What a beautiful moment Tour
What a beautiful moment Tour | ||||
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ZARD の 全国ホール・ツアー | ||||
関連アルバム | 『止まっていた時計が今動き出した』 | |||
初日 | 2004年3月2日 | |||
最終日 | 2004年7月23日 | |||
公演数 | 11 | |||
ZARD ツアー 年表 | ||||
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『What a beautiful moment Tour』(ワット・ア・ビューティフル・モーメント・ツアー)は、日本の音楽ユニット・ZARDが2004年に開催した全国ツアーである。ボーカル坂井泉水の生前に開催された唯一の全国ツアーとなった。ここでは、2005年と2020年にリリースされた映像作品についても記述する。
概要
[編集]1991年のデビューから14年目となる2004年に開催された、ZARDとして最初で最後の全国ツアーである[注釈 1]。10thアルバム「止まっていた時計が今動き出した」を引っさげたホールツアーであり、2004年3月2日に大阪府のフェスティバルホールで開幕した。当初は2会場3公演の予定であったが、追加公演が組み込まれ、最終的には9会場11公演となった[1]。同年7月23日に東京都の日本武道館で閉幕した。
東京国際フォーラムでの公演の映像を中心に構成されたDVD作品『What a beautiful moment』が2005年6月8日に発売された。このDVD作品については#What a beautiful moment(2005年の映像作品)の節に記述する。
2020年には、翌年2月に迎えるデビュー30周年を前にした「ZARD 30周年YEAR」企画のひとつとして、2005年に発売されたDVDの映像をフルHD化した映像が『ZARD LIVE 2004 "What a beautiful moment Tour" Full HD Edition』と題して全国の映画館で上映された[2]。当初は、2月10日から4月にかけて47都道府県の映画館で順次上映されるという企画であった[3]が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を受け、一部の上映が予定通り実施されない事態となった[4]。その後、6月27日から7月初旬にかけて、各地の映画館で改めて上映された[5]。
ZARDのBlu-ray作品を求める多数の要望を受け、本ツアーの映像をフルHD化して再編集した映像が収録されたBlu-ray作品『ZARD LIVE 2004 "What a beautiful moment" [30th Anniversary Year Special Edition]』が2020年10月7日に発売された[6]。このBlu-ray作品については#ZARD LIVE 2004 "What a beautiful moment" 30th Anniversary Year Special Edition(2020年の映像作品)の節に記述する。
ツアー日程・会場
[編集]本ツアーは、2004年の3月2日から7月23日にかけて実施された。当初は3月9日までの2会場3公演のみ予定されていたが、8つの追加公演が行われ、最終的には9会場11公演の規模となった[1]。
月日 | 都道府県 | 会場 | 備考 |
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3月2日 (火) | 大阪府 | 大阪フェスティバルホール | |
3月8日 (月) | 東京都 | 東京国際フォーラム・ホールA | |
3月9日 (火) | 東京都 | 東京国際フォーラム・ホールA | |
4月5日 (月) | 兵庫県 | 神戸国際会館・こくさいホール | 追加公演 |
4月8日 (木) | 神奈川県 | パシフィコ横浜・国立大ホール | 追加公演 |
4月30日 (金) | 大阪府 | 大阪フェスティバルホール | 追加公演 |
5月8日 (土) | 青森県 | 青森市文化会館・大ホール | 追加公演 |
5月10日 (月) | 宮城県 | 仙台サンプラザ・ホール | 追加公演 |
6月2日 (水) | 愛知県 | 名古屋国際会議場・センチュリーホール | 追加公演 |
6月11日 (金) | 福岡県 | 福岡サンパレス・ホール | 追加公演 |
7月23日 (金) | 東京都 | 日本武道館 | 追加公演 |
What a beautiful moment(2005年の映像作品)
[編集]『What a beautiful moment』 | ||||
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ZARD の ライブ・ビデオ | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
J-POP ロック ポップ・ロック | |||
レーベル | B-VISION | |||
プロデュース | 坂井泉水 | |||
チャート最高順位 | ||||
