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コボ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Kobo Gloから転送)
コボ
Rakuten Kobo Inc.
種類 株式会社
本社所在地 カナダの旗 カナダ
オンタリオ州トロント
設立 2009年8月28日[1]
事業内容 電子書籍端末及びコンテンツの販売等[1]
代表者 相木孝仁(CEO
Michael Tamblyn(プレジデント)[2]
資本金 823,000,000カナダドル
(2014年12月31日現在)
売上高 89,981,000カナダドル
(2011年4月期)[1]
純利益 –33,283,000カナダドル
(2011年4月期)[1]
純資産 18,672,000カナダドル
(2011年4月期)[1]
総資産 40,712,000カナダドル
(2011年4月期)[1]
決算期 4月2日
主要株主 楽天株式会社
関係する人物 Mike Serbinis
Todd Humphrey
Greg Twinney
相木孝仁(元CEO)
外部リンク https://www.kobo.com/
テンプレートを表示

コボRakuten Kobo Inc.、旧社名:Shortcovers[3])は電子書籍リーダー電子書籍を販売する企業。カナダトロントに本拠を構える。2009年8月28日設立[1]。2012年1月11日に日本楽天の子会社となった。

概要

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コボは元々インディゴ・ブックス・アンド・ミュージック英語版の一部門で、後にスピンオフした。電子書籍リーダーの製造に加え、コボはBlackBerryiPadiPhoneAndroid端末向けのアプリ開発も行なっている[4]

コボは長江実業[5]W・H・スミス[4][6]ウィットコウルズ[7]フナック[8] といった企業と戦略的パートナーシップを締結している。2011年、コボは出版部門を設立した[9]

2012年10月9日、電子出版ソリューション企業の仏Aquafadas英語版の買収を発表[10]

社名のKoboはbookのアナグラムである[3]

コボ電子書籍ストア

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電子書籍や新聞、雑誌はコボのウェブサイトのみならず、以前にボーダーズの電子書籍ストアからもダウンロードが可能だった。 ボーダーズの閉鎖に伴って、利用者はボーダーズの電子書籍をコボの書庫に移転可能となった[11]

楽天による買収

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2011年11月8日、筆頭株主のインディゴがコボ株を楽天に売却することが発表された[12][13][14]。この取引は2012年1月11日に完了し、コボは楽天の子会社となった[15][16][17]2014年7月1日、社名を「Rakuten Kobo Inc.」に変更した。

日本での展開

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2012年7月2日、楽天は日本向けの電子書籍リーダー「kobo Touch」を同年7月19日に発売することを発表した[18]。また同日7月19日から「楽天 kobo イーブックストア」でコンテンツの配信を開始した。

トラブルとレビュー操作

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2012年7月19日、「Kobo Touch」の発売と同時に「koboイーブックストア」を開設したが、サービス開始から不具合が多発した。その結果として同社の口コミサイトに不満のレビューが多く書き込まれたために、特例としてレビューを閉鎖した。ただし特設サイトの賞賛のコメントは維持された[19]。レビューは内容を選んで掲載する処置をとると発表した[20]

「充電できない」「楽天のサイトに接続してアクティベートできない」「Kobo Desktopがインストールできない」「Kobo Desktopに楽天会員としてログインができない」「PCと同期できない」「自炊したデータを日本語認識できず英語のみ表示される」などの発売後の不具合があった[21][22]。それに加え、後述する日本語書籍の目標数と実際の点数がかけ離れていることも批判を招いた。

なお、楽天三木谷浩史社長はインタビューで、これらの不具合は同年7月27日の時点で全て修正されたと語っている[23]。また、koboイーブックストアの検索機能にバグが多く、非常に使いづらいことも指摘され続けており、同年8月2日付『日経産業新聞』電子版では小柳健彦編集委員に「β(ベータ)版よりかなり手前の段階にあるといわざるをえない。この状態で本番商用稼働させた楽天の勇気には驚くほかない。」と酷評されている[24]

日本語書籍数の問題

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コンテンツの量は当初のサービス開始時に「日本語で約3万冊」と発表していたが、実際の日本語書籍は1万8894件で、日本語無料作品が1万2537件(66.4%)、その中で著作権の消滅した作品を収取配布している電子図書館青空文庫からの流用が1万0741件(56.8%)であり、無料書籍が大半を占めるという準備不足を露呈した形でのスタートとなった[25]

