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NARグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

NARグランプリ(エヌエーアールグランプリ)は、地方競馬での活躍をたたえるために、地方競馬全国協会(NAR)が1990年度より設けている年間表彰制度である。

概要

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地方競馬全国協会(NAR・地全協)はその創設時より各ブロックごとに当該年度の競馬の発展に貢献した人物を表彰する制度を設けていた[注 1][1]。また、馬に対しては1954年(昭和29年)に競馬専門紙競週ニュース』『競馬週報』を発行していた啓衆社が『公営日本一』という賞を立ち上げたが、1972年(昭和47年)の競馬週報廃刊と共に打ち切られ、以後暫く途絶えていた。

本賞はそれらの系譜を統合し、地方競馬としては初めて全国の地方競馬団体を統一的に表彰する賞である[注 2]

第1回NARグランプリの表彰式は1991年2月にマスコミ関係者や文化人、そしてなにより全国の地方競馬場の代表らを集めて行われたが[2]、一方で地全協内部のみでの選考であること、また年度代表馬は獲得賞金額のみでの選出であったことなどが当初から問題とされていた[2]。1994年の表彰より後述のような各地区の推薦・選定委員会による合議・投票制へと改革がはかられ[3]、以後は人馬共に部門構成の変遷がありつつも現在まで続いている[注 3][1]

歴代年度代表馬・最優秀騎手・最優秀調教師

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年度代表馬 品種 所属 最優秀騎手 所属 最優秀調教師 所属
1990年 ダイコウガルダン サラ系 大井 石崎隆之 船橋 荒川友司 笠松
1991年 ダイコウガルダン サラ系 大井 石崎隆之 船橋 赤間清松 大井
1992年 グレイドショウリ サラ系 大井 石崎隆之 船橋 赤間清松 大井
1993年 ホワイトシルバー サラ系 大井 石崎隆之 船橋 赤間清松 大井
1994年 トチノミネフジ アラ系 大井 石崎隆之 船橋 川島正行 船橋
1995年 ライデンリーダー サラ系 笠松 石崎隆之 船橋 荒川友司 笠松
1996年 ケイエスヨシゼン アラ系 兵庫 石崎隆之 船橋 荒川友司 笠松
1997年 アブクマポーロ サラ系 船橋 石崎隆之 船橋 荒川友司 笠松
1998年 アブクマポーロ サラ系 船橋 石崎隆之 船橋 出川克己 船橋
1999年 メイセイオペラ サラ系 岩手 石崎隆之 船橋 荒川友司 笠松
2000年 ベラミロード サラ系 栃木 石崎隆之 船橋 川島正行 船橋
2001年 トーホウエンペラー サラ系 岩手 石崎隆之 船橋 曾和直榮 兵庫
2002年 トーホウエンペラー サラ系 岩手 石崎隆之 船橋 川島正行 船橋
2003年 ネームヴァリュー サラ系 船橋 的場文男 大井 川島正行 船橋
2004年 コスモバルク サラ系 北海道 内田博幸 大井 川島正行 船橋
2005年 アジュディミツオー サラ系 船橋 内田博幸 大井 川島正行 船橋
2006年 アジュディミツオー サラ系 船橋 内田博幸 大井 川島正行 船橋
2007年 フリオーソ サラ系 船橋 内田博幸 大井 川島正行 船橋
2008年 フリオーソ サラ系 船橋 戸崎圭太 大井 川島正行 船橋
2009年 ラブミーチャン サラ系 笠松 - - - -
2010年 フリオーソ サラ系 船橋 - - - -
2011年 フリオーソ サラ系 船橋 - - - -
2012年 ラブミーチャン サラ系 笠松 - - - -
2013年 ハッピースプリント サラ系 北海道 - - - -
2014年 サミットストーン サラ系 船橋 - - - -
2015年 ハッピースプリント サラ系 大井 - - - -
2016年 ソルテ サラ系 大井 - - - -
2017年 ヒガシウィルウィン サラ系 船橋 - - - -
2018年 キタサンミカヅキ サラ系 船橋 - - - -
2019年 ブルドッグボス サラ系 浦和 - - - -
2020年 サブノジュニア サラ系 大井 - - - -
2021年 ミューチャリー サラ系 船橋 - - - -
2022年 イグナイター サラ系 兵庫 - - - -
2023年 イグナイター サラ系 兵庫 - - - -

