室町古河三井ビルディング
室町古河三井ビルディング (COREDO室町2) | |
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施設情報 | |
所在地 | 東京都中央区日本橋室町2丁目3-1[1] |
座標 | 北緯35度41分12.9秒 東経139度46分29.4秒 / 北緯35.686917度 東経139.774833度座標: 北緯35度41分12.9秒 東経139度46分29.4秒 / 北緯35.686917度 東経139.774833度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2011年11月15日[1] |
竣工 | 2014年1月31日[1] |
用途 | 事務所、共同住宅、映画館、店舗、自動車車庫[2] |
地上高 | |
高さ | 116.05m[2] |
最上階 | 22階 |
各種諸元 | |
階数 | 地下4階・地上22階・[1] |
敷地面積 | 3,723.02 m² [1] |
建築面積 | 3,270.59 m² [2] |
延床面積 | 62,233 m² [1] |
構造形式 | 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)[1] |
エレベーター数 | 19基[2] |
戸数 | 54戸[2] |
駐車台数 | 307台[2] |
関連企業 | |
設計 |
日本設計(統括設計 実施設計・監理) 清水建設 (実施設計・監理) 團紀彦建築設計事務所(マスターアーキテクト デザインンアーキテクト)[2] |
施工 | 清水建設[1] |
所有者 | 三井不動産、古河機械金属、にんべん、日物、細井化学工業、他地権者3名[2] |
管理運営 | 三井不動産[1]、古河機械金属[1]、にんべん[1]、日物、細井化学工業[1] 他 |
コレド室町2 COREDO | |
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コレド室町2 1階 | |
店舗概要 | |
開業日 | 2014年3月20日[3][4] |
施設所有者 | 三井不動産 |
施設管理者 | 三井不動産商業マネジメント |
商業施設面積 | 9,100 m² |
店舗数 | 39 |
駐車台数 | 295台 |
最寄駅 | 三越前駅[5] |
COREDO |
室町古河三井ビルディング(むろまちふるかわみついビルディング)は、東京都中央区日本橋室町に所在する超高層ビルである。三井不動産が官民地元と一体で進めた室町東地区開発計画の第2期として建設された[1][3]。商業区画はCOREDO室町2(コレドむろまちツー、コレド室町2)の名称が付されている[1]。
第57回BCS賞(日本橋室町東地区開発)[6]。平成28年度土地活用モデル大賞(国土交通大臣賞)、第14回照明デザイン賞(優秀賞) を受賞。
概要
[編集]低層部に食物販を中心とした商業施設、シネマコンプレックス、高層部にオフィス、最上部4層の共同住宅で構成される地下4階、地上22階建ての複合施設である[7]。
地下1階には、三越前駅から続く地下広場と一体となった江戸桜通り地下歩道、2014年秋に竣工した福徳神社との接続地下歩道があり、2階にはCOREDO室町1と道路上空でつながるブリッジも架けられ、周辺街区と密接につながる歩行者動線が構築されている[7]。
フロア構成
[編集]COREDO室町2
[編集]地下1階~地上6階部分(シネコンを含む)を占め[8]、飲食店を中心に全39店が出店する。メインエントランスは、COREDO室町1・2・3の3街区が構成する辻に面する南西角に配置し、地下1階には地下歩道空間から直接アプローチできるエントランスも配置した[7]。
TOHOシネマズ日本橋 TOHO CINEMAS Nihonbashi | |
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情報 | |
正式名称 | TOHOシネマズ日本橋 |
完成 | 2014年 |
開館 | 2014年3月20日 |
開館公演 | 『アナと雪の女王』 |
収容人員 | 1,770人 |
設備 |
5.1chデジタルサウンド DOLBY ATMOS TCX |
用途 | 映画上映 |
運営 | TOHOシネマズ株式会社 |
最寄駅 | 三越前駅・新日本橋駅 |
外部リンク | TOHOシネマズ日本橋 |
TOHOシネマズ日本橋
[編集]2~6階部分に入る映画館でTOHOシネマズが管理・運営を担う。日本橋地域では初の全9スクリーンを擁するシネコンである[4]。2階にエントランス、3階にロビー・チケットカウンター・売店・入場ゲート・スクリーン1〜5、5階にスクリーン6〜9が置かれている。
2019年1月26日、緊急設備点検のため18時から営業中止となり、そのまま再開が未定となった[9]。営業中止当初は理由を公表していなかったが、後日「一部スクリーンの天井部品破損による全スクリーンの安全確認と原因究明」であることが発表された[9]。同年3月1日、スクリーン6・7・8・9については、安全が確認でき営業を再開したが、スクリーン1・2・3・4・5については引き続き補修作業が必要であるとされ全館復旧は見送られることとなった[10]。同年7月2日、スクリーン1・2・3・4・5の補修作業がスクリーン毎に完了し、スクリーン1・5から順次復旧することが正式に発表された[10]。7月26日 全面復旧。だが2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症流行に伴う緊急事態宣言の影響で再び営業休止となり、同年6月5日から再開したが[11]、翌2021年4月25日以降も同様の措置が発令されたことにより三度休館となった。同6月1日 営業再開[12]。
スクリーン
[編集]総座席数は1,770席(車椅子席18席)[13]。
スクリーン | 座席数 | 車椅子席 | 音響設備 | スクリーンサイズ |