2012年8月末までに6万冊を目標としていた[26] が、実際には3万9028冊にとどまり[27]、しかも、16階調モノクロ表示しかできないにもかかわらず、元はカラーで撮られた1枚写真を書籍1点として販売する、ギター譜を9月末現在で1万4000点と大量に追加する、オンライン百科事典『Wikipedia』の作家情報を一人一冊ずつ無料の電子書籍にしてストアに掲載し始めるなど、書籍数の水増しと受け取られかねない行為が相次いで行われた[27]。Wikipediaから転載された作家情報書籍にはDRMによる保護が施されており、Wikipediaの利用規約[28] に反していた。さらに、全ての電子書籍に対して規格を無視したISBNが付けられていた。同年9月21日に時点において、全ての電子書籍のISBNは「商品番号」に変更された[29]。また、Wikipedia作品はDRMの保護なしで再度登録された[30]

2012年中に日本語書籍数を20万冊とするという公約[26][31] は、同年末11万0,778冊と大幅な未達となったのみならず、4ヶ月半経過した5月15日時点でも13万3,872冊(1ヶ月あたり伸び数5000冊余り)と、公約達成には程遠いペースとなっている。

日本の消費者庁は、楽天「kobo イーブックストア」で提供する日本語の電子書籍の点数を開始時点で「約3万冊」と発表しながら実際には「1万9,164冊」(楽天が発表した数字)だったことに対して、景品表示法優良誤認にあたる恐れがあると判断し、行政指導を行った[32][33][34]。同年10月26日、楽天は謝罪を表明した[35][36]

製品

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Kobo Touch(海外版)

Kobo eReader

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日本未投入。

Kobo Wireless eReader

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通称 Kobo Wi-Fi。日本未投入。

Kobo Touch

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Kobo Touch。仕様は #E-Ink端末一覧 参照。

Kobo Vox

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仕様は #Android端末一覧 参照。

Kobo Glo

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Kobo Glo。仕様は #E-Ink端末一覧 参照。

Kobo Mini

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kobo Mini。仕様は #E-Ink端末一覧 参照。

Kobo Arc

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仕様は #Android端末一覧 参照。

Kobo Aura HD

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日本未発売。企業側の見込みと違い海外ではかなり売れた。仕様は #E-Ink端末一覧 参照。

Kobo Aura

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通称 Kobo Aura 6"。Kobo Glo と比較して、縦方向が7mm、解像度も10px、厚さが1.9mm小さくなった。重さは11g軽くなった。仕様は #E-Ink端末一覧 参照。

Kobo Arc 7

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仕様は #Android端末一覧 参照。

Kobo Arc 7HD

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仕様は #Android端末一覧 参照。

Kobo Arc 10HD

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仕様は #Android端末一覧 参照。

Kobo Aura H2O

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IP67準拠の防水/防塵性能、ポートカバーを閉じた状態で水深1mで最大30分。Kobo Aura HD と比較して、縦方向が3.3mmと横方向が0.7mm大きく、厚さが2mm小さくなった。重さは7g軽くなった。仕様は #E-Ink端末一覧 参照。

Kobo Glo HD

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Kobo Auraと比較して、縦方向が7mmと横方向が1mm、厚さが1.1mm大きくなった。重さは6g重くなった。仕様は #E-Ink端末一覧 参照。

E-Ink端末一覧

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機種 Kobo Touch Kobo Glo Kobo Mini Kobo Aura HD Kobo Aura Kobo Aura H2O Kobo Glo HD Kobo Aura One Kobo Clara HD Kobo Forma Kobo Libra H2O Kobo Nia
画面サイズ 6インチ 6インチ 5インチ 6.8インチ 6インチ 6.8インチ 6インチ 7.8インチ 6インチ 8インチ 7インチ 6インチ
解像度 600×800
?dpi
1024×758
?dpi
600×800
?dpi
1440×1080
265 dpi
1014×758
211 dpi
1430×1080
265 dpi
1448×1072
300ppi
1404x1872