ゴールドディスク | ||||
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ZARD 映像作品 年表 | ||||
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『What a beautiful moment』は、日本の音楽ユニット・ZARDの1作目の映像作品。2005年6月8日にリリースされた[8]。
概要
[編集]- 本ツアーの映像が収録されたDVD作品。ZARDのライブ映像を収録した作品は、本作が初めてである。本作は、主に東京国際フォーラム公演の映像で構成されている。
- 当初は2004年9月8日に発売予定であったが、日本武道館公演の模様も収録するということで発売が延期された。
- 坂井泉水にとっては生涯でただひとつのコンサート映像DVD作品となった。
- 実際のステージでは、1曲目「揺れる想い」の次に「眠れない夜を抱いて」と「IN MY ARMS TONIGHT」の2曲がメドレーで歌われたが、本作では未収録となっている。また、ツアー最終日の日本武道館の公演においてのみ、当時の新曲であった「かけがえのないもの」が披露されたが、本作には収録されなかった。いずれも映像の有無は不明である。
収録曲
[編集]Disc. 1
[編集]※はキーを半音下げた曲。
- Opening:「永遠 (What a beautiful moment Tour Opening Ver.)」(Instrumental)
- 「揺れる想い」※
- 「この愛に泳ぎ疲れても」
- 「もう少し あと少し…」※
- 「あの微笑みを忘れないで」
- 「世界はきっと未来の中」
- 「You and me (and…)」※
- 「もっと近くで君の横顔見ていたい」
- 「明日を夢見て」
- 「瞳閉じて」※
- 「心を開いて」
- 「あなたを感じていたい」※
- 「愛が見えない」※
- 「Today is another day」※
- 「来年の夏も」※
- 「My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜」
- 「君がいない」
- 「Today is another day」(Alternate Version)
- メンバー紹介 - 「Good-bye My Loneliness」〜「君に逢いたくなったら…」〜「きっと忘れない」(それぞれInstrumental)
- 「マイ フレンド」
- 「負けないで」
- 「pray」
- 「止まっていた時計が今動き出した」※
- 「Don't you see!」
特典Disc
[編集]- EXTRA SHOTS IN TOUR PART. 1
- EXTRA SHOTS IN TOUR PART. 2
- PHOTO BOOK
- DISCOGRAPHY
ZARD LIVE 2004 "What a beautiful moment" 30th Anniversary Year Special Edition(2020年の映像作品)
[編集]『ZARD LIVE 2004 "What a beautiful moment" [30th Anniversary Year Special Edition]』 | ||||
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ZARD の ライブ・ビデオ | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
J-POP ロック ポップ・ロック | |||
レーベル | B-Gram RECORDS | |||
プロデュース | 長戸大幸 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ZARD 映像作品 年表 | ||||
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『ZARD LIVE 2004 "What a beautiful moment" [30th Anniversary Year Special Edition]』は、日本の音楽ユニット・ZARDの9作目の映像作品。2020年10月7日にリリースされた[9]。
概要
[編集]- 本ツアーの映像が収録されたBlu-ray作品。ZARDとして初めてのBlu-ray作品である[9]。Blu-ray化にあたり、ツアー映像がフルHD化された上で再編集された[6]。
- ZARDの映像作品のBlu-ray化を求める多数の要望に応える形で発売された[10]。
- 2005年発売のDVDや2020年に映画館で上映されたものは、全国ライブツアーの記録という観点で編集されており、ライブ映像に加えてツアーの裏側を収めたメイキング映像が含まれていたが、これらに対して本作はライブに特化したものになっており、演奏シーンのみが続けて収録されている[9][10][11]。
- ZARDのトリビュートバンドであるSARD UNDERGROUNDの2ndアルバム『ZARD tribute II』が同日に発売された[9]。SARD UNDERGROUNDはビーイング傘下のGIZA Studioに所属しており、ビーイング系アーティストとしてZARDの後輩に当たる。
