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ザ・プラン9

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザ・プラン9
メンバー お〜い!久馬
浅越ゴエ
ヤナギブソン
コヴァンサン
きょうくん
爆ノ介
元メンバー
鈴木つかさ
なだぎ武
結成年 2001年
事務所 吉本興業
活動時期 トリオ(初期メンバー)
2001年4月 - 2002年4月
5人組
2002年4月 - 2008年2月
4人組
2008年3月 - 2015年5月
トリオ(一部メンバー脱退後)
2015年5月 - 2020年10月
6人組
2020年10月 -
出身 NSC大阪校10期(久馬)
NSC大阪校16期(浅越)
NSC大阪校17期(ヤナギブソン)
松竹芸能タレントスクール(コヴァンサン・きょうくん)
NSC大阪校30期(爆ノ介)
NSC大阪校12期(鈴木)
NSC大阪校8期(なだぎ)
旧コンビ名 シェイクダウン(久馬)
イン☆パルス、デモしかし(浅越)
君と僕(ヤナギブソン)
チョップリン(コヴァンサン・きょうくん)
カバと爆ノ介(爆ノ介)
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント
漫才
現在の代表番組 6人組での出演はなし
同期 久馬
メッセンジャー
桂三度など
浅越
中岡創一ロッチ
ライセンスなど
ヤナギブソン
バイきんぐ
ゴリけんなど
コヴァンサン・きょうくん
オジンオズボーン篠宮
ダイアンなど
爆ノ介
アイロンヘッド
ダブルアートなど
鈴木
小籔千豊
COWCOWなど
なだぎ
千原兄弟
FUJIWARAなど
公式サイト 公式プロフィール
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ザ・プラン9(ザ・プランナイン)は、吉本興業に所属する日本の6人組お笑いグループ2001年4月結成。『M-1グランプリ2006』ファイナリスト。

メンバー

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お〜い!久馬(おーいきゅうま、1972年7月22日 - )(52歳)
結成初期からのメンバーであり、リーダー。
浅越 ゴエ(あさごえ ゴエ、1973年12月20日 - )(50歳)
結成初期からのメンバー。
ヤナギブソン(1976年3月25日 - )(48歳)
2002年4月加入。当初は他のメンバーより芸歴が短かったため吉本側から正式加入を認められず、言わばサポートメンバーのような扱いだった[1]
コヴァンサン(1975年9月30日 - )(49歳)
2020年10月加入。コンビ「チョップリン」としても活動している。
きょうくん(1976年2月23日 - )(48歳)
2020年10月加入。コンビ「チョップリン」としても活動している。
爆ノ介(ばくのすけ、1979年6月10日 - )(45歳)
2020年10月加入。「カバと爆ノ介」の解散後、しばらくの間ピン芸人として活動していた。

元メンバー

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鈴木 つかさ(すずき つかさ、1972年8月29日 - )(52歳)
結成初期からのメンバー。2008年2月28日脱退。
なだぎ 武(なだぎ たけし、1970年10月9日 - )(54歳)
2002年4月加入、2015年5月17日脱退[2]

その他メンバー

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覚王山(かくおうざん、1971年5月21日 - )(53歳)
大阪府大阪市福島区生まれ、本名:寺本 覚(てらもと かく)。
構成作家。芸名は「たまたま通った名古屋の地名と本名のコラボ」らしい[3]