300ppi

1448 x 1072

300ppi

1920x1440

300ppi

1680 x 1264

300ppi

1024 x 758

212ppi

E-Ink Pearl E Ink Display
16階調グレースケール
Pearl E Ink Display
16階調グレースケール
Vizplex E Ink Display
16階調グレースケール
Pearl E Ink Display
16階調グレースケール
Pearl E Ink Display
低フラッシュ波形技術
16階調グレースケール
Carta E Ink Display
16階調グレースケール
Carta E Ink Display
16階調グレースケール
Carta E Ink Display

16階調グレースケール

Carta E Ink Display Carta E Ink Display Carta E Ink Display Carta E Ink Display
タッチパネル 赤外線方式
シングルタッチ
赤外線方式
シングルタッチ
赤外線方式
シングルタッチ
赤外線方式
?点タッチ
静電容量式
?点マルチタッチ
赤外線方式
?点タッチ
赤外線方式
?点マルチタッチ
不明 不明 不明 不明
前面ライト なし あり なし あり あり あり あり あり あり

(ComfortLight PRO)

あり

(ComfortLight PRO)

あり

(ComfortLight PRO)

あり

(ComfortLight)

重さ 185g 185g 134g 240g 174g 233g 180g 230g 166g 197g 192g 172g
大きさ(mm) 165×114×10 157.4×113.9×10 101.6×133.1×10.1 175.7×128.3×11.7 150×114×8.1 179×129×9.7 157×115×9.2 195.1×138.5×6.9 157.0 x 111.0 x 8.3 177.7 x 160.0 x 4.2 - 8.5 159.0 x 144.0 x 5.0 - 7.8 1024 x 758
防水・防塵 なし なし なし なし なし あり(IP67規格準拠) なし あり(IPX8規格準拠) なし あり

(IPX8 規格準拠)

あり

(IPX8 規格準拠)

なし
CPU Freescale i.MX507
(ARM Cortex-A8)
Freescale i.MX507
(ARM Cortex-A8)
1コア 1 GHz
Freescale MCIMX507CVM8B
(ARM Cortex A8)
1コア 800 MHz
1 GHz Freescale i.MX507
(ARM Cortex-A8)
1コア 1 GHz
Freescale i.MX507
1コア 1 GHz
不明 Solo Lite iMx6

1 GHz

不明 不明 不明 不明
DRAM 不明 不明 不明 不明 不明 512MB 不明 512MB 不明 不明 不明 不明
内部容量 約2GB 約2GB 約2GB 約4GB 約4GB 約4GB 約4GB 8GB 約8GB 約32GB 約8GB 約8GB
ユーザ領域 約1GB 約1GB 約1GB 約3GB 約3GB 約3GB 約3GB 不明 不明 不明 不明
外部ストレージ microSDHC microSDHC なし microSDHC microSDHC microSDHC
(最大 32GB)
なし なし なし なし なし なし
Wi-Fi 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n

(WEP / WPA /WPA2)

802.11 b/g/n

(WEP / WPA /WPA2)

802.11 b/g/n (WEP / WPA /WPA2) 802.11 b/g/n (WEP / WPA /WPA2)
接続 microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB microUSB
初期ファームウェア 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明
最終サポート
ファームウェア
Kobo Touch Firmware
3.11.0
Kobo Firmware
3.8.0
Kobo Firmware
3.4.1
Kobo Firmware
3.12.1
Kobo Firmware
3.12.0
不明 不明 不明 不明 不明 不明 不明
バッテリー 最大1か月
(利用状況による)
1ヶ月以上
(Wi-Fi,ライトオフ)
55時間(ライトオン)
2週間
(Wi-Fiオフ時)
2ヶ月 8週間 2ヶ月 2ヶ月 約1カ月

(ライトおよびWi-Fiオフ、約1分/1ページで1日30 ページ読書時)

数週間 1200 mAh

数週間

1200 mAh

数週間

1000 mAh

数週間

ブルー
ライラック
シルバー
ブラック
ブラック
ピンク
ブルー
シルバー
ブラック
ホワイト
Espresso
Ivory
Onyx
ブラック
ピンク
不明 ブラック ブラック ブラック ブラック ブラック

