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大本里佳

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Rika Ohmotoから転送)

大本 里佳
選手情報
フルネーム おおもと りか
国籍 日本の旗 日本
泳法 自由形個人メドレー
所属 ANAイトマン
生年月日 (1997-05-08) 1997年5月8日(27歳)
生誕地 京都府京都市
身長 173 cm
体重 58 kg
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大本 里佳(おおもと りか, Rika Ohmoto, 1997年5月8日 - )は、京都府京都市出身の日本の女性競泳選手。ANAイトマン所属。

経歴・人物

京都府京都市右京区出身[1]立命館中学校・高等学校中央大学卒業。

生後1年で水泳を始め[2]イトマンスイミングスクール京都校に入校して競泳選手への道を歩み始める。当初は平泳ぎ専門だったが、コーチから「センスがないから、個人メドレーにしたらどうか」と勧められたために個人メドレー選手となる[3]。小学校6年次の最後の大会であった第32回全国JOCジュニアオリンピック春季水泳競技大会に於いて、11歳~12歳女子個人メドレーで2分13秒08の学童新記録(当時)を樹立して注目を集める[4]

中高一貫校の立命館中学校・高等学校に進学すると、中学校時代は1年でジュニアパンパシフィック選手権に出場して女子200m個人メドレー2位、2年の時にはアジアエージグループ選手権にて200m自由形と200m/400m個人メドレーの三種目を制覇するなど、将来を期待される選手となった[5]

立命館高等学校へ上がると、2014年(高2)と2015年(高3)のジャパンオープンで2年連続優勝[6][7]2014年パンパシフィック水泳選手権オーストラリアゴールドコースト)ではシニア日本代表として自由形と個人メドレーの2種目に出場、200m個人メドレーで5位入賞を果たした[8]。2015年、地元京都でのインターハイでは女子200m個人メドレーで優勝を飾っている[9]

2016年に中央大学法学部に進学。大学1年の際のリオデジャネイロオリンピック選考会となった第92回日本選手権水泳競技大会で決勝6位と敗れて代表切符を手にすることはできなかった。

2017年、大学2年では台北ユニバーシアード競技大会2017中華民国台北市)日本代表に選出され、女子4×200mフリーリレーでは五十嵐千尋露内若葉大橋悠依と決勝でチームを組み、銅メダルを獲得した[10]

2019年、大学4年となると、第95回日本選手権水泳競技大会では女子200m個人メドレーで2分9秒91をマークして派遣標準記録を突破し、2019年世界水泳選手権大韓民国光州広域市)日本代表を自力で獲得した[3]。また日本選手権では女子50m自由形も制覇した[11]。さらに5月のジャパンオープンでは女子100m自由形で優勝して世界選手権のフリーリレーメンバー入りも決めた[12]。同年の世界水泳選手権では、女子200m個人メドレーで決勝に進出し5位の成績を残した[13]

2020年、大学卒業と共に全日本空輸に入社した[14]

2020年東京オリンピック競泳女子400メートルリレーには、五十嵐千尋池江璃花子酒井夏海と出場したが(大本は第4泳者)、チームは決勝進出に0秒27届かなかった[15]

脚注

  1. ^ 大橋V3、大本2位 競泳女子200メドレー、世界選手権代表に 京都新聞 2019-04-03
  2. ^ 大本里佳 『あすリート』 読売テレビ放送
  3. ^ a b 新ヒロイン候補 大本里佳が5年間、待ち焦がれた日の丸「世界のトップと戦いたい」 THE ANSWER 2019-06-23
  4. ^ 11歳~12歳女子個人メドレー 種目別結果 (PDF) 第32回全国JOCジュニアオリンピック春季水泳競技大会Result
  5. ^ パンパシ/アジア大会代表選手プロフィール:大本里佳(イトマンSS/立命館高校) Tobiuo Japan Blog TOBIUO JAPAN Journal2014年08月04日
  6. ^ 女子200m個人メドレー決勝 (PDF) ジャパンオープン(50 m)2014 Result
  7. ^ 女子200m個人メドレー決勝 (PDF) ジャパンオープン(50m)2015 Result
  8. ^ 競泳競技結果 第12回パンパシフィック大会 日本水泳連盟
  9. ^ 女子200m個人メドレー決勝 (PDF) 平成27年度全国高等学校総合体育大会 Result
  10. ^ WOMEN'S 4X200M FREESTYLE RELAY Result (PDF) Fédération internationale du sport universitaire
  11. ^ 女子200m個人メドレー決勝 (PDF) ジャパンオープン(50m)2014 Result
  12. ^ 大本里佳が2個目世界切符「池江さんに近づきたい」 日刊スポーツ 2019年6月1日
  13. ^ 大本里佳、攻めて5位「来年いきたい」五輪見据える - 水泳 :日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2019年7月31日閲覧。
  14. ^ 「アスナビ」を通じてトップアスリート3名の採用を内定』(プレスリリース)全日本空輸、2019年10月1日https://www.anahd.co.jp/group/pr/201910/20191001-2.html2020年2月7日閲覧 
  15. ^ “【グラフィック解析】競泳女子400メートルリレー、決勝進出にあと0秒27届かず”. 読売新聞. https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210724-OYT1T50275/ 2021年7月25日閲覧。 

外部リンク