来歴

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  • 2001年4月、それぞれグループを解散した久馬・鈴木・浅越により結成。baseよしもとの主力メンバーとなる。
  • 2002年4月、なだぎ・ヤナギブソンが加入して5人組体制になる。
  • 2003年7月、baseよしもと卒業。同年8月よりうめだ花月を中心に活躍。
  • 2004年、第34回NHK上方漫才コンテストにて優秀賞受賞。
  • 2006年、『M-1グランプリ2006』にて決勝戦進出。2人組以外のグループ・ユニットで決勝戦進出を果たしたのは2023年現在でも彼らのみ。また、当時のメンバーであったなだぎの決勝戦進出時の芸歴「17年目」という記録も当時は最長で、2017年に村田秀亮(とろサーモン)が19年目で決勝戦進出を果たすまで破られていなかった[4]。ネタ後、審査員の南原清隆ウッチャンナンチャン)からは「設定自体は“天使と悪魔”で非常にオーソドックスなんですけども、5人がやると全然違うように見えるんで、それが見ていて面白かったですね。もうちょっと5人ならではの(方向性)が見えてくると、もっと凄くなるような可能性があります」と5人でのスタイルが高評価を受けたが、最終結果は7位に終わった。なお、『キングオブコント』は2008年から出場しているが、決勝戦進出は果たせていない。
  • 2008年2月、他メンバーとの方向性の違いを理由に鈴木が脱退。
  • 2015年5月、なだぎが脱退してトリオになる。
  • 2016年3月、結成15周年を記念してメンバー増員計画を発表[5]
  • 2020年10月23日、大阪なんばグランド花月にて開催の単独ライブ『3543』公演中に新メンバーをお披露目。コンビ「チョップリン」のコヴァンサン・きょうくん、ピン芸人の爆ノ介の加入が発表され、ザ・プラン9史上初の6人組となった[6]

特徴

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  • 演劇のようなコントを持ち味とし、“本公演”と呼ばれるライブは芝居をメインとした2時間公演である。本公演の他に各メンバーがプロデュースする『THE PLANET9』という、コントが主体となった単独ライブも行っている。
  • テレビ・舞台ではメンバー全員での漫才も演じる。ネタはヤナギブソン以外の全員が一体となって行うボケや、次々に畳み掛けるボケに対してヤナギブソン1人がツッコむというスタイル。
  • オリジナルメンバー全員がピン芸人としてのスキルも持っており、浅越となだぎに関してはピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり』にて優勝及び『S-1バトル』月間チャンピオン獲得を果たしている。

賞レース成績・受賞歴など

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M-1グランプリ

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2006年では結成年が「2002年」とされていたが、大会復活後に「2001年4月」に修正された。

結果 エントリーNo. 決勝戦キャッチコピー 備考
2003年 準決勝敗退
2004年 準決勝敗退
2005年 準決勝敗退
2006年 決勝7位[7] 3882 5人の漫才革命児 史上唯一のコンビ以外のファイナリスト
2007年 準決勝欠場[8] 敗者復活戦も欠場[8]
2008年 不参加
2009年 不参加
2010年 不参加 規定上のラストイヤー[9]
2015年 準々決勝敗退[10] 1153[10] 一部メンバーが脱退してから初の出場
2016年 準々決勝敗退[10] 1729[10] 2度目のラストイヤー

キングオブコント

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結果 備考
2008年 準決勝敗退 2014年までは4人組での出場
2009年 準決勝敗退
2010年 準決勝敗退
2011年 準決勝敗退
2012年 準決勝敗退
2013年 準決勝敗退
2014年 準決勝敗退
2015年 準決勝敗退 この年からトリオでの出場
2016年 2回戦敗退
2017年 準々決勝敗退 この年から無条件で1回戦免除
2018年 準々決勝敗退
2019年 準々決勝敗退
2020年 不参加
2021年 準々決勝敗退 この年から6人組での出場、それに伴いシード権喪失
2022年 準々決勝敗退
2023年 準々決勝敗退
2024年 準決勝敗退 6人組になってから初の準決勝進出

その他(成績)