ホワイト

ブラック
発売日(海外) 2011/05/23
(米国)
2012/10/01
(米国)
2012/10/01
(米国)
2013/04/16
(米国)
2013/09/18
(米国)
2014/10/01
・カナダ
・米国
・英国等
2015/05/01
・米国
・カナダ
・オーストラリア
・ニュージーランド
2015/05/22
・フランス
2015/06/01
・英国
・イタリア
・オランダ
・ドイツ
・スペイン
不明 不明 不明 不明
価格(海外) 不明 $129.99(米国) $79.99(米国) $175(米国) $149.99(米国) $179.99
£139.99
€179.9
$129.99 不明 不明 不明 不明
発売日(日本) 2012/07/19 2012/11月15 2012/12月20 日本未発売 2013/12/上旬 2015/01/30 2015/07/23 2016/09/07 2018/06/ 06 2018/10/24 2019/09/18 2020/7/22
価格(日本) 7,980円(2011/07)
→ 6,980円(2011/11)
7,980円 6,980円 日本未発売 12,800円 19,980円 12,800円 22,800円(税別) 13,800円(税別) 31,800円(税別) 22,800円(税別) 9,980円(税別)

Android端末一覧

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機種 Kobo Vox Kobo Arc Kobo Arc 7 Kobo Arc 7HD Kobo Arc 10HD
画面 7インチ、カラー液晶、1024×600 7インチ、フルカラーIPS液晶、1280×800 7インチ、フルカラー液晶、1024×600 7インチ、フルカラー液晶、1920×1200 10インチ、フルカラー液晶、2560×1600
タッチパネル 静電容量式、?点マルチタッチ 静電容量式、?点マルチタッチ 静電容量式、5点マルチタッチ 静電容量式、10点マルチタッチ 静電容量式、?点マルチタッチ
重さ 402.5g 364g 360g 341g 627g
大きさ 7.57 x 5.06 x 0.53 inch 120mm×189mm×11.5mm 122mm×194mm×10.05mm 122mm×194mm×9.6mm 253mm×172mm×9.9mm
OS Android 2.3 Android 4.0 Android 4.2.2 Android 4.2.2 Android 4.2.2
CPU Freescale i.MX51 (ARM Cortex-A8 1コア) 800 MHz Texas Instruments OMAP 4470 1.5 GHz(ARM Cortex-A9 2コア) MediaTek MTK8125 1.2 GHz(ARM Cortex-A9 4コア) NVIDIA Tegra 3 1.7 GHz(ARM Cortex-A9 4+1コア) NVIDIA Tegra 4 1.8 GHz(ARM Cortex-A9 4+1コア)
DRAM 512 MB 1 GB 1 GB 1 GB 2 GB
内部ストレージ 8GB 8GB, 16GB 8GB 16GB, 32GB 16GB
外部ストレージ 外部microSDHCカード対応 なし 外部microSDHCカード対応 なし なし
カメラ なし 130万画素 30万画素 130万画素 130万画素
接続 Wi-Fi 802.11 b/g/n, microUSB Wi-Fi 802.11 b/g/n, microUSB, Wi-Fi Direct Wi-Fi 802.11 b/g/n, microUSB Wi-Fi 802.11 b/g/n, microUSB Wi-Fi 802.11 b/g/n, microUSB, Miracast
バッテリー 7時間(Wi-Fiオフ) 10時間駆動(Wi-Fiオフ時)、2週間スタンバイ 9時間 8時間 9.5時間
ブラック、ブルー、グリーン、ピンク ブラック、ホワイト ブラック ブラック、ホワイト ブラック
発売日(海外) 2011年11月(米国) 2012年11月21日(米国) 2013年10月16日(米国) 2013年10月16日(米国) 2013年10月16日(米国)
価格(海外) $199.99(米国) $199.99(米国) $149.99(米国) $199.99(16GB・米国)
$249.99(32GB・米国)
$399.99(米国)
発売日(日本) 日本未発売 日本未発売 2013年12月26日(日本)
価格(日本) 日本未発売 日本未発売 14,800円 22,800円(16GB)、27,800円(32GB)

