その後、記事の資料の一つになっている徳久倫康「国民クイズ2.0(前篇)」に目を通しまして、競技クイズ≒早押しクイズという理解を得ましたので、下線部は無視してください。「定義・名称」節は、たとえば「競技クイズの定義は○○年現在かならずしも明確ではないが、複数の専門家の認識は「知っているかどうかを、早押しで競うクイズの形態」(『QUIZ JAPAN』)、<早押しクイズの形式が日本において特異な発達を遂げ、競技として確立したもの>(徳久)、のような点でだいたい一致している。」のように(たとえばです)最初にはっきり書いた方が読みやすく、方針の上からも適当と感じます。--たけとう(会話) 2024年6月21日 (金) 10:36 (UTC)
- 返信 ご指摘いただきありがとうございます。「競技クイズ」を具体的に定義して研究された信頼できる情報源はまだ少なく、その考察に使える資料を精査しているところです。すぐには反映できませんが、追々修正していく予定です。この度はありがとうございました。--舌先現象になります(会話) 2024年6月23日 (日) 11:01 (UTC)
- 【その他】 ──表記・文体など