お買いものパンダ
お買いものパンダ(おかいものパンダ)は、楽天グループ株式会社が運営するポイントプログラム・楽天ポイントの宣伝用マスコットキャラクターである。2013年(平成25年)以降、同社の様々なコンテンツに登場している。プロデューサーは同社顧客戦略部長の山岡まどか。デザイナーはイラストレーターの田島綾子[1]。
概要
[編集]腹部に楽天グループのロゴマーク「R」をもつ、擬人化されたジャイアントパンダ型のキャラクター。『全身全力でいつも一生懸命』な性格[1]。仲間たちからは「おパン」と呼ばれている。
2013年(平成25年)に同社ECサイトの楽天市場がソーシャルメディアのスタンプを制作することになり、そのキャラクターとして誕生した。リリース当初から愛らしい容姿と人々に共感を与える豊かな感情表現が人気で、使用者が500万人を超えるヒットキャラクターになった[1]。
2016年(平成28年)には楽天ポイントの貯まりやすさをPRするテレビコマーシャルが制作され、アニメーション化されて動くお買いものパンダが登場すると、当時のCM好感度でトップ10にランクインした。CM歌を兼ねるお買いものパンダの声は、声優の大谷育江が担当した[1]。
2018年(平成30年)に日経BPの『日経クロストレンド』が行った企業ゆるキャラの認知度および人気度ランキングで第1位となった[2]。
2023年(令和5年)に誕生10周年を迎え、現在は楽天グループの制作する各種メディア上でデザインに取り入れられているほか、ぬいぐるみやフィギュアなどお買いものパンダ自身のグッズも販売されている[1]。
同シリーズのキャラクター
[編集]シリーズには、お買いものパンダのほかにも以下のキャラクターが登場する[3]。声は後述のテレビアニメの声優[4]。
- 小パンダ(こパンダ)
- 声 - ニーコ
- お買いものパンダより一回り小さいパンダ。お買いものパンダの親友。フランス(パリ)生まれの帰国子女で、8カ国語を話せる。御洒落をたしなみ常に緑色のベレー帽を被っている。
- むぎ
- 声 - 神月柚莉愛
- 茶色いネコ。野良猫だったがお買いものパンダに出会い家族となった。
- ぷちょまる
- 声 - 村瀬歩
- 人工知能を搭載したパンダ型ロボット。小パンダが開発した。お買いものパンダ家のお手伝い係。
テレビアニメ
[編集]お買いものパンダ! | |
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アニメ | |
原案 | 田島綾子 |
監督 | 高松信司 |
シリーズ構成 | 清水東 |
キャラクターデザイン | 曽々木安恵 |
音楽 | はまたけし |
アニメーション制作 | シンエイ動画 |
製作 | 「お買いものパンダ!」プロジェクト |
放送局 | TOKYO MX |
放送期間 | 2024年11月6日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『お買いものパンダ!』のタイトルで、2024年11月6日よりTOKYO MXにて放送中[5][4]。
スタッフ
[編集]- 原案・総監修 - 田島綾子
- 監督・音響監督 - 高松信司[5]
- シリーズ構成 - 清水東[5]
- キャラクターデザイン・作画監督 - 曽々木安恵[5][4]
- 美術監督・美術設定 - 森元茂[4]
- 色彩設計 - 蝦名佳代子[4]
- CGディレクター - 伊賀夕[4]
- 編集 - 山田健太郎[4]
- 音楽 - はまたけし[4]
- プロデューサー - 吉田雄哉
- 制作プロデューサー - 永田雄一
- アニメーション制作 - シンエイ動画[5]
- アニメーション制作協力 - DeeDee Animation Studio[4]
- 製作 - 「お買いものパンダ!」プロジェクト
主題歌
[編集]各話リスト
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 初放送日 |
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第1話 | おうちでテント | 清水東 | 高松信司 | 高松信司 | 2024年 11月6日 |
第2話 | シャワーヘッド | 11月13日 | |||
第3話 | 謎のタマゴ | 11月20日 | |||
第4話 | 蚊取り | 永野たかひろ | 松村樹里亜 | 11月27日 | |
第5話 | 埋蔵金 | 清水東 | 12月4日 |
放送局
[編集]放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [7] | 備考 |
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2024年11月6日 - | 水曜 21:54 - 22:00 | TOKYO MX | 東京都 | リピート放送あり |
インターネットでは、2024年11月6日より、Rチャンネル、Hulu、U-NEXT、アニメ放題、DMM TV、バンダイチャンネル、アニメタイムズ、Rakuten TV、ビデオマーケット、J:COM STREAM、milplus、TELASA、Pontaパス、music.jp、カンテレドーガにて水曜22時以降に順次配信[6]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “お買いものパンダの誕生と成長の物語”. 楽天グループ顧客戦略部. 2023年11月28日閲覧。
- ^ “文春砲タレント危機を救うゆるキャラ、企業人気1位は楽天パンダ”. 日経クロストレンド. 2023年11月28日閲覧。
- ^ “お買いものパンダオフィシャルサイト”. 楽天市場. 2023年11月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 「秋アニメ『お買いものパンダ!』11/6放送スタート、キービジュアル解禁! 最新15秒CMで、お買いものパンダ(CV:大谷育江)が歌う主題歌公開」『アニメイトタイムズ』アニメイト、2024年10月3日。2024年11月7日閲覧。
- ^ a b c d e “楽天のお買いものパンダが今秋TVアニメ化!監督は高松信司、大谷育江がCV続投”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年5月2日). 2024年5月2日閲覧。
- ^ a b “ON AIR”. アニメ『お買いものパンダ!』公式サイト. 楽天. 2024年11月7日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- お買いものパンダ オフィシャルサイト
- お買いものパンダ (@Rakuten_Panda) - X(旧Twitter)
- お買いものパンダ最新ニュース (@Rakuten_Pnews) - X(旧Twitter)
- アニメ『お買いものパンダ!』公式サイト
- アニメ「お買いものパンダ!」公式 (@a_okaimonopanda) - X(旧Twitter)
- アニメ「お買いものパンダ!」公式 (@a_okaimonopanda) - Instagram