製品に関する備考

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国内、海外版のサポートの違い

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Kobo は自前のユーザーフォーラムを持っておらず、MobileRead に"Kobo Developers' Corner" フォーラムを設けてファームウェアの改善を行っている。楽天を通じてのファームウェア配信はTouch などの古いハードが放置されているが、海外版ではTouchにもGloと同じバージョンのファームウェアが提供されるなど国内よりも良好なサポートが提供されている。

国内・国外版はハードに違いはなく、また国内未導入のファームでも日本語対応はされているので、上記フォーラムを通じて最新のファームを入手することでバージョンアップを図ることができ、また国内で提供されていない"Pocket"などの機能を利用することができる。ただし国内版より増えている機能については日本語回りの検証が十分に行われていない。

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 楽天株式会社『カナダの電子書籍事業者Kobo社の買収に関するお知らせ』(プレスリリース)2011年11月9日https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2011/1109_02.html?year=2011&month=11&category=corp%20ir 
  2. ^ Kobo Inc. “会社概要”. 2015年4月5日閲覧。
  3. ^ a b Woods, Stuart (15 December 2009). “Shortcovers rechristened Kobo, with no branded e-reader in sight”. Quill & Quire. 2 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2 November 2011閲覧。
  4. ^ a b Kobo Announces Partnership with Leading UK Retailer WHSmith to Deliver the Kobo eReading Platform and eReaders to Customers”. Market Watch (13 October 2011). 5 June 2011閲覧。
  5. ^ Indigo Maintains Majority Ownership As Kobo Closes $50 Million Investment Round”. CNW Canada Newswire (19 April 2011). 2 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2 November 2011閲覧。
  6. ^ Jones, Phillip (21 October 2011). “More detail on the W H Smith Kobo deal”. Future Book. 2 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2 November 2011閲覧。
  7. ^ Biba, Paul (26 April 2010). “Whitcoulls of New Zealand to launch ebooks – Kobo is branching out”. TeleRead. 2 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2 November 2011閲覧。
  8. ^ Kobo continues global expansion”. Kobo Inc. (11 October 2011). 2 November 2011閲覧。
  9. ^ Kob to become a publisher”. CBC News (27 October 2011). 2 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2 November 2011閲覧。
  10. ^ Kobo Acquires Aquafadas”. Kobo Inc. (9 October 2012). 3 November 2013閲覧。
  11. ^ Carnoy, David (20 July 2011). “Kobo trying to untangle itelf from Borders mess”. CNET. 2 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2 November 2011閲覧。
  12. ^ Kobo sold to Japan's Rakuten for $315 million”. ロイター (8 November 2011). 8 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。8 November 2011閲覧。
  13. ^ Indigo sells off Kobo e-reader business”. CTV News (8 November 2011). 8 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。8 November 2011閲覧。
  14. ^ Hartley, Matt (8 November 2011). “New chapter for Kobo as firm sold to Japan’s Rakuten”. Financial Post. 8 November 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。8 November 2011閲覧。
  15. ^ E-reader maker Kobo Inc. says its sales to Japan's Rakuten has closed” (English). Toronto: Canadian Business (11 January 2012). 11 January 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。11 January 2012閲覧。
  16. ^ Rakuten Completes Acquisition of Kobo” (English). トロント: Tech Finance (12 January 2012). 13 January 2012閲覧。
  17. ^ Clark, Shaylin (11 January 2012). “E-reading Company Kobo Sold To Rakuten For $315 Million” (English). WebProNews. 13 January 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。13 January 2012閲覧。