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主な出演番組

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DVD

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単独DVD

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  • 「サークルS」(2004年2月25日)収録日:2003年12月12日
  • 「西暦二〇〇X年四月一日、禁洒法ヲ施行スル。」(2004年8月11日)収録日:2004年4月
  • 「The Ten-Show」(2005年1月26日)収録日:2004年8月28日
  • 「弁斗とジェッ太〜大阪ブレインドレイン〜」(2005年5月18日)収録日:2004年12月
  • 「THE PLANET9 Earth 見晴らしのええマンション〜コントstyle〜」(2005年6月22日)収録日:2003年2月
  • 「こわがり」(2005年10月26日)
  • 「アオいアオいアオい空」(2006年1月25日)収録日:2005年8月
    • 客演:竹中絵里、土平ドンペイ
  • 「編集者 竹一平の苦悩」(2006年5月24日)収録日:2005年
    • 客演:竹中絵里
  • 「7-8X4月」(2006年8月30日)収録日:2006年3月
  • 「足痛いのにがんばった〜コントStyle〜」(2006年10月25日)収録日:2006年5月28日
  • 「なゐ震る」(2007年3月28日)
  • 「銀行ノススメ」(2007年8月8日)収録日:2006年12月
    • 客演:平田敦子、武内由紀子、竹中絵里、チェリーキューピット
  • 「功夫ジョン 完全版」(2007年12月5日)収録日:2007年5月
  • 「THE PLANET9 Earth〜コントStyle〜 鍛えるぞ!鍛えるぞ!」(2008年5月21日)収録日:2007年8月19日
  • 「仇男」(2008年9月24日)収録日:2008年2月8日ワッハホール
    • 脚本:演出:久馬 歩
    • VTR出演:アジアン隅田美保
  • 「室内の人々(お誕生日壊/a room)」(2009年1月28日)収録日:2008年4月27日ワッハホール
    • お誕生日壊:脚本:ヤナギブソン 演出:覚王山
    • a room:脚本:演出:久馬 歩
  • 「THE PLAN9 ウルグアイから来た男〜ネタツアー〜」(2009年6月24日)収録日:2008年8月27日なんばグランド花月
  • 「SLIDE AWAY,SLIDE DOWN.」(2009年6月24日)収録日:2008年11月ABCホール
    • 脚本:演出:覚王山
    • 「ウルグアイ〜」「SLIDE AWAY,〜」はユニット初となる初回限定DVDBOXとして2枚組セット発売もされた。
  • 「何かが正解です!」(2010年2月10日)収録日:2009年4月 - 5月
    • 脚本:鈴木おさむ:演出:鈴木おさむ:ザ・プラン9
    • 客演:アジアン
    • ユニット初となる、外部の作家による作品。
  • 「ジンジャーエールはない!〜ネタツアー〜」(2010年8月25日) 収録日:2009年8月23日なんばグランド花月
    • 客演:Mr.オクレ

その他

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スペシャルコンテンツ

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  • 三菱・デリカD:5の販売店店頭用コンテンツに登場している。ただしなだぎはディランで登場。

脚注

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  1. ^ お笑いタイフーン vol.6(エンターブレイン)より
  2. ^ なだぎ武、ザ・プラン9脱退でピン芸人に「前に進むため」”. ORICON (2015年5月17日). 2015年5月18日閲覧。
  3. ^ 番組紹介&出演者プロフィール | THE PLAN9のお〜きなアナ [リンク切れ]
  4. ^ その後2018年に毛利大亮(ギャロップ)が20年目で進出、現在の最長は2020年での長谷川雅紀(錦鯉)の26年目。
  5. ^ 「ザ・プラン9」メンバー増員を発表 友近に熱烈オファー?”. スポニチアネックス (2016年3月11日). 2016年3月11日閲覧。
  6. ^ 【速報】ザ・プラン9に新メンバー加入! 爆ノ介ら迎え3人改め6人グループへ”. ラフ&ピースニュースマガジン (2020年10月23日). 2020年10月24日閲覧。
  7. ^ 大会の歴史”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年1月29日閲覧。
  8. ^ a b 直前に浅越が急性肝炎で入院したため、準決勝を欠場。敗者復活戦前には退院したが、大事をとり敗者復活戦も欠場した。
  9. ^ 出場資格が「2000年5月以降結成」とされたため。
  10. ^ a b c d ザ・プラン9 | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年1月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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