M1931 76mm高射砲
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M1931 76mm高射砲 | |
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種類 | 高射砲 |
原開発国 | ソビエト連邦 |
運用史 | |
配備先 | ソビエト連邦 |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦 |
開発史 | |
開発者 | ラインメタル |
製造期間 | 1932~1940 |
製造数 | 3821 |
諸元 | |
重量 |
3,750kg(射撃状態) 4,970kg(牽引状態) |
要員数 | 8 |
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口径 | 76 mm (3.0 in) |
仰角 | -3° to 82° |
旋回角 | 360° |
M1931 76mm高射砲(ロシア語:76-мм зенитная пушка образца 1931 года (3-К))はソビエト連邦の高射砲である。
概要
[編集]本砲のプロトタイプは1930年に既に造られ、同年8月28日にソ連で試験が行われた。
M1931は労農赤軍の眼鏡にかない、ソ連はラインメタル社と契約、その後1932年に開発が完了し、これも試験に合格、制式採用となった。
1938年に本砲をさらに近代化したM1938 76mm高射砲が開発されるまでの間に3800門程が生産されたが、M1938は更に強力な52-K 85mm高射砲が開発された事であまり大量生産がされなかった。
その為冬戦争や独ソ戦序盤ではM1931が労農赤軍の主力高射砲であり、フィンランド国防軍の包囲戦術やドイツ国防軍の快進撃、ソ連の稚拙な運用も相まって多くが失われた。
装甲列車に車載する計画もあったとされるが詳細は不明。
自走砲化
[編集]1933年にM1931をT-26に搭載した自走砲の製作が企図された。
これはSU-6として開発が行われ、48発の砲弾を車載することが可能であった。
1936年3月までに試験を終え、1937年には4輌のSU-6が製作されたが、実戦運用がされたかどうかは不明である。
参考
[編集]- Opis na stronie www.battlefield.ru
- 7.62cm Flugabwehrkanone M31 (r) w muzeum - zdjęcie
- Opis dział fińskich na stronie www.jaegerplatoon.net