ヤルンサクサ (衛星)
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(S/2006 S 6から転送)
ヤルンサクサ Jarnsaxa | |
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仮符号・別名 | 仮符号 S/2006 S 6 別名 Saturn L |
分類 | 土星の衛星 |
軌道の種類 | 北欧群 |
発見 | |
発見日 | 2006年3月6日[1] |
発見者 | S・S・シェパードら |
軌道要素と性質 | |
軌道長半径 (a) | 19,354,000 km[2] |
離心率 (e) | 0.2178[2] |
公転周期 (P) | 1006.94 日 (2.757 日)[2] |
軌道傾斜角 (i) | 163.649°[2] |
近日点引数 (ω) | 237.422°[2] |
昇交点黄経 (Ω) | 22.519°[2] |
平均近点角 (M) | 198.750°[2] |
土星の衛星 | |
物理的性質 | |
直径 | 6 km[3] |
平均密度 | 2.3 g/cm3[3] (仮定値) |
アルベド(反射能) | 0.04[3] (仮定値) |
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ヤルンサクサ[4] (Saturn L Jarnsaxa) は、土星の第50衛星である。逆行軌道で土星を公転する不規則衛星で、北欧群に属する[5]。
2006年3月6日に、スコット・S・シェパード、デビッド・C・ジューイット、ジャン・クリーナ、ブライアン・マースデンらの観測チームによって発見された。観測にはすばる望遠鏡が用いられている[6]。発見は同年6月26日に小惑星センターのサーキュラーで、6月30日に国際天文学連合のサーキュラーで公表され、S/2006 S 6 という仮符号が与えられた[7][8]。
その後2007年9月30日に、北欧神話に登場する女巨人ヤールンサクサ因んで命名され、Saturn L という確定番号が与えられた[9]。
アルベドを 0.04 と仮定すると、ヤルンサクサは直径が 6 km と推定される[3]。土星からの平均の軌道距離は 19,354,000 キロメートルほどであり、およそ 1007 日かけて一周する[2]。
出典
[編集]- ^ NASA (2017年12月5日). “In Depth | Jarnsaxa – Solar System Exploration: NASA Science”. アメリカ航空宇宙局. 2018年12月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Jet Propulsion Laboratory (2013年8月23日). “Planetary Satellite Mean Orbital Parameters”. Jet Propulsion Laboratory Solar System Dynamics. ジェット推進研究所. 2018年12月17日閲覧。
- ^ a b c d Jet Propulsion Laboratory (2015年2月19日). “Planetary Satellite Physical Parameters”. Jet Propulsion Laboratory Solar System Dynamics. ジェット推進研究所. 2018年12月17日閲覧。
- ^ “衛星日本語表記索引”. 日本惑星協会. 2019年3月14日閲覧。
- ^ Scott S. Sheppard. “Saturn Moons”. Carnegie Science. 2019年11月2日閲覧。
- ^ “No.220: “すばる望遠鏡”が土星に新衛星9個を発見 | 国立天文台(NAOJ)”. 国立天文台 (2006年7月7日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ Brian G. Marsden (2006年6月26日). “MPEC 2006-M45 : EIGHT NEW SATELLITES OF SATURN”. 小惑星センター. 2018年12月21日閲覧。
- ^ Daniel W. E. Green (2006年6月30日). “IAUC 8727: Sats OF SATURN; 2006dj, 2006dk, 2006dl; C/2006 J12, C/2006 K6”. Central Bureau for Astronomical Telegrams. 国際天文学連合. 2018年12月21日閲覧。
- ^ Daniel W. E. Green (2007年9月20日). “IAUC 8873: P/2007 S1; Sats OF SATURN”. Central Bureau for Astronomical Telegrams. 国際天文学連合. 2018年12月21日閲覧。