Wikipedia:査読依頼/信用取引 20240809
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証券取引所における一般的な取引形態である信用取引の記事です。私が特に査読してほしい点は下記のとおりですが、それ以外のコメントも当然ながら歓迎いたします。
- JPOV: 改稿にあたり、内容の大半を「日本における信用取引」節に置き、日本以外の信用取引については別の節を設置しました。日本以外の信用取引は概説レベルになっていますが、これをどこまで書けば(1)いわゆる「日本中心」を回避し、(2)良質な記事の目安における「項目に記述されるべきトピックがある程度網羅される」を満たす程度になるかがわかりません(信用取引は多少の違いはあれど、多くの国の証券取引所で取り扱われています)。沿革は現時点の制度と比べて文献が見つかりにくく、金融規制当局のウェブサイトに掲載されていない場合も多いため、現状はアメリカと日本しか記載できておらず、途方に暮れています。
- 記事の構成: 改稿後の記事構成は各国の制度の解説、現物取引と先物取引との違い、各国での沿革となっています。制度のうち共通する部分を抽出すると独自研究になる(文献は基本的に特定国の制度に関するものしかない)のでこのような構成になっていますが、「日本における信用取引」の長さをみるにややいびつにも見えます。改善策はないでしょうか。
似たようなトピックで良質または秀逸な記事に選出されている記事があまりなく、査読が難しいかもしれませんが、よろしくお願いいたします。--ネイ(会話) 2024年8月9日 (金) 11:10 (UTC)
- 【査読】 ──専門家の方による審査結果。
- 証券外務員1種持ちです。以下感想等です。
- まず、margin=証拠金取引の日本語記事を「日本法でいう(株式の)信用取引」とすると違和感があります(先物取引・オプション・FXなども証拠金取引であり、margin⊃信用取引という関係かと)。本記事ではいっそのこと「日本法でいう(株式の)信用取引」に限定したほうがスッキリするかもしれません(marginに対応する記事は、証拠金取引という広い概念の別記事にするのが良いのかも)。
- 金融証券取引法の条文や取引所規程を直接出典に用いていますが、細部(手続)から全体を説明しようとしているので正直読みにくいです。これでは金融関係以外の人は理解できないでしょう(Wikipedia:専門的な記事も分かり易く)。もっと分かりやすい表現とし、株と金の流れを表した図や株価と損益の関係を表すグラフなども用いたほうが良いと思います(ネット検索でも色々出てくるかと)。
- 記事構成も自分なら、まず信用取引とは何かを中心に書き、補足として日本の取引所における運用、外国の例といった感じでしょうか。委託保証金の金額や所得税率などはJPOVなので書かないか、注釈に留める程度かもしれません。
- 文献については、信用取引やデリバティブの本が一般向けから専門家向けまで多く出ているので、それらを参考にされては。
- なお、より高度・実践的な話として、信用取引のリスク(例:信用売り時の踏み上げ→損失無限大の可能性)、貸借倍率と株価の関係(信用残が積みあがると株価の圧力になる)、現物取引のヘッジ(例:現物買いと信用売りを同時に行う)などの記述もあってもいいかもしれません。--Iso10970(会話) 2024年8月23日 (金) 04:08 (UTC)
- 証拠金取引と信用取引:これを整理すると、(1)日本における株式信用取引、(2)日本以外における株式証拠金取引、(3)日本以外における株式以外の証拠金取引の3種類になります。(査読依頼の提出時点では)本記事を1、2に絞りました。半端に2を入れていたせいで2の記述量をうまく調整できていない感があるので、代わりに主題を1に絞り、2は補助として例を出す程度に留めます。もっとも、私は現時点で証拠金取引の記事を作成する予定がないので、一旦「日本以外の株式証拠金取引」を設けて日本以外の内容を置いておき、今後証拠金取引の記事を作成する方が記述を移動する形にしたいと思います。ウィキデータでの英語版との連携は外しておきました。
- 詳しすぎる内容:「仕組みの概要」節を設けました。画像の追加、「日本における制度の詳細」節の整理はもう少し時間がかかります(再度返信します)。
- 実践的な内容:現時点の内容が仕組みに終始し、「現物取引との違い」「先物取引との違い」でレバレッジ関連に少し触れている程度なので、これも加筆したいと思います。--ネイ(会話) 2024年9月14日 (土) 05:34 (UTC)
- 【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価。
- 【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
- 【感想】 ──専門外の方による感想。
- 【その他】 ──表記・文体など