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1 | 128 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 10.1×4.2m |
2 | 110 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 9.1×3.8m |
3 | 119 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 9.6×4.0m |
4 | 119 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 9.6×4.0m |
5 | 226 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 13.9×5.8m |
6 | 213 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 13.6×5.7m |
7 | 404 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 18.7×7.9m(TCX仕様) |
8 | 290 | 2 | QSC / DOLBY-ATMOS | 16.0×6.7m(TCX仕様) |
9 | 143 | 2 | QSC / デジタル5.1ch | 10.1×4.2m |
- スクリーン5、スクリーン7、スクリーン8には中列にプレミアムボックスシートが設置されている。
- スクリーン7、スクリーン8は、TOHOシネマズ独自規格のラージスクリーン「TCX」の仕様になっている。またスクリーン8には「DOLBY ATMOS」が設置されており、対応作品上映の際に稼働している。
- 全スクリーン、スタジアム形式の構造で座席の列ごとに傾斜がある。
オフィスエリア
[編集]7~17階がオフィスエリアで[8]、エントランスは江戸桜通りに面しつつ、車寄せ・タクシーベイに隣接するように建物東寄りに配置した[7]。スパン7.2mの3.6mモジュールの片コア形式の基準階を採用し、奥行約17mの約550坪の執務空間とした[7]。
共同住宅
[編集]最上部4層(18~21階)にラグジュアリー賃貸レジデンス「パークアクシス プレミア 日本橋室町」を設けた[14]。中庭を中心に54戸が配置され、72時間対応の非常用発電機による電力確保、フィットネスセンターの設置のほか、コンシェルジュやバレーサービスが確保された住宅となっている[7]。
ギャラリー
[編集]-
地下1階
-
館内の階段
-
2階
-
通路
脚注・出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n “「室町古河三井ビルディング」「室町ちばぎん三井ビルディング」竣工”. 日刊建設工業新聞 (日刊建設工業新聞社). (2014年3月20日)
- ^ a b c d e f g h 近代建築 2014, p. 70.
- ^ a b “コレド室町2・3、20日開業”. 繊研新聞 (繊研新聞社). (2014年3月18日)
- ^ a b “「コレド室町2、3」で内覧会 初の大型シネコンも” 産経新聞 (産経新聞社). (2014年3月17日)
- ^ “「コレド室町」2施設を拡充、映画館も 東京・日本橋”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2014年2月22日)
- ^ “日本橋室町東地区開発:室町東三井ビルディング、室町古河三井ビルディング、室町ちばぎん三井ビルディング、福徳神社”. 一般社団法人日本建設業連合会. 2020年9月11日閲覧。
- ^ a b c d e f 近代建築 2014, p. 67.
- ^ a b 『~「日本橋室町東地区開発計画」第2弾~ グローバル企業のニーズに対応 高機能なスマート化・BCP対応オフィス「室町古河三井ビルディング」、「室町ちばぎん三井ビルディング」2月1日竣工』(プレスリリース)三井不動産、2014年1月29日 。2020年9月11日閲覧。
- ^ a b “TOHOシネマズ日本橋、突然の営業中止から5日 「設備点検のため」復旧めど立たず”. ねとらぼ. ITmedia (2019年1月30日). 2019年1月31日閲覧。
- ^ a b “「TOHOシネマズ 日本橋」 3階部分の営業再開のお知らせ”. TOHOシネマズ. TOHOシネマズ (2019年7月2日). 2019年7月12日閲覧。
- ^ 『全劇場の営業再開について』(プレスリリース)TOHOシネマズ、2020年6月2日 。2022年10月2日閲覧。
- ^ 『〈東京都・大阪府〉劇場の営業再開について』(プレスリリース)TOHOシネマズ、2021年5月31日 。2022年10月2日閲覧。
- ^ “施設紹介”. TOHOシネマズ日本橋. TOHOシネマズ. 2018年8月4日閲覧。
- ^ 『大規模再開発が進む日本橋エリアに誕生するラグジュアリー賃貸レジデンス「パークアクシス プレミア 日本橋室町」物件概要決定~「日本橋三越御用聞きサービス」や英語対応可能のコンシェルジュなど各種サービスが充実~』(プレスリリース)三井不動産、2014年1月29日 。2020年9月11日閲覧。
参考文献
[編集]- 『近代建築』近代建築社、2014年4月。
関連項目
[編集]- 室町東三井ビルディング(COREDO室町1)
- 室町ちばぎん三井ビルディング(COREDO室町3)
- 日本橋室町三井タワー(COREDO室町テラス)
- 日本橋一丁目三井ビルディング(COREDO日本橋)
- エルボラーチョ
外部リンク
[編集]- コレド室町 - 三井不動産商業マネジメント
- パークアクシス プレミア 日本橋室町 - レジデントファースト
- TOHOシネマズ日本橋
- ウィキメディア・コモンズには、コレド室町に関するカテゴリがあります。