競走馬に関する表彰

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NARグランプリの競走馬)部門の選考は各地区の担当記者からの推薦ならびに広域交流競走の優勝馬などを候補馬とし、その候補馬の中から優秀馬選定委員会によって選ばれる[4]。優秀馬選定委員会は、地方競馬全国協会理事長が指名した学識経験者、評論家、日刊紙・専門紙記者、関係団体職員などから構成される[4]

歴史

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  • 1990年から1993年まではサラブレッド系、アラブ系、ばんえいの3部門の表彰であった。
  • 1994年から改められサラブレッド系、アラブ系のそれぞれに対して3歳、4歳、5歳以上[注 4]の3部門とばんえいの各部門で最優秀馬を選出しその中から年度代表馬を選出することとなった。併せて特別表彰馬としての表彰も設けられた。
  • 1999年から新たに最優秀牝馬と最優秀短距離馬の部門を追加。
  • 2003年からアラブ系競走馬の縮小によりアラブ系が2歳、3歳、4歳以上の3部門からアラブ系として1部門に統合された。
  • 2004年からはコースでの競走で優れた成績を収めた競走馬を表彰する最優秀ターフ馬が新たに設けられた。同年はホッカイドウ競馬在籍の身ながらクラシック戦線など中央競馬での活躍が目立ったコスモバルクが受賞した。
  • 2008年よりダート競走格付け委員会が解散したことに伴い、ダートグレード競走最優秀馬に代わる表彰としてダートグレード競走特別賞を創設。
  • 2010年より、アラブ系競走馬の表彰部門が廃止(過去3年連続該当馬なし)され、2歳、3歳、4歳以上の最優秀馬の部門名に「サラブレッド」が付されなくなる[5]
  • 2011年からは2歳、3歳、4歳以上最優秀馬の部門が牡馬と牝馬に分離された。これに伴い最優秀牝馬は廃止となった。

部門一覧

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2020年現在も存在しているもののみを挙げる[5]

特別表彰馬

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従来より設けられていたNARグランプリ特別功労賞から分離し、地方競馬の発展に特別の功績があった競走馬を称えるため1995年に創設された[3]。なお、同賞時代にはオグリキャップが競走馬として唯一の受賞を果たしている。