収録曲
[編集]- 「揺れる想い」
- 「この愛に泳ぎ疲れても」
- 「もう少し あと少し…」
- 「あの微笑みを忘れないで」
- 「世界はきっと未来の中」
- 「You and me (and…)」
- 「もっと近くで君の横顔見ていたい」
- 「明日を夢見て」
- 「瞳閉じて」
- 「心を開いて」
- 「あなたを感じていたい」
- 「愛が見えない」
- 「Today is another day」
- 「来年の夏も」
- 「My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜」
- 「君がいない」
- 「マイフレンド」
- 「負けないで」
- 「pray」
- 「止まっていた時計が今動き出した」
- 「Don't you see!」
- 特典映像
- Live Making
参加ミュージシャン
[編集]- ZARD
- バンドメンバー
- 大賀好修:編曲(ライブ・アレンジメント)、エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
- 綿貫正顕:エレクトリック・ギター
- 岡本仁志:エレクトリック・ギター
- 麻井寛史:ベース
- 古井弘人:キーボード
- 大楠雄蔵:キーボード
- 岩井勇一郎:アコースティック・ギター、コーラス
- 大田紳一郎:アコースティック・ギター、コーラス
- SATIN DOLL(Megu、Miki、Kayo):コーラス
- 岡崎雪:コーラス
- 高久知也:ヴァイオリン
- 鈴木央紹:サクソフォーン
- 勝田一樹:サクソフォーン
- 車谷啓介:パーカッション
- デヴィッド・ブラウン:ドラム
- 大藪拓:マニピュレーター
- 兼松宏尚:マニピュレーター
- 池田大介:オープニングSEアレンジメント
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1992年9月にリリースした3rdアルバム『HOLD ME』を引っさげて、同年10月に初めてのワンマンライブツアー「ZARD FIRST LIVE "HOLD ME"」を実施する予定であった。3会場3公演が予定されていたが、開催直前である公演初日の2日前に、坂井の体調への配慮を理由として[要出典]全公演を中止することが発表され、白紙のままとなっていた。のちに、ZARDが初めてファンの前に姿を現したのは、約7年後の1999年に開催された船上ライブ『Cruising & Live at the PACIFIC VENUS』であった(ただし、本ライブは抽選によるイベント形式であり、1992年に予定されていたツアーとは異なる形式のものである)。
出典
[編集]- ^ a b “ZARD「What a beautiful moment Tour」at 日本武道館”. music freak magazine 公式サイト. エムアールエム. 2020年12月5日閲覧。
- ^ “ZARD、初の<シンフォニックコンサート>開催など『30周年YEAR』記念企画続々”. BARKS (2019年12月16日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ “ZARD、<2004年全国ツアー映像>47都道府県上映館を発表”. BARKS (2019年12月20日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ zard_since1991の2020年4月3日午後9時50分(JST)のツイート、2020年12月5日閲覧。
- ^ “ZARD、最初で最後のツアー「What a beautiful moment Tour」全国映画館で上映”. 音楽ナタリー (2020年6月11日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ a b “ZARD、自身初にして唯一の全国ツアー映像を完全再編集&初Blu-ray化”. BARKS (2020年8月6日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ “ZARD初のDVDが総合首位獲得!”. ORICON NEWS (2005年6月14日). 2022年8月26日閲覧。
- ^ “What a beautiful moment”. ZARD 公式サイト. B-Gram RECORDS. 2020年12月5日閲覧。
- ^ a b c d “ZARD唯一の全国ツアーがBlu-ray化、SARD UNDERGROUNDトリビュート第2弾も同時発売”. 音楽ナタリー (2020年8月5日). 2020年12月5日閲覧。
- ^ a b “2020年 ZARD 30周年YEAR記念 ZARD 映像作品、初のBlu-ray 10月7日(水)発売決定! 2004年に開催されたZARD初にして唯一の全国ライブツアー “What a beautiful moment tour”を完全再編集 & Full HD化!”. ZARD 公式サイト. B-Gram RECORDS. 2020年12月5日閲覧。
- ^ zard_since1991の2020年8月5日午後6時40分(JST)のツイート、2020年12月5日閲覧。