Magic Trackpad
Magic Trackpad | |
種別 | トラックパッド |
---|---|
発売日 | 2010年7月27日 |
標準価格 | 8,200円(税別) |
OS | Mac OS X v10.6.4以降 |
外部接続 | Bluetooth |
電源 | 単3形乾電池2本 |
次世代ハード | Magic Trackpad 2 |
Magic Trackpad(マジック・トラックパッド)は、Apple製のBluetooth無線接続のトラックパッドである。
概要
[編集]Magic TrackpadはMacBookなどに搭載されているトラックパッドをベースに、デスクトップでの使用に向け大型化[注 1]した製品。マルチタッチに対応しており、MacBookなどのそれと同様の操作が可能である[注 2]。奥行・傾斜角がApple Wireless Keyboardと同じなので、デスクに並べたときに統一感のあるデザインとなっている。デスクトップコンピュータのためのトラックパッドとしてはAppleからは初めての製品である。
デスクトップ型Mac[注 3]のオプションとしての位置づけであり、標準添付はされない[注 4]。
Magic Trackpad 2
[編集]
Magic Trackpad 2 | |
種別 | トラックパッド |
---|---|
発売日 | 2015年10月13日 |
標準価格 | 14,800円(税別) |
OS |
OS X v10.11以降 iPadOS 13.4以降 |
外部接続 | Bluetooth |
電源 | 内蔵リチウムイオン充電池 |
サイズ |
幅: 16.0 cm 奥行き: 11.49 cm 高さ: 0.49〜1.09 cm |
重量 | 231 g |
前世代ハード | Magic Trackpad |
2015年10月13日には第2世代機種となるMagic Trackpad 2が発表、発売された[1]。Magic Trackpad 2ではMacBookやMacBook ProのEarly 2015モデルから搭載されているものと同様のTaptic Engineによるフィードバック付き[2]感圧式トラックパッドを採用し、macOSの「強めのクリック」を活用した機能をデスクトップ型Macでも利用できるようになった。また従来型の乾電池式をやめ、リチウムイオン2次電池を内蔵した充電式に変更された。本体奥に備えられたLightning端子から充電を行う。従来型と比べてトラックパッドの表面は約30%広くなり、同時に発売されたMagic Keyboardと合わせた緩やかな傾斜になった。
第2世代からiPadOS 13.4のマルチタッチジェスチャに対応している(第1世代のMagic TrackPadは接続してもスクロール等のジェスチャがサポートされない)。
2018年3月27日に色のバリエーションとしてスペースグレイが追加され[3]、同色は2021年05月に終了がアナウンスされた。
Magic Trackpad 3
[編集]
Magic Trackpad 3 ブラックモデル | |
種別 | トラックパッド |
---|---|
発売日 | 2021年8月3日 |
標準価格 |
ホワイト: 16,800円(税込) ブラックː: 19,800円(税込) |
OS |
OS X v10.11以降 iPadOS 13.4以降 |
外部接続 | Bluetooth |
電源 | 内蔵リチウムイオン充電池 |
サイズ |
幅: 16.0 cm 奥行き: 11.49 cm 高さ: 0.49〜1.09 cm |
重量 | 230 g |
前世代ハード | Magic Trackpad 2 |
2021年8月3日、第3世代機種のMagic Trackpad 3が新型Magic Keyboardと合わせて発売された[4]。この発売によってMagic Trackpad 2の生産は停止された。Magic Trackpad 2からの変更点は付属の充電コードがUSB-A - Lightning からUSB-C - Lightningになったこと、角の丸みが若干丸くなった、 表面加工がMagic Trackpad 3はマット、Magic Trackpad 2は光沢仕様。 裏面のゴム足のサイズがMagic Trackpad 3の方が少し大きい。
カラーバリエーションはiMac本体の色に合わせたものがある[5]が、2022年8月現在の単体販売ではホワイトとブラックのみである[6][7]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 面積としては約80%ほど大きい。
- ^ 標準のドライバで操作できるジェスチャーはMagic Mouseよりも多い。
- ^ iMac・Mac Pro・Mac mini
- ^ 標準添付されるポインティングデバイスはMagic Mouse。
出典
[編集]- ^ 『Apple (日本) - Apple Press Info - Apple、美しい新Retinaディスプレイを搭載しiMacファミリーをアップデート』(プレスリリース)Apple Inc.、2015年10月13日 。2015年10月27日閲覧。
- ^ “Apple「Magic Trackpad 2」、実は時間泥棒促進アイテムだった (1/2)”. ITmedia PC USER. 2020年8月25日閲覧。
- ^ “MacのためのMagic Trackpad 2(スペースグレイ)を購入”. Apple(日本). 2020年8月25日閲覧。
- ^ “Magic TrackpadとMagic Mouse、編み込み式USB-Cケーブル同梱してリニューアル発売”. CoRRiENTE.top (2021年8月3日). 2022年1月9日閲覧。
- ^ “すべてが新しい24インチiMacを購入する。”. 2022年8月9日閲覧。 “Magic MouseとMagic Trackpadは、あなたが選んだ新しいiMacとおそろいの色です。”
- ^ “Magic Trackpad - ホワイト(Multi-Touch対応)”. Apple(日本). 2022年8月9日閲覧。
- ^ “Magic Trackpad - ブラック(Multi-Touch対応)”. Apple(日本). 2022年8月9日閲覧。