歴代受賞馬

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受賞馬 表彰理由
1995年 トウケイニセイ 脚部不安から東北地区以外の競走にほとんど出なかったために最優秀馬に選出される事はなかったが、競走成績(通算43戦39勝)が顕著であるため。
ライブリマウント JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(4戦3勝)を挙げたため。
1996年 ホワイトナルビー オグリキャップをはじめとして産駒15頭が全て勝利を挙げ、産駒の勝利数が中央・地方通算133勝を数えるなど、繁殖牝馬として地方競馬に多大なる功績を挙げたため。
ホクトベガ JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(8戦8勝)を挙げたため。
1999年 イナリトウザイ デビューは中央競馬だが、その後公営に転厩しサラ系の重賞にも勝利したりと成績優秀。繁殖牝馬としても多大なる功績を挙げたため。
2000年 ハイセイコー 南関東公営出身でJRA移籍後は皐月賞を勝利するなどブームを巻き起こし、地方競馬の発展に多大なる影響を与えたため。
ファストフレンド JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(6戦4勝)を挙げたため。
2001年 ノボジャック JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(7戦6勝)を挙げたため。
2002年 ゴールドアリュール JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(3戦3勝)を挙げたため。
2003年 ロジータ 牝馬でありながら南関東牡馬三冠を制覇。繁殖牝馬としてもGI2勝を含むダートグレード競走4勝のカネツフルーヴなど、優秀な産駒を輩出した。
アドマイヤドン JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(5戦3勝)を挙げたため。
2004年 ニホンカイローレル 軽種馬日本最多勝のニホンカイキャロルや、西日本アラブダービー制覇などの成績を残したニホンカイユーノスなど、優秀な産駒を輩出。
2005年 タイムパラドックス JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(11戦3勝)を挙げたため。
2006年 ブルーコンコルド JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(8戦4勝)を挙げたため。
2007年 ヴァーミリアン JRA所属馬のため最優秀馬の受賞資格はないが、交流競走で目覚しい成績(4戦4勝)を挙げたため。
ミルジョージ 種牡馬として地方競馬の有力馬を数多く輩出したことが評価された。
ワカオライデン 種牡馬として地方競馬の有力馬を数多く輩出したことが評価された。
2008年 ホスピタリテイ 種牡馬として地方競馬の有力馬を数多く輩出したことが評価された。
2009年 アジュディミツオー 地方競馬史に大きな足跡を残したことが讃えられた。
タガミホマレ 日本の競馬界に大きな功績を残してきたアラブ系競走馬に感謝と敬意を表すため選定。
2010年 コスモバルク 地方競馬所属馬として初の海外GI制覇を果たし、地方競馬に果たした多大な貢献を讃え、特別表彰馬に選定された。
2013年 ブライアンズタイム 長きにわたり日本の種牡馬として君臨し、地方競馬にも数多くの有力馬を数多く輩出したことが評価された。
フジノウェーブ 地方競馬所属馬として初のJBC制覇を果たし、地方競馬に果たした多大な貢献を讃え、特別表彰馬に選定された。
2014年 ライデンリーダー 中央競馬との本格的交流が始まった1995年に中央のクラシックで活躍したことが評価された。
アジュディケーティング 1993年から2014年に引退するまで、種牡馬として長きに渡り活躍馬を輩出し続けたことが評価された。
2015年 オグリローマン 1994年に、地方競馬出身馬としてJRAの桜花賞を制し、地方競馬全体を盛り上げたことが評価された。
2016年 メイセイオペラ 1999年に、地方競馬所属馬としてJRAのフェブラリーステークスを制し、地方競馬全体を盛り上げた。
イナリワン 地方競馬出身馬として1989年にJRAの天皇賞・春宝塚記念有馬記念を制した。
2018年 サウスヴィグラス ダート短距離路線で圧倒的な成績を残し、種牡馬としても地方競馬リーディングサイアーに何度も輝くなど地方競馬の発展に多大な貢献をした。
2021年 マルシュロレーヌ 地方競馬のレースで能力を開花させ、世界最高峰のレースであるブリーダーズカップ・ディスタフを制するに至った同馬の蹄跡と、
日本で実施されているダート競走の地位を大いに高めたことなどが評価された。
2022年 オメガパフューム 2018年から2021年の東京大賞典を制し、国内史上初のGI競走4連覇の偉業を達成。地方競馬に於いて顕著な成績を残したことが評価された。
2023年 マンダリンヒーロー 地方競馬所属馬として初めてダートの本場と言われる米国への遠征を敢行し、サンタアニタダービーで2着に好走、米国ダートクラシック三冠競走のケンタッキーダービーにも出走した。

人物に関する表彰

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部門として、現在は所属地区に関係なく選出している。1990年から2003年までは各地区から優秀調教師賞、優秀騎手賞を選出しその中からそれぞれ1名を最優秀調教師賞、最優秀騎手賞を選出していたが現在は地区ごとの優秀調教師、優秀騎手の選出は行っていない。最優秀騎手賞は1990年から船橋石崎隆之が受賞し続けていたが2003年に大井的場文男が初めて受賞し、石崎の最優秀騎手賞の連続受賞は13でストップした。2009年からは最優秀調教師賞、最優秀騎手賞を、最優秀勝利回数調教師賞・最優秀勝利回数騎手賞、最優秀賞金収得調教師賞・最優秀賞金収得騎手賞、最優秀勝率調教師賞・最優秀勝率騎手賞に改めるとともに、グレード競走や国際競走での顕著な成績を讃える殊勲調教師賞・殊勲騎手賞が新設された[6]

部門一覧

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2024年現在も存在しているもののみを挙げる。

調教師に関する表彰

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2008年までは最優秀調教師賞のみだったが、2009年からはこれが廃止となり、最優秀勝利回数調教師賞、最優秀賞金収得調教師賞、最優秀勝率調教師賞、殊勲調教師賞の4部門となった。

