SUNNY 強い気持ち・強い愛
SUNNY 強い気持ち・強い愛 | |
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Sunny: Our Hearts Beat Together | |
監督 | 大根仁 |
脚本 | 大根仁 |
原作 | 『サニー 永遠の仲間たち』より |
製作 |
川村元気(企画・プロデュース) 市山竜次 馬場千晃 |
製作総指揮 | 山内章弘 |
出演者 |
篠原涼子 広瀬すず 小池栄子 ともさかりえ 渡辺直美 池田エライザ 山本舞香 野田美桜 田辺桃子 富田望生 三浦春馬 リリー・フランキー 板谷由夏 |
音楽 | 小室哲哉 |
撮影 |
阿藤正一 橋本桂二 |
編集 | 大関泰幸 |
制作会社 |
東宝映画 オフィスクレッシェンド |
製作会社 | 「SUNNY」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
公開 |
2018年8月31日 2018年11月22日 2019年1月31日 |
上映時間 | 119分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 9.5億円[1] |
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(サニー つよいきもち つよいあい)は、2018年8月31日に全国東宝系にて公開された日本映画。監督・脚本は大根仁、主演は篠原涼子[2]。
制作
[編集]2017年10月2日、2011年公開の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』が、大根仁監督により『SUNNY 強い気持ち・強い愛』のタイトルで日本リメイク化される事が発表された[2]。
オリジナルの韓国版では1980年代後半だった舞台を日本版では1990年代中盤から後半に置き、女子高生ブームのコギャル文化(ルーズソックスやアムラーファッション)など日本版としてのアレンジが加えられている[3]。
過去の女子高生時代は1995年〜1997年、現代は2018年の設定で描かれている[4]。
大根監督が厳選した安室奈美恵や小沢健二といった1990年代を代表するJ-POPの数々が劇中曲として登場する[5]。
2017年11月10日、芹香役で出演が予定されていた真木よう子が体調不良により降板、代役は板谷由夏に決定したことが発表された[6]。
音楽を担当した小室哲哉は、2018年1月に引退宣言をしており[7]、2017年3月にオファーを受けた本作品が当時は最後の映画音楽だった[8](2020年初夏に復帰している)。
- 「SUNNY」のメンバー(『SUNNY 強い気持ち・強い愛』→『サニー 永遠の仲間たち』)
- 阿部奈美→イム・ナミ
- 伊藤芹香→ハ・チュナ
- 宮崎裕子→ファン・ジニ
- 井口心→リュ・ポッキ
- 林梅→キム・チャンミ
- 奈々→チョン・スジ
あらすじ
[編集]日本がコギャルブームに沸いた1990年代、仲良しだった女子高生6人グループ「SUNNY」。それから20年以上経ち大人になった彼女たちは、それぞれに問題を抱えながらも日々を送っていた。その中の一人、今は普通の主婦となった奈美は同じメンバーの芹香が末期がんに冒され、余命1か月を宣告されていることを知る。ある事件をきっかけに疎遠になってしまった彼女たちだったが、芹香のもう一度SUNNYのメンバーに会いたいという願いをかなえるため、奈美はメンバーたちを捜し始める。
キャスト
[編集]- 阿部奈美:篠原涼子
- 奈美(女子高生時代):広瀬すず
- 伊藤芹香:板谷由夏[注 1]
- 芹香(女子高生時代):山本舞香
- 宮崎裕子:小池栄子
- 裕子(女子高生時代):野田美桜
- 井口心:ともさかりえ
- 心(女子高生時代):田辺桃子
- 林梅:渡辺直美
- 梅(女子高生時代):富田望生
- 奈々(女子高生時代):池田エライザ
- 藤井渉/渉の息子:三浦春馬
- 藤井渉(現代):橋爪淳
- 私立探偵・中川:リリー・フランキー
- 鰤谷美礼:小野花梨
- 奈美の母:キムラ緑子
- 奈美の父:橋本じゅん
- 奈美の兄:坂口涼太郎
- 奈美の祖母:三田和代
- 奈美の夫:岡部たかし
- 奈美の娘・繭:松本穂香
- 梅の兄:矢本悠馬
- 奈々の継母:宮下今日子
- 裕子の夫:宮崎吐夢
- 梅の上司・新井:新井浩文
- クラスの担任:高田聖子
- 屋台のオヤジ:不破万作
スタッフ
[編集]- 原作:「Sunny(邦題:『サニー 永遠の仲間たち』)」CJ E&M CORPORATION
- 監督・脚本:大根仁
- 音楽:小室哲哉[8](オリジナルサウンドトラック:avex trax)
- 製作:市川南
- 共同製作 - 上田太地、鄭泰成、弓矢政法、宮崎伸夫、広田勝己、瀧藤雅朝、見城徹、出來由紀子、渡辺章仁、髙橋誠、舛田淳、長坂信人、田中祐介、藤田晋
- エグゼクティブプロデューサー:山内章弘
- 企画・プロデュース:川村元気
- プロデューサー:市山竜次、馬場千晃
- ラインプロデューサー:小泉朋
- 音楽プロデューサー:成川沙世子
- 撮影:阿藤正一、橋本桂二
- 美術:都築雄二
- 照明:高倉進
- 録音:渡辺真司
- 編集:大関泰幸
- キャスティング:おおずさわこ
- 助監督:二宮孝平
- 制作担当:田辺正樹
- スクリプター:井坂尚子
- VFXスーパーバイザー:菅原悦史
- 装飾:茂木豊
- スタイリスト:伊賀大介
- 衣装デザイン:下田梨来
- ヘアメイク:百瀬広美
- 小道具:安部千夏
- サウンドエフェクト:北田雅也
- 特機:奥田悟
- 振付:左 HIDALI
- 配給:東宝
- 製作プロダクション:東宝映画、オフィスクレッシェンド
- 製作:「SUNNY」製作委員会(東宝、CJ E&M CORPORATION、ジェイアール東日本企画、朝日新聞社、毎日新聞社、ジャパン・ミュージックエンターテインメント、幻冬舎、フォスター・プラス、ローソンエンタテインメント、KDDI、LINE、オフィスクレッシェンド、GYAO、サイバーエージェント)
劇中曲
[編集]- 安室奈美恵「Don't wanna cry」(1996年3月13日リリース)