  18. ^ “「Koboを通じて読書革命を」――楽天の電子書籍事業第2幕の幕開け”. ITmedia eBook USER. (2012年7月2日). https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1207/02/news118.html 2012年7月2日閲覧。 
  19. ^ 二階堂遼馬 (2012年7月27日). “コボの出足は大成功、ネガティブな口コミは誤情報だから消し、内容を吟味して再掲載する――楽天・三木谷浩史社長(1)”. 東洋経済オンライン (東洋経済新報社). http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/4497ab666f3b559b88a3962aaa795a96/ 2012年8月1日閲覧。 
  20. ^ 岡田有花 (2012年7月25日). “「大きなミスを犯してしまった」――楽天koboに何が起きたのか (1/3)”. ITmedia NEWS (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/25/news106.html 2012年8月1日閲覧。 
  21. ^ ソル (2012年7月25日). “楽天の電子書籍リーダー『kobo Touch』が不具合だらけでユーザーの不満爆発 クレームの書かれた1000件のレビューが削除”. ガジェット通信 (東京産業新聞社). https://getnews.jp/archives/236309 2012年8月1日閲覧。 
  22. ^ 藤代裕之 (2012年8月2日). “楽天、電子書籍端末の不具合よりも「口コミ操作」に問題”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK3100S_R30C12A7000000/ 2012年10月6日閲覧。 
  23. ^ 原隆 (2012年7月27日). “細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ”. 日経ビジネスDigital (日経BP社). http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120727/235043/ 2012年8月1日閲覧。 
  24. ^ 小柳建彦 (2012年8月2日). “アマゾンの引き立て役になりかねない楽天コボ  カギは「UX」の追求”. 日経産業新聞 (日本経済新聞社). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD010EA_R00C12A8000000/?df=2 2012年10月6日閲覧。 
  25. ^ 鷹野凌 (2012年7月24日). “楽天「Kobo Touch」のスタートダッシュと今後を考える (1/2)”. ITmedia eBook USER (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1207/24/news022.html 2012年8月1日閲覧。 
  26. ^ a b 2012年8月3日に開催された2012年4~6月期の決算説明会のスライド資料には「日本語コンテンツの拡充を加速する」と題して、(1)「8月末までに最大6万タイトルを目標(予定、以下同)」、(2)「2012年末までに20万タイトル」、(3)「数年内に150万タイトル」が挙げられている。2012年度第2四半期 決算説明会 スライド資料” (PDF). 電子書籍事業ハイライト(Kobo 日本発売). 楽天株式会社. p. 6 (2012年8月3日). 2014年1月22日閲覧。
  27. ^ a b “迷走止まらぬ楽天kobo まさかの「Wikipedia書籍化」で書籍数水増し?”. ITmedia ねとらぼ. (2012年9月18日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/18/news110.html 2012年9月18日閲覧。 
  28. ^ クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植 第4節第b項”. ウィキペディア日本語版. ウィキメディア財団. 2012年10月27日閲覧。
  29. ^ 山田祐介 (2012年9月21日). “koboのストアからWikipedia作品消える 「ISBN」は「商品番号」に”. ITmedia eBook USER (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1209/21/news115.html 2012年10月6日閲覧。 
  30. ^ koboイーブックストアを「ウィキペディア」で検索することにより確認できる” (2012年10月9日). 2012年10月9日閲覧。
  31. ^ 松元英樹 (2012年8月3日). “楽天、koboの書籍は2012年中に20万冊を目指す”. PC Online (日経BP社). http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20120803/1058522/ 2013年6月9日閲覧。 
  32. ^ 岩本有平 (2012年10月25日). “楽天が消費者庁から行政指導--koboの書籍点数を過大表示”. CNET Japan (朝日インタラクティブ). https://japan.cnet.com/article/35023591/ 2012年10月27日閲覧。 
  33. ^ 岩本有平 (2012年10月26日). “楽天が行政指導について釈明--コンテンツの“水増し”は回答せず”. CNET Japan (朝日インタラクティブ). https://japan.cnet.com/article/35023613/ 2012年10月27日閲覧。 
  34. ^ 増田覚 (2012年10月26日). “消費者庁、楽天の電子書籍コンテンツ数“水増し”に行政指導”. INTERNET Watch (Impress Watch). https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/568791.html 2012年10月27日閲覧。 
  35. ^ プレスリリース 消費者庁からの指導について”. 楽天株式会社 (2012年10月26日). 2012年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月27日閲覧。
  36. ^ 西尾泰三 (2012年10月26日). “楽天、消費者庁からの指導について謝罪――koboイーブックストアのラインアップ数について”. ITmedia eBook USER (ITmedia). https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1210/26/news066.html 2012年10月27日閲覧。 

関連項目

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  • 宮城球場 - 2014年より楽天が命名権を取得し、球場名を「楽天Koboスタジアム宮城」(2016年まで)「Koboパーク宮城」(2017年)と呼称していた。

外部リンク

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