歴代受賞調教師

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勝利回数 賞金収得 勝率 殊勲
2009年 角田輝也(名古屋) 川島正行(船橋) 川西毅(名古屋) 角川秀樹(北海道)・柳江仁(笠松)
2010年 田中守(高知) 川島正行(船橋) 出川克己(船橋) 該当者なし
2011年 雑賀正光(高知) 岡林光浩(船橋) 柏原誠路(兵庫) 該当者なし
2012年 雑賀正光(高知) 川島正行(船橋) 川西毅(名古屋) 該当者なし
2013年 雑賀正光(高知) 川島正行(船橋) 柏原誠路(兵庫) 田中淳司(北海道)
2014年 雑賀正光(高知) 小久保智(浦和) 川西毅(名古屋) 該当者なし
2015年 角田輝也(名古屋) 小久保智(浦和) 柏原誠路(兵庫) 該当者なし
2016年 小久保智(浦和) 川西毅(名古屋) 該当者なし
2017年 角田輝也(名古屋) 小久保智(浦和) 川西毅(名古屋)  佐藤賢二(船橋)・荒山勝徳(大井)
2018年 打越勇児(高知) 佐藤賢二(船橋) 川西毅(名古屋) 該当者なし
2019年 打越勇児(高知) 小久保智(浦和) 川西毅(名古屋) 小久保智(浦和)・髙月賢一(川崎)
2020年 角田輝也(名古屋) 小久保智(浦和) 川西毅(名古屋) 堀千亜樹(大井)
2021年 打越勇児(高知) 小久保智(浦和) 川西毅(名古屋) 該当者なし
2022年 打越勇児(高知) 小久保智(浦和) 保利良平(兵庫) 該当者なし
2023年 田中守(高知) 小久保智(浦和) 柏原誠路(兵庫) 該当者なし

騎手に関する表彰

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2008年までは最優秀騎手賞のみだったが、2009年からはこれが廃止となり、最優秀勝利回数騎手賞、最優秀賞金収得騎手賞、最優秀勝率騎手賞、殊勲騎手賞の4部門となった。

歴代受賞騎手

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勝利回数 賞金収得 勝率 殊勲
2009年 戸崎圭太(大井) 戸崎圭太(大井) 赤岡修次(高知) 該当者なし
2010年 戸崎圭太(大井) 戸崎圭太(大井) 赤岡修次(高知) 山口勲(佐賀)
2011年 戸崎圭太(大井) 戸崎圭太(大井) 赤岡修次(高知) 戸崎圭太(大井)・吉原寛人(金沢)
2012年 戸崎圭太(大井) 戸崎圭太(大井) 赤岡修次(高知) 該当者なし
2013年 川原正一(兵庫) 御神本訓史(大井) 山口勲(佐賀) 該当者なし
2014年 田中学(兵庫) 御神本訓史(大井) 山口勲(佐賀) 倉兼育康(高知)
2015年 森泰斗(船橋) 森泰斗(船橋) 山口勲(佐賀) 該当者なし
2016年 森泰斗(船橋) 森泰斗(船橋) 山口勲(佐賀) 永森大智(高知)
2017年 下原理(兵庫) 森泰斗(船橋) 山口勲(佐賀) 的場文男(大井)・臼井健太郎(船橋)
2018年 吉村智洋(船橋) 森泰斗(船橋) 山口勲(佐賀) 該当者なし
2019年 森泰斗(船橋) 森泰斗(船橋) 山口勲(佐賀) 御神本訓史(大井)・吉原寛人(金沢)
2020年 森泰斗(船橋) 森泰斗(船橋) 赤岡修次(高知) 矢野貴之(大井)
2021年 森泰斗(船橋) 森泰斗(船橋) 宮川実(高知) 該当者なし
2022年 吉村智洋(兵庫) 矢野貴之(大井) 宮川実(高知) 該当者なし
2023年 吉村智洋(兵庫) 笹川翼(大井) 赤岡修次(高知) 該当者なし

特別賞

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NARグランプリでは、第1回より地方競馬の発展に貢献した人馬を表彰する制度としてNARグランプリ特別功労賞が設けられていた[7]。1995年より人物に関しては特別賞と改称され[3]、現在まで続いている。

歴代受賞者

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年度 受賞者・馬 所属
1990年 佐々木竹見
高橋三郎 大井
オグリキャップ (元笠松)
1991年 田中利衛
1992年 桑島孝春
1993年 山口瞳 作家
田中道夫
高砂哲二
1994年 該当者なし
1995年 井上宥藏
1996年 石崎隆之 船橋
1997年 出川己代造
金山明彦
有馬澄男
川原正一
1998年[注 5][8] 武豊 JRA栗東
佐々木竹見 川崎
1999年 的場文男 大井
安藤勝己 笠松
2000年 荒川友司
佐々木竹見 川崎
2001年 手島健児
鮫島克也 佐賀
2002年 古川博
小牧太
2003年 石崎隆之 船橋
2004年 菅原勲 岩手
内田利雄 宇都宮
田部和則 北海道
鮫島克也 佐賀
2005年 岩田康誠 兵庫
2006年 矢作和人 大井
川原正一 兵庫
田部和則 北海道
五十嵐冬樹 北海道
2007年 小林俊彦 岩手
内田博幸 大井
2008年 高岡秀行 (元北海道)
内田利雄
2009年 該当者なし
2010年 藤本匠 ばんえい
2011年 宮下瞳 名古屋
2012年 岡崎準 福山
山口勲 佐賀
山中利夫 (元石川)
2013年 該当者なし
2014年 大河原和雄 ばんえい
木村健 兵庫
向山牧 笠松
川島正行 元調教師
吉田勝彦 アナウンサー
2015年 田中学 兵庫
岡部誠 愛知
安部幸夫 愛知
2016年 赤岡修次 高知
宮下瞳 愛知
武豊 JRA栗東
2017年 山野浩一
2018年 的場文男 大井
村上忍 岩手
2019年 西川敏弘 高知
石崎隆之 (元船橋)
2020年 森泰斗 船橋
的場文男 大井
宮下瞳 愛知
下原理 兵庫
2021年 宮下瞳 愛知
岡田繁幸
2022年 戸部尚実 愛知
佐々木竹見
2023年 吉村智洋 兵庫
丸野勝虎 愛知
的場文男 大井
野口孝 調教師
石川喬司
チーム・マンダリンヒーロー

NARグランプリに関する主な記録 

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年度代表馬受賞回数

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所属 回数 年度
船橋 13 1997, 1998, 2003, 2005, 2006, 2007, 2008, 2010, 2011, 2014, 2017, 2018, 2021
大井 8 1990, 1991, 1992, 1993, 1994, 2015, 2016, 2020
笠松 3 1995, 2009, 2012
岩手 3 1999, 2001, 2002
兵庫 3 1996, 2022, 2023
北海道 2 2004, 2013
栃木 1 2000
浦和 1 2019

脚注

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注釈

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  1. ^ 地全協会長賞(当初は馬主が対象、1978年度より騎手・調教師・厩務員、1979年度には調教助手にも拡大された)、殊勲賞(1964年度より、各ブロックごとの勝率上位騎手を表彰)。後者は1970年度より調教師も対象とし、1980年度には新たに獲得賞金額上位騎手も表彰されることとなった。
  2. ^ この際、会計年度単位(4-3月)の表彰から、暦年単位(1-12月)での表彰に変更されている。
  3. ^ 2005年には地全協の財政悪化とその要因である地方競馬全体の売上低迷から全廃の可能性すら議論されており、各競馬場より選出してた優秀調教師・優秀騎手・優秀厩務員の表彰を廃止するなどのスリム化が図られている。
  4. ^ 当時の馬齢表記は旧表記。2001年以降の現行表記では2歳、3歳、4歳以上となる。
  5. ^ 1999年5月に受賞者のふたりを招いた騎手招待競走益田競馬場で行われた

出典

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  1. ^ a b 地方競馬全国協会『地方競馬史第5巻』2012年、104-110頁。
  2. ^ a b 「NARグランプリ90」地方競馬全国協会Furlong』1991年3月号、8-12頁。
  3. ^ a b c 「お知らせ:NARグランプリ 年度代表馬等の選定について」地方競馬全国協会Furlong』1994年12月号、65頁。
  4. ^ a b 地方競馬情報サイトKEIBA.GO.JP NARグランプリについて2014年8月3日閲覧。
  5. ^ a b NARグランプリ歴代表彰馬・表彰者一覧”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2021年8月7日閲覧。
  6. ^ ラブミーチャンが2歳で地方年度代表馬に”. netkeiba (2010年1月7日). 2010年1月8日閲覧。
  7. ^ 「トピックス:NARグランプリ’90」地方競馬全国協会Furlong』1991年2月号、67頁。
  8. ^ ダート競馬トピックス”. ラジオたんぱ競馬実況ホームページ. ラジオたんぱ (1999年5月24日). 2003年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月28日閲覧。

受賞者についての出典

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関連項目

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