- 安室奈美恵「SWEET 19 BLUES」(1996年8月21日リリース)
- 作詞・作曲・編曲:小室哲哉
- 小沢健二「強い気持ち・強い愛 Metropolitan Love Affair」(1995年2月28日リリース)
- 久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL「LA・LA・LA LOVE SONG」(1996年5月13日リリース)
- 作詞・作曲:久保田利伸
- hitomi「CANDY GIRL」(1995年4月21日リリース)
- 作詞:hitomi、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉&久保こーじ、Mixed by Pete Hammond, Steve Hammond
- JUDY AND MARY「そばかす」(1996年2月19日リリース)
- TRF「survival dAnce 〜no no cry more〜」(1994年5月25日リリース)
- 作詞・作曲・編曲:TETSUYA KOMURO,Mixed by Pete Hammond, Steve Hammond
- TRF「EZ DO DANCE」(1993年6月21日リリース)
- 作詞・作曲・編曲:小室哲哉、Mixed by Pete Hammond, Steve Hammond
- CHARA「やさしい気持ち」(1997年4月23日リリース)
- 作詞・作曲:CHARA、編曲:渡辺善太郎
- PUFFY「これが私の生きる道」(1996年10月7日リリース)
- 作詞・作曲:奥田民生
- 森田童子「ぼくたちの失敗」(1993年1月25日リリース)
- 作詞・作曲:森田童子、編曲:石川鷹彦
受賞
[編集]ミュージカル化
[編集]2011年に韓国で製作され、日本でも2018年にリメイクされた映画『SUNNY』の初のミュージカル化として[10]、2023年6月26日から7月5日まで東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、7月9日から13日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演[11]。SUNNYの6人が高校生だった1980年代と現在とを織り交ぜて描かれ、主人公たちの青春時代を象徴するナンバーが劇中で登場する[11]。
- キャスト[11]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 『キネマ旬報』2019年3月下旬特別号 p.41
- ^ a b “韓国のヒット作「サニー」の日本版を大根仁が撮る!主人公の現在は篠原涼子、過去は広瀬すず”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2017年10月2日) 2017年10月7日閲覧。
- ^ “広瀬すずが篠原涼子のコギャル時代演じる、大根仁監督「SUNNY」製作決定”. 映画ナタリー. (2017年10月2日) 2017年10月4日閲覧。
- ^ “「SUNNY 強い気持ち・強い愛」広瀬すず×池田エライザ×山本舞香×野田美桜×田辺桃子×富田望生×大根仁 座談会”. 映画ナタリー. (2018年8月27日) 2020年9月21日閲覧。
- ^ “小室哲哉×篠原涼子、約20年振りタッグ実現 90年代を彩る珠玉のJ-POP満載の映画『SUNNY』8月31日公開」”. Billboard JAPAN. (2018年4月25日) 2018年5月21日閲覧。
- ^ “真木よう子 体調不良で降板 代役は女優の板谷由夏 出演映画公式サイトで発表”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年11月10日) 2017年11月10日閲覧。
- ^ “小室哲哉、涙の引退会見「悔いなし、なんて言葉は出てこない」”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年1月19日) 2018年4月25日閲覧。
- ^ a b “小室哲哉、最後の映画音楽!主演の篠原涼子と22年ぶり黄金タッグ”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2018年4月25日) 2018年4月25日閲覧。
- ^ “【報知映画賞】篠原涼子が主演女優賞、夫・市村正親と二人三脚で初戴冠”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年11月28日) 2018年11月28日閲覧。
- ^ “花總まり、瀬奈じゅんら出演ミュージカル「サニー」が来年上演 韓国、日本のヒット映画もとに”. 日刊スポーツ. (2022年8月27日) 2024年3月26日閲覧。
- ^ a b c d “花總まり主演ミュージカル「SUNNY」開幕、青春時代の絆を1980年代ヒット曲で彩る”. ステージナタリー. (2023年6月26日) 2024年3月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』公式アカウント (@sunny_movie0831) - X(旧Twitter)
- 映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』公式アカウント (@sunny_movie0831) - Instagram
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 - allcinema
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 - KINENOTE
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 - 映画.com
- SUNNY 強い気持ち・強い愛 - ウェイバックマシン(2020年8月13日アーカイブ分) - Yahoo! 映画
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