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PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦
イベント詳細
シリーズ PRIDE(PRIDE GRANDPRIX)
主催 DSE
開催年月日 2003年平成15年)8月10日
開催地 日本の旗 日本
埼玉県さいたま市
会場 さいたまスーパーアリーナ
開始時刻 午後3時
試合数 全7試合
放送局 フジテレビ(地上波)
スカイパーフェクTV!PPV
入場者数 40,316人
イベント時系列
PRIDE.26 REBORN PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦 PRIDE 武士道

PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦(プライドグランプリにせんさん かいまくせん)は、日本総合格闘技イベント「PRIDE」の大会の一つ。2003年平成15年)8月10日埼玉県さいたま市さいたまスーパーアリーナで開催された。海外PPVでの大会名は、「PRIDE Total Elimination 2003」。

大会概要

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ミドル級グランプリ1回戦全4試合が行われ、第2試合ではUFC代表のチャック・リデルが、アリスター・オーフレイムをパンチラッシュでKOし、準決勝進出を決めた。第3試合では練習中の負傷により欠場となったヒカルド・アローナの代役として急遽参戦したUFC世界ミドル級王者ムリーロ・ブスタマンチクイントン・"ランペイジ"・ジャクソンに判定負け。第6試合の田村潔司吉田秀彦は「柔道 vs UWF」という、それぞれのイデオロギーを賭した戦いとする演出のもと行われた。序盤は田村が試合を支配したが、吉田が袖車絞めで逆転勝ちを収めた。

メインイベントでは桜庭和志ヴァンダレイ・シウバに3度目の対決を挑むも、右フックで失神KO負け。シウバがグランプリ準決勝進出を決めるとともに、桜庭との対戦成績を3戦3勝3KOとした。

また、ヘビー級スペシャルマッチと称された第4試合では前PRIDEヘビー級王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと前UFC世界ヘビー級王者リコ・ロドリゲスが対戦。ノゲイラが判定により勝利を収めたが、PRIDEとUFCの判定基準の相違により物議を醸す結果となった。後に英語版公式サイトにて判定に関する説明が行われた[1]

試合結果

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第1試合 PRIDEルール 1R10分、2・3R5分
ロシアの旗 エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. トリニダード・トバゴの旗 ゲーリー・グッドリッジ ×
1R 1:09 TKO(レフェリーストップ:パウンド
第2試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 1回戦 1R10分、2・3R5分
アメリカ合衆国の旗 チャック・リデル vs. オランダの旗 アリスター・オーフレイム ×
1R 3:09 KO(スタンドパンチ連打)
※リデルがグランプリ準決勝進出
第3試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 1回戦 1R10分、2・3R5分
アメリカ合衆国の旗 クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン vs. ブラジルの旗 ムリーロ・ブスタマンチ ×
3R終了 判定2-1
※ジャクソンがグランプリ準決勝進出
第4試合 PRIDEルール 1R10分、2・3R5分
ブラジルの旗 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. アメリカ合衆国の旗 リコ・ロドリゲス ×
3R終了 判定3-0
第5試合 PRIDEルール 1R10分、2・3R5分
クロアチアの旗 ミルコ・クロコップ vs. ウクライナの旗 イゴール・ボブチャンチン ×
1R 1:29 KO(左ハイキック)
第6試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 1回戦 1R10分、2・3R5分
日本の旗 吉田秀彦 vs. 日本の旗 田村潔司 ×
1R 5:06 袖車絞め
※吉田がグランプリ準決勝進出
第7試合 PRIDE GRANDPRIX 2003 1回戦 1R10分、2・3R5分
ブラジルの旗 ヴァンダレイ・シウバ vs. 日本の旗 桜庭和志 ×
1R 5:01 KO(右フック)
※シウバがグランプリ準決勝進出

脚注

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  1. ^ A JUDGE'S EXPLANATION OF NUGUEIRA VS RODRIGUEZ PRIDE英語版公式サイト 2003年9月4日

関連項目

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外部リンク

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