LEAGUE PRINCESS
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LEAGUE PRINCESS(りーぐぷりんせす)は、プロレス団体のJDスター女子プロレスが2006年と2007年に開催した、各女子団体のキャリア3年未満の若手選手によるシングルマッチのリーグ戦。優勝者にはPOP(プリンセス・オブ・プロレスリング)王座が贈られた。
第1回大会(2006年)
[編集]- 参加10人
- 内容
- 参加10選手が2ブロックに分かれ、日本プロレスのワールドリーグ戦での「日本組対外人組」のように、同ブロック同士では試合せずAブロック対Bブロックで対戦して勝ち点を争うという形式がとられた。リーグ戦はそれぞれ10分1本勝負、時間切れの場合は5分間の延長戦が行われ、10分以内に勝つと勝ち点2、延長で勝つと勝ち点1、延長でも決着がつかなければ両者0点。各ブロック上位2名が6月24日の決勝トーナメントに駒を進め、決勝はAブロック代表の風香がBブロックの夏樹を下し優勝、初代POP王者となった。
第2回大会(2007年)
[編集]- 参加8人
- 中島安里紗(JWP女子プロレス) 10点※優勝
- 浦井百合(ガッツワールド) 10点※準優勝
- 松本浩代(エスオベーション) 10点※準優勝
- 勇気彩(NEO女子プロレス) 9点
- 小林華子(伊藤薫プロレス教室) 7点
- 大畠美咲 5点
- 大木香(JWP) 4点
- 紫雷イオ(TEAM MAKEHEN) 1点
- 内容
- 8名による総当たりリーグ戦となり、試合形式も10分1本勝負のみで延長戦がなくなり、勝ち2点、時間切れ引き分け1点という普通のリーグ戦になった。前年末の第4回ジュニア・オールスター戦で風香を破り第2代POP王者となった夏樹☆たいようが大会前に王座を返上し、この大会も優勝者がPOP王座を獲得することになったが、前シリーズで浜田文子にリンチまがいの攻撃を受けた風香がシリーズの途中で欠場したり、期間中の5月20日にJDスターの活動停止が発表されるなど、関心はリーグ戦以外のところに集中した。3人が勝ち点10で並び、「格闘美」としての最後の興行となった6月17日に行われた優勝決定巴戦で中島が優勝し、この時点で保持していたJWPジュニア王座と合わせて二冠王者となった。
関連項目
[編集]- Catch the WAVE - プロレスリングWAVE主催のリーグ戦で、2014年にキャリア2年未満の女子選手によるブロックを創設。
- じゃじゃ馬トーナメント - センダイガールズプロレスリング主催で2008年・2009年に開催された、トータルキャリア3年未満の女子選手によるトーナメント。
- オープンクラス・チャレンジリーグ戦 - JWP女子プロレス主催で2010年に開催されたリーグ戦。第1回大会と同じ形式を採用。
外部リンク
[編集]- “第1回大会の開催要項”. JDスター女子プロレス. 2019年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月